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大学は国内進学したいと思ったとき、
「帰国子女受験を考えているけど、いつから小論文の準備をすればいいか分からない!」
「効率的な帰国子女受験 小論文の対策の勉強法を知りたい!」
など、このようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。この記事では、そんな方に帰国生の大学受験で成功した方々の小論文対策法をお教えします!
今回は、5人の帰国子女の大学受験を体験した方に取材をしました。
帰国子女受験の小論文では、誰が読んでも自分の主張を理解できるように書きます。そこで重要になるのは、主張の順番を整理して論理的に書くことです。小論文を書く時は序論、本論、結論の順に書きましょう。
ここで最も大切なことは、小論文の主張が簡潔に分かりやすく書かれていることです。最初に、小論文の全体の流れを簡単に説明すると、採点者はその後の文章を容易に理解できます。このような文章が書けると、「説明が上手にできる」「説得力がある」という印象を与えることができます。
*求められている小論文の長さによって本論が2〜4段落に変わります。
本論では、自分の主張が正しいことを示すためにその根拠を述べていきます。しかし、根拠にも裏付けがないと、採点者に根拠が不明瞭であるという印象を与えてしまい、その後の小論文の印象を左右してしまうということが懸念されます。そのため、根拠の説得力を持たせるために具体例を用いて論述することが重要です。
一部の帰国子女受験の受験生は、反対の主張とその根拠を1つ提示し、なぜその主張が弱いかを議論すると取材で答えていました。客観的な視野はもちろん重要ですが、反対の主張に反論を加えることでさらに自分の主張の厚みが増します。しかし、反対の意見に力を入れすぎて自分の主張よりも説得力を持ってしまうと、自分の主張に一貫性がなく、薄弱であると採点者に思われてしまいます。そのため、自分の主張を補完する程度に留めるなど注意が必要です。
⚠︎帰国子女受験 特有の注意点⚠︎
帰国子女受験では、帰国子女ならではの経験や価値観を書くと好印象に繋がることが多いです。その理由は、主に2つあります。1つ目は、経験を自分の知識や技術として習得し、それを応用して論述できているという印象を与えるからです。2つ目は、帰国子女のようなグローバルな視野を持っていて、それを別の事例に当てはめられる生徒を大学に受け入れることで、他の生徒たちにも良い影響を与えられることが期待されるからです。
まず、問の答えに対する自分の主張を1文でまとめます。次に、本論で説明した根拠を用いて自分の意見をまとめます。最後に、述べた主張から将来的にどのような意義を持つかを示す(implication)と小論文に深みがでます。
小論文の書き方は理解したけど、いつ、どのように、小論文の対策をしたら良いのか分からない! と思っていませんか?
なぜなら、帰国子女受験の小論文はどれだけ準備をしても、準備のしすぎということがないからです。帰国子女の日本語の語彙力、文章構成力、知識量は受験生によって大きく異なります。帰国子女受験の小論文では特化した知識を持ち、いつでも発揮できるように準備する必要があります。その準備は、早めから始めることが一つの合格への近道になるかもしれません。
そのような方は、自分の興味のある学部の本をいくつか読むと良いでしょう。学部についての理解が深くなり、小論文の根拠として使える事例を知ることができます。また、教授が本を出していることがあるので、志望校の教授の本を一読しておくと、受験で有利に働くかもしれません。
*大学受験では、教授が書いた本と同じお題が、小論文のお題として出されることもあります。
そのような方は、新聞や時事問題がまとまっている本を定期的に読みましょう。現代社会の動きを理解すると、帰国子女受験の小論文の根拠で使える考え方などの知識を蓄えることができます。
受験は長期戦です。自分に合っている方法で、社会で話題になっていることや、大学・学部について情報収集をしましょう。
通学や夕飯までの隙間時間で受験勉強したいけど、過去問を解く時間がない。
そんな時は、以下をやってみては?
