EDUBALでは、海外在住の生徒様ならではのお悩みと真摯に向き合い、指導させていただきます。
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氏名: | M.T |
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性別: | 女性 |
受講コース: | TOEFLコース、帰国子女受験コース |
合格校: | 同志社大学 グローバル地域文化学部 |
海外滞在国: | オーストラリア |
まず、大学を選ぶときに前提としていたことが「日本に帰る」ということです。オーストラリアに滞在していたのですが、日本の環境の方が自分に合っていると思ったからです。そこで、日本の社会で生活する上で自分が海外にいた経験をどうやって活かせるかを考えたときに、国内で国際関係を学ぶことが良いだろうと思いました。国際関係・グローバルな学部を取り扱いまた留学生が多い大学を出身地の関西近辺で調べたところ、出てきた候補が同志社大学と関西学院でした。また、この2つの大学を総合的に比較すると、同志社大学には国家公務員の講義も存在しており、将来の可能性をより広げてくれると感じ同志社大学を第一志望の大学にしました。
“先生方は同じ経験を通った帰国子女だということを知り、自分の苦手分野なども的確に理解してもらえそうだなと感じたのでEDUBALを選びました。”
家庭教師をつけようと思った大きな理由は、「自分の日本語力に課題がある」ということでした。日本の大学を受験することを決めたのはいいものの、私はそれまで日本語で小論文を書いたことや面接を行ったことはなかったのでとても不安でした。そんな時、父がEDUBALを探してきてくれました。調べて見ると、オンラインで教えてもらえることや、先生方は同じ経験を通った帰国子女だということを知り、自分の苦手分野なども的確に理解してもらえそうだなと感じたのでEDUBALを選びました。EDUBALは自分にとって本当にメリットが大きいと思ったので、他の家庭教師の会社は特に検討しませんでした。
小論文を教えてくださった前田先生は、本当に自分のためになるアドバイスばかりしてくださって、本当に良かったです。小論文が全く分からない私に、ゼロから「小論文の書き方」「構成の方法」「小論文に適した言い回し」などを丁寧に教えてくださいました。大学の志望理由を考える時も、全くアイデアが出てこない私に「こういう考え方があるよ」と何個も候補を出してもらって、とても参考になりました。
小論文の勉強をする時は、「なるべく多くの数をこなす」と言うことを目標に置いて勉強しました。小論文の問題は基本的に志望する学部によってトピックが決まるので、はじめは自分が志望する学部に適したトピックの問題を中心に対策したのですが、他学部のトピックに関係する内容が出てくる可能性があることも教えてもらい、法学部や社会学部の問題も用意してもらいました。小論文の添削も何度も丁寧にしてもらい、日本語で分からないところは英語でコミュニケーションをとって、私がちゃんと理解できるまで細かく指導してもらいました。
“事前に家庭教師の先生と日本社会の問題や、在日外国人に関する教育について詳しく話していたので、厳しい質問をされても対応することができました。”
同志社大学の受験は「特別推薦入試」を受けたのですが、一次試験は書類選考、二次試験は小論文試験と面接試験でした。小論文の問題は二問から1つ選択する形式で、「日本に関する社会問題について」「ドイツの選挙について」の2つが出されました。私はちょうど試験前に家庭教師の先生と日本社会における問題についてディスカッションをしていて、小論文も書いていたので、試験問題を読んだ時に今まで練習して書いて来た小論文が丸々使えるものでした。書いた内容としては日本人と在日外国人の二分法に対して問題提起をするものです。
同志社の面接では事前に提出した志望理由の内容について端から端まで突っ込まれました。私の志望理由は「日本社会における在日外国人のアイデンティティの構成や維持について学びたい」というものだったのですが、面接官には「日本人としてのアイデンティティをあなたが感じたのは海外にいたからだと思うけど、日本にずっと滞在していたとしてもその問題意識を持てますか?」や、また小論文で書いた内容に対して「日本人と在日外国人が対立するケースは多いよね、本当に解決策はこれでいいの?」など厳しい指摘をされました。しかし、事前に家庭教師の先生と日本社会の問題や、在日外国人に関する教育について詳しく話していたので、厳しい質問をされても対応することができました。家庭教師の先生と準備していたことが全て受験で使えました!
