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本ページでは、IBで高得点を取得したEDUBALスタッフがIB English A Language and Literature(英語A言語と文学)でのHL/SLの科目選択や勉強法、高得点取得の秘訣をご紹介します。ぜひ今後の勉強にお役立てください!
(※本ページの内容は2021年の試験より使われるシラバスに基づいています。)
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IB English A Language and Literature(英語A言語と文学)学習内容
IB English A Laguage and Literature では、文学作品と非文学作品(新聞記事、広告など)にふれ、それぞれを分析します。様々な文章の形態の違いや、著者が生きた時代・地域による文章の特徴から、言語や文学への理解を深める学習です。
【読むべき文学作品の数】
HLとSLで異なります。HLでは最低6冊、SLでは最低4冊読みます。
選書はIBOが選出したPrescribed reading list(指定作品リスト)と、そのほかの作品の中から、作品の種類・著者の生きた時代や地域などの指定に基づき、学校の教員が選んだものを読みます。
【作品を分析する軸】
文学作品の他にも、English A Language and Literatureでは広告文、新聞記事や政治演説など、扱う作品は多岐に渡ります。
分析の軸としては次の3つのAreas of Explorationが定められており、これらを軸に各文章を分析していきます。
1. Readers, writers and texts
どのように言葉が表現されているかについて認識し、その文学的特徴などがどのように表現に影響を与えているかについて考察する力をつけます。
2. Time and space
言葉は社会環境や時代によってどのような変化を遂げているか?ということを考察します。著者の生きた時代の出来事や著者の経歴を調べながら、その時代の社会・政治に関する出来事や思想がどのように反映されているかについて分析します。
3. Intertextuality: connecting texts
異なる媒体・作品の文章の関連性について探求します。広い視野を持って文章を読むことによって、異なる文章の類似性・相違性を分析します。
English A Language and LiteratureのHLで6点以上を取ると、海外の大学では単位に変換してもらえる場合もあります。
IB English A Language and Literature(英語A言語と文学)SL(Standard Level)経験者の体験談・アドバイス
・英語が苦手なのでEnglish Bを取ろうと思いましたが、学校の方針でEnglish Aを勧められました。そのため、Aの中でも範囲が比較的自由であり、Literatureのように長文小説を何冊も読む必要のないEnglish A Language and Literature SLを選択しました。それでも高得点を取るのは大変でした。
・文学作品だけでなく広告文章や新聞記事などを読むことができ、多様性があって面白いと思います。
IB English A Language and Literature(英語A言語と文学)HL(Higher Level) 経験者の体験談・アドバイス
・文献の内容の難易度はSLとHLではほとんど変わりませんが、SLと比べて取り扱う範囲は広く、求められる英語の語彙力や文章構成力も高めだと思います。
・IA(内部評価課題)でもFinal Exam(最終試験)でも、Criteria(評価基準)と自分の文章を照らし合わせて評価基準をしっかり満たすように気をつけました。
・IOC(口頭試問文学分析)やIOP(文学分析プレゼン)では上手く話せるか不安だったので、イントロダクションはノートに書いて暗記しました。
・理系なのでLiteratureよりLanguage and Literatureの方が負担が軽いと思い、履修しました。将来理系学部に進みたい人にオススメの科目です。
通っている学校でEnglishA Language and LiteratureもLiteratureも提供されている場合、どちらを取るべきなのでしょうか。
Literatureでは文学のみを扱うのに対し、Language and Literatureでは文学だけではなく、広告やブログ、演説などの分析を行います。
どちらをとってもほとんどの場合進路に影響はありませんが、日本語に不安がなく、文学が好きな人であればLiteratureを、文学だけではなく言語学などにも興味がある人であればLanguage and Literatureを取ることが多いです。
Higher LevelとStandard Levelのどちらで取るべきでしょうか。
