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早稲田大学本庄高等学院は私立名門の早稲田大学の附属校であり、帰国子女の受け入れも行っている非常に人気のある高校です。
そのため帰国子女枠での受験をお考えの方も多いかと思います。早稲田本庄を帰国子女枠で受験する場合、帰国生入試とI選抜(帰国生自己推薦入学試験)の2種類の受験方式があります。
本記事では、I選抜を受験し、見事早稲田本庄に入学された方にI選抜の志望理由や対策方法についてインタビューしました。
早稲田本庄をI選抜で受験したい!とお考えの帰国子女の皆様は必見の記事です!
経歴
小学5年生の時にアメリカに渡り、現地校へ通う。その後中学3年生の夏に日本に帰国。
小5:アメリカに渡る
中1:現地の塾で日本の学習のフォロー・受験対策を開始
中3:夏に帰国後、公立校に半年間通う
早稲田大学本庄高等学院をI選抜で受験し合格
現在:同校に在籍中
学校選びに当たっては、共学で校則がなく、自由な高校が良いという点が軸としてありました。また幼い頃から転校を繰り返していたため、落ち着いた環境で学ぶことができる附属校を探していました。これらの条件に合致したのが早稲田本庄でした。
早稲田本庄をI選抜を受けたのは、第一志望校であったためです。同校は帰国生入学試験とI選抜の併願ができるため、選考時期の早いI選抜をまず受験し、通らなければ次は帰国生入学試験で、という風に考えていました。
やはり学校選びの軸の1つでもあった、共学校という点です。帰国子女を積極的に受け入れている共学校はあまり多くない印象のため、大きな魅力だと思います。また周りも受験で入ってきているため、皆スタートが同じという点も魅力的です。特に帰国子女は日本の生活に慣れるのに時間がかかるので、高校から同時にスタートできる早稲田本庄は馴染みやすく、友達も作りやすい学校だと感じます。
①本庄高等学院への入学を第一志望とすること。
②2007年4月2日から2009年4月1日の間に出生している。
③国の内外を問わず、通常の課程による9年間の学校教育を修了、または修了見込みであること。ただし、本学院が、中学校卒業と同等以上の学力があると認めた者についてはこの限りではない。
④海外在住期間が次の(ア)、(イ)のいずれかを満たす者。
(ア) 2021年4月~2024年3月における海外在住期間の合計が原則として1年6ヶ月以上であること。
(イ) 上記(ア)における海外在住期間の合計が1年以上1年6ヶ月未満の場合は、2017年4月~2024年
3月における海外在住期間の合計が4年以上であること。
※I選抜では早稲田本庄への入学を第一志望とすることが出願条件となるため、出願される際はご注意ください。
募集人数 | 男女約20名 |
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出願期間 | 2023年12月18日(月)~2024年1月5日(金) |
1次試験(書類選考)合格者発表 | 1月15日(月) |
2次試験 | 1月23日(火) |
2次試験合格者発表 | 1月25日(木) |
数学 | 30分 |
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国語 | 30分 |
面接 |
日本語・英語 15分程度(本人のみ) |
募集人数 | 男女約20名 |
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志願者数 | 81名 |
1次試験合格者数 (書類審査) |
39名 |
2次試験合格者数 (基礎学力試験・面接) |
21名 |
※情報は早稲田本庄公式HPより
I選抜の国語と数学の試験は、どちらも「基礎学力試験」という名の通り、比較的易しい問題が出題されます。
I選抜の結果次第では早稲田本庄の帰国生入学試験や他校の試験を受ける予定でいたため、国語と数学は元から応用問題にも対応できるよう対策していました。そのため、I選抜の国語と数学には満点を取る気持ちで挑みました。
特に、国語では漢字の問題を絶対に落とさないこと、数学では計算ミスを無くしてしっかりと点数を積み上げることを意識して対策を行っていました。
面接練習は通っていた塾で行っていただきましたが、割とぶっつけ本番で挑んだ気がします。