“先生が実際に受験した際に聞かれた面接の内容やそれに対して答えた内容をまとめた資料も共有してもらったので、イメージがしやすかったです。”
受験勉強は常に時間との戦いでした。12月に行われる同志社の試験に向けて、4月からちょっとずつ小論文を書く練習を始めていたのですが、5月から7月にかけては志望理由を作成することに追われており、結局本格的に小論文の対策を始められたのは8月以降だったと思います。8月9月の間はとにかく問題数をこなし、先生にひたすら添削してもらうことを目標にしていました。先生の授業では添削してもらった小論文の解説をしてもらったり、また小論文に関するアイデアを出し合ったりしていました。その後はまた新しい小論文の問題を宿題としてもらい、終わり次第メールで送って添削してもらう、ということを繰り返していました。
特に小論文を書き上げる中で一番苦労したのは時間内に書き上げることです。私は日本語で書くこと自体に難しさを感じているので、さらにその上で90分という時間制限で書き上げることに関しては最後まで不安でした。また、小論文の中で根拠として具体例を出す必要があるので、具体例の知識をつけるために読書やニュースを積極的に行っていました。試験本番の直前まで時間内に小論文を書き終えるのに苦労していたので、当日は不安でしたが、幅広い問題の対策をしていたため試験では準備していた内容を時間内に書くことができました。
面接の準備に関しては、併願していた関西学院の面接試験が9月にあったため、その時期に合わせて準備を進めました。面接試験は英語と日本語の両方で行われるので、家庭教師の先生とは両方の言語で対策してもらいました。面接練習を始めた時は、いきなり実践するのではなく、まずは頻繁に出される基本的な質問を出してもらったり、それらに対する模範解答を教えてもらったりしました。先生が実際に受験した際に聞かれた面接の内容やそれに対して答えた内容をまとめた資料も共有してもらったので、イメージがしやすかったです。そのように基礎を固めてもらった後に面接を実践して、答えづらい突っ込んだ質問に対する対策も行いました。
小論文の授業を通して向上した力は日本語の読解力や論理力だと思います。学校で英語でレポート書くことは経験していても、日本語で問題提起をして解決策を出すことや、長文を書くということ自体が小学校の作文以来だったので始めはそういった力に欠けていたと思います。ですが、小論文の練習をしていくうちに出題された問題を読み解き、作者の意図を理解することができるようになりましたし、日本語の本を読む際にただ文字を追うだけでなく、作者の意図をしっかり理解しながら読み進められるようになりました。
“実際始めてみると、授業以外でも先生と連絡が取れることや、授業前に小論文をメールで送れば添削をしてもらうことも可能だったので予想以上にスムーズに行うことができました。”
本当によかったと思っています。家庭教師をつけていなかったら、どこから始めればいいかも分からず何もできていなかったと思います。先生をつける前は入試制度もよく分かっておらず、帰国入試に対しては「自分は帰国生だから有利だ」と簡単に考えていたのですが、実際は自分と同じ様な帰国生はすごく多く、簡単に合格できるわけではないということを知ることができました。
また、受験まであまり時間がない時に、オーストラリアに滞在していながら指導してもらえるということが本当に大きかったです。初めにオンライン授業と聞いた時、「どうやって授業を進めていくんだろう」「塾だったらその場で問題を解くことができるけど、オンラインだとできることも限られてくるのでは」と思っていたのですが、実際始めてみると、授業以外でも先生と連絡が取れることや、授業前に小論文をメールで送れば添削をしてもらうことも可能だったので予想以上にスムーズに行うことができました。
オンライン授業はプラスもマイナスもあるとおもいますが、海外にいる場合、日本語で学ぶ機会はなかなかないと思うので、オンライン授業という点は本当に良かったと思います。先生と一対一なので授業は自分のスケジュールに合わせることもできます。また、先生は同じような試験を経験しているのでアドバイスも的確ですし、やってみて損はないと思います。
私の周りには日本語が苦手なため日本の大学への進学を諦めている子が多かったのですが、こうやって海外にいながら日本語を鍛える機会があるので、諦めずに自分の行きたいところを目指して欲しいです。やってみれば意外とできるものなので、そのような子にEDUBALのオンライン授業を試してみてほしいです。
オンライン家庭教師EDUBALでは、実際に同じ試験を受けた帰国子女の教師による帰国受験対策のサポートを行っています。「帰国子女受験対策コース」の詳細についてはこちらをご覧ください。