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筆者の通うメルボルン大学で有名な時計台です!この建物で授業を受けることもあります。
IBは「海外大学へのパスポート」とも言われるほど世界的に多くの教育機関で認められている資格です。どんな国にいても高い水準の教育が受けられることから、海外在住中にDPを取得する方は多いですが、海外大学受験を視野に入れて国内での取得を目指す人も増えてきていますよね。しかし、「IBが海外大学受験に役立つ事は知っているけれど、具体的にはどのように役立っているの?」と、疑問に思う方も少なくないと思います。
今回はそんな方々に向けて、実際に国内でIBDPを取得しオーストラリアの大学に進学した筆者が「国内で取得したIBが海外大学留学においてどのように役立ったのか」を自身の体験を元に、3つお伝えします!
まずIBを取得した事の直接的なメリットとして、日本の高校を卒業していても海外の大学に直接進学することができる、ということが挙げられます。特にイギリスやオーストラリアなどのIB生受け入れの歴史が長い国では、IBスコアとTOEFLやIELTSといった英語力を証明する試験のスコアだけで進学できる学校が多数あります。
このようにIBは受験のプロセスを一気に楽にしてくれるだけでなく、教科のスコアによって大学の単位として認定してもらえる、といった優遇もあります。筆者はオーストラリアの大学に進学したのですが、IBを取得していたおかげで現地の学生と同じく3年間で卒業することができます。
大体の傾向としてイギリスやオーストラリアの大学では「大学1年生の間に学ばれるような一般教養科目は高校生の間に身につけられている」という前提があるため、ほとんどの学位は3年間で修了できます。このような教育制度の違いから、一般的に日本の高校からオーストラリアやイギリスの大学へは直接入学することはできません。進学したい場合は現地の学生の学習内容に追いつくため、ファンデーションコースという1年間のプログラムを通して教養課程を学ぶことが必須となります。
しかしDPで一定の点数以上と自分の専攻内容で要求されている教科を取っていれば、日本の高校出身者であってもこのようなコースに行く必要はありません。日本の高校で勉強しながらも、現地の学生と同じ扱いが受けられるのはIBを取得したからこそのメリットです。
次に日本の高校でIBを取得後に海外大学へ進学して感じたのは、IBの勉強内容は大学受験のレベルを超えて、よりアカデミックな内容に向けて準備してくれる、ということです。
私の通う大学は留学生が多いですが、それでも同じ教科をとる人たちの大半は英語のネィティブスピーカです。特に私は文系なのでネイテイブスピーカーの中でも文章力のある人と授業をとる事が多く、その中でいい成績をとるのはとても困難です。
しかし私はIBでエッセイの書き方の基本だけでなく文献の使い方まで鍛えられたので、大学で論文を書く上で知っておくべき基本的な事は既に身についていました。そのため、オフィスアワー(教授が学生の質問や相談を受けられるよう、研究室などにいる時間のこと)を使って質問にしにいったり、文献の調べ方を変えてみたり、と論文を書くにあたっての基礎知識に少しずつ工夫を加えることでより良い論文が書けるようになりました。私の友人の中には、シンガポールなどで英語を第一言語として学んで来たにも関わらず、大学レベルでの論文の書き方に慣れておらず、良い成績が全く取れないと悩んでいる子がいます。このように英語力は十分であるのに、自分の意見を論理的に表現したり、参考文献を効果的に使う事に不慣れなために苦労をする人はとても多いです。その点私はIBで学んだことにより単純な英語力だけでなく、自分の考えを論理的に英語で文章化するという力も身につきました。そのため、今まで勉強してきた内容や方法とのギャップに悩まされる事なく学ぶ事ができていると感じています。
最後に私がIBで勉強できてよかったと思う大きな理由の一つに、多様な視点を持つよう、意識できるようになったことが挙げられます。
IBが掲げる理念の一つに、「異なる価値観に心を開き、多様な視点を持つ」というものがあります。この理念はIBコースで勉強する中で度々感じられましたが、私は特にIB Historyの授業でこの理念を身につけられたと思います。IB Historyのエッセイの評価クライテリアの中には、「多様な視点を持つことができているか」が入っており、このことから自分の意見と異なる主張を論文の中に組み込むことを強く意識するようになりました。それもただ異なる意見を紹介するだけでなく、自分の意見とは反対の歴史家であればどんな意見を述べるか?といった所まで深く考えなくてはなりませんでした。多様な視点を持つ、というのは難しい事ですが、意識的に「自分とは異なる意見」を考えることで物事を多角的に捉える習慣ができました。
「多様な視点を持つ」のはどんな場所に行っても重要なことですが、実際に海外の大学に進学してから、様々な背景を持つ人々と勉強をするのであればなおさら大切なスキルなのだと改めて実感しました。私は自分の専攻の内容上、歴史や政治についてのディスカッションを行う機会が多いのですが「自分の考えが当たり前ではない」と理解しているからこそ、違う意見を持つ人とも冷静に議論をすることができています。これはIBでの経験がなければ、身についていなかった考え方だと思います。
以上、「海外大学に留学したい人たちにIBDP(国際バカロレア)がおすすめな理由」をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
情報が少ない中、国内でIBを取得することや海外大学受験を一人で行うのは不安に感じてしまいますよね。
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