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GCSEの科目、どんなものがあるの?GCSE科目の種類と科目選択のポイントを解説!

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イギリスの現地校、そして世界中のブリティッシュスクールに導入されているGCSE(IGCSE)。
GCSEが始まるYear10になると、まずしなければならないのが『科目選択』です。
この科目選択ですが、選ぶ科目によって授業内容、試験内容はもちろん、将来の進路を左右する可能性があります。
今回はそんな大事な科目選択について、そもそもどのように科目を選ぶのか、どんな科目があるのか、科目選びの注意点についてまとめました。GCSE生の方は必見です!
具体的にどんな授業をするのか、授業内容についてはこちらのインタビュー記事をご覧ください。

GCSEの科目の内容は?どんな授業内容なの?GCSEを受講していたKさんにインタビュー!

GCSEの受験対策でお困りの方は、「GCSE対策ページ」をご覧ください。

目次

  1. そもそもGCSEとは?
  2. GCSE科目選び:科目選択のシステム
  3. GCSE科目選び:必修科目
  4. GCSE科目選び:選択科目
  5. GCSE科目選び:成績の評価方法
  6. GCSE科目選び:A-level,IBDPの科目選択に必要な場合も
  7. GCSE科目選び:リマークとリシット
  8. インター生、現地校生の方へ

そもそもGCSEとは?

GCSEとは

GCSE(General Certificate of Secondary Education)とは、イギリスの国家試験です。
Oレベルとも呼ばれることもあります。
GCSE生は授業科目を選択し、Year 10,11を通して授業を受け、Year 11の終わりに最終試験を受けることになります。
イギリスではこの最終試験に通ると、義務教育を修了したことになります。
(GCSE1年コースというものを行なっている学校もありますが、これは15,16歳で転入した人のためのコースで、もともとGCSEを受けていた、もしくは相当意欲の高い人でなくてはついていくのは難しいです。)

海外のインターナショナルスクールはIGCSE

GCSEに類似した資格として、インターナショナルGCSE (IGCSE)があります。
IGCSEは海外のインターナショナルスクールで導入されている試験で、多くのインター生が受験しています。

対象年齢、学年は?

Year 10からGCSEコースが始まり、2年かけてYear 11での最終試験に備えます。
日本の学年で言う中学3年生、高校1年生が対象になります。
わかりやすいように、表にまとめました!

GCSEは、成績によっては高校における科目選択、そして将来の進学先を左右することになる、重要な試験です。
科目選択のシステム、科目選択がどう進路選択に影響してくるのか、詳しくこの記事で説明していきます。

GCSE科目選びのために知っておきたいこと:科目選択のシステム

GCSEの科目を選ぶ前に、まずはGCSEの科目選択のシステムについて理解しておきましょう。
上の表をご覧ください。
GCSE には必修科目が3科目、選択科目がカテゴリー別にあり、これらを選択して勉強します。
基礎科目を必修に含んでいる学校もあります。
一般的には、必修科目+選択科目で、合計9~11科目を選択することになります。
ただ、英語が得意でない人はESL(English as a second language)というやさしめの英語授業や、日本語を選択することで、合計7科目にすることも可能です。

GCSE科目選びのために知っておきたいこと:必修科目

必修科目

英語(English language/literature)
数学(Mathematics)
サイエンス(Science)

必修科目は英語、数学、サイエンスです。これらは必修なので、全員が受講しなくてはいけません。
また、学校によっては基礎科目として、下の3科目を必修にしているところもあります。

コンピューター(Computing)
体育(Physical education)
市民権(Citizenship)

サイエンスは難易度を選べる

サイエンスでは、生物(Biology),化学(Chemical),物理(Physics)の3つを勉強することになりますが、難易度を選択することができます。
難易度はダブルサイエンストリプルサイエンスの二つです。ダブルサイエンス、といっても科目が2つに減るわけではなく、トリプルサイエンスの方がより深い内容になり、試験も多くなるのが主な違いです。
理科が苦手な人はダブルサイエンス、理科を深く勉強したい、理科が得意、という方はトリプルサイエンスがおすすめです。ただ学校によっても評価方法や、試験形式が違うので、学校のカリキュラムを確認してください。

GCSE科目選びのために知っておきたいこと:選択科目

選択科目

選択科目はカテゴリー別に分かれており、このカテゴリーごとに1つ選択します。多くの場合、下記ののリストの、四つのカテゴリーから最低一つずつ選ぶことになります。
もっと詳細に科目を知りたい方は、イギリス政府が公表している科目内容をごらんください。

