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帰国生入試で合格した中学に通う息子と高校に通う娘を持つ筆者が、受験前からずっと考えていたこと。それは英語が得意な帰国生=国際系の進路でよいのだろうかというクエスチョンです。アンサーのひとつは、英語が大好きな子どもでグローバル教育に親子で関心があれば、そのまま突き進めてハッピー、ということです。ただし、そうでない場合は……? この記事では、帰国生の親として考えたこと、EDUBALアンバサダーとして学校取材をする中で感じたことなどから、中学受験や高校受験前に考えておきたいポイントをお伝えします。
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中学や高校を帰国生入試でチャレンジすると決め、親子で受験校を考えるとき、皆さんはどんなポイントを大事にしているでしょうか。学校に馴染めるかどうかが心配で「授業の内容や難易度は?」「帰国生が何人ぐらいいるのか?」を考える場合もあるでしょう。苦労して身につけた英語力を活かせるよう「英語の取り出し授業など英語教育の充実」も大切なポイントかもしれません。
ほかにも、校風が合っているか、共学か女子校・男子校か、家からの距離、制服の好み、校則のあるなし、附属がいい……いろいろなポイントがあると思います。しかしながら、まずは中高への合格が重要であるため、学校選びの「その先」の検討は忘れがちです。
入学はスタートでしかないので、ひとつのゴールである大学進学のことも積極的に考えるとよいと思います。入学したい中学や高校の偏差値や、6年間(高校入学の場合は3年間)の教育内容は重要な要素ではありますが、「その先の卒業生の進路が、子どもの方向性と一致しているか」も同じぐらい大事だと実感しています。
ぜひ受験前に、各学校の「大学進学実績」や「先輩の進路」も参考にしてみてください。また総合型選抜を意識したカリキュラムが多いのか、一般選抜に向けた学習が主なのか、私立大学への進学が多いのか、国公立大学が目標なのか、理系・文系の比率、海外大学へは……? 見えてくるものがあると思います。
【帰国⼦⼥必⾒】英語だけ、英語⼀科⼊試ができる⾸都圏私⽴中学校!~英語イマージョン校も紹介~
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中高の帰国生入試の前から、前述した「見えてくるもの」を掴むことがなぜ大切なのでしょうか。それは学校と親子の「方向性の一致度をチェック」して「進学する学校を決める」と、勉強が楽しい中高生活となる可能性が高いからです。大学受験に向けて日々自信を持って取り組むには、学習内容との相性のよさというものがあります。
例えば、「英語は得意だけれど、他教科には自信がない」「英数(算)国は勉強したけれど、他教科が厳しい」と思うなら、入学後数年経っても悩むかもしません。英語が好きで国際系の大学を想像しているなら、国公立を目指すような進学校を選択肢から外し、総合型選抜や海外大学に強い中学や高校、IB(国際バカロレア)プログラムなどのほうがマッチするでしょう。レポートやプレゼンの準備など楽しく日々の勉強に励めると思います。
または、英語の得意不得手に関わらず、社会科や理科への取り組みをしっかりしてみたい、大学受験に向けた日本の勉強を頑張ってみたいという場合は、一般選抜が主流の進学校のほうがやる気が出るでしょう。そう考えると、学校の方針と親子の方向性の一致こそ、楽しく頑張れる力になるので重要だといえます。
最終的には親子で気に入った中学や高校に入学できたら、それだけでハッピーではあるのですが、ぜひ大学受験の方向性も確認してみてください。うちの子らしい(自分らしい)前向きな大学受験に繋がると思います。
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帰国生は英語ができる場合が多いため、国際系やグローバル系学部のある大学への進学や、英語学位がある大学、海外大学へ進学というイメージがあります。実際に海外経験と英語力が活かせるので、大学でも水を得た魚のように活躍できると思います。
ただし国際系ではない文系や理系大学に行きたい帰国生は、大学によっては受験科目として英語の得意さが活きるのみで、場合によってはあらゆる科目の学習に力を入れる必要があります。 点数化されるような成績では見えない、かけがえのない海外生活の経験。それは「何物にもかえがたい」と親子で理解してはいるものの活かす機会が少なく、大学受験に向けては時間と労力を要すると思います。しかしだからこそ、しっかりと一般選抜に力を入れている学校を選ぶことが重要になってくるかもしれません。
要するに「帰国生=国際系」もイメージ通りの王道で最高ですし、王道とは違う道なんだと自分らしい広がりのある大学選びをするのも素晴らしいことです。例えば、法学や国文学などを専攻したい文系、医学や工学など理系に進学したいという場合などがそれにあたるでしょう。
入学前から親子で方向性を見極めるのは難しいかもしれませんが、うちの子(自分)と相性がよさそうな中高選びを行えば、きっと幸せな大学受験への道になるはずです。帰国生で英語が得意だからという軸は脇に置き、ぜひあらゆる進路を想定して、中学校や高校選びを行ってみてください!
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著者プロフィール
EDUBALアンバサダー:小川のぞみ
ライター、コピーライターとして「教育」「住宅」をはじめ、多ジャンルで執筆。夫のアメリカ・カリフォルニア駐在に3年半帯同し、娘と息子の帰国受験に奔走した経験を持つ。これからの日本の教育、帰国生教育、英語教育、海外大や院への進学情報に興味関心あり。
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優しく教えていただいいる上、レッスンの内容が深みがあり、授業がとても楽しいです。先生に出会って志望大学へのモチベーションがますます高まりました。楽しいのはもちろんのこと、いつも程よい緊張感がある先生の授業が大好きです。
楽しい授業をしていただいています。
注意点を示す時に的確かつ簡潔に説明していただけてとてもありがたいです。質問にはすべて丁寧にいただき、帰国子女としての受験の実体験からも多くアドバイスしていただけます。自分の日本語力が周りより低い中、受験合格までの文法や言い回しを沢山指導していただきました。量をたくさんこなすよりも一つ一つのトピックを分析しながら話し合う先生の教え方が自分にすごく合っていると思っています。去年書いた小論文からは大きく成長していると感じ、面接でもだいぶ自信がついてきました
とても上手に授業を進めてくださいました。回答をしたときに仮に間違った回答や趣旨から外れた回答をしてしまっても、決して否定せずに肯定的なアドバイスをくださり、時にはその解答を活かしたアドバイスなどをしていただけたことによって、「回答をすること」自体も楽しくなったようです。子供の考えを丁寧に聞いてくださるため、モチベーションが自然と上がっていきます。授業の内外関わらずコミュニケーションをとりやすく、モチベーションを維持することができました。
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