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帰国子女であれば一度は耳にしたことがあるTOEFL。実は中学生・高校生向けに作られたTOEFL Juniorというものがあるということをご存じですか?このTOEFL Juniorは受験で利用したり、TOEFL iBTへのステップとして使われたりしています。今回は、TOEFL JuniorについてTOEFL iBTとの比較や中学生はどちらを受ければいいのかなどについて、詳しく説明していきます。
TOEFL Junior Standardは中高生向けに作られたテストで、リスニングとリーディングの二技能において、日常レベルの英語運用能力をはかる試験です。試験はリスニング・文法/語彙・リーディングの3つのセクションに分かれており、全部で126問を約115分で解きます。内容も、専門的な知識や背景知識を必要としないような、中学・高校の授業や友人との会話を中心に構成されています。文章に書かれたり読まれたりしている直接的に表現されている内容や、比喩や代名詞などの間接的表現の意味することをどれだけ理解できるかが試されます。また、TOEFL Junior Standard受験者レベルの人を対象としたTOEFL Junior Speakingも実施されています。この試験は、TOEFL Junior Standardでは範囲外のスピーキングのみの試験で、音読・絵の説明・学校での活動についてのリスニングおよびスピーキング・学校の授業についてのリスニングおよびスピーキングの4問出題されます。状況に応じた単語や文法の使い分けとどれだけ相手に伝わるように話せたかが採点の基準となります。
TOEFL Junior Standardは、公開テストが年に2回、札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・大阪・広島・福岡の8か所で実施されています。申し込みは若年向けTOEFLの運営をしているGC&Tのホームページから行います。公開テストでは、英語のスコアレポートに加えて、日本語のレポートガイドが送付されます。
また、この公開テストのほかにも、季節テストと留学希望者テストがあります。どちらも公開テストとテスト内容は同じですが、定員が設けられています。季節テストは東京・大阪での実施で、公開テスト同様、スコアと日本語のガイドが一緒に送付されます。留学希望者テストは、東京では年に6回、大阪では年に3回実施されています。こちらはスコアレポートのみの送付ですが、スコア発送までは薬一週間と受験から非常に短いスパンで受け取ることができます。
TOEFL iBTとは、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの四技能にわたる試験です。セクションも、この4技能ごとに分けられています。一方で、TOEFL Juniorは基本はリーディングとリスニングの2技能で、希望すればスピーキングも併せて3技能をはかることができます。また、試験時間も大きく異なります。TOEFL iBTは約4時間半の長丁場ですが、TOEFL Junior Standardは約2時間弱、Speakingは約18分と半分程度の時間で終わります。試験内容はもちろん、形式上もレベルがiBTのほうが上がります。
TOEFL iBTは大学レベルの英語を理解し運用できるかをはかる試験です。そのため、日常的な英語運用能力をはかるTOEFL Juniorよりも内容や表現が難しくなります。TOEFL iBTでは大学で英語で授業を受けることを前提としているため、学術的な内容が出題され、専門的知識や背景知識が必要とされる問題が多く出題されます。中には単語や文法を問う問題もありますが、それらも文章の内容から推測する必要があったり、類義語を聞く問題であったりすることがあります。そのため、日常的な内容が出題されるJuniorよりは難しい内容となります。
TOEFL iBTは主に帰国枠入試や推薦・AO入試といった大学受験で活用することができます。一部私立大学のAO入試ではTOEFL Juniorの利用も可能ですが、ほとんどの場合はiBTの取り扱いです。また、海外への留学や海外大学への進学の際にはスコアの提出を求められることがほとんどです。高校受験では、iBTが利用できる学校とJuniorが利用できる学校の両方があります。中学受験では、ほとんどの場合Juniorのみが利用可