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帰国子女を受け入れている学校に、EDUBALアンバサダーが母親目線で学校訪問するプロジェクト。今回は京都府京田辺市にある同志社国際中学校・高等学校(以下、同志社国際)です。同志社の創立者である新島襄の建学の理念を受け継ぎ、1980年「帰国生徒受け入れ専門校」として同志社国際高等学校が、8年後の1988年に同志社国際中学校が開校されました。
「違いという共通点からの出発」(一人ひとりは違って当たり前)をキーワードに、世界中から集まった帰国生徒・一般生徒が「共習」することでお互いの多様性を認め合い、協働し合う環境は同志社国際の数多くある魅力のひとつではないでしょうか!
帰国生徒教育にいち早く舵を切り、帰国生徒から絶大な人気を集める同志社国際の魅力に迫ります!
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毎日生徒が登下校に使う重厚感あふれる正門
所在地 | 〒610-0321 京都府京田辺市多々羅都谷60-1 TEL:0774-65-8911 |
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アクセス | JR学研都市線 同志社前駅下車 徒歩10分 近鉄京都線 興戸駅下車 徒歩15分 |
生徒数 | 約1200名【中学校約400名(1クラス約30名)、高等学校約800名(1クラス約45名)】 |
帰国生徒割合 | 約6割(全校生徒の約3分の2) |
コース | コース設定なし |
帰国生徒入試 | 中学校(募集人員約55名〈編入生含む〉) ・A選考〈専願〉:資格・書類審査・面接 〈併願〉:作文・書類審査・面接 ・B選考〈併願〉:教科試験(国語・算数および理科・社会・英語のいずれか3教科)各50分、各100点 高等学校(募集人員約90名) ・特別推薦入試:資格・書類等審査・面接 ・A選考:小論文・書類審査・面接 ・B選考:教科試験(国語・数学・英語の3教科)各50分、各100点 |
編入 | 中1から高2の春・夏に実施(入学時期はそれぞれ4月・9月) |
最寄駅から歩くこと10~15分、緑あふれる丘陵地に同志社建築の象徴ともいえる歴史を感じさせる煉瓦作りの正門が見えてきます。面積約79万㎡の広大な敷地には、同志社大学・同志社女子大学のキャンパスが隣接し、新島記念講堂、2つの体育館、グラウンド、6面取れるテニスコート、コミュニケーション・コンプレックス、食堂などが完備されています。生徒たちは、ゆとりある空間の中で自由にのびのびと充実した学校生活を送ることができます。
また、敷地内には「帰国生徒受け入れ専門校」ならではの施設、学寮(高校生対象)が併設されており、保護者が海外にいる場合、通学に1時間半以上かかる場合に入寮が可能です。同じような境遇で過ごしてきた帰国生徒と一緒に過ごせることはとても心強く、さまざまなバックグラウンドを持った仲間とお互いを理解し合うことで子どもたちはますます成長していくことでしょう。
高校生から入寮できる学寮。帰国生徒の強い味方!
多感な時期を共に過ごす仲間は一生の財産。
2023年度版】関西で人気の帰国枠中学受験校5選!|海外子女向けオンライン家庭教師のEDUBAL
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【吉田 恵都子 先生】
アドミッションズセンター主任 家庭科教諭
同志社国際中学校・高等学校に30年以上勤務。
明るくチャーミングな吉田先生は、いつも帰国生徒を温かく見守っておられる心強い存在。
帰国生徒60%一般生徒40%が在籍している本校では、
海外で経験した考え方や語学力を伸長しながらも日本の教育・文化へ
ソフトランディングできる環境が整っています。
自分で考えて行動できる人、他者の価値観を柔軟に受け入れられる人に向いている学校だと思います。
多くの価値観に触れ、新しい自分を発見してみませんか。
お待ちしています。
吉田先生から見た同志社国際のここがいい!
・帰国生徒が全校生徒の約3分の2!
・自分らしさを素直に表現できる居心地のいい場所!
・海外で習得した英語力の維持伸長できる環境がある!
・日本の勉強のサポートがしっかりしている!サポートが授業内で完了するところ!
・海外で経験できなかった文化祭や体育祭などの行事が生徒主体で行われるところ!