帰国子女で漢字が苦手な人は多いです。帰国子女受験の小論文の多くは、手書きで小論文を書くので、漢字を覚えていることが大切です。また、漢字を学習することによって、語彙力が増えるので、漢字の勉強は小論文対策において一石二鳥です。
本やインターネット記事で情報収集することができます。高校3年生の帰国子女受験前は本を読む時間もなくなります。本や新聞を読む時間がなくても、受験では社会や学部についての情報収集は重要です。貴重な隙間時間を使って、社会の動きを把握しておきましょう。
帰国子女受験の小論文対策として、志望校の過去問を解くと思います。
ですが、志望校だけの過去問を解くのでは不十分だと知っていましたか?
帰国子女受験の小論文の出題のされ方は大学によって変わります。
志望校の過去問を解くだけでは、一つの書き方しか身につきません。
小論文の出題の仕方や回答の長さによって小論文の書き方は異なります。さまざまな小論文の書き方に慣れておくことで、小論文を書く自信がついたり、帰国子女受験の小論文を早く書いたりすることが可能になります。他の大学であっても、自分の興味のある学部の小論文は解いてみてください。
受験前日は不安に陥るかもしれませんが、普段通りに生活することが重要です。
帰国子女受験前日だからといって、少しでも多くの知識を詰め込もうとすると、本番でその情報しか出てこない場合があります。帰国子女受験の小論文は客観的で、論理的な文章が評価されます。今まで準備してきた自分を信じて、知識を整理する程度で前日の準備は終わらせましょう。
大学によって受験対策方法が異なるため、一般的な小論文の書き方についてから受験当日までを紹介しました。受験1年〜数ヶ月前になると多くの受験生は気を引きしめ、受験勉強に力を入れます。早稲田大学、慶應大学、上智大学などの難関大学を志望している方は、高校2年生の夏休み以前からの準備がとても大切です。
一人で計画的に勉強することが難しい方は誰かと一緒に対策をしましょう。EDUBALでは帰国子女受験をお考えの皆様のサポートに力を入れております。皆様と同様に帰国子女受験を経験し、小論文対策を行った優秀な家庭教師が添削を行い、読み手に納得してもらうための良い小論文の書き方を伝授致します。対策をご希望の方はもちろんのこと、学校選びにお悩みの方や帰国子女受験について不安がある方も、お気軽にご相談ください。
【小論文対策】帰国大学受験の頻出テーマ5選|2021年度までの出題傾向は?
小論文の対策って何すればいいの?―習慣にすべきこと4つ―
帰国大学受験の英語対策とおすすめの参考書
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
優しく教えていただいいる上、レッスンの内容が深みがあり、授業がとても楽しいです。先生に出会って志望大学へのモチベーションがますます高まりました。楽しいのはもちろんのこと、いつも程よい緊張感がある先生の授業が大好きです。
楽しい授業をしていただいています。
注意点を示す時に的確かつ簡潔に説明していただけてとてもありがたいです。質問にはすべて丁寧にいただき、帰国子女としての受験の実体験からも多くアドバイスしていただけます。自分の日本語力が周りより低い中、受験合格までの文法や言い回しを沢山指導していただきました。量をたくさんこなすよりも一つ一つのトピックを分析しながら話し合う先生の教え方が自分にすごく合っていると思っています。去年書いた小論文からは大きく成長していると感じ、面接でもだいぶ自信がついてきました
とても上手に授業を進めてくださいました。回答をしたときに仮に間違った回答や趣旨から外れた回答をしてしまっても、決して否定せずに肯定的なアドバイスをくださり、時にはその解答を活かしたアドバイスなどをしていただけたことによって、「回答をすること」自体も楽しくなったようです。子供の考えを丁寧に聞いてくださるため、モチベーションが自然と上がっていきます。授業の内外関わらずコミュニケーションをとりやすく、モチベーションを維持することができました。
しっかり対話しながら授業を進めてくれます。 勉強に対するモチベーションが上がっていて、感謝しています。