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現在、日本では50校以上の大学が国際バカロレア資格を活用した入試(IB入試)を設けています。出願条件は大学によって異なりますが、IBDPの最終スコアの書類を提出するだけで合格できる制度を導入している大学もあります。これは大学側がIBの教育方針や評価制度を高く評価しまた信頼しているからであり、同時にIBを取得した学生の能力及び人間性も高く評価しているからです。もちろん、IBDPの書類だけでなく、面接や小論文、筆記試験など他の試験を課す大学もありますが、IB入試は帰国入試や一般入試などの他の入試制度より、IB生にとって有利な入試制度と言えるでしょう。
今回は岡山大学の医学部を目指すIBDP生の皆さまに向けて、岡山大学 医学部医学科のIB入試情報や対策方法、合格した先輩からのアドバイスをご紹介いたします!
【IB入試で岡山大学医学部に合格する方法 目次】
1.岡山大学 医学部医学科のIB入試情報(平成29年度)
2.IB入試で岡山大学の医学部に合格するにはどういう対策が必要?
3.IB入試で医学部に合格した先輩のインタビュー紹介!
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以下紹介する情報は、2019年入試の試験の内容となりますのでご了承ください。
出願条件:
(1)入学年度の2年前から入学時までの間に国際バカロレア資格証書(International Baccalaureate Diploma)が授与され、入学時までに18歳に達している者
(2)Language AでJapaneseを履修し、成績評価が4以上 または Language BでJapaneseを履修し、HLで成績評価が6以上の者
(3)Physics、Chemistry、Biologyから2科目及びMathを履修(そのうち1科目はHL成績評価4以上、その他2科目はSL成績評価5以上 または HL成績評価3以上)
(4)IBの総合点数が45点満点中39点以上の者
(5)岡山大学での勉学を強く希望し、合格した場合には必ず入学することを確約できる者
選考・試験内容:
①書類審査
→日本の高等学校卒業レベルの基礎学力および医学を学ぶ上で基盤となる科目への理解度を評価
・成績評価証明書(IBDPの成績証明書)
・自己推薦書(志望動機など)
・評価書(高校の先生からの推薦書など)
②面接
→面接は総合判定の資料。将来の医学・医療の担い手としての適性を総合的に評価
※詳細情報が知りたい方は大学の募集要項をご覧ください。
EDUBALでは岡山大学を「日本で一番IB生のことを考えている大学」として特集しました。岡山大学の魅力や教育方針について知りたい方はぜひ以下の記事をご一読ください。
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実際にどのような対策・勉強をすれば合格に近くのでしょうか。IB入試といった特殊な入試において効果的な対策方法を以下の3点にまとめました!
①IBDPの点数を伸ばすことに集中する
岡山大学では足切り点数がある他、審査対象となるものがIBDPの成績と面接のみのため、IBDPの点数が高ければ高いほど自分の評価が上がることは間違いないでしょう。
大学側が重視しているのは「学生がIBDPでしっかり学び、成果をあげることができたか」です。IBDPの成績をまずベストの状態に持っていくことに全力を注ぎましょう。
IBDPの点数を伸ばすためには様々なコツがありますが、どの科目にも共通して言えるアドバイスは、各科目のSyllabus(学習指導要領)及びPast Paper(最終試験の過去問)をマスターすることです。Syllabusには、その科目が2年間を通してどういった内容をカバーするのか・IB生に何を学んでほしいのか が明記されています。最終試験の問題は特定の教科書や、学校の授業でカバーされた内容を元に作られるのではなく、Syllabusに載った内容を元に作られます。もちろん教科書の内容や、授業で先生が言っていたことをしっかりと覚えることは重要ですが、試験の問題はSyllabusの内容のみから出題されることを念頭に勉強を進めてください。そして、Past Paperはどのような問題が例年出題されているのかを把握する上で非常に重要な勉強材料です。問題を見るだけでなく、Past paperのMarkscheme(模範解答)のチェックも忘れないでください。Markschemeは「どのような言い回しや計算式を解答に入れることで、点数がもらえるか」を教えてくれます。これを知っているか知らないかで取れる点数は全然変わってきますので、得点を伸ばしたい方はぜひ活用してみてください!
