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【SAT Reasoning Testとは】アメリカの高校生レベルの学力をはかる試験
・Mathセクション(Calculatorパート+Non-Calculatorパート)・Readingセクション(Critical Readingパート+Writing and Languageパート)各セクション800点満点、合計1600点満点
Critical Reading(リーディング)パートでは読解力が問われます。大学進学のための試験というと難しいように聞こえますが、しっかりと対策をすれば高得点を狙うことができる試験です。しかし、「対策法がわからない」「1人でやってみたけど思うようにスコアが伸びない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで今回は、実際にEDUBALで指導している教師2人に、SAT Critical Reading(リーディング)の対策法や指導法について伺いました。
●他セクションの対策法はこちらEDUBAL教師が伝授するSAT対策法-Writing and Language(ライティング)編-EDUBAL教師が伝授するSAT対策法-Math(数学)編-
インタビューした先生:R.N.先生所属大学:慶應義塾大学滞在国:アメリカSAT受験回数:1回SATスコア:Reading 750, Math 760
①文章を読んでみるSATリーディングの指導をするときは、まずはプラクティステストを一緒に見るところから始めます。問題を見たことがない生徒が多いので、テストの形式を把握してもらうためです。その後、文章を読んでもらい、理解度をチェックします。このときは、時間ははからずにじっくりと読んで理解することを優先します。
②参考書選びレベルチェックの結果にあわせて参考書を選びます。文章がある程度理解できるようであれば、問題数が多い参考書をおすすめします。一方、文章をあまり理解できないようであれば、問題の種類ごと(小説・社会系・理科系など)に分かれた参考書がおすすめです。
SATでは語彙力が大切です。単語でつまづくことが減れば、文章の理解度も読むスピードも上がります。
私が実際SATの勉強をしているときに使っていた単語帳が「Hot Words for the SAT」です。この単語帳は、似たような意味の単語がグループになっています。そのため、一つ一つの単語をすべて覚えていなくても、どのグループにあったかさえ覚えていればなんとなくの意味がわかるようになります。
単語をただ暗記しようとするよりも、その単語を使った文を作ることで印象に残りやすくなります。私は、グループの中から10個の単語を使って短いお話を作るという方法で勉強をしていました。
解くときの方法はおおまかにわけると2つあります。
①文章を読んでから解く文章を先に軽く読んでから、問題を1問ずつ順番に解いていく方法です。この方法のポイントは、全てをじっくり読むのではなく、大事なところのみをピックアップして読むということです。例えば小説では、最初の段落は物語のセッティングを表しているだけで、問題の内容に関わるあらすじにはあまり関係がないので飛ばします。このように、文章の種類ごとに読むべき段落がある程度決まっているので、該当する部分だけ読み、問題を解いていきます。しかし、この方法はわからない単語が多い文章に当たると、読むのに時間がかかってしまうので注意が必要です。
②文章を読まずに問題に取り掛かる文章を読まずに問題に取り掛かり、必要な部分のみを読んでいく方法です。問題文で示されている部分と、必要に応じてその前後を読み、問題を解いていきます。しかし、問題によっては文章全体を理解していないと解けないものもあるので、注意が必要です。
①②のどちらが自分に向いているのかを判断し、自分に合った方法で解く練習をひたすらします。
最初は一日に1文章しか読めなくても大丈夫です。だんだんと1日に解く量を増やしていき、本番の試験と同じ量の問題を解けるようにしていきましょう。試験が近くなったら時間をはかって本番同様に解き、時間配分も意識できるようにしていくと良いと思います。
インタビューした先生:Y.K.先生所属大学:東京大学滞在国:アメリカ・ドイツSAT受験回数:6回SATスコア:(旧SAT)Reading 740, Writing 800, Math 800
※2016年のSAT改変により、現在はReadingとWritingが統合され1つのセクションになっています。