生徒が主役の体育祭
【帰国高校受験】英検を利用できる関西圏おすすめ高校5選!|海外子女向けオンライン家庭教師のEDUBAL
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コミュニケーションセンター(図書約65,000冊、うち洋書約12,000冊)
吉田先生:特別なコースは設けていません。本校は約3分の2が帰国生ですが、あえてコースに分けていません。帰国生徒と一般生徒の混成クラスで過ごすことでいろいろな価値観に触れるチャンスに恵まれます。最初はびっくりすることもありますが、いつの間にかお互いを理解してとてもいい関係が築かれていきます。
本校ではコース分けをしていませんが、幅広い選択科目を用意しており、興味のある授業を選べるカリキュラムになっています。高校においても文系・理系に分けず、生徒自身で興味のある分野の授業を選択しています。「共習」することで、さまざまな人から刺激をうけ、違う自分を発見して、将来の進路の幅を広げてほしいと思っています。また、創立者の新島襄が「型にはめず生徒の可能性を最大限生かす」ことを大切にしており、その理念を受け継いでいます。
吉田先生:中1から高3までドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国・朝鮮語を科目選択することができます。中1は週1時間、各言語の学習経験者のみ選択でき、中2からは週2時間、経験者クラスと初心者クラスの2段階設けています。経験者といってもレベルはさまざまなので、それぞれの生徒に応じた課題を設定し、各生徒の語学力を伸ばせるよう工夫しています。本校はさまざまなバックグラウンドを持つ生徒が集まっているので、言語だけではなく多様な文化を学ぶきっかけにもなっているようです。
フランス語検定やドイツ語検定を受検し、より高い級を目指し日々取り組んでいる生徒も多くいます。
吉田先生:多彩な留学プログラムを用意しています。短期プログラムでは、Harvard University Summer School (Secondary School Program)の様なレベルの高いプログラムから新島も学んだPhillips Academyで行われる、世界中の高校生が集まって学ぶPhillips Academy Andover Summer Session、アメリカ、ヨーロッパの協定校との交換留学プログラムなどがあります。
その他にも高2の1学期間のみの留学、学年を落とすことなく進級可能な1年留学もあります。但し、大学への内部推薦を受けるには高2の2学期以降は本校に在籍している必要があるため、1年留学に参加できるのは中学から準備して高1の2学期までに出発する生徒に限ります。
本校では国際教育を積極的に行っております。1日~10日単位で各国からの留学生の受け入れをしており、校内でも国際交流を図る機会は多くあります。
吉田先生:生徒たちは日常から真のコミュニケ―ションを学んでいます。本校は帰国生徒が全校の約6割という環境であり、生徒たちが幼少期に住んでいた国もさまざまです。触れてきた文化も違いますし、使っていた言語も違います。だから、自分が発した言葉が必ずしも相手に伝わるとは限らないことを知っています。海外では自分はマイノリティであった自身の経験を生かし、相手の状況をくみ取って相手を理解した上で相手に伝えるというコミュニケーション力が自然と身についているようです。「違い」がベースになっている本校では、まず相手を受け入れ、そこから新しい価値観でコミュニケーションをはぐくんでいきます。
吉田先生:各学年、週に1時間聖書の授業があります。本校におけるキリスト教教育は、聖書に学び、キリスト教の価値観を知ることで、自分、また他者と向き合うことを大切にしています。
毎朝20分の礼拝では、静かな祈りの時を過ごします。自分自身に向き合い、自らを見つめる時間です。
また、キリスト教や宗教について深く学びたい生徒には選択科目で受講できます。
吉田先生:本校では約8割の生徒が部活動に参加し、勉強と両立させながら活発に活動しています。部活動参加は強制ではないため、個人的に習い事をしている生徒もいます。
本校はスポーツ推薦を行っていないため、あまり強い部活はないのですが、運動部は毎日練習をしています。比較的緩やかな先輩後輩の上下関係の下で活動を行っているので、帰国生徒がなじみやすい環境だと思います。
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少人数での習熟度別クラス。サポートの手厚さを目の当たりにしました!