②熱意ある志望動機を考える
IBDPの成績の次に重要と言えるのが、志望動機でしょう。岡山大学では、志望理由書の提出が求められます。また、面接では学生のやる気や熱意、志望度が評価されるため、志望動機をしっかり詰めて準備しておくことは非常に重要です。
なぜその大学に入りたいのか・なぜ医学部なのか・なぜ海外ではなく国内の大学なのか・入学したら何を勉強したいか などの質問に対して深く考え、一貫性のある答えを用意しておく必要があります。
説得力のある志望理由を組み立てるには、「自分らしさ」を深掘るのが最適です。自分の過去の経験や経歴を振り返り、何がきっかけで医学部を志望するようになったのか・そしてなぜ自分はその大学の学生としてふさわしい人間なのかを考えましょう。募集要項には「求める人物像」や「選抜方針」などが記載されているため、それらを確認し、自分が大学が求めている人間であることを分かりやすくアピールしましょう。
③理系科目の勉強は徹底的に
最後に、力を入れて欲しいのは理系科目の勉強です。出願条件としてMath及びSciences2科目の履修が義務付けられていることから、これらの科目の成績は特に重視されるでしょう。岡山大学では入試の過程で理系科目の試験を行なっていませんが、入学後に日本語で医学の勉強をするとなると、日本語でも最低限の理科の専門用語・知識を理解しておく必要はあるでしょう。
オススメ方法は、IBの理系科目を勉強している際に、日本語の参考書や日本人の先輩・先生の力を借りることです。全てを勉強し終えた後に日本語で知識を詰め込むよりも、学んでいる段階で英語と日本語の両方で勉強すると効率的に吸収することができるでしょう。
EDUBALにはIBDP高得点取得者はもちろん、IB入試で医学部を受験した教師や、日本語で理系科目を勉強し帰国受験を経験した教師も在籍しております。「経験者にIBDPの点数を伸ばすコツを教えてほしい」「理数系科目を日本語と英語両方で教えてほしい」といった方はぜひお問い合わせください。ご要望に合わせて教師をご紹介いたします!
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岡山大学の医学部医学科にIB入試で合格したSさんにインタビューを行いました!
Sさんは海外滞在歴5年で、シンガポールのインターナショナルスクールにてIBDPを取得されました。
岡山大学医学部の受験を検討している方はぜひご一読ください!
Q.なぜIB入試で、また岡山大学を受験されたのですか?
「元々は一般入試で医学部を受験することを検討しており、高校三年間は日本の受験生と同じ受験勉強をしていました。しかし、最終的にIB入試で受験することを決めたのは、自分が海外にいた経験を評価してくれ、頑張りを認めてくれる入試制度だったからです。また、岡山大学は他のどの大学よりもIB生へのサポートに意欲があり、自分の居場所が用意されていたため、岡山大学への入学を決断しました。」
Q.具体的に岡山大学はどのようにサポートしてくれるのでしょうか?
「岡大はIB生に対して、勉強のサポートや課外活動の紹介など幅広いサポートを行っています。IB生は日本式の勉強に慣れていないので、勉強を見てくれる上級生をつけてくれたり、外国人の先生が一ヶ月に一回のペースで、フォローアップを行ってくださったり。IB生を集めて交流する場も提供してもらえるので、日本的な環境に馴染めるか不安な方も心配いりません。課外活動においては、模擬国連活動や留学などの機会を積極的に紹介してもらえます。岡山大学はIB生の課題や強みをしっかりと理解し、IB生が活躍できる環境を作るために様々な工夫をしてくれているな、と感じています。」
Q.岡山大学の医学部は、どのような生徒を求めているのでしょうか?
