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帰国子女を受け入れている学校に、EDUBALアンバサダーが母親目線で学校訪問をするプロジェクト。
今回は大阪府守口市の大阪国際中学校高等学校です。
「人間をみがく」を校訓に、これからの時代をたくましく、自分らしく生き抜く生徒を育成する同校。
2022年度に国際バカロレア認定校(IBワールドスクール)となり、高校でディプロマプログラム(IBDP)をスタートしました。大阪で唯一の英語によるIBDP実施一条校です。
注目のIBDPプログラムを中心に同校の魅力を探ります。
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明るく開放的な校内。教室外にも学びの場がたくさん!
京阪本線「土居駅」から徒歩約9分、「守口駅」から約12分、大阪メトロ「清水駅」と「太子橋今市駅」からも徒歩圏内の大阪国際。大阪市内はもちろん、東大阪や八尾、北摂からも通いやすい好立地です。2022年に大阪国際滝井高校・大阪国際大和田中高の2校を発展的に統合して生まれ変わりました。
同年に誕生した新キャンパスは、「Touch!Feel! Think!」のコンセプトのもと、最新の設備を整えた校舎と広い人工芝のグラウンドが特徴的。その他、講堂棟に理科・美術や音楽など、それぞれの教科の独自の棟を敷地内にゆったりと配置し、生徒たちの知的好奇心を刺激します。
【アンバサダーのひとこと】
大阪国際の校舎は素晴らしい!明るく開放的でとっても素敵です。自然の素材を活かしながらモダンで、雰囲気抜群!どこを切り取っても絵になります。校舎の教室ドアに使用されている木材は欅に桐とさまざま。石材も同様です。物の流れが分かるようにとむき出しになった配管や、使われている素材の化学記号があちらこちらに書かれていたりと、工夫が施された校内は、とにかく凝っています。ここで6年間学べたら楽しいだろうな、と感じました。是非一度訪問してみてください。気に入ること間違いなし!
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【清水 隆 スーパーバイザー】
大阪府立高校の英語科教諭として18年間勤務後、大阪府教育委員会で指導主事として教員研修・英語教育・国際交流・教育課程などを担当。府立四條畷高等学校校長を最後に退職。大阪国際滝井高等学校校長・大阪国際大和田中学校高等学校校長を歴任し、この間大阪国際中高の設立準備及びIBDP認定校手続きを担当。2022年より現職。
【総合企画室 岸 孝司 室長】
松下電器(現パナソニック)に入社後、35年間主に人事を担当。アメリカ本社(3年)をはじめ各部門で人事責任者を歴任。2022年4月大阪国際中高の設立とともに総合企画室長として、新校の立上げ・ブランディング・IBを含む募集広報、オペレーション改革などを推進。
本校は校訓として「人間をみがく」を掲げ、「国際バカロレア学習者像(IB Learner Profile)」を全校の「目指す生徒像」として全人教育を行なっています。あわせて、IB教育の理念である「人間力や国際感覚・創造力や表現力を養うこと」を念頭に、カリキュラムやプログラムを組んでいます。人格形成において学力はもちろん大事ですが、それだけではこれからの時代は乗り切れません。「学力」と「人間性」の両方を本校では求めていきたいと考えています。
私たち大阪国際の教員は、預かった生徒さんを学校で丁寧にみがいて社会に送り出し、それぞれの世界で個性を発揮して頑張って欲しいと考えています。充実した施設・設備のもとで、経験豊かなスタッフが様々なプログラムを通じ、帰国生の皆さんの海外経験を最大限に活かして将来の夢をかなえられるよう、しっかりとサポートします。
関西圏の国際バカロレア(IB)認定校特集!国内でIB DPが受けられる学校は?
