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首都圏で帰国子女を受け入れている学校に、EDUBALアンバサダーが母親目線で学校訪問をするプロジェクト。
今回は、近年帰国子女を持つご家庭からの人気が上昇している山脇学園中学校・高等学校です。来年創立120周年の歴史と伝統を持ちながら帰国子女を多く受け入れ、国際教育も推進する同校。充実した英語・STEM教育をはじめ、個性を伸ばすユニークな取り組みをしています。
そんな山脇学園の魅力を紐解いていきましょう!
山脇学園は国際色豊かな港区赤坂にある中高一貫の女子校。赤坂見附駅から青山通りを進み、緩やかな坂を登ると、煉瓦造りの瀟洒な校舎が見えてきます。校門を入ってまず驚くのが、都心とは思えない広い敷地を有していること。広い校庭では、体育祭を6学年全体で行うことができるそうです。訪問した日は生徒さんたちがのびのびと部活を行っていました。
窓が大きくたっぷり日の光が入る校舎は凛とした雰囲気に包まれ、礼儀正しく明るく行き交う生徒さん方が印象的。
また、施設も充実しています。旧短期大学の校舎を譲り受け、英語のアウトプット力を育てるイングリッシュアイランド、本格的な理科実験・研究室、畑や屋外実験場のあるサイエンスアイランドなど、英語教育、理系教育どちらにも力を入れています。
煉瓦造りの新しい校舎がとても素敵。そして都心にこの広さの校庭があるのは素晴らしい!楽しい学園生活が送れそう。地下鉄4駅から5~7分でアクセスできるのもとっても便利ね!
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学園にはイングリッシュアイランド、サイエンスアイランド、リベラルアーツアイランドという3つの大規模な学習施設があります。教科横断型、社会で通用するスキルを習得、多様な体験を通して探究学習を行い、変化多き未来の社会で論理的思考を持ち、課題解決に活用できる「総合的な知の力」=「総合知」の育成を目標にしています。
生きた英語を実践的に楽しく学ぶことができる施設。帰国生にも好評のプログラムが提供されています!
ケンブリッジの教材を用いて、習熟度別に学習。英語をツールとして使うことが目標。全学年英検受験は必須で、英語を学習してきた帰国生は早期に英検1級を取得し、その後はTOEFL iBTで80越えを狙います。
放課後活動・・・英検対策、TOEFL、IELTS、スピーチコンテスト、プレゼンテーション、学外コンクールに向けて、7人のネイティブを含むグローバルティ-チャーから指導を受ける事が可能。
中3で希望選択制で”英語チャレンジプログラム”の選択も可能。1年間、日本人とネイティブ教員の2人で担任を担い、ホームルーム活動は英語で展開。Global Fellowship Program(オンライン学校交流)にも参加し、主にSDGsの課題と解決を話し合います。解決策を導き出す為にリサーチワークやディスカッションを多く行います。
帰国生にとっては意外に難しく悩みの種なのが英語力保持。山脇学園のレベルの高い多彩な英語プログラムで、海外で得た英語を土台に更なるレベルアップが可能に。
イギリスの街を模したEIは生徒たちに人気の施設だそうです!
5つの実験室、中学2つ高校3つの継続研究室、50台の顕微鏡室、野外実験場、プレゼンテーションルーム等からなる施設。
理科の授業とは別に、サイエンティストの時間という探究型プログラムに取り組みます。充実の施設と豊富な体験型授業で生徒の知的好奇心を刺激します。
中3で希望選択制で”科学研究チャレンジプログラム”に参加が可能。参加者は、ロボット、パソコン、生物の各研究グループに分かれて、放課後に専門的な研究活動に取り組みます。このプログラムを通して、理系への適性を自分自身で探る事ができます。研究例として、大学の先生からアドバイスを頂きながらロボット開発やアプリ制作、プログラミング言語「Python」を用いたゲーム開発、ヌマエビなど身近な生物の研究等多種多様に渡ります。
帰国生の中には一定の英語力はついたと感じ、科学研究チャレンジプログラムを選択し、高校進級時にこのプログラムの延長線上にあたるサイエンスクラスに挑戦する生徒もいます。
こんなにもバリエーション豊かで深い理系教育が行われていることに驚きを隠せませんでした!壁一面所狭しと張られている生徒さんのレベルの高い研究発表後のレポートに感心しました。将来山脇学園卒、帰国生のリケジョや女性研究者が輩出される期待大です。
議論力、プレゼンテーション力を磨く施設です。
社会調査、法律、経済、倫理など多角的に学び、模擬裁判や模擬国連などアカデミックな活動をしています。また、データサイエンスの基礎をエクセル演習を通して学び、社会調査に挑戦します。なおこのLI施設はLearning Commonsとして2022年秋に新しい総合学習エリアとして生まれ変わります。
国内外問わず、実はとても大事なプレゼンテーション、コミュニケーションスキル、交渉能力。これらの能力を時間をかけてクラスメイトとじっくり学び、習得出来る事は、社会に旅立つ際に大きな自信に繋がり、未来の可能性が広がる気がしました! 大学入試対策にも役立てる事が出来ますね。
部活動は、文科系15、運動系10、パフォーマンス系14。
また独自のカリキュラムとして、中1では必修で和室での琴(山田流琴曲)と立ち居振る舞いや作法を学び、その他に中2で礼法(小笠原流)、中3で華道(池坊)も学びます。
海外にいると、日本文化を知る機会がなかなか無いので、日本の伝統文化や作法を学べる事はとてもありがたい!訪問当日は、様々な部活動に意欲的に活動している生徒さん達を沢山見ました。部活の種類が充実していて良いですね!