「そもそも医学部がIB入試を採用してIB生を求めている理由として、医師の理想的な人物像がIBの学習者像とマッチしていることが挙げられます。医師は病院内の様々な医療従事者を含んだチームで動き、指示を出すリーダーとして活動する必要があります。そのためにはコミュニケーション能力、リーダーシップ、チームワークのスキルなどが必要不可欠です。IB生はこのようなスキルを高校時代に学び、身につけているので、大学側はそのような人材を求めてIB入試を行なっているのでしょう。したがって、医学部においてはリーダーシップを持ち、幅広い物事に興味関心を示す学習意欲の高いIB生が求められていると言えます。」
Q.岡山大学医学部を目指すIB生にアドバイス・メッセージをお願いします!
「IB入試の枠は今後どんどん増えていくと思います。それと同時に、医学科を受験するIB生の数もレベルも上がり、合格枠をめぐる争いは年々激化しています。現在医学部の足切りは39点ですが、実際に受験するIB生はさらに高い点数を取っている可能性が高いです。そのため合格するためにはIBDPの最終スコアを上げるために全力を尽くすこと、また徹底的な情報収集が鍵となるでしょう。頑張ってください!」
Sさん、ご協力いただきありがとうございました!
以上、岡山大学のIB入試の情報や対策方法を紹介しましたが、いかがでしたか?医学部は決して簡単な道ではありませんが、IB入試は帰国受験や一般受験に比べると比較的IB生に有利な入試枠です。医学の道に興味があるIB生はぜひこのチャンスを逃さないようにしてください。
EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生教師と、家庭教師を探している現役IB生やPre IB生をつなぐオンライン家庭教師サービスです。
EDUBALでは、インターネットのビデオ通話を通して授業を行うため、世界中どこにいても授業を受けることができます。また、帰国子女大学受験を経験している教師も多く在籍しています。
これまでにも、
・医学部受験のサポートをしてほしい!
・IBのサポートをしてほしい!
・苦手科目対策をしたい!
などのお悩みを抱えた生徒さまに、IBを経験した大学生の教師をご紹介し、
オンライン家庭教師の指導によってIBの勉強のサポートをしてきました。
EDUBALには約600名のIB経験者の大学生が教師登録をしています。
実際にIBで高得点を取得した教師が、自らの経験に基づいてIBの勉強をサポートいたします。
東京大学や京都大学をはじめとする国内外の難関大学に通っている教師や、IBで40点以上を取得している教師も多く在籍しています。
実際に、EDUBALを受講した方からは、
「実際にIBを経験した方だったので、的確な指導をしてもらえた上に、日本語で教えていただけたことで今まで分からなかった点が理解できるようになりました。」
「担当の先生も過去に私と同じように英語力に悩んでいた経験があり、同じ悩みを抱えていた先生から指導を受けることができたのでとても参考になりました。」
といった声をいただいています。
現在、無料体験授業も実施しておりますので、IBや国内外の大学進学でお困りの皆さま、まずはEDUBALにご相談ください!
◆他大学の医学部IB入試情報はこちら!◆
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
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とても真面目な先生に計画的に指導していただいています。 おかげでテストで高得点がとれました。
日本語で授業させていただいてますが、説明が分かりやすく質問にも丁寧に答えてくれています。授業科目以外の経験やアドバイスもシェアしていただいてるのでIB全体の参考になり助かっています。
生徒の能力、習熟度を把握しながら、生徒がわかるまで繰り返し丁寧に指導していただきました。最初の時に比べて息子の勉強に取り組む姿勢が変わりました。問題が解ける度に喜びを感じているようです。数字にも反映されている事に感謝しております。
しっかり準備をして授業に当たっておられ、非常にわかりやすくご指導していただいております。リベラルアーツに強い大学に在籍されていて、その幅広い教養が授業にも反映されており、非常に満足しております。
学校の授業に合わせた指導をしていただきとても助かっています。