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授業風景 (左)高2 IB Math : (右)高1 Pre・IB English
本校のIBDPコースは2022年からスタートし、現在2年目です。各学年1クラスずつ、高2が9名・高1が7名の合計16名が在籍しています。そのうち半分が帰国生や国内インター生。入学時に英検2級以上を出願資格にしていますが、長期海外に滞在し、英検1級相当の高い英語力を持って入学してきた生徒もいます。本校の最大の特徴は、「大阪で唯一の英語によるIBDP実施一条校」であるということ。大阪には4校のIB一条校がありますが、英語DPを実施しているのは本校だけです。高校卒業資格とIBディプロマの両方が取得可能となっています。
【高1:Pre・IB】
まずは日本の高校卒業資格に必要な学習を進めます。並行して、2年次からスタートするIBDPの準備期間として教科の約半分を英語で学び、英語での授業や探究型の学習方法に慣れる時期としています。
【高2・3(DP1・2): IBDP】
IBDPのカリキュラムを英語で学びます。将来の進路にあわせて科目選択をし学びを深め、並行してCore科目のTOK・CAS・EEに本格的に取り組みます。(画像ご参照)IBDPの試験は高3次の11月に実施されます。
この時期に必要になるのが「スケジューリング」と「タイムマネジメント」能力。IBDPはやるべきことも多く、非常に多忙になります。教員は、各種アセスメント結果に基づいた個別指導、計画立案に実行のフォローを行います。スタディツアーなどのCASの機会提供をはじめ、メンタルケアも含めてゴールまで生徒ひとりひとりにしっかりと伴走していきます。
【IBコーディネーター エリック・バプティースト 先生】
Osaka International High School offers a really good opportunity for returnees to continue learning in the same way you can learn abroad.
We will follow to lead you and help you reach your goals!
年に数回、様々なジャンルの外部スピーカーを迎えて講演会を行っています。登壇される方に学校にお越しいただいて、直接お話を伺うことに大きな価値がありますね。
その他、高校の正課として男女問わず週1回、小笠原流の立ち居振舞いなどの礼儀作法を学んでいます。この授業は生徒・保護者から非常に好評です。
国際バカロレア(IB)とは?
IB (国際バカロレア)ってなに?IBの概要と取得するメリット・デメリット
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校内に掲げられている「IB Learner Profile」
本校は中学が一学年約100名、高校が一学年約400名で構成されています。高校のIBコースのみ「帰国生入試」を行っていますが、高校の一般入試で他コースに入学してきた帰国生や、中学で入学した帰国生もいます。
中学の帰国生入試は行なっていませんが、帰国生のニーズを満たすカリキュラムや体制が整っています。
まず英語では「英語強化プログラム」を組み、英語4技能の維持・伸長を図ります。本校は高校でIBDPがあるためネイティブ教員が10名程在籍しており、直接指導が受けられるのが大きなメリット。習熟度別のクラスやイマージョン授業の導入など、学びを高める様々な試みをしています。さらに放課後サポートプログラムで、一定の英語力にある生徒に対し、中学生のうちからIBコースを視野に入れた特別講習も行っています。その他、中3次でのシンガポール/マレーシアへの修学旅行など、授業内外で英語力向上のためのプログラムを多数用意しています。
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進路への動機付けがあちらこちらに
IBディプロマを取得すると、国内大学と海外大学両方への進学を考えられるのが大きなメリットです。まだ卒業生は出ていませんが、国内外の大学が実際に本校に来校されて、説明会を開催されました。生徒たちが自分の希望する大学へ進学できるよう、全面的にサポートをします。
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【IB生のための新校舎】立命館宇治高等学校の魅力をインタビューで調査!【国際バカロレア一条校】
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(左)講堂棟 (右上)広いグラウンド (右下)美術棟
【大阪国際高校 帰国生入試 IBコース 入試案内】
https://www.kokusai-h.oiu.ed.jp/high/admission/returnee/
【大阪国際高校 オンライン入試 IBコース 入試案内】
https://www.kokusai-h.oiu.ed.jp/high/admission/online/
★詳細は必ず学校ホームページや説明会等でご確認ください。
【入試情報】
★帰国生入試を行うのは高校IBコースのみ
・IBコース募集 25名(全試験合計人数)
