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Final examを受験されているIB生の皆さん、またExamを全て終えたIB生の皆さん、試験の手応えはいかがでしょうか?上手くいった方もいれば、全力を出し切れなかった方、「失敗した・・・」と思っている方もいるでしょう。今回は、試験の結果に納得がいかないIB生にぜひ知っておいて欲しい、「IBDP試験の再試験(re-take)」についてお伝えします!
試験の結果に満足できなかった場合、点数を上げる方法として最も一般的なのはremark(再採点)ですが、remarkは採点ミスや採点官のバイアスによって点数が低くなっている可能性を期待して、再度採点を依頼することを意味するため、実際にremarkを通して点数を伸ばすことができる可能性はかなり低いそうです。
一方で、再試験とはその名の通り「最終試験(Final Exam)を受け直すこと」なので、受け直した試験が上手くいけば、remarkよりも点数を上げられる可能性が高いでしょう。
IB公式によると、IBDP生は最大で3回最終試験を受験する資格があります。そのため、最終試験の結果に満足できなかった場合は、再度受験したい科目を選び、IBDP試験が行われる5月もしくは11月に受け直すことができます。しかし、再試験をする上では色々と注意点があることも事実です。本記事では再試験のメリット、デメリット、そして再試験をする場合に準備するべきことを紹介します。
①点数が伸びれば、大学の選択肢が広がる
IBの最終スコアは大学の出願要件を満たし、また合格を手に入れる上で非常に重要な要因です。特に海外の大学を受験する場合は、足切り点数が明確にされている場合が多いため、自分のスコアが低いほど出願できる大学が限られてしまいます。日本の大学を受験する場合でも、例えばIB(国際バカロレア)入試では30代後半の点数が足切り点数とされていたり、科目ごとに取るべき最低点数が定められていたりします。そのため、再試験によって最終スコアを伸ばすことができれば、出願できる大学が増え、また多くの大学の一次選考である書類審査の突破率が上がるでしょう。
ちなみに、受け直した際に点数が下がってしまったとしても、「一番高い点数をディプロマ証書に記載する」とのことなのでIBのFinal Scoreを伸ばしたい方にはリスクが低く、絶好の機会と言えるでしょう。
②一発試験のリスクを回避できる
IBDPの最終的な成績は、もちろん5月または11月に行われる最終試験(Final Exam)の結果だけではなく、IAやIOC、IOPなども考慮されます。しかし、ほとんどの科目では最終試験の結果が7割程度の影響力を持ち、その他IAなどは3割程度しか考慮されません。そのため、2年間の最後に行う最終試験に全てがかかっていると言っても過言ではないでしょう。最終試験のチャンスは、2年間の間だと一回きりです。体調不良や不慮の事故が試験と重なってしまうと、取り返しのつかないことになりかねません。そのような一発試験の大きなリスクを、「再試験」を行うことで回避することができます。
①必ずしも点数が伸びるとは限らない
実際に再試験を希望する生徒を受け入れた学校によると、再試験を受けて点数が上がった生徒はほとんどいないそうです。というのも、再試験を受ける生徒は卒業後に、一人で次の試験に向けた勉強を続けることになります。自分を導いてくれる学校の先生や同期のIB生が周りにいない中で、自己管理を怠らずに準備を進めなくてはならないのです。そのような状況の中、効果的な勉強を行うのは容易ではないでしょう。
また、一般的に学力は短時間で大きく伸びるものではありません。再試験に至った理由が体調不良や不慮の事故、家庭の事情などの外部的要因であれば、より落ち着いた状況の中で再試験を受けることはスコアアップにつながる可能性が高いでしょう。しかし、納得のいかない試験の結果が、「全力を出した上で得た結果」なのであれば、そこから点数を上げることは簡単ではありません。
②再試験を重ねると、大学へ出願する際に見映えが良くない
再試験を行うとなると、その分大学に進学する時期が遅れてしまいます。その際、再試験後に大学へ出願し、選考へ進んだ際に再試験の説明を要求されることもあるでしょう。再試験をするに至った理由が、上記で指摘したような外部的な要因であれば1回程度の再試験は問題にはなりませんが、何度も試験を受け直していると、大学側に不信感を与えてしまう可能性があります。IBによるとIB生は最高3回最終試験を受けることができますが、実質2回(初回の試験を1回、再試験を1回)が限界かもしれません。
以上で紹介したIB最終試験の再試験のメリット・デメリットから分かるように、再試験を希望するのであれば、それなりの準備が必要です。以下では、再試験を受ける上で準備すべきことを紹介します。
①再試験を行う会場(IB校)を探す
まずは、再試験を行う会場を探す必要があります。再試験を希望する生徒は個人で出身校のIBコーディネーターの支援を受けながら、出身校や近場のIB校に再試験を行う生徒を受け入れているか問い合わせなくてはなりません。その学校から許可が降りた場合、外部受験者としてその学校の会場で他の現役IB生と共に試験を受けることができます。この時、試験の受験料や試験結果・IB証書の出願大学への送付に関してはその再試験を行った学校が責任を負う必要があるため、その点は配慮した上で連絡を行いましょう。
②計画的に勉強をする
本気で点数を伸ばしたいのであれば、しっかり計画を練る必要があります。大前提として、徹底的に勉強をする時間と環境を確保してください。半年後もしくは一年後の最終試験を受験するとなると、学校の授業で学んだ内容は徐々に記憶から薄れていきます。再度試験を受ける時期に自分の状態をベストに持っていくためには、日常的に勉強を続け、分からないところは誰かに教えてもらえる環境を整える必要があります。出身校の先生などに気軽に聞ける環境があれば理想的ですが、IBDPのサポートを行ってくれる塾や家庭教師の存在も効果的です。
③再試験する科目を慎重に選ぶ
そして、再試験を行う科目の選定も重要です。なるべく早く試験を受けたいのであれば、準備できる時間は限られます。限られた時間の中で、いくつ・そしてどの科目の準備をし、受け直すのかを考える必要があります。点数を伸ばす可能性を上げたいのであれば、受ける科目数を減らし、一つの科目に集中して勉強できる時間を伸ばすことが効果的でしょう。一方で、あまりにも再試験する科目が少ないと、点数が上がったとしても最終スコアに与える影響は少なくなります。自分が勉強に使える時間、特定の科目を勉強し直す時間を比較し、慎重に考えて受け直す科目を選びましょう。
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