どの教科にも言えることですが、HL, SLを選択するときは、
1. その科目が得意か
2. 自分の行きたい大学・学科に取得するべき科目の条件がないか
ということを軸に考えることがオススメです。
1. その科目が得意か
IB English Aではたくさんの文学作品を読み、相当な量のエッセイを書くことになります。英語での読み書きに不安がある場合はSLやLanguage and Literatureを取ることをお勧めします。逆に、英語が母国語であり、文学作品を読むことが得意もしくは文系学科に進む予定である場合は、HLをとることをオススメします。
2. 自分の行きたい大学・学科に取得するべき科目の条件がないか
English A Language and LiteratureのHLを取ることが必須である大学は、海外の大学の文学科に進学しない限りあまりありません。そのため、科目選択は他の科目との兼ね合いで考えることをおすすめします。例えば、海外の大学で医学部に進みたい場合、ChemistryやBiologyをHLで取ることが必須である場合が多くあります。残りの一つのHLがEnglishの方が良いのか、それとも他の科目で取った方が高得点を取る見込みがあるかという観点から科目選択をするようにしてください。
コロナでどう変わった?2021年 国際バカロレア(IB)の変更点と対策のポイントのご紹介
自宅学習中のIB生がやっておくべき3つのこと
元IB生が伝授する!IB English A Language and Literature (英語A言語と文学) でうまく分析をするための3つのポイント
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このセクションではEnglish A Language and Literatureの試験の仕組みについてご説明します。国際バカロレア(IB)の科目ごとの評価は、IBOの教師が採点をするExternal Assessment(主にFinal Exam)と、通っていう高校の教員が採点をするInternal Assessmentによって決まります。
External Assessment (外部評価) |
Paper 1 | 比重:HL 35% SL 35% 試験時間:HL 2時間15分 SL 1時間15分 内容:見たことのない非文学作品を分析して設問に答える |
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Paper 2 | 比重:HL 25% SL 35% 試験時間:HL 1時間45分 SL 1時間45分 内容:4つの設問から1つ選び、それに対して自分で勉強した文学を2つ比較しながら、論ずる |
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HL小論文 | 比重:HL 20% SL なし 内容:授業内で扱った非文学作品について、自分で設定したテーマで、1200から1500語の小論文を作成する。 |
Internal Assessment (内部評価) |
IO(個人口述) | 比重:HL 25% SL 35% 試験時間:HL 15分 SL 15分 内容:非文学作品と文学作品に見られるグローバルな問題について生徒が口頭で発表し、学校の先生からの質問に答える |
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このセクションでは、IB English A Language and Literatureで高得点を取得した元IB生に聞いた、おすすめの勉強法をご紹介します。
IBには確固たる採点基準や独特の勉強法が存在するため、それらを理解して対策をすれば効率よく勉強することができ、スコアアップを見込めます。
English A Literature対策でお悩みの方は、EDUBALの教師にぜひご相談ください。
日頃の勉強について:
Language and Literatureでは、非文学作品の分析を通して言語の用途と目的による変化を学びます。普段から広告や演説、携帯メールなどの文献に触れたとき、各々の目的を意識して口調や文体、構成など言葉の変化を意識すると良いでしょう。また、特にLanguageで学ぶ文献は文字だけでなく、広告の挿絵や演説のジェスチャーなどビジュアルにも工夫があるので、文章以外の視点も分析の対象とすると高得点を期待できます。
また、この科目では文学作品の分析もします。小説の分析方法は様々です。小説の題材を考え、その題材が小説を通してどのように表現されているか、登場人物や背景設定が題材とどう関わっているかを詳しく見ること、あるいは筆者が用いる文学的技法および修辞法を分析することも可能です。自分一人で分析が進まないときの対策は、他人の考えをなるべく多く取り入れることです。授業で聞いた教師やクラスメイトによる分析、考え、インターネットに書いてある解釈、家庭教師の意見などを参考にすると良いでしょう。
