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「帰国子女枠で日本の大学を受験したい!でも、一体どの資格が有利になるんだろう…?」そのような疑問をお持ちの方はいませんか?今回は、「SAT」と「IB」に焦点を当てて、帰国大学受験においてどちらを取得すべきなのか、どちらが有利になるのかなどについてご紹介していきます!
帰国受験を目指しているみなさんが一番気になっているのは、実際帰国枠での大学受験でSATとIBのどちらが有利になるのか?ということではないでしょうか。結論から言うと、受験する大学や学部によってどちらが有利になるかは異なります。例えば、東京大学の場合はIBのみで受験ができ、また点数によっては選考に非常に有利になります。しかし、SATの場合は選考の際の足切りには使われても、それだけで合格できるということはありません。一方で、慶應義塾大学の場合はSATのみ、もしくはIBのみで受験できる学部があります。しかし、早稲田大学や上智大学などの場合は、IBもSATも「受験資格」にとどまり、一定の点数以上を所持していれば受験ができるという扱いになるため、どれだけ高い点数を所持していても選考に有利になるということはありません。
このように、大学や学部によってSAT、IBそれぞれの資格の扱いが異なるため、受験する予定の大学や学部のそれぞれの資格における重要度を見極めた上でどちらを取得するかを決めることが必要になるでしょう。
帰国枠受験で有利になる資格が大学ごとに異なることはわかったけれど、「まだ受験する大学を決めていないから取得しやすい方を勉強したい」「受験まであまり時間がないから、より高得点を取りやすい方を選びたい!」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?どちらかに集中して試験勉強をしても、受験までに目標の点数に届かなかった、なんてことになったら悔しいですよね。そこでもう一つ重要なのが、「どちらの方が自分にとって取得しやすいのか?」という視点です。以下では、帰国子女のSAT・IB経験者の先輩たちの意見を元に、SAT・IBそれぞれのメリットをまとめました。ぜひ参考にしてみてください!
【IB】
・SATは英語を第一言語とする生徒向けだが、IBは英語を第二言語としても選択できる
・IBは学校のプログラムに組み込まれているので、サポートを受けながら勉強ができる
・自分が好きな科目を選択し、勉強することができる
【SAT】
・IBが一度しか受験できないのに対し、SATは何度でも受験できる
・科目数が少ないので、それぞれに集中して勉強ができる
・問題がパターン化されているため、英語が苦手でも覚えてしまえば簡単
・IBは2年間という勉強時間が必要とされるが、SATは独学であるため勉強時間は短くて済む
以上のメリットをまとめると、全体的にIBよりもSATの方が取得しやすい傾向にあることがうかがえます。しかし、学校のプログラムにIBがあり、授業でIBを学べる場合はIBに挑戦してみても良いかもしれません。そうではなく、独学で取得しようとお考えの方は、SATの方が高得点を取得しやすいと言えるでしょう。
ここまで読んで、どちらを取得するかなんとなく決まってきたのではないでしょうか。一方で、「どちらかに絞るのは不安だから、両方勉強して保険をかけておきたい…!」「どちらも勉強しておいて、高得点が取れた方を使いたい」という方もいらっしゃるでしょう。では、SATとIBの勉強を両立して行うことは可能なのでしょうか?答えは、「SATとIBの両立は難しいけれど可能」です。IBを取得する場合、決められた時間を勉強に費やさなければならず、少ない空き時間でSATの勉強をしなければなりません。しかし、空き時間が全くないということはないので、両立は必ずしも不可能ではない、ということになります。
IBを取得する場合、大抵学校で定められたプログラムに則って授業が行われ、科目ごとに課題が課されます。そのため、勉強時間はある程度決められており、日々の生活もそれらの勉強時間が多く占めることになります。そこにSATの勉強が加わると、人にもよりますが1日のほぼすべての時間をいずれかの勉強に費やすことになってしまいます。そのため、非常に高いモチベーションを約2年間保ち続ける自信がある、勉強することが全く苦にならない、といった方にはIBとSATの両立は可能と言えますが、「念のためにどっちも取っておこう」という軽い気持ちで臨むと、あとあと苦労してしまうでしょう。
もちろん、IBを勉強することで英語力や数学の問題を解く力も身につくので、それを生かしながらIBの片手間でSATを勉強するということも可能ではあります。SATは先ほどお伝えしたように問題がパターン化されているため、対策を繰り返すことで短時間で点数も上がっていきます。そのため、「どうしてもIBとSATどっちも取得したい!」という方は、勉強を始める前にしっかり自分のキャパシティーを見極め、計画を立ててから取り掛かれば両立することもできるしょう。
「帰国大学受験にはSATとIBどちらを取得するべき?」というテーマについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?もっとSATやIB、帰国受験について知りたいことがあるという方、疑問やお悩みを解消したいという方は、EDUBALのSAT経験者にお気軽にご相談ください!
オンライン家庭教師EDUBALではSATやIB、帰国大学受験の対策も行っていますので、SATで高得点を取るためにサポートしてほしい!苦手なセクションの対策をしてほしい!という方はこちらも併せてご覧ください。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
優しく教えていただいいる上、レッスンの内容が深みがあり、授業がとても楽しいです。先生に出会って志望大学へのモチベーションがますます高まりました。楽しいのはもちろんのこと、いつも程よい緊張感がある先生の授業が大好きです。
楽しい授業をしていただいています。
注意点を示す時に的確かつ簡潔に説明していただけてとてもありがたいです。質問にはすべて丁寧にいただき、帰国子女としての受験の実体験からも多くアドバイスしていただけます。自分の日本語力が周りより低い中、受験合格までの文法や言い回しを沢山指導していただきました。量をたくさんこなすよりも一つ一つのトピックを分析しながら話し合う先生の教え方が自分にすごく合っていると思っています。去年書いた小論文からは大きく成長していると感じ、面接でもだいぶ自信がついてきました
とても上手に授業を進めてくださいました。回答をしたときに仮に間違った回答や趣旨から外れた回答をしてしまっても、決して否定せずに肯定的なアドバイスをくださり、時にはその解答を活かしたアドバイスなどをしていただけたことによって、「回答をすること」自体も楽しくなったようです。子供の考えを丁寧に聞いてくださるため、モチベーションが自然と上がっていきます。授業の内外関わらずコミュニケーションをとりやすく、モチベーションを維持することができました。
しっかり対話しながら授業を進めてくれます。 勉強に対するモチベーションが上がっていて、感謝しています。