カテゴリー:
美術(Arts)
デザインと技術(Design and technology)
人文科学(Humanities)
現代外国語(Modern foreign languages)

将来の進路や、就きたい仕事がある程度固まっている場合は、その業界、大学に入るためにはどのような勉強をするべきなのかを考えて選択する必要があります。しかし、多くの場合、そこまで決まっていないのがほとんどだと思います。
その場合は、選択肢を狭めないようにする、という考え方で選びましょう。さまざまな科目を勉強し、自分の将来の職業、進路を考える、という方法です。
たとえば言語の授業が楽しい、というのであれば、観光業を考えたり、地理が好きだとわかったら、旅行関係の仕事を考えることもできます。

GCSE科目選びのために知っておきたいこと:成績の評価方法

グレード

評価はA*からGまで、評価が高い順に下記の順番になります。

A*,A,B,C,D,E,F,G

GCSEの後の課程、A-level(6thフォーム)に進みたい場合、C以上が5科目なければいけません。
大学に入る際もGCSEの成績は影響します。特に、A*をいくつ取ったかというのは大きく、例えばA*を5科目以上とっていれば大学を決めるときに有利になります。

評価方法

GCSEの成績は、主にCourse Work, Examination Paperの出来により評価されつけられます。Course Workとは授業中に行い、完成させるプロジェクトのことで、グループで行うこともあります。Examination Paper は最終試験のことです。
科目によってはCourse Work が重視されたり、試験のみで成績が決まるなどさまざまです。
良い成績をとりたい、という方は自分が得意な評価形式の科目をとるのも一つの手かもしれません。

GCSE科目選びのために知っておきたいこと:A-level,IBDPの科目選択に必要な場合も

GCSE,IGCSEを修了したあとに入る課程として、A-level、もしくはIBDPがあります。
どちらも大学進学のために重要な資格を取得するためのコースであり、より内容が高度になってきます。

GCSE科目選択によっては取れない科目も

どちらかに入る予定の方に知っておいていただきたいのが、GCSEで学ばなかった科目をIB,A-levelで履修できないようにしている学校もあるということ。
そのため、A-levelやIBDPで勉強したい科目がある場合は、できればGCSEで選択する。もし難しい場合は、GCSEで勉強していなくても選択できる科目なのか確認することが必要です。

GCSE科目選びのために知っておきたいこと:リマークとリシット

科目選びに直接は関わりませんが、知っておくと使えるかもしれない知識をご紹介します。
GCSEはイギリスの試験制度ですが、独特のシステムがあります。それがリマークとリシットというもの。

リマーク

リマーク(remark)とは、試験の結果が出たあとに再採点を求められるシステムです。マークシート式試験と違い、イギリスの検定試験は多くの回答が記述式で採点は人の手によって行われるので、見直しの余地が出てくる場合もあるのです。
しかし注意が必要なのは、「リマーク」は評価が上がる場合ばかりではなく逆に下がる事もあります。さらに申し込みは有料です。そのため、リマークをするかは慎重に決めましょう。

リシット

リシット(resit)とは、翌年試験を再度受ける事。出来が悪かった場合、勉強をして再度挑戦出来ます。2度目が良いグレードだとそちらが記録として採用されます。
成績が振るわなくて成績に不満がある場合などは、この二つの制度を使うことも視野にいれておくと良いかもしれません。

いかがでしたか?

日本にはないイギリス独特の教育制度であるGCSE(IGCSE)。
最初にしなければならない科目選択ですが、意外と重要です。将来を左右することもあるので、情報を集め、学校とも相談し、慎重に選ぶようにしてください。

インター生、現地校生の方へ

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インターナショナルスクールに通い、GCSEを受講していた経験のある教師が指導しますので、生徒様の日常学習対策から試験の対策など、様々なご要望にお応えすることができます。
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EDUBALへの声

下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。

  • 一緒に問題に取り組みながら、子供に寄り添った授業をしていただいています。

    • インター・現地校コース
    • 中1~3
    • 東京都
  • 分かりやすい授業はもちろんのこと、保護者とも密にコミュニケーションを取ってくれます。

    • インター・現地校コース
    • 中1~3
    • イギリス
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    • インター・現地校コース
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    • インター・現地校コース
    • 高1~3
    • アメリカ