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Paper 1では広告文や新聞記事など文学以外のジャンルから文献が出題されます。初見で行われる試験であるため、準備は困難ですが、以下の項目に注目して分析を進めるとまとまったエッセイが書けるでしょう。
①要旨をまとめる:文献の題名、ジャンル、いつ、どこの国で出版されたものか
②内容とテーマを考える:文献の内容、主なテーマや題材
③対象としている読者を分析する:筆者が意図している読者は誰なのか、読者にどのようなメッセージを届けたいのかなど
④文献の目的を考える:筆者は文献を用いて読者を説得しようとしているのか、情報を提供しようとしているのか、楽しませようとしているのか、など
⑤構成について分析する:文献の構成は筆者の目的を果たすためにどのような働きをしているか
⑥文体について分析する:文体の工夫とその効果
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Paper 2では授業で学んだ文学作品を用いて試験問題にエッセイ形式で答えます。この試験では過去問で出題された問題を集めれば、万全な対策はできます。というのも、過去問の問題に対応する分析論文を一通り書いておけば、本試験で似たような問題が出た時に準備しておいた論文をそのまま利用できるからです。しかし、過去問と全く違う傾向の問題が出題されることもあるため、授業で取り扱った小説をなるべく多方面から徹底的に分析すると良いでしょう。
例えば、小説の背景設定、登場人物、重要なシンボルや題材に注目し、それらが小説のストーリーや筆者の意図に与える効果を分析することでどのような問題にも対応できるようになります。また、文学作品からのquotes(引用文)を挿入すると論文の具体性が増すので、作品を読んでいるときに分析の根拠に使えるな、と思ったquotes(引用文)に付箋を貼って暗記しておくこともお勧めです。
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Individual Oral(IO)では生徒が事前に自分で文学作品と非文学作品を一つずつ選択し、「自分で選んだグローバルな問題が、学習した 2 つの作品の内容と形式を通してどのように表現されているか分析しなさい。」という問いに口述で答えます。発表のテーマとアウトラインを事前に準備し、発表を10分間、先生とのデイスカッションを5分間行います。
事前に自分で発表テーマと使用する作品を選ぶことができ、じっくり分析をし、アウトラインを作る時間があるので、Finalの前に点数を稼いでおけるチャンスです。
IBOの提示しているグローバルな問題とは以下のものを指しています。
・広範な規模で重要性をもつ
・国境をこえて存在する
・地域の日々の生活に影響を及ぼす
・探究領域から1つ以上の領域にふれる
<例>
ジェンダーとセクシュアリティーについて/政治における権利と責任について/人間と自然環境の関係性について など
グローバルな問題を選ぶ時に気をつける点は以下の通りです。
・問題が広すぎず、狭すぎないこと
・両方の作品にバランス良くふれること
・グローバルな問題の表現のされ方、作者の意図や、これらが読者に与える影響などについてふれること
グローバルな問題について、口述の中で触れるべき点は以下の3点です。
・グローバルイッシューが、今、どのような問題になっているか
・グローバルイッシューについて、作者・筆者はどのような考えをもっているか
・そのグローバルイッシューについての考えが、それぞれの作品中でどう述べられているか
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English A、すなわちGroup1の科目でEE(課題論文)を書くため、生徒には英語で論文を書き、流暢にプレゼンを行う能力が求められます。その語学力を前提に、生徒は以下の3つのカテゴリーのいずれかに沿った論文を書かなくてはなりません。
①文学作品を深く掘り下げて分析を行う論文
②翻訳された外国文学を原文と比較する論文
※EE(課題論文)に使う文学作品は授業で分析したものも使用可能ですが、その場合は授業で学んだ範囲を超える、生徒が独自で考えた、オリジナリティを含んだ分析が求められます。一方で新しい文学作品を選ぶ場合は、IBが認定した筆者の作品に限らず、十分な文学的価値がある作品ならば自由に選ぶことができます。
③言語を研究する論文
※③のカテゴリーに属する論文には、英語という言語と英語圏の文化の関係性を分析することが求められます。具体的には、文化や歴史の観点からあらゆる言語の形式を分析したり、それらの言語の形式がどのようにして文化の中で生まれ、受け入れられてきたのか、などです。あくまでも言語の論文なので、一般的な文化の分析にならないように注意しましょう。
EDUBALの教師はIB English A Language and Literature(英語A言語と文学)のIA、EEなどのエッセイのサポートも行います。
