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本ページでは、IB 44点を取得した常盤さん(東京大学)を中心に、IB高得点取得者からIB Chemistry(化学) HL/SLの科目選択や勉強法、試験対策に関する有益な情報を集め、まとめました。ぜひ今後の勉強にお役立てください!
まずは、常盤さんのプロフィールのご紹介です!
所属大学:東京大学
滞在国:オランダ/シンガポール
指導可能科目:Physics/ Math/ Chemistry他
IBで高得点をとるには、コツを押さえた対策など効率の良い勉強が重要となりますが、自分の進路を見据えた科目選択も同様に重要です。科目選択に関してお悩みの方、Chemistry(化学)を勉強されている方は、以下の情報をご覧ください。
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Chemistryをおすすめしたい生徒
計算や実験が多いため、理系科目が苦手な生徒は苦労すると思いますが、他のGroup 4の科目と両立する場合(理系科目を2つ取っている場合)は、必要な知識が科目間で重複するので学習しやすいです。そのためPhysics(物理)やBiology(生物)などの他科目と同時に履修する生徒も多くいました。
CoreのOrganic Chemistry(有機化学)やOptionsのBiochemistry(生化学)、Medicinal Chemistry(医薬品化学)などの実験や計算を用いることが少ないTopicsは、Biology(生物)との共通点があったので理解しやすかったです。逆に、実験・計算を得意とする生徒は、生物関連のTopicsで苦労をしていました。
Chemistryを始める前に知っておくべきこと
Calculator(関数電卓)を用いた課題が多く、苦労しました。Calculator(関数電卓)の使い方は覚えておくと課題に取り組みやすくなります。
2023年以降のシラバス
SL+HL | シラバス(日本語) |
構造 1. 物質の粒子性のモデル/Models of the particulate nature of matter 構造 1.1 ― 物質の粒子性 構造 1.2 ― 原子核 構造 1.3 ― 電子配置 構造 1.4 ― 質量による粒子の計数:モル 構造 1.5 ― 理想気体 構造 2. 結合と構造のモデル/Models of bonding and structure 構造 2.1 ― イオン性のモデル 構造 2.2 ― 共有結合性のモデル 構造 2.3 ― 金属性のモデル 構造 2.4 ― モデルから材料へ 構造 3. 物質の分類/Classification of matter 構造 3.1 ― 周期表:元素の分類 構造 3.2 ― 官能基:有機化合物の分類 反応性 1. 何が化学反応を促進するか/What drives chemical reactions? 反応性 1.1 ― エンタルピー変化の測定 反応性 1.2 ― 反応のエネルギーサイクル 反応性 1.3 ― 燃料に由来するエネルギー 反応性 1.4 ― エントロピーと自発的に進む反応(HL 発展項目) 反応性 2. 量、速度、進行度/How much, how fast and how far? 反応性 2.1 ― 化学変化の量 反応性 2.2 ― 化学変化の速度 反応性 2.3 ― 化学変化の進行度 反応性 3. 化学変化の反応機構/What are the mechanisms of chemical change? 反応性 3.1 ― プロトン移動反応 反応性 3.2 ― 電子移動反応 反応性 3.3 ― 電子を共有する反応 反応性 3.4 ― 電子対を共有する反応 |
SL+HL | Syllabus (English) |
Structure 1. Models of the particulate nature of matter Structure 1.1—Introduction to the particulate nature of matter Structure 1.2—The nuclear atom Structure 1.3—Electron configurations Structure 1.4—Counting particles by mass: The mole Structure 1.5—Ideal gases Structure 2. Models of bonding and structure Structure 2.1—The ionic model Structure 2.2—The covalent model Structure 2.3—The metallic model Structure 2.4—From models to materials Structure 3. Classification of matterr Structure 3.1—The periodic table: Classification of elements Structure 3.2—Functional groups: Classification of organic compounds Reactivity 1. What drives chemical reactions? Reactivity 1.1—Measuring enthalpy change Reactivity 1.2—Energy cycles in reactions Reactivity 1.3—Energy from fuels Reactivity 1.4—Entropy and spontaneity (Additional higher level) Reactivity 2. How much, how fast and how far? Reactivity 2.1—How much? The amount of chemical change Reactivity 2.2—How fast? The rate of chemical change Reactivity 2.3—How far? The extent of chemical change Reactivity 3. What are the mechanisms of chemical change?? Reactivity 3.1—Proton transfer reactions Reactivity 3.2—Electron transfer reactions Reactivity 3.3—Electron sharing reactions Reactivity 3.4—Electron-pair sharing reactions |