吉田先生:習熟度に合わせてクラス編成をしています。世界中から入学してくる帰国生徒はさまざまな学習環境で教育を受けてきており、入学までの学習状況も違います。中1の段階で英検1級やTOEIC900点以上を取得している生徒もいますし、日本人学校に通っていた生徒、非英語圏からの帰国生徒などさまざまなバックグラウンドを持った生徒がいます。そのため、中学では6段階、高校では4段階に分けて授業を行っています。最も習熟度の高いクラス(Oクラス)は現地校とほぼ同じレベルの授業を展開し、レベルに応じたクラスでさらに英語力を伸ばします。
吉田先生:クラスの担当者が普段の様子を見てクラスを上げても良いと判断すればクラスを上げることができます。クラス移動には必ずしも全てのクラスで定期テストがあるわけではなく、レポート提出やプレゼンなどさまざまな角度から判断します。また、留学などを経て、クラス移動するケースもあります。
もっともレベルの高いO(Outlook)クラスの授業風景。
高校生はディスカッションの機会が多く、教室内はネイティブ並みの英語が飛び交っています。
吉田先生:国語・数学・理科・社会・聖書、高校では情報・保健も習熟度別クラスを展開し、柔軟に対応しています。生徒の負担にならないよう放課後や土曜日に補習を行うことはせず、全て授業内でサポートしています。入学後すぐ国語・数学のPlacement testを行い、習熟度別クラスの編成を行います。
海外生活が長く日本語のケアが必要な生徒は、特別なカリキュラムで日本語のサポートをしていきます。
吉田先生:本校は帰国生徒が多く在籍している学校なので、帰国生徒だからといって学校になじめないなどの心配はほぼありません。帰国生徒といってもひとくくりにはできず、それぞれの帰国生徒が入学までに過ごしてきた国・文化も違い、在外期間も全く違うので、教員が生徒一人一人の悩みに寄り添い、個別にサポートしています。
吉田先生:いわゆる「校則」はありません。但し、法律を守ること、学校指定の上履きを正しく履くことは決まっています。
校則はありませんが、本校の生徒は「自由は難しい」と理解しています。自由であると同時に自分で決めたことに対して責任を持たなければなりませんし、自分の自由が相手の自由を奪うことになればそれは真の自由ではありません。本校の考える自由というのは、「自由に考えられる」「自由に発想できる」「自分らしくいられる自由」であるので、生徒たちが心地よく過ごせるのだと思っています。
帰国子女中学受験とは?体験談やスケジュールなど、経験者による徹底解説!|海外子女向けオンライン家庭教師のEDUBAL
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中高校舎から臨む同志社大学京田辺キャンパス
吉田先生:約9割が同志社大学・同志社女子大学・推薦指定校に進学します。海外大学へは例年学年で5名程度進学しています。
国内の他大学や海外大学への進学を希望する生徒に対しては、担任はもちろんのこと、「教育開発センター」で出願サポートなど総合的なサポートを行っています。
帰国子女枠中学受験の学校情報・入試対策方法|海外子女向けオンライン家庭教師のEDUBAL
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ネイティブ教員による英語授業の様子
【同志社国際ホームページ 「入試情報」(中学校入試・高等学校入試)】
★詳細は必ず学校ホームページや説明会等でご確認ください。
【入試案内】
≪帰国生徒の認定≫ ①abcのいずれかと②abcのいずれかの両方の条件を満たす者
①
a:日本国籍を有する者
b:特別永住者の資格を有する者
c:日本の法律に定める「永住者」「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者」「定住者」に該当する者
②
a:海外在住期間が1年6ヶ月以上の者で、帰国後の期間が海外在住期間を越えない者
b:小学校課程における海外在住期間が4年6ヶ月以上の者
c:海外在住期間が5年6ヶ月以上の者
■中学校帰国生徒入試
★試験日:12月A選考 2024年12月11日(水)
1月B選考 2025年1月21日(火)
2月A選考 2025年2月9日(日)
※HP記載の帰国生徒認定手続を受けなければ出願できないので注意。
★募集人員:約55名(編入生を含む)
★試験科目:
A選考〈専願〉 資格、書類審査、面接(保護者同伴・日本語)
A選考〈併願〉 作文、書類審査、面接(保護者同伴・日本語)
B選考〈併願〉 教科試験(国語・算数および理科・社会・英語のいずれか3教科)各50分、各100点の合計点
■高校帰国生徒入試
★試験日:特別推薦(条件A,B)〈専願〉 2024年12月10日(火)・・・第2次選考
A選考〈併願〉 2024年12月11日(水)、2025年2月9日(日)
B選考〈併願〉 2024年12月12日(木)、2025年2月10日(月)
※HP記載の帰国生徒認定手続を受けなければ出願できないので注意。
★募集人員:約90名
★試験科目:
特別推薦入試(条件A,B) 資格、書類等審査・面接(保護者同伴・日本語)
A選考 小論文、書類審査、面接(保護者同伴・日本語)
B選考 教科試験(国語・数学・英語の3教科)各50分、各100点の合計点
【吉田先生からのワンポイントアドバイス!】
