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TOEFLは特殊な試験であり、4時間を超える長丁場であるため、初めて受験をする方にとってはよくわからないという方も少なくないでしょう。また、パソコンで受ける試験であり、慣れていない人にとってはストレスとなりえます。初めての受験なのに直前まで何も対策をしていないという方でも大丈夫!今回は2週間前からできるTOEFLの直前対策について、Reading・Listening・Speaking・Writingのセクションごとに、受験の際のコツを踏まえながら紹介します。
TOEFLはReadingセクションから始まります。このセクションは、1つの文章につき12~14問あり、3~4つの文章を60分~80分で解きます。TOEFLにはデータ収集を目的とするダミー問題が存在し、人によってダミー問題があるセクションが異なるため、セクションの文章数と制限時間が異なります。パソコン上では、問題を解く際は文章が画面の左半分にあり、問題が右半分にある状態になります。
このセクションのコツは、一回で文章をなるべく理解することと、わからない難しい問題は後回しにするということです。長い文章を何度も読んでいる時間はないため、初めに読むときにある程度段落ごとのトピックを覚えておくと、問題をスムーズに解くことができます。また、難しすぎて見当もつかないという問題は、再び戻ってくることができるので、一度飛ばしてテンポよく問題を解いていくことを意識することをおすすめします。
TOEFLのスコアアップのために2週間前からできる対策法として、パソコンで長文を読む練習があります。長時間パソコンで読解問題を解くことは、多くの人にとってあまり身近ではないでしょう。帰国子女の皆さんの多くは、普段から紙媒体の文章を読んでいるから大丈夫と思っていても、パソコン上で読んでいるときは紙のように書き込んだり線をひいたりすることができません。また、紙媒体で読んでいるときよりも集中力が必要です。その練習のためには、BBCやCNNといったニュース記事をネットで読み、パソコンの画面上での文章読解に慣れておきましょう。 この練習を行う際、時間を測って読むと、より効果的です。
帰国子女枠大学受験を成功させたい。TOEFL iBT リーディング(Reading)セクションでスコアを伸ばす3つの勉強法
試験2番目のセクションはListeningです。このセクションは、1パートにつき17問あり、2~3パートを60分~90分で解きます。readingでも出てきたダミーがこのセクションにも存在するため、人によってパート数と時間が異なります。ReadingかListeningどちらかのセクションでダミー問題があるため、受験者全員の試験時間はだいたい同じになります。問題を解く際は、配布されるヘッドフォンを着用し、流れてくる会話・講義・ディスカッションを聞き取って画面上にある問題を解いていきます。
このセクションのコツは、いかにうまくメモを取るかです。文章は1度しか流れないため、メモを取りつつも流れてくる文章についていくことが求められます。きれいにメモを取る必要はありませんが、自分がわかりやすいように工夫していく必要があります。筆者は、表や矢印などを使って、文字を書く手間をなるべく省き、聞き洩らしがないように心がけていました。また、大まかなキーとなりそうな部分には線を引っ張ったり丸を付けたりして目立つようにしていました。なるべく細かい部分までメモを取りつつ、きれいに書くことよりも流れが理解できるようなメモの配置を意識するとよりわかりやすくかつ素早くメモが取れるようになるでしょう。
TOEFLスコアアップのために2週間前からできる対策法として、英語の動画を見ながらメモを取る練習があります。帰国子女の皆さんの多くは、聞き取ることには問題ないとは思いますが、実際に集中して聞きながらメモを取るにはある程度の慣れが必要です。リスニングセクションの各パートには会話・講義・ディスカッションの三つが含まれているため、これに近いようなものを、映像を見ずに音声だけを聞いてメモを取ります。どんな動画でもいいのですが、特に講義ではTED Talkが本番よりも一本当たりの時間が長いので、集中力を養うのにもおすすめです。何度かこの練習を繰り返すうちに自分なりのメモの取り方がわかるようになってくると思います。また、そのメモををまとめて軽いエッセイのようなものにすれば、ライティングの練習にもなるので一石二鳥です。
TOEFL iBTリスニング(Listening)セクションでスコアを伸ばす3つのコツ
3番目のセクションはSpeakingです。このセクションは、6つの課題を20分で解きます。この6つのうち最初の2つは受験者のスピーキング能力だけをはかるIndependent Taskが与えられます。賛成か反対かを理由を含めて聞かれる質問がほとんどです。残りの4つは、リーディング・リスニング能力も共にはかるIntegrated Taskです。文章を読んだり聞いたりしたうえで、その文章の要約や自分の意見を求められます。Listeningと同じヘッドフォンを着用し、付属のマイクに向かって話します。
このセクションのコツは、回答のある程度のテンプレートに沿って文章を構成することです。問題が出た後、15秒から30秒の準備の時間が与えられます。その時間にテンプレートに沿って自分の意見や文中にあったことをまとめていきます。自分で文章の構成を考える時間が少なくなるので、内容を考えることに集中することができます。
これを実践するために、2週間前からの対策としてテンプレートを覚えましょう。
【Independent Task】
①自分の意見
In my opinion, I would have to say ____________________. There are two reasons.
