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「日本国内でIBを勉強したい!でも、どんな学校があるんだろう?」「IBを取得するには、インターと一条校どっちに通えばいいんだろう?」そんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。今回は、そんな方に向けて①インター・一条校の特徴、②それぞれのメリット・デメリット についてご紹介していきます!
①インターナショナルスクールとは
インターナショナルスクールは外国のカリキュラムに基づいた学校です。学校生活における言語も、その国のものを使用します。外国籍を所有した生徒や帰国子女が多く在籍し、日本で生まれ育った生徒は比較的少ないと言えるでしょう。日本のインターナショナルスクールは、英語圏のカリキュラムを導入した学校が大半を占めます。高校卒業時には、それぞれの学校が導入しているカリキュラムにより、その国の高校卒業資格を得ることができます。
そのため、国際的な学習環境ではありますが、すべてのインターナショナルスクールでIB教育を受けられるわけではありません。IB認定を受けた学校に入学することで、IBを取得することができます。
②一条校の特徴とは
一方、一条校は日本の一般的な学校を指します。使用言語は日本語で、日本の一般生徒が通っています。文部科学省によるカリキュラムに沿って学習し、高校卒業時には日本の高校卒業資格を得ることができます。IB認定を受けた一条校では、日本の学校に在籍しながらIBの取得が可能です。
「具体的にどんな学校があるの?」と気になる方は、以下の国内IB認定校一覧をご覧ください!
インターナショナルスクールが一条校と異なる最大の特徴は、カリキュラムです。外国の教育プログラムを基盤に学び、使用言語も100%英語のため、日常生活を通して自然に英語が身に付き、IBの学習も比較的楽に取り組むことができます。
さらにIBを学びながら、外国の卒業資格(アメリカのAPやイギリスのGCSEなど)を得られる学校もあります。これらの点から、インターナショナルスクールは将来海外に進学したい生徒様により適しているでしょう。もちろん、帰国子女入試やAO入試などにより、国内の大学に進学することも可能です。
環境としての違いは、一条校に比べ生徒・教員ともに多国籍で、国際性がより豊かな点です。IBをはじめとする海外の教育が受けられることに加え、様々な海外経験を持つ生徒や教員がいるので、日本にいながら国際的な考え方を身につけることができます。グローバル化が進む現代社会では、大学や企業も国際色が豊かになり、外国語能力や多面的な視野が求められています。そのため、海外滞在経験がなくても、インターナショナルスクールにおける経験は、AO入試の際の自己アピールにも役立つでしょう。
インターナショナルスクールは外国の教育プログラムを導入した学校であるため、日本の高校卒業資格を得られない学校も多くなっています。学校により得られる卒業資格は異なるので、受験の際は十分に注意しましょう。
入学条件(国籍、海外在住歴、語学力など)を細かく定めたインターナショナルスクールもあるため、学校によっては入学できない場合もあるかもしれません。しかし、英語レベルに関する制限(「英語による教育を○年以上受けている」等)をクリアすれば入学可能な学校もあります。「語学に自信がないけど、将来はインターナショナルスクールに入学したい」という方は、語学としての英語よりも、あらかじめ英会話の勉強をお勧めします。EDUBALではインターナショナルスクールに在籍していた経験のある教師が指導にあたる「英会話コース」のご用意もあり、体験談を聞きながら、英会話のサポートを受けることが可能です。
日常的に英語を使えるのはインターナショナルスクールの魅力です。ただ日本語や、日本人としての一般知識が欠如することを懸念される方も少なくないでしょう。生徒・教員ともに外国籍所有者の割合が高く、学校生活でも英語しか使わないため、母国語は学外で継続的に使う必要があります。家族との日常会話はもちろん、塾や家庭教師などをつけて学習したり、大学受験に向けて一条校で学ぶ内容を勉強する生徒もいます。このように、母国語の維持にはご家庭様のサポートが必要となります。
一条校がインターナショナルスクールと異なる点は、一条校では日本の教育も受けられるという点です。一条校は国の認可を受けた学校であるため、学費もインターナショナルスクールより安めです。(「普通科+IB費」という扱いになります。)
英語によりIBを学ぶ場合でも、日本語による授業(国語・体育・音楽・技術家庭科など)も受けることができます。そのため、一条校は国内進学を希望する場合や、日本の教育も経験したいという方に向いています。IB DPを惜しくも取得できなかった場合も、日本の高校卒業資格を用いて、一般試験・AO入試などに臨むことが可能です。
一条校のIB生徒は学校全体のわずか一部であるため、IB生一人あたりの教員の数も多く、密なコミュニケーションがとれます。学校にもよりますが、IB生のクラスは一学年に1, 2つと少なく、クラスの人数も20人前後の少人数制が多いです。
インターナショナルスクールと特に異なる点は、前にも挙げたように日本語を用いての学習環境があることです。普通科に比べれば英語の使用量が上回りますが、クラスメートや普通科の生徒・教員との交流により、母国語としての自然な日本語も保つことができます。英語による学習を中心に、母国語も日常的に使えることは一条校の大きなメリットです。
英語に関しては、インターナショナルスクールに比べ生徒間に得意不得意のばらつきがあります。
インターナショナルスクールでは国籍の多様性が見られるのに対し、一条校では学習背景に多様性が見られます。国籍は日本人がほとんどを占めますが、これまで日本語でしか勉強してこなかった生徒も、海外滞在歴が長い生徒も在籍します。英語の使用経験がほとんどない場合も、自分と近いレベルのクラスメートがいることにより、安心してIBを勉強することができます。PYP/MYPでは、英語力によって一部の授業がクラス分けされることもあるので、自分の実力に合わせて英語を学ぶことが可能です。
インターナショナルスクールに比べ、一条校では学習スケジュールが詰まりがちです。これには一条校ならではの背景が関わっています。
現時点では、英語によるIBを導入している一条校がほとんどです。IB生は「国際学級」や「IBコース」といった形で、一条校に在籍します。学校全体がIBのカリキュラムに沿っているわけではないので、IB本部が指定した授業数が十分に確保できないケースも稀ではありません。それを「0時間目」の設置や放課後に授業を入れる形で、カバーする学校もあります。普通科よりも1日あたり1-3時間ほど長く授業を受けるということは、委員会や部活動に参加できなかったり、勉強量が増えたりと大変な面もあります。また、普通科と合同で行う運動会・卒業式などの行事には、授業時間もそれらの練習に費やされます。大きな行事の前後は、IB生はさらに忙しいスケジュールをこなす場合もあるのです。
普通科と同じ授業や行事に参加できるのはメリットでもありますが、同時にデメリットとも捉えられるでしょう。
また、DPの開講科目が少ない学校もあります。IBを導入したばかりの一条校では、一定の教員数が確保できていないことが多く、やむを得ず希望していたものとは異なる科目を履修しなくてはならないケースもあります。これは、DPの最終スコアに影響を及ぼす可能性があります。時間が立つにつれ学習スケジュールや教員数が安定し、DP科目も増える学校もありますが、現時点ではまだ「不安定な」一条校も多いと思われます。
日本でIBを取得するにあたって、インターナショナルスクールと一条校の違い、各学校におけるメリット・デメリットをご紹介しましたが、いかがでしたか?
それぞれの学校にメリット・デメリットはあり、どちらを選択するか悩まれるかと思います。
選ぶ基準としては、大学の進学先をどのように希望されるかが重要な要素のうちの一つとなります。それぞれのIB認定校でどのような高校卒業資格を取得できるか、自分に合う学習環境はどちらかなど、インターナショナルスクールと一条校のそれぞれの特徴を理解することが大切ですよ。
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