こちらの内容は2022以前のシラバスでの体験談となります。
IB Chemistry(化学)では化学反応や化学構造など、学校の授業や教科書だけでは理解しにくい内容が多いため、ビデオ等の他教材で視覚的に理解することも効果的です。
実際にIB Chemistryを学んだIB卒業生に聞いたところ、「ネット上の化学ビデオ教材をすきま時間に見て、理解を深めていた」とのこと。ネット上でよく見られるビデオ教材はIB専用ではないものの、IB Chemistry内容と一致している部分を解説しているため、十分効果的だそうです。
それでも理解が難しいところがあった場合は、家庭教師サービスなどを利用するのもおすすめです。
学校によって異なりますが、学校で行われるテストは過去問をベースとしたものが多い印象です。
実際の試験でも使われるData Booklet(*)”の内容を把握すると理解が深まり、テストで高得点を取得しやすくなります。
そのため、Data Bookletに記載されている計算式や周期表等の活用部分も覚えると試験の時に問題を解きやすくなります。繰り返し問題を解いて覚えることが最も効果的です。
*計算の公式、周期表、構造(図)などが記載された冊子のこと。
Chemistryには3つの”Paper”と呼ばれる筆記試験があり、それぞれ出題形式も時間配分も大きく異なります。
そのため、各Paperの形式を理解し、それぞれ対策を練ることが重要です。
Paper 1:
Paper 1はMCQ(Multiple Choice Question)といって、与えられた選択肢から答えを選ぶ形式になっています
そのため、とにかく多くの問題を解いて、問題のパターンに慣れることが大切です。
Paper 2:
計算、定義、解説、図を用いた説明等、幅広いTopicsから様々な形式で出題されるため、過去問をひたすら解くことが対策になります。
また、教科書に載っている問題も基本的にシラバスに沿っているので、教科書を使っている方は普段の勉強が対策につながるでしょう。
シラバスの内容をしっかり理解するのが大切ということですね
Paper 3:
Paper 3はSection AとSection Bに分かれており、Aはデータベースクエスチョンというデータを分析して答える問題、Bはオプションの中から一つ問題を選んで解く方式になっています。
しっかりと授業内で行った実験を振り返り、復習に励みましょう。
EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生教師と、家庭教師を探している現役IB生やPre IB生をつなぐオンライン家庭教師サービスです。
EDUBALでは、インターネットのビデオ通話を通して授業を行うため、世界中どこにいても授業を受けることができます。また、帰国子女大学受験を経験している教師も多く在籍しています。
これまでにも、
・Science系のIAやPast paperでの練習のサポートをしてほしい!
・Science系の授業で理解が追いつかなかった箇所をフォローして欲しい!
・他のIBの科目と合わせて指導して欲しい!
などのお悩みを抱えた生徒さまに、IBを経験した大学生の教師をご紹介し、オンライン家庭教師の指導によってIBの勉強のサポートをしてきました。
実際にEDUBALを受講した方からも、たくさんの良い評価を頂いております!
現在、無料体験授業も実施しておりますので、IBや国内外の大学進学でお困りの皆さま、まずはEDUBALにご相談ください!
中原 先生(University College London / Arts and Sciences)
中原 先生(University College London / Arts and Sciences)
滞在国
イギリス
担当コース
真面目で明るい性格の教師です。教師から質問を投げかけることで生徒様自身の思考を促し、内容に関して深い理解を得られるよう指導致します。また目標に向けた計画の立て方についても丁寧にサポート致します。
筒井 先生(University of Oxford / 基礎工学)
筒井 先生(University of Oxford / 基礎工学)
滞在国
スイス・イギリス
担当コース
根気強く、生徒の理解度をはかりながら指導をする教師です。理系科目は特に基礎が大事だと考えており、0から丁寧に教えることができます。日英両言語で流暢に、分かりやすく解説します。
藤原 先生(Brown University / CLPS (Cognitive, Linguistic, and Psychological Studies)専攻予定 )
藤原 先生(Brown University / CLPS (Cognitive, Linguistic, and Psychological Studies)専攻予定 )
滞在国
アメリカ・カナダ
担当コース
優しく穏やかで、とても努力家な教師です。学年や悩みに合わせた指導方針、また十分な対話を心がけ、生徒様が自分で考えるという行動を大切にした指導を目指します。
下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
ご自分の体験をベースにした上で、生徒のレベルに合わせた対策を立てて対応してくれました。子供がなかなかうまくいかないときも、モチベーションを維持しながら淡々と授業を進め、しっかりと成果を出してくれました。目標には残念ながら届きませんでしたがそれに近い点数を取ることができたのは先生のお陰です。
IBChemistry経験者の立場からの良きアドバイザーとしてとても頼りになりました。
事前に授業の準備などを毎回怠らずにしてくださいました。いつも丁寧に、分かりやすく教えていただきありがとうございました。
日本語で授業させていただいてますが、説明が分かりやすく質問にも丁寧に答えてくれています。授業科目以外の経験やアドバイスもシェアしていただいてるのでIB全体の参考になり助かっています。
生徒のモチベーションを上げてくれ、またロールモデルとなってくれる、指導が上手な先生でした。