②理由
First,_________. For example,__________. Second ____________. For instance,____________.
③結論
Therefore, I believe ________________.
【Integrated Task with reading and listening (conversation)】
①リーディング内容と会話の意見の相違
In the reading, _____. The man seems to agree/disaggre with the reading for several reasons.
②理由
First, he states that ________. Second, he gives that ____.
③結論
That is why______.
【Integrated task with reading and listening (Lecture)】
①リーディング内容
In the reading, ______. The professor gave two examples in the lecture to reinforce the topic.
②講義とリーディングをつなげる
First, _____. Second, ______.
③結論
Therefore, these two examples clearly illustrates _____.
TOEFL iBTスピーキング(Speaking)セクションでスコアを伸ばす3つのコツ
試験最後のセクションはWritingです。このセクションは、2つの課題を50分で解きます。こちらも、Speakingセクション同様、ライティング能力だけをはかるIndependent Taskとリーディング・リスニング能力も共にはかるIntegrated Taskが出題されます。Independent Taskでは、問題文に対しての自分の意見を300語程度で書きます。Integrated Taskでは、文章を読み、その文章と同じテーマの講義を聞き、両方についての要約を500語程度で書きます。ここで1つ注意しておきたい点が、どの国で受験する場合でも英語キーボードとなっているので、日本式のキーボードとはコンマ(,)やコロン(:)の位置が違うという点です。帰国子女の皆さんで、こっちのほうが慣れているという方には心配いりませんね。
このセクションのコツは、Speakingセクション同様にテンプレートに沿った文章構成をすることです。
【Independent Task】
第一段落:一般的な意見と自分の意見
Some people think that ________. On the other hand, some think that ________. I personally believe that ______. There are two reasons to support my opinion.
第二段落:理由①
First, _____.
第三段落:理由②
Second, _______.
第四段落:結論
In conclusion, _____ because _______ and ______.
【Integrated Task】
第一段落:リーディングとリスニングの内容の違いを述べる
In the reading, it author states _____. On the other hand, the professor says _____ in the lecture. There are three points made in the lecture which challenges the reading.
第二段落:違いポイント①
First, _____.
第三段落:違いポイント②
Second _____.
第四段落:違いポイント③
Third, _____.
第五段落:結論
Therefore, the main points made in the lecture opposes what is stated in the reading passage.
TOEFL iBTライティング(Writing)セクションでスコアを伸ばす3つのコツ
初めてTOEFLを受ける方へ、2週間前からできる直前対策法について紹介してきましたがいかがでしたか?
初めてのことで不安から緊張してしまうかもしれませんが、落ち着いて確実に問題を解いていけば大丈夫です。また、Listeningセクションの後の10分間の休憩時間には、トイレに行ったり当分補給をしたりして後半に備えましょう。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
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いつもわからないところを噛み砕いて教えていただいており、感謝しています。
生徒の理解度を的確に把握し、理解を促すための指導が行き届いています。例えばWritingで必要な予備知識が補えるような資料・サイトの情報提供などをしていただいたことで、対策がしっかりとできました。目標達成のための指導だけでなく、英語を学習するための姿勢も身につけることができました。
海外に居住しながら日本の大学受験を目指す中、担当していただいた先生は帰国子女受験を経験した「先輩」でありかつ、また大手塾などの教師とは違う身近さを持った自分に近しい存在としての「憧れ」を抱ける存在だったようです。本人のモチベーションがこれまで見たことがない程上がり、本当に感謝しています。授業を視聴したことはありませんが、先生の授業を受ける前後で取り組む姿勢が変わったのは確かです。先生のおかげでTOEFL対策のメリハリがつき、目標が大分明確になってきたような様子が見て取れます。
分かりやすく指導していただけたので、IELTSの目標点数に到達することができました。また、常にモチベーションを高めていただいたおかげで、最後まで頑張り続けることができました。
日頃の指導報告書、指導計画書なども事細かく丁寧に記されており、いつも親身になってご指導いただいていたことがよく分かりました。怠けがちな、なかなか一筋縄ではいかない生徒であったとは思いますが、最後まで根気よくご指導いただけたことに感謝いたします。保護者からの要望にもいつも快く応じていただき、メールの返信からも先生のお人柄やまじめさが伺え、とても好感を持っておりました。