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アメリカには、世界大学ランキングで常にトップクラスにランクインする大学が多く存在しています。IB生に対して優遇制度を設けている「IBフレンドリー」な大学が多く、IBDPを取得した学生には人気の進学先の一つです。優遇内容は、大学の単位や奨学金、補習サポートなど大学によって異なります。大学によっては飛び級も許可しており、2年生から大学生活をスタートさせることも可能かもしれません。こうしたIBの優遇に加え、アメリカでは一般的に入学後1〜2年の間は幅広い分野を学ぶことができるため、まだ大学で何を学びたいか悩んでいる人、様々な分野に興味がある人にとっては特におすすめです。
今回は、アメリカ国外のIB生から特に多くの応募がある大学のうち、「世界大学ランキングの順位」、「IB優遇度」、「留学生率」、「寮の充実度」、「学費」という5つのパラメーターに加えて、大学の特色や在校生の声を踏まえて厳選した10のおすすめ大学をご紹介します。
※なお、こちらは2023年6月時点の情報ですので、受験をされる際には必ず事前に大学のHPをご確認ください。※
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カリフォルニア大学バークレー校はカリフォルニア州に本部を置く州立大学で、通称UCバークレーとして親しまれています。学部生数は3万人以上と比較的大規模で、世界大学ランキングでも例年上位にランクインする名門校です。UCバークレー校で特に特徴的なのがIBの優遇制度。IB Diplomaで合計30点以上を獲得した学生は大学の単位をもらうことができます。それだけでなく、IB Certificateを取得した学生も優遇の対象となり、5点以上のHL科目に対して単位が与えられるとのことです。2014年の全受験者のIBスコアは平均38点と高めなことからも、IB生からの人気が伺えます。
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カリフォルニア大学ロサンゼルス校は西海岸の大都市、ロサンゼルスに本部を置く州立大学で、UCバークレーと同じくカリフォルニア大学(UC)システムに属する大学の1つです。UCLAの名前で親しまれる本校は、全米トップの受験者数を誇る人気大学であり、合格率は9%(2022年度)と非常に難関です。寮を始めとした学生用の施設・設備が充実しており、学食は全米ナンバーワンの評価を受けています。UCLAでは5点以上のスコアを記録したHL科目に対して4~8単位を認定しており、卒業要件によっては必修科目を免除してもらえます。また、本校はバスケや野球を始めとしたスポーツにも力を入れており、Bruinsの名で知られる体育会はNCAA(全米体育協会)で114回の優勝を誇る強豪です。合格者の平均IBスコアは37~40点で推移しています。
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南カリフォルニア大学はロサンゼルスの中心地に本部を置く私立大学です。本校は教育充実度の高さが有名であり、フィールドワーク・職業体験を通した実践的なカリキュラムや留学制度が充実しています。設備投資にも積極的で、キャンパス全体が綺麗に手入れされていることでも知られています。UCLAとは文武共にライバル関係にあり、毎年白熱したダービーマッチを見せてくれます。また、オリンピックメダル受賞者数では世界トップに君臨しています。入学後のIB優遇制度が独特で、a.HL試験で5~7単位を取得した科目に6単位認定(最大で24単位認定可能) b.IBディプロマで30点以上獲得した場合に無条件で20単位授与 のいずれかの優遇を受けることができます。合格者の平均IBスコアは34~37点です。
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ペンシルベニア大学はペンシルベニア州に本部を置く私立大学です。その特徴は何と言っても大学ランキングの高さで、ハーバード大学やイエール大学などアメリカの名門私立大学の総称である「アイビー・リーグ」に属しています。また、アメリカで初めて医学部を設けた大学でもあります。学部生数は1万人強と比較的小規模で、学生対教授の比率が6:1と、教授一人当たりの学生の数が他の大学と比べても少なくなっています。少人数でよりインテンシブな学習をしたい方には、非常に優れた環境と言えるでしょう。IBの優遇制度は学部によって異なりますが、6〜7点のHL科目に対して大学の単位が与えられることが多いようです。合格者の平均IBスコアは38~40点です。
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シカゴ大学はイリノイ州に本部を置く研究型私立大学です。研究型という名前の通り、ノーベル賞受賞者を100名以上輩出しており、日本人受賞者が教鞭を執っていた時代もあります。財界人を数多く輩出するビジネススクールも象徴的で、マッキンゼーやボスコンといった最大手コンサルティングファームはシカゴ大学の卒業生が立ち上げました。IB生の受け入れに積極的であり、DP生4000名を対象としたアンケート調査によると、ディプロマを用いた出願では合格率が60%に上ることがわかりました(受験方法を問わない合格率は7%、データは2018年度)。勿論、受験者には高いスコアが求められますが、6/7点を記録したHL科目にはその科目一年分相当の単位が授与されます。合格者のスコアは概ね36点以上とされています。