私が指導するときは、まずは文章の流れを理解することを意識するよう伝えます。SATで出題される文章はレベルが高いので、単語はわかる、文章も読めた、でも内容が理解できないということもあるでしょう。このような場合でも、何度も読み直すのではなく、ひとまず文章の流れだけを確認して問題に入ります。
文章の中に答えが必ずあるので、根拠となる部分を探す癖をつけることが重要です。一度問題を解いたら、全ての選択肢に対してどうしてそれが正解であるのか、またはどうして間違っているのか、文章中の根拠となる部分を示しながら時間をかけて1つ1つ説明していきます。
ある程度文章中から正解を導く癖がついたら、選択肢を減らすためのコツを解説に織り交ぜていきます。例えば、筆者があることについてどう思っているのかという質問に対して、文章の流れを理解していれば、好意的にまたは否定的に思っているのという程度はわかります。もし否定的な感情を抱いていることが文章から理解できれば、好意的またはニュートラルな単語が含まれている選択肢を消すことができます。
ステップ①~③全てができるようになると、正答率も回答スピードも上がります。最初の一か月程は私がメインで説明をしますが、慣れてきたら生徒さんに説明をしてもらいます。少しずれていたり迷っていたら、一言私が「好意的か否定的か」などと説明のキーワードを伝え、考え方のサポートをして論理的に考える癖をつけるよう指導しています。
EDUBALは、国内外の難関大学に通う帰国子女の大学生教師と、家庭教師を探している帰国子女の生徒様をつなぐオンライン家庭教師サービスです。SATで高得点を取得した教師も多数在籍しております。また、オンラインビデオ通話を通じた指導ですので、世界中どこでも、いつでもご自宅で受講が可能です。「帰国大学受験や海外大学進学に向けてSAT対策をしたい!」「SAT対策とあわせてTOEFL対策もしたい!」といった様々なニーズに対応しております。
EDUBALではSAT対策として2つのコースをご用意しております。
1.SAT対策コース実際にSATを取得した教師が自身の経験に基づいて、生徒様一人一人に合った指導を行います。SAT Reasoning TestからSubject Testまで幅広いニーズに対応しております。「自分の持っているテキストを使用したい」「Math以外の科目の対策をしたい」「受験日まで時間に余裕がある」という方におすすめです。
2.SAT Math短期集中コースオリジナルテキストを用いて、SAT Reasoning TestのMathに特化した指導を行います。「初めてSATを受験する」「Mathで600~700点を目指している」「3ヶ月以内に点数を上げたい」「Mathに特化した勉強をしたい」という方におすすめです。
生徒様にあったコースをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
また、EDUBALでは当社オリジナルのSAT基礎力判定テストもご用意しております。まずはご自身の現状を把握するのが第一歩ですので、「自分のレベルがわからない」という方はこちらもご活用ください!
【SAT mathで600~700点を目指す方へ!】
EDUBALのSAT math短期集中コースは、オリジナルテキストを用いて豊富な演習量を確保。チェックテストで理解度を確認しながら進められます。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
英語日本語共にネイティブである上、授業がとても分かりやすいです。英語、数学共に宿題などの急な質問にもすぐに対応していただき、その上説明もとても分かりやすいため、大変助かっております。
やるべきことを明確にしながら大変わかりやすい指導をしていただき、大変感謝しております。
わかりやすく丁寧に娘に対応していただきました。急な日程変更にも丁寧に対応していただき大変助かりました。
指導力がずば抜けている事は勿論ですが、いつも冷静に接してくださる所が素晴らしいと思っています。先生のおかげで息子が数学に対して高い目標設定をかかげ、自分にも出来るかも知れないという自信を持つことができるようになりました。
ご自分の体験をベースにした上で、生徒のレベルに合わせた対策を立てて対応してくれました。子供がなかなかうまくいかないときも、モチベーションを維持しながら淡々と授業を進め、しっかりと成果を出してくれました。目標には残念ながら届きませんでしたがそれに近い点数を取ることができたのは先生のお陰です。