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IB Historyは全科目の中でも一番難しいと言われている科目です。主張を根拠づけて理論的に説明するといった高度なテクニックが求められます。これらはコツを押さえることでできるようになります。特に、Paper1は他のPaperよりも点数が取りやすいと言われているので、しっかり対策することでFinal Grade(最終点)も上げることができます。本サイトではHistory Paper 1の傾向や対策方法を紹介していきます。
具体的な問題形式についてはこちらを参照ください: IB(国際バカロレア)、History(歴史)の科目選択や勉強法、対策について
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Paper 1にはこのテスト特有の注意点があります。これらの注意点を知り・対策することで点数を飛躍的に上げることが見込めるので、ぜひ試してください。
間違えた答えを書いても減点はされないので、時間が許す限り書くようにしましょう。
採点官が採点に関して迷った場合は点数を加点することになっています。思いついた解答はなるべく書くようにしましょう。
順番に答えることでエッセイに備えることができます。また、時間短縮にもなります。
最後のエッセイ以外は箇条書きで書くことができます。箇条書きにすることで簡潔に答えをまとめられます。エッセイの内容を整理する際、解答をメモとして使えるので箇条書きをお勧めします。
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この設問では「選択したトピックを研究している学者」にとって有益な情報を資料から汲み取る必要があります。資料は一次資料から二次資料まで幅広く出題されます。ここでは解答を通して歴史文学への理解を示すことが求められています。
設問に答える形で表現などの一部を引用することでより理解度を示すことができます。
満点を取るためには、解答に2点以上要素を盛り込む必要があります。念のために3点以上の要素を書くと良いでしょう。
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こちらの設問では主に風刺画が出題されます(グラフやチャートが出題される可能性もあります)。ここで注意すべき点は記号の意味を指摘するだけでは加点されないという点です(例.「赤い星があるため、この人物はソ連を表している」等)。風刺画を通して作者が主張していることを分析しましょう。
どの部分から何が読み取れるかを明確に提示しましょう。「〇〇(風刺画のどこに焦点を当てたか説明)から〇〇(焦点を当てた部分から読み取れるところを説明)が読み取れます」と解答しましょう。
あくまで風刺画家の意図を分析するものですので、風刺画から読み取れることを書きましょう。
満点を取るためには、解答に2点以上の要素を盛り込む必要があります。念のため解答に要素を3点以上準備するのが無難でしょう。
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OPVLはIB特有の資料分析方法です。OPVLはOrigin(出典)、Purpose(目的)、Value(価値)、Limitation(限界)の頭文字を取ったものです。ただここではContent(内容)にも言及する必要があります。この設問では歴史学研究者にとって資料の意義を意識して解答しましょう。
ValueとLimitationをベースにOrigin、Purpose、Contentに言及すると整理がしやすくなります。OriginのValue・Limitation、PurposeのValue・Limitation、ContentのValue・Limitationといったように解答しましょう。
4点をとるにはOPVL全てに言及する必要があります。数を意識するのではなくOPVL全てに言及するように意識しましょう。
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設問では指定された2つの資料の内容をCompare and Contrast(比較・対比)します。作者の主張や意図をCompare and Contrast(比較・対比)しましょう。史実をどのように評価しているか、どのように位置付けているかに着目すると高得点を狙えます。
ルーブリックを読むと比較と対比をバランス良く解答する必要があります。バランスよく解答するにはCompareとContrastを最低でも2つずつ解答するように心がけてください。念のためCompareとContrastを3つずつ準備するとより高得点を狙えます。
Compareの場合は「どちらの資料も〇〇が同じ。」と答えることができます。Contrastの場合は「資料×では〇〇と主張しているが、資料△では〇〇と主張している。」と答えることができます。
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エッセイはPaper 1で最も配点が高い設問です。この設問では今までの設問で使用した資料を元に議論を構築しなければいけません。エッセイはシンプルで構いません。反論は要求されていないので、3段落構成を意識して書きましょう。
全ての資料に言及し、効果的に使うように心がけましょう。全ての資料を効果的に言及すると点数が取りやすいと言われています。
資料から読み取ったものに関しては「資料◯によると…(According to source◯…)」と明確にしましょう。また、予備知識の場合は「自身の知識によると…(From my own knowledge…)」と出典を明確化しましょう。
このエッセイはショートエッセイのため、反論は必要ありません。資料の情報からどの程度論理づけて解答できるかが評価されます。
・序論 まず序論では質問に対する答えを明確に示しましょう。また、どのような根拠を持って主張するかここで述べましょう。
・本論 本論ではまず各資料から読み取れること(自分の主張に関連する情報のみ)をリスト化しましょう。全ての資料を紹介した後に、問題に対する解答へつなげていき、資料や予備知識から根拠づけましょう。
・結論 エッセイの締めを行うとともに、解答するにあたって資料の限界があれば言及すると良いでしょう。
エッセイのCommand Termでお困りの方はこちらを参照ください: IB生必見!知らないと試験で差が出る「Command term (指示用語)」とは?
Historyのエッセイでお困りの方はこちらを参照ください: <IB生必見>経験者が語る!IB History Paper 2・3のエッセイで7を取る対策方法を徹底解説!
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この1ページで悩み解決!IBDPブログ記事まとめ
IB(国際バカロレア)、History(歴史)の科目選択や勉強法、対策について
<IB生必見>経験者が語る!IB History Paper 2・3のエッセイで7を取る対策方法を徹底解説!
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
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日本語で授業させていただいてますが、説明が分かりやすく質問にも丁寧に答えてくれています。授業科目以外の経験やアドバイスもシェアしていただいてるのでIB全体の参考になり助かっています。
とてもわかりやすい授業で、結果として成績が上がりました。
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教え方が上手くとても分かりやすいです。学校から急な課題を出された際も親身に対応をしてくれます。IB取得に向けてのアドバイスをしていただいたり、また勉強以外のお喋りも娘は楽しんでいるようです。いつも優しく指導していただき感謝しています。