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ワシントン大学はワシントン州、シアトルに本部を置く州立大学です。その特徴は何と言ってもIB生の優遇度で、前述したアンケートではDP生の合格率が63%に上り、パブリックIVYと呼ばれるアメリカの州立重点大学群の中でもトップのIB生合格率を記録しています。HL・SLの両方に単位授与が認められており、4~7の最終スコアを取得した学生には科目につき5〜15単位(最大で合計45単位)が授与されます。また、ディプロマを取得した学生にはボーナスで5単位授与されます。ワシントン大学はキャンパスの広さが全米でも随一であり、560万坪を超える広大な敷地では、1800以上のコースが開講されています。スポーツも盛んで、全国大会優勝経験のある女子バレーボール部が有名です。合格者の平均IBスコアは37点です。
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ノースイースタン大学はマサチューセッツ州のボストンに本部がある私立大学です。学部生数は約2万人弱と比較的小規模で、海外からの学生の割合が20%と高い水準を誇っています。大規模な大学は馴染みにくいのではないか、と不安を抱えている方には最適な環境と言えるでしょう。また、ノースイースタン大学のもう一つの大きな特徴がco-op programと呼ばれるカリキュラムです。学期の一部期間アメリカや海外でフルタイムで働き、それに対して単位をもらうことができるプログラムで、優れた就職率にも貢献しています。大学を卒業する前に本格的に職務経験を積みたい方、実践的なスキルを身につけたい方にはおすすめです。IB優遇制度に関しては、多くの大学と同じくHL科目のみに適用され、5点以上取得すると大学の単位をもらうことができます。合格者の平均IBスコアは35〜37点です。
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ジョンズホプキンス大学はメリーランド州のボルチモアに本部を置く私立大学です。世界トップクラスの医学部を擁し、COVID-19のデータ集計で有名な公共衛生学部も学会の最前線を走っています。全米で初めて「実験室で実験が行われた」大学である事に象徴されるように、STEM系学部(理工系学部)が有名ですが、非STEM系学部の研究実績も高く評価されています。本校の位置するボルチモアは港町でありながら、首都ワシントンDCやニューヨークなどの大都市へのアクセスも充実しています。HL科目で6〜7点を取得したIB生は各科目、最大8単位が大学の単位として認定されます。合格者の平均スコアに関するデータはないものの、IVYリーグ校同様に、最低でも38点以上は確保したいところです。
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パデュー大学はインディアナ州に本部がある公立大学で、農業や工学などの分野がアメリカの上位にランクインしています。公式サイトによると、海外学生の在学数はアメリカ国内の公立の教育機関で3位という多さで、国際色豊かな大学です。これに加えて、学費が一般的な四年生大学と比較して圧倒的に安価であり、学内奨学金制度も充実しています。また、アメリカの多くの大学は、HL科目にのみ大学の単位を与えるのが一般的でありながら、数学や生物などの一部科目ではSLでも優遇制度を設けています。特に理系分野に進みたいIB生にとっては、学費とIB優遇の双方の面で最適の環境と言えるでしょう。
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ニューヨーク大学はニューヨーク州のマンハッタン区に本部を置く私立大学です。学部生数は3万人弱と比較的大規模ながら、生徒対教授の比率が10:1と優れています。また公式サイトによると、海外からの学生数はアメリカで最も多く、充実した学習環境と馴染みやすい雰囲気が備わっていると言えるでしょう。さらに、様々な文化やエンターテインメントが集結するニューヨークという立地の良さも加わり、人気の高い大学です。IBの優遇制度に関しては、6点以上のHL科目のみ単位授与の選考の対象になるとのことです。
以上、IB生におすすめなアメリカの大学を5校ご紹介してきましたが、いかがでしたか?
アメリカには、世界大学ランキングで上位に位置する大学や、国際色豊かな大学が多いのが特徴です。それだけでなく、大学の単位を主としたIBの優遇制度が充実しており、大学によってはIB CertificateやSL科目も優遇の対象となっています。「スコアに自信がある!」という方から、「スコアには自信がないけど海外の大学に進学したい!」という方まで、幅広いIB生に対して選択肢が用意されているのがアメリカの魅力と言えるでしょう。
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この1ページで悩み解決!IBDPブログ記事まとめ
SATとIB、両立は大変?アメリカの大学にはどっちが有利?
IBDP(国際バカロレア)生におすすめなイギリスの大学5選
IBDP(国際バカロレア)生におすすめなカナダの大学5選
IBDP(国際バカロレア)生におすすめなオーストラリアの大学5選
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