・試験科目:小論文(英)・数学(日)・面接(英・日)・グループディスカッション(英)
【先生に聞いた!高校帰国生入試のポイント】
・小論文(英語)は、日常の身近なテーマについて自分の考えを500語程度で記述。評価のポイントは、テーマに沿った内容か、文章の構成がまとまっているか、語彙、語法が正確かの3点。
・数学は、基本的な四則計算や1次関数のグラフ、簡単な図形に関する文章題など。
・個人面接は、事前に提出した「志望理由書」の内容に基づいての質問を日本語と英語で行う。
・グループディスカッション(英語)は、4~5名のグループで実施。日常生活や身近な社会問題に関するテーマについて賛成・反対の立場を明らかにし、その理由や自分の意見を述べるとともに、他の人の意見に対して自分の主張が述べられることが望ましい。
近年、帰国生入試の受験者数が増えています。海外在住者にはオンラインでの入試も行っており、こちらも数が倍増しています。英語でIBDPを学べることが注目されているのではないでしょうか。
入学試験では英語と数学も重要ですが、面接とグループディスカッションも重視しています。IBDPプログラムは偏差値で測れるものではなく特殊なカリキュラムになるので、事前の心構えなどマインドセットが非常に大切になりますね。そのために入試前には個別相談を行ないますので、IBDPをしっかり理解した上で受験して欲しいと考えています。
中学では帰国生入試は行なっていませんが、1月の「1次A」では国語・算数に加えて理科または英語の選択が可能です。英語が得意な帰国生であれば、入試の成績に加えて英検などの資格による加点もあります。詳しくは募集要項をご確認ください。国語・算数に関しては、本校の過去問やプレテストの問題をしっかり解いて準備を進めてください。
編入については、学力や帰国のタイミングなどいくつかの条件がありますので、事前にご相談ください。日本語能力に関しては、授業の理解度、進級や卒業にも影響しますので、一定の力があることが望ましいです。
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開校2年目、「大阪で唯一の英語IB一条校」の大阪国際。IBを英語で学べるのは大きな魅力です。「大阪国際で自分自身がIB教育を受けたい!」と感じる訪問となりました。
IBコースに在籍する生徒は2学年あわせて16名とまだ多くはありませんが、現在はこの少人数がちょうどよいとのこと。先生と生徒が協働しながら、IBを乗り越えていくのに適したサイズです。あわせて、「生徒たちを丁寧に育て、質の高いIBコースにしたい」という先生方の意思も感じました。
IBコースの卒業生、躍進が期待できそうです!数年後、生徒さん達がどんな進路を選ぶのか非常に楽しみです。
著者プロフィール
EDUBALアンバサダー
ボランティアで交換留学生のサポートをする傍ら、小中学生の学習指導などにあたる。海外赴任に帯同後、大学生、中学生の姉弟はいずれも帰国生受験を経験。
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EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生と、家庭教師を探している生徒様をつなぐオンライン家庭教師サービスです。
約4,000人(2022年6月時点)の教師が在籍していますので、生徒様に合う教師を紹介することができます。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
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英検準二級に合格し、また苦手科目だった数学の点数が飛躍的に伸びました。結果が出ているので安心して任せられます。
生徒に寄り添って根気強く教えていただきました。また、普段から励ましや声掛けなど勉強以外のところでも心の支えになり、モチベーションを上げていただきました。試験に向けての励ましやお声がけもいただき、落ち着いて試験に臨むことが出来ました。本当にありがとうございました。
受験した高校は親子そろっての面接なので、子どもの面接の様子を間近で見ることができました。想像していたよりもずっと立派な受け答えができていたので先生の指導によるものと感謝しています。また英作文のほうも内容・構成ともにしっかりしたものが提出できたようです。この度はご指導いただきありがとうございました。。指導の内容のみならず、生き様や学問に向かう姿勢、ご相談に乗っていただいた内容が、きっとこれから何年もキャリア形成に役立っていくと信じています。本当にありがとうございます。
保護者とも綿密に連絡を取り合い、こちらからのリクエストにも快く応じて内容の濃い授業を続けてくださいました。英語の能力も申し分なく、優しく分かりやすい授業だったと息子も言っております。先生のサポートのおかげで、第一希望の高校入試に合格できました。海外生活が長く日本語に不安がある状態での高校受験でしたが、同じような環境で受験をされた先生だからこそ気持ちを分かっていただけたのだと思います。お力添え、本当にありがとうございました。
勉強に対するモチベーション維持が上手な先生です。 生徒のロールモデルとなって指導してくださいます。