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近年帰国生の入学が大幅に増加している山脇学園。帰国生のフォローや取り出し授業がどのように行われているかお尋ねしました。
今年の帰国生の入学者は56名。英語入試で入学した27名と合わせた83名が英語クラスに。
近年、非常に高い英語力を持った生徒の入学が増えているのが本校の特徴です。
帰国生・英語入試の生徒の為に、今年は英語はG5からG1まで、5つの習熟度別クラスがあります。本校が目指すのは「国際社会で活躍するための本物の英語力」。クラス毎の英語力はG5が英検準1級、G4は2級が目安に。入学前のプレイスメントテストで決定しました。
G5、G4の生徒は国内トップ大学や海外大学進学を目指し、高校卒業時にCEFRのC1レベル(英検1級レベル以上)の英語力習得を目指します。
今年はG5に約10名、G4に約40名と上位2クラスに約50名もの生徒が在籍しています。G3以下の生徒も意欲的に英語力の向上に努めているので、学校全体で高いレベルの授業が行われています。
・今年は国語取り出し参加数は20名程度。帰国生が増えた分、取り出し授業が必要な生徒も増えてきました。今後は小学校レベルの漢字力や文章力を復習できるように国語取り出し授業のレベルを調整していきます。
・教科とは別に中学で実施している、新聞を読み自分の意見を書き出す「新聞を読もう」やそれを共有する「INFO」といった取り組みも国語力アップに。
・理社も取り出し授業があり40名程度が補習を受けています。
本校では英語だけではなく、教養としてどの教科についてもしっかりと勉強して欲しいと願っています。そのため、学力の低下がみられる生徒には早めに声掛けをし、補習等のフォローを行っています。帰国生のソフトランディングに手厚い環境を整えています。
帰国生と国内生の間に素晴らしいクロスカルチャーの文化が生まれています。国内生にとって帰国生は、英語が出来て、チャレンジングなとてもかっこよい存在。パッとものを上手に言えたり、手を挙げて発言もよくしてくれる。そんな姿を国内生が見て、非常に大きな刺激を受けています。帰国生、国内生が教え合い切磋琢磨することで、学校に活気と生徒たちの積極性を生んでいる様に感じています。
今年は帰国生、英語入試の生徒を合わせてなんと83名!先生曰く「これだけ英語を使える生徒が多いと、学校の文化がまったく違ってくる」とのこと。
帰国生仲間がいて、切磋琢磨できる環境は安心しますし、心強いですね!