詳しくはEssay(小論文)添削サービスをご覧ください。
Extended Essayの対策法・スコアアップのコツが知りたい方はExtended Essay(課題論文)ページをご覧ください。
IB English A Language and Literature(英語A言語と文学)のCurriculum(カリキュラム)、Criteria(クライテリア)はこちら(IBOホームページ)でご確認ください。
コロナでどう変わった?2021年 国際バカロレア(IB)の変更点と対策のポイントのご紹介
自宅学習中のIB生がやっておくべき3つのこと
元IB生が伝授する!IB English A Language and Literature (英語A言語と文学) でうまく分析をするための3つのポイント
国際バカロレアの他の科目について知りたい方は、こちらをご覧ください。
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EDUBALでは、国内外問わずIB生の可能性を広げるためにオンラインでの指導を通して世界中のIB生の勉強のサポートを行なっています。
IB対策にEDUBALが選ばれる3つの理由
① IBの経験のある教師に個別に指導をしてもらえるから
② オンライン受講で、世界のどこでも自宅から授業を受けることができるから
③ 日本語でも英語でも指導をできるから
無料体験授業も実施中・指導実績400件以上
「帰国子女の先輩に指導をしてもらうことで、モチベーション向上に繋がった」という声もいただいています。
実際にPredicted gradeを2、3点アップした生徒も珍しくはありません。
お問い合わせや指導についての詳しい情報は以下のページをご覧ください。
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土田 先生(University of Massachusetts Amherst / College of Engineering)
土田 先生(University of Massachusetts Amherst / College of Engineering)
滞在国
アメリカ
担当コース
穏やかで優しい教師です。フレンドリーで質問しやすい雰囲気を心掛け、生徒様ひとりひとりに合った丁寧で分かりやすい指導を目指します。つまづいているポイントで基礎に立ち戻りながら、問題に応用していけるよう指導します。
安達 先生(チャールズ大学 / Faculty of Humanities)
安達 先生(チャールズ大学 / Faculty of Humanities)
滞在国
アメリカ
担当コース
明るく穏やかな性格の教師です。生徒様にしっかりと寄り添い、優しく丁寧に指導を行うことを心掛けます。また生徒様の成績に合わせて基礎から応用的な内容まで幅広く指導いたします。
川口 先生(早稲田大学 / 社会科学部)
川口 先生(早稲田大学 / 社会科学部)
滞在国
アメリカ・ドイツ・オランダ
担当コース
落ち着きがあり、計画性のある教師です。海外経験が長く、その場の環境に臨機応変に対応することが得意です。指導においても、生徒様の実力アップに向けて必要な課題を適切に見極め、教師自身の学習経験も踏まえて足りていないところを重点的に強化するようサポートします。
下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
どのようにすれば目標をクリア出来るか考え、生徒の可能性を肯定しながら指導していただきました。苦手な単元や問題に対しても一方的な指導でなく、相互理解を深めながら進めていただきました。信じてついていけば、必ず結果としてあらわれると思い、先生と一緒に勉強に励んでいます。
丁寧な指導をしていただいたと本人より聞いております。受講日変更にも柔軟に対応くださり、ありがとうございました。残念ながら目標には届きませんでしたが、実施していただいた講義内容は本人の今後の人生で必ず役に立つと思います。どうもありがとうございました。
短い期間と限られた環境の中で効率的に学習を進めることができました。先生のおかげでIB Economicsを乗り越えられたのではないかと思います。先生の学習計画の練り方やアプローチの仕方を学ぶにあたって試験で力になるものをたくさん身につけることができました。短い期間でしたが、今後のご活躍とご発展を祈念いたします。
指導方法も毎回工夫されており、子供が積極的に授業に参加したくなるように進めていただきました。おかげで英語力も上がりとても自信がついて、学校の授業への取り組みも驚くほど積極的になりました。
苦手な科目だったため初歩的な部分も分からず、質問するのが恥ずかしいと言う気持ちが最初はありました。一から丁寧に教えてくださったので、安心して聞くことができました。丁寧に教えていただけたことで、教科に対する苦手意識が改善されました。進路や学校に関する相談にも乗ってくださって、とても助かりました。