面接では早稲田本庄の志望理由だけでなく、大学で学びたいことや現時点で行きたい学部についての質問もされました。附属校のため、高校受験の段階で早稲田大学への進学を見据えているか見られている気がしました。
面接は主に日本語で行われましたが、ランダムに英語を話す先生の部屋に誘導される受験生もいました。
I選抜では出願書類として「英語力を証明するもの」の提出が求められます。そのため私は英検準1級を取得しました。同じ帰国子女受験生を相手にI選抜を勝ち抜くためには、英検であれば準1級以上は取っておくべきだと思います。
中学1年生の頃から現地の塾に通っていました。2年生になってからは主に英検対策に取り組みました。受験に向けて本格的に英語・数学・国語の3教科の対策を始めたのは2年生の途中からで、志望校対策を始めたのは日本に帰国後の3年生の夏頃でした。
主に2つあると思います。1つ目は、早い段階で英検などの英語資格試験を取得しておくことです。私は中学2年生から英検対策を行い、準1級を取得しました。早い段階で英検を取得しておくと、受験までの残りの期間を受験勉強に費やすことができます。すると志望校対策も早くから始められ、より合格の確率を高められます。
2つ目は、学校の勉強を疎かにしないことです。I選抜では学校の成績も評価対象になるため、通っていた現地校では良い成績を取れるよう一生懸命勉強しました。I選抜の1次試験(書類選考)では学校での日頃からの頑張りが見られるため、学校の勉強にもしっかりと注力した方が良いです。
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早稲田本庄は皆高校から集まるため、スタートラインが同じです。そのため自分と周りの学生を比べてしまって気負いしたり、落ち込んだりしてしまいそうになりました。賞を取ったことのある人や自分より英語ができる人などもおり、周りの皆がなんでもできる人のように映ってしまうため、私はついて行くのに必死でした。
また、高校の時点で卒論があったり、大学の授業並みの内容を勉強したりと、早い段階から大学を意識した授業になっており、勉強面でもハードな部分がありました。
早稲田本庄からはほぼ100%が早稲田大学に進学します。また個人的には高校の段階から早稲田を意識した教育があったと感じました。ですので、早稲田が好きではない人には早稲田本庄はあまり向いていないかと思います。
早稲田本庄では、入学時点から一人の大人のように扱われます。そのため、自立している人・または自立したい人にはとてもおすすめの学校です。
周りには自分よりもすごいと感じる人が多くいて気疲れしてしまうかもしれませんが、何よりも落ち込まずに楽しむことが大切です!
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英検準二級に合格し、また苦手科目だった数学の点数が飛躍的に伸びました。結果が出ているので安心して任せられます。
生徒に寄り添って根気強く教えていただきました。また、普段から励ましや声掛けなど勉強以外のところでも心の支えになり、モチベーションを上げていただきました。試験に向けての励ましやお声がけもいただき、落ち着いて試験に臨むことが出来ました。本当にありがとうございました。
受験した高校は親子そろっての面接なので、子どもの面接の様子を間近で見ることができました。想像していたよりもずっと立派な受け答えができていたので先生の指導によるものと感謝しています。また英作文のほうも内容・構成ともにしっかりしたものが提出できたようです。この度はご指導いただきありがとうございました。。指導の内容のみならず、生き様や学問に向かう姿勢、ご相談に乗っていただいた内容が、きっとこれから何年もキャリア形成に役立っていくと信じています。本当にありがとうございます。
保護者とも綿密に連絡を取り合い、こちらからのリクエストにも快く応じて内容の濃い授業を続けてくださいました。英語の能力も申し分なく、優しく分かりやすい授業だったと息子も言っております。先生のサポートのおかげで、第一希望の高校入試に合格できました。海外生活が長く日本語に不安がある状態での高校受験でしたが、同じような環境で受験をされた先生だからこそ気持ちを分かっていただけたのだと思います。お力添え、本当にありがとうございました。
勉強に対するモチベーション維持が上手な先生です。 生徒のロールモデルとなって指導してくださいます。