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西川史子校長先生
私たちは常に多様性を受け入れられる学校でありたいと思っています。多様なグローバルな世界を経験されてきた帰国生は、是非本校に来ていただきたい。Welcomeです。海外で生活をしてきたというのはかけがえのない経験なので、それをpositiveに捉えられるように声掛けしていきたいですね。
本校では生徒達を見ながら、より良いカリキュラム作りに力を入れています。文理問わず自由度が高い教育を行ない、生徒の個性を伸ばしていきます。
鎗田謙一教頭先生
英語が出来ると世界が舞台になり、ライフステージをどこにでも置くことが出来る。英語が分かるという事は言わば全世界が分かるという事に繋がります。帰国生は自分を拡げていけるポテンシャルを持っています。本校には海外での経験を活かしたいと考えている帰国生が沢山がいますので、皆さんに是非来ていただきたいですね。
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山脇学園は帰国生入試について「帰国生・英語入試特設LINE」で最新の情報と入試詳細をお知らせしています。
2024年(令和6年)の帰国生募集要項については是非そちらをご確認下さい。
山脇学園の帰国生入試の特徴
✓2024年度は、帰国生入試(I期、II期)と英語入試合わせて55名の募集です。
✓英語のスピーチを動画に収めて提出する「帰国Web入試(オンライン入試)」については海外在住の帰国生のみ受験が可能。第一期が8月に行われます。
帰国Web入試Ⅰ期募集要項
✓帰国生入試は、回数と受験科目パターンが選択可能。都合の良い日程・得意な科目で受験できます。
受験科目は、①国語・算数②国語・面接(含英語)③算数・面接(含英語)です。
各回の難易度や内容が違っていますが、3年分の各回の過去問がHPに掲載されています。
そちらで対策を!とのお話がありました。
✓受験資格は「海外の学校に1年以上在学した方で、原則として帰国後3年以内」。
✓受験資格は「帰国生・英語入試特設LINE」のチャットから個別に相談してください。
✓英検3級以上を保有していれば、2月の英語入試(試験は国算)にも出願できます。
山脇学園の受験には「帰国生・英語入試特設LINE」の登録は必須ね!最新の受験情報はそちらでチェックが間違いないわ。あとは英検を持っているのがおススメよ!
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近年帰国生の入学者が大幅に増えた同校。帰国生もすぐに溶け込みやすい明るい雰囲気です。
実践型の英語教育を始め、ユニークなカリキュラムが帰国後のお子さんの学生生活をより実り多き豊かなものにしてくれることでしょう。
お話を伺った西川校長先生、鎗田教頭先生も生徒ひとりひとりをよく見てくださっています。母親として「この学校に娘が通ったら、安心して充実した学園生活が送れるだろうな」と思いました。
フレキシブルに多様性を受け入れ、大きく躍進を続ける山脇学園。生徒の好奇心を引き出す取り組みをされている魅力的な学校でした。今後も大注目です!
アンバサダーが見た山脇学園のおすすめポイント
✓ 英語は5つのレベルに分けた習熟度別授業。帰国生の英語レベルが高い!
✓ 理系教育が充実。中1から自身の適性を探りながら将来の進路選択が出来る
✓ 国理社の取り出し授業があり、学習が遅れてきた生徒への早目の声掛けもある
✓ 校長先生、教頭先生はじめ先生方の意欲が高く、学校の雰囲気が良い
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筆者プロフィール:EDUBALアンバサダー。
駐在帯同で台湾6年アメリカ3年滞在。
娘2人は現地校に通い、帰国後は中高帰国生/一般受験に向けて準備中。
母は目まぐるしく変化し複雑化する帰国生受験に対策奔走中。
世界の帰国生の気持ちに寄り添った配信が出来るよう目指します。
趣味は知らない街の散歩!
EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生と、家庭教師を探している生徒様をつなぐオンライン家庭教師サービスです。
EDUBALでは、インターネットのビデオ通話を通して授業を行うため、世界中どこにいても、いつでもご自宅で手軽に指導を受けることができます。
また、帰国子女中学・高校受験を経験している教師も多数在籍しています。
EDUBALなら、このようなご要望にお答えすることができます。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
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とても熱心に指導していただきました。娘も説明がわかりやすいと言っておりました。
中学入試のための英語エッセイを英語で指導していただきました。小学生には難しいところを的確に指導していただき、エッセイの構成や内容が格段に向上しました。親しみやすい雰囲気で毎週レッスンが楽しみでした。
素晴らしい授業でした。毎回適切なワークシートの宿題を出して頂き、とても良かったです。指導内容も日本の受験に特化した形で教えていただけたので、注意されたところが息子にも受け入れやすかったようです。受験指導ということで短期間になってしまったので、とても残念です。足りないと思っていた部分を先生が補完してくださったことが、良い結果につながりました。
一貫した指導方法で、安心して授業を受けられました。問題点の洗い出し、またその解決策を具体的に提示してくださる一貫した方法で子供を合格へと導いて下さいました。またその分かりやすさは、勉強の面白さへとつながり、子供が授業を毎回楽しみにしている程でした。大変感謝しております。ありがとうございました。
ICT機器を上手く使って、息子に寄り添ってご指導下さりありがとうございます。