※英語資格の級や点数が高いからといって必ず受かるとは限りません。なぜなら面接・書類の総合評価で審査するからです。当然のことですが、資格や級はより高い点数を目指して取り組んでください。
※成績表は、中学受験なら小1からの成績表全て、高校受験なら小1からの海外成績表は全て(日本のものは中1から)を提出していただきます。但し、海外の学校に通い始めたばかりという生徒、日本に帰国したばかりの生徒が苦労していることを理解しています。本校の入試では成績の「経過(伸長度)」を見るので、日々の学習に励んでください。
※作文・小論文試験は、創造力、発想力、構成力(論理立てて書かれているか)を確認します。作文・小論文では、言語の運用能力も確認します。過去問などを活用し、書く練習を重ねておいてください。
※作文・小論文試験は、海外生活で習得した言語に限られます。
※専願と併願を両方受けられる場合と受けられない場合があります。中学受験では専願、併願どちらかのみしか受験できません。
※国内インター生は一般生徒として受験いただきます。個人留学の方はA選考のみ受験可能です。
吉田先生:基本的には受験生に質問しますので、保護者の方へは2つか3つ質問させていただきます。普通に会話していただければと思います。保護者の方へは、ご家庭の教育方針や海外での生活についてなど受験生だけでは答えられないことを中心に質問します。
面接に来ていただくのはご両親もしくはどちらかお一人でも結構です。
吉田先生:中1から高2まで春・夏に定期的に編入試験を行っていますが、中3、高校への受験は、一度日本の学校に転入すると編入試験が受けられないので注意してください。
【2024年度版】帰国子女枠受験でおすすめの中学校ランキング10選|海外子女向けオンライン家庭教師のEDUBAL
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「せっかくの貴重な海外生活なのに海外に密着した生活をしないともったいないと思うんですよ!」という吉田先生のお言葉がとても印象的でした。海外生活を有意義に過ごさせたいと思う反面、帰国に向けて日本式の受験勉強をしなければならないことに葛藤した経験を思い出しました。
帰国後、同じような境遇で過ごした仲間達、理解ある先生方が温かく受け止めてくださるのはとても心強く、海外の活動に全力で取り組む上で大きな安心材料となるのではないでしょうか。
帰国後のサポートが万全で、海外で身に付けた英語力を維持伸長できるのはもちろんのこと、英語力だけではなく海外生活で身に付けたモノの見方、感性、海外経験をありのまま受け止めてくださる同志社国際は、多感な時期を海外で暮らし、日本の生活に不安を感じているお子さまにとって最適な学校だと思いました。
帰国生徒がマジョリティであり、居ながらにしてグローバルな雰囲気のあるとても特徴のある学校です。ぜひ実際に足を運んで学校や生徒の様子を肌で感じることをおすすめいたします。
「違いという共通点からの出発」というキーワードがまさにぴったりな同志社国際中学校・高等学校。グローバル教育の真髄に迫る実り多い訪問となりました。
約7年間のロシア、オーストリアでの海外生活を経て、4人の子どもの帰国大学受験、帰国高校受験、帰国中学受験を経験。 受験生ママの視点でも悩みに寄り添います。
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EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生と、家庭教師を探している生徒様をつなぐオンライン家庭教師サービスです。
約5,500人(2024年7月時点)の教師が在籍していますので、生徒様に合う教師を紹介することができます。
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・同志社国際の入試に向けた指導をしてほしい!
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
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英検準二級に合格し、また苦手科目だった数学の点数が飛躍的に伸びました。結果が出ているので安心して任せられます。
とても熱心に指導していただきました。娘も説明がわかりやすいと言っておりました。
生徒に寄り添って根気強く教えていただきました。また、普段から励ましや声掛けなど勉強以外のところでも心の支えになり、モチベーションを上げていただきました。試験に向けての励ましやお声がけもいただき、落ち着いて試験に臨むことが出来ました。本当にありがとうございました。
受験した高校は親子そろっての面接なので、子どもの面接の様子を間近で見ることができました。想像していたよりもずっと立派な受け答えができていたので先生の指導によるものと感謝しています。また英作文のほうも内容・構成ともにしっかりしたものが提出できたようです。この度はご指導いただきありがとうございました。。指導の内容のみならず、生き様や学問に向かう姿勢、ご相談に乗っていただいた内容が、きっとこれから何年もキャリア形成に役立っていくと信じています。本当にありがとうございます。
中学入試のための英語エッセイを英語で指導していただきました。小学生には難しいところを的確に指導していただき、エッセイの構成や内容が格段に向上しました。親しみやすい雰囲気で毎週レッスンが楽しみでした。