EDUBALでは、海外在住の生徒様ならではのお悩みと真摯に向き合い、指導させていただきます。
03-6756-8620
電話受付 平日10:00~19:00 (日本時間)
すでに学んでいる方はご存知の通り、IB Biology は覚える内容が多い科目の一つです。Biologyの復習は何よりも時間がかかる為、他の科目との両立という点でも一苦労する部分です。
こちらの記事では、Biology HLで 7点満点 を取得した私の経験も踏まえて、より効率の良い各paperごとの勉強の仕方をまとめてみました。Biology の試験対策に役立つページも紹介していますのでぜひ最後までご覧ください。
過去に学校で行われた試験や先生などに過去問集をもらって、出来るだけいろんな問題を解きましょう。写真や図が用いられた質問や、計算の必要な質問もあるので様々な形式の問題に慣れておくことが大事です。
Learning Outcomes とは各トピックで学ぶべきことをまとめたシラバスのようなものです。これを参考にすることによって抜け漏れなく勉強を進めることができます。また、IBの試験はこのLearning Outcomesに沿って採点がされるので、試験の回答で書くべきポイントなどもわかるのです。よって、Learning Outcomes を基本に自己の理解度をチェックすることをおすすめします。
仮に間違えていたとしても減点措置はないのでわからない問題が出たとしてもとりあえず埋めましょう。
Paper 2 と Paper 3 は問題によって配点が異なります。時間を有効に使うためには、記述式の問題は配点を目安に答えることが重要になってきます。
例えば、”Define __”(意味を述べよ)という形式の問題は通常2点配点ですが、この場合はその言葉の意味と例を一つあげる程度でその問題では最大限の点数が取れるでしょう。 反対に、”Discuss __” や “Construct __” という配点数が大きい問題はまとまった構成を組んだ上で深く追求する必要があります。
配点数の低い問題に時間をかけて必要以上に答えてもその配点数以上はもらえない上、貴重な時間も無駄になってしまいます。このような事が起こらないように、点数配分の面も意識して効率的に取り組みましょう。
Paper 1 は、多肢選択式の問題のみで構成されています。(SLの場合は30問、HLの場合は40問)制限時間はHLは1時間、SLは45分なので時間配分には気をつけましょう。以下にPaper 1でよく見られる問題を経験者のアドバイスも含めまとめました。
よく見る問題①
Chemical Structure(化学構造)を通して化学物質や化学反応の名前が問われる問題がよく出されます。なので、alpha glucose と beta glucose の違いなど細かな構造の違いなどもよく理解していることが大事です。
よく見る問題②
実際にデータやグラフを通して理解が問われる問題も出されます。基本的な内容と共に複雑な資料などから答えを見つけ出す効率的な分析力も欠かせません。
Paper 2 は3つの試験の中でも一番長く、特にHLに関しては135分(2時間15分)と体力的にも負担のかかるテストです。以下にPaper 2 のアドバイスをまとめてみました。
Command Terms とは試験問題にいおいてどのように答えるべきなのか指示を出す動詞に当たるものです。以下は試験でよくみられる Command Terms とその意味をまとめたものです。
Explain | 理由や原因なども添えて詳しい説明をする |
---|---|
Analyze | 内容をさらに深く追求し分析をする |
Construct | わかりやすい図や工程を使って説明をする |
Discuss | 異なる視点から捉え、それを踏まえて合理的な結論を出す |
Justify | 裏付けられる理由や根拠を元になぜその結論が正しいのか説明をする |
Command Terms は Biology に限らずほぼ全ての科目において点数を伸ばす共通のポイントです。Command Terms を理解することによりニュアンスが微妙に違った問題にも的確に対処出来ますし、書く際もスムーズに答えを構造することが出来ます。逆にきちんと理解していないと回答不足で減点の対象になることもあり得るので入念に違いを復習しましょう。
答えを書く際にそのトピックで習う専門の用語を積極的に答えに盛り込みましょう。
例えば水についてのトピックであれば Hydrolysis(加水分解)という言葉を学びます。試験で記述する際 ‘Splitting of compund caused by water reaction’ と書いても通用しますが、実際に Hydrolysis という専門的な用語を入れた方がより内容が理解できていると採点側からも評価されやすいです。
Paper 3 も Paper 2 と同様に2つのセクションに分かれています。一つ目のセクションでは、実験データや資料を用いた問題が、二つ目のセクションでは、選択されたオプションの問題が出題されます。特に、一つ目のセクションでは、内容理解はもちろん、実験デザインの提案や、データの読み取りといった分析能力も問われます。
※オプションとはIB Biology必須のトピックとは別で自己またはクラスで選択されたトピックのことです。すでに決められた4つのトピック(A:Neurobiology and Behavior、B:Biotechnology and Bioinformatics、C:Ecology and Conservation、D:Further Human Physiology)から一つのトピックを選択出来るようになっています。
以下にはPaper 3前半のセクションを中心にアドバイスをまとめてみました。
教科書によって様々ではありますが、Oxford が出版している教科書では”Skills”という項目があり、このトピックではどういう実験が行われるのかなど Paper 3 の内容を中心にしたことが記載されています。また Paper 3 特有の Data Based Question もトピックごとに充実しているので、教科書はお値段的にも負担がありますがぜひ活用してみましょう。
IB Biologyに特化している教科書は他にもありますが、Oxfordが出版している教科書はIBのシラバスに忠実にまとめているので学びやすいのでおすすめです。
Oxford IB Biology Coursebook(アマゾン)
トピックごとに簡潔にまとめつつ、内容が深いので、効率的な復習におすすめです。(アプリもあるので、通学中などにスマホからも復習できます。)
大まかな要点をトピックごとに記載されているもので、最低限のことが全てまとめてあります。(こちらは2016版なので、現在のシラバスを確認した上で参考にしましょう。)
こちらはトピックごとにプレゼンテーション形式でまとめられたもので、IB Biology経験者からもわかりやすいと好評です。
いかがでしょうか?以上のようにIB Biologyの試験へは様々な向き合い方がありますが、内容の濃い科目である為何よりも大事なのは前もって日々からの復習が科目で満点を取る当たり前のポイントです。ノートにまとめたり、教科書を読み直したり自分にあった方法で日々からの復習を元にこの記事をぜひ参考にしてみてください。
EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生教師と、家庭教師を探している現役IB生やPre IB生をつなぐオンライン家庭教師サービスです。
EDUBALでは、インターネットのビデオ通話を通して授業を行うため、世界中どこにいても授業を受けることができます。また、帰国子女大学受験を経験している教師も多く在籍しています。
これまでにも、
・Biology IAを書く練習や、EEのサポートをしてほしい!
・苦手科目対策をしたい!
・海外大受験・帰国子女受験の出願書類をサポートしてほしい!
などのお悩みを抱えた生徒さまに、IBを経験した大学生の教師をご紹介し、
オンライン家庭教師の指導によってIBの勉強のサポートをしてきました。
EDUBALには約600名のIB経験者の大学生が教師登録をしています。
実際にIBで高得点を取得した教師が、自らの経験に基づいてIBの勉強をサポートいたします。
東京大学や京都大学をはじめとする国内外の難関大学に通っている教師や、IBで40点以上を取得している教師も多く在籍しています。
実際に、EDUBALを受講した方からは、
「実際にIBを経験した方だったので、的確な指導をしてもらえた上に、日本語で教えていただけたことで今まで分からなかった点が理解できるようになりました。」
「担当の先生も過去に私と同じように英語力に悩んでいた経験があり、同じ悩みを抱えていた先生から指導を受けることができたのでとても参考になりました。」
といった声をいただいています。
現在、無料体験授業も実施しておりますので、IBや国内外の大学進学でお困りの皆さま、まずはEDUBALにご相談ください!
この1ページで悩み解決!IBDPブログ記事まとめ
IB(国際バカロレア)、Biology(生物)の科目選択や勉強法、対策について
IB(国際バカロレア) Final exams 直前、高得点取得のために最低限しておくべき対策4選!
この記事のカテゴリー・タグ
下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
とても真面目な先生に計画的に指導していただいています。 おかげでテストで高得点がとれました。
日本語で授業させていただいてますが、説明が分かりやすく質問にも丁寧に答えてくれています。授業科目以外の経験やアドバイスもシェアしていただいてるのでIB全体の参考になり助かっています。
とてもわかりやすい授業で、結果として成績が上がりました。
生徒に寄り添いながら、丁寧にわかりやすく指導していただきました。とにかく素晴らしい人間性で心細いIB生のメンタルをしっかり支えて伴走してくれました。先生のおかげで自信がついたと思います。
教え方が上手くとても分かりやすいです。学校から急な課題を出された際も親身に対応をしてくれます。IB取得に向けてのアドバイスをしていただいたり、また勉強以外のお喋りも娘は楽しんでいるようです。いつも優しく指導していただき感謝しています。