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元駐妻座談会! 「教えて先輩ママ!海外からの帰国受験校選び」~広尾学園・富士見丘中学校合格までのストーリー~

お子様を帯同しての海外赴任。海外での教育や本帰国後の帰国子女受験について頭を悩ませている親御さんも多いはず。
EDUBALがシリーズでお届けしている元駐妻座談会 ”帰国子女中学校受験合格までのストーリー”。
第二回のテーマは
「教えて先輩ママ!海外からの帰国受験校選び」です。

第一回:「教えて先輩ママ!海外でインターナショナルスクールに通わせるのって大変ですか?」
第三回:「教えて先輩ママ!帰国子女中学受験のアドバイス!」~広尾学園・富士見丘中学合格までのストーリー~ 

 

今回も、お子様が広尾学園中学校」「富士見丘中学校へご入学された先輩ママたちに、海外からの学校選びや受験対策についてもたっぷりと語っていただきました。

まずは、座談会参加メンバーとお子様のプロフィールのご紹介です!

目次

  1. 帰国受験を見据えたのはいつ頃?
  2. 海外からの学校選びのポイント
  3. 広尾学園中学校を選んだ理由と受験対策について
  4. 富士見丘中学校を選んだ理由と受験対策について
  5. まとめ

帰国受験を見据えたのはいつ頃?

 

聞き手:お二人がお子さんの帰国中学受験を具体的に考え始めたのはいつ頃でしたか?

 

Kさん:我が家は2020年の9月頃(実際本帰国した8か月前)に主人の帰任タイミングが見えてきたんです。私としては、本人の英語力の定着を考えてもう少し長くシンガポールに居させたかったので母子で残ることも考えました。
ところが本人が「日本の入試にチャレンジして自分の力を試してみたい」と言い出しました!そこが帰国子女中学受験を見据えたスタート地点でしたね。
本帰国したら私立の学校へ!と考える親御さんも多いようですが、我が家の場合はもともと通っていた地元の小学校のコミュニティにも十分満足していたので、そのまま公立中学への編入も視野に入れていました。

 

Mさん:うちも本帰国の8か月くらい前だったと思います。実は我が家は3~5年はシンガポールに駐在できる予定でいたんですよ。ところが会社都合で2年で早期帰国になるかもしれないという状況になりました。なかなか本帰国の時期が定まらず落ち着かない毎日でしたが、いずれにしても6年生のうちに日本へ帰ることになりそうでしたので「まずは学校を探そう!」と思い、学校の情報収集を始めました。

 

聞き手:早期帰国は海外赴任あるあるですが、子供の学年が上がってくるとそのタイミングには本当に頭を悩まされますよね。中学までは日本の公立校という「帰る場」があるので、ある意味まだ安心できる歳ですよね。これが高校となるとそうはいかない(笑)。
それでは、なぜお二人は私立中学を受験させようと思ったのですか?

 

Kさん:本人が「数学を積極的にやりたい。もっと難しい(ハイレベルな)数学を勉強したい」と言ったのが決め手でしたね。ポイントは英語ではなく数学でした。正直、英語は学校以外の補習で学ばせてもいいと思っていました。
あとは親としては、彼のホームとなる学校(居場所)を早目に決めてやりたかったというのもあって、中高一貫校を選びました。その6年間の中でまたチャンスがあれば留学させたり、色々選択肢を広げられるのでは?と考えていました。

 

Mさん:娘はインター校生活も軌道に乗り始めていた頃でしたし、せっかくここまで頑張ってきた英語力もキープさせてあげたかったので。
やはり中学は娘に合った帰国子女生に対して手厚いサポートがある学校を選ぼうと思いましたね。

 

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海外からの学校選びのポイント

 

 

聞き手:海外から学校選びをするのは苦労も多かったと思います。受験校の情報収集はどのようにされましたか?

 

Kさん:ネットの情報や塾の意見は、正直、海外から見た情報しかなかったので、偏りがあるというか全部鵜吞みにはできないな、と感じていました。
そもそも我が家はタイミング的に帰国編入受験でしたから受入れ校の選択肢も少なかったので、学校の事は自分でしっかり調べました。
あとは、日本にいるママ友からの情報もとても参考になりました。有難かったですね。

 

Mさん:我が家は、基本はネット検索でした。夫の会社が配布してくれた「帰国子女のための学校便覧」(発行:海外子女教育振興財団)も参考にしていました。実際、海外子女教育振興財団の方に相談したこともあります。帰国後どいういう方向性でいくかとか、気になる学校の詳しい情報を聞くことができました。
ネットの口コミは偏見も多くてそれに惑わされるのは怖いなと感じていましたね。
あとは、コロナ禍でオンライン説明会が頻繁にあったので積極的に参加しました。ただ、たくさんの学校を見れば見るほど、担当者の資料の見せ方やオンラインツールを扱うスキルで学校の印象が随分左右されるなと感じていたのも事実です。我が家の場合は本帰国してから出願まで少し時間があったので、日本に帰ってから1か月くらいであちこちの学校見学に出向きました。

 

聞き手:コロナ禍でオンラインの学校説明会も劇的に増えましたが、実際、学校に行ってみるとピンとくるものってありましたか?

 

Mさん:あると思います。むしろ、ピンとこない学校が分かる(笑)。
それぞれの学校に良いところはあるけれど、うちの子に合う合わないというのは行けば見えてくると思いますね。オンライン説明会とは違って、広報以外の先生に会えたり、生徒の雰囲気が見れたりするのは大きいですよね。
オンライン説明会は海外からでも学校の解説が聞けるのは本当にありがたかったし、第一段階の学校選びをする上ではとても役に立ちました。ただ、それだけでは最終決定はできなかったですね。

 

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広尾学園中学校を選んだ理由と受験対策について

 

聞き手:さて、ここからはお一人ずつにそれぞれの学校を選んだ理由を伺っていこうと思います。
広尾学園、富士見丘、両校ともに帰国生に非常に人気も高く注目されている学校ですので、是非詳しく教えてください。
まずは、昨年夏から広尾学園中学校に編入されたKさんに、聞いてみましょう。

 

Kさん:我が家の場合は中学1年の2学期からの編入だったので、編入枠がある学校が第一条件でした。
塾の先生から、インター校に通っていた息子には、「一定数の帰国生受入れがある学校で男女共存やリベラルな校風が向いているのでは?」というアドバイスを受けて、そういう視点でも学校を探しましたね。その中で選んだのが、広尾学園中学校(SGコース)でした。

広尾学園は帰国生の数も多くて、友人や先輩方からも良い刺激がもらえる環境だと思いました。
本人が数学が好きで「日本語で理数を勉強したい」という希望があったので、海外大への進学実績があり、医進サイエンスコースという進路があることが、どちらの道も視野に入れたい我が家には非常に魅力的な学校でした。

 

聞き手:具体的に受験に向けてどんな対策をされましたか?

 

Kさん:基本的には以前から通っていた塾で算数を先取り学習していたことが身についていたと思います。
編入試験の過去問は公開されていないので
•中1のシラバスに沿った勉強
•中学受験の過去問
の両方をやりました。結果的に両方やっておいて良かったと思います。
英語については、日々のインター校で習得した英語力で対応できるレベルでした。
帰国後の2週間隔離が明けてすぐに入試というタフなスケジュールでしたが、逆にその2週間で集中して勉強することができた気がします。
面接対策は、塾で一通りやって頂けていましたが、家庭でも、志望理由や自分が伝えたい事、アピールしたい事をしっかり話すように!と、アドバイスをしたのは覚えていますね。

 

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富士見丘中学校を選んだ理由と受験対策について

 

聞き手:続いては、昨年4月から富士見丘中学校にご入学されたMさん。
帰国子女を積極的に受け入れている国際系の女子校って多いですよね。男の子より選択肢が多くてその分選ぶのが大変だったと思いますが、富士見丘に決めた理由を教えてください。

 

 

Mさん:我が家は娘の性格に合った学校、適正ですね、そこを重視して学校選びをしました。
算数が得意な方ではなかったので、「英国2教科」で受験できる学校に絞りました。
都内にはたくさんの学校があるので、学校選びには本当に苦労しましたね。
その中でも富士見丘は「個人重視の学校」であるという点が魅力でした。ひとりひとりの個性や特性を尊重する校風が娘にはピッタリだと思いました。
学校見学の際に「海外に行っていた事で勉強に遅れがあるなどの心配はいりません。お子さんを見て必要に応じて学校でケアします。貴重な海外での経験に胸を張って我が校に来てくださいね!」というお言葉をいただいたり、先生が全校生徒の顔と名前を覚えているという話を聞いた時には感動しましたね。
また、入学してから卒業するまでの英語の伸び率が高いという実績にも期待を寄せました。

 

聞き手:海外での苦労もあっただけに、帰国子女に手厚いサポートがある学校は本当に心強いですよね。それでは受験に向けての対策はどうされましたか?

 

Mさん:シンガポールにいる時からはじめたオンライン家庭教師の先生に受験対策をお願いしていました。結果的には受験まで約半年間お世話になった感じです。あとは、本帰国後に赴任前に日本で通っていた塾に戻って、国語と算数の対策もしました。
面接や作文は家庭でフォローした感じです。

 

富士見丘中学校帰国子女入試情報

 

まとめ

 

今回は海外からの学校選びのポイント、そしてどのような受験対策をされたのかについてお話を伺いました。
海外赴任歴、本帰国のタイミング、性別も異なるお二人の体験談は大変興味深かったですね。

 

みなさまのご家庭では何を重視して学校選びをされますか?

 

そして、次回は最終回となりますが、

実際に学校へ通われてからのお子様の様子

帰国子女受験を振り返って今思う事&アドバイス

についてお話をお聞きして参ります。
是非、次回の記事もご期待くださいね。
EDUBALは頑張るママ、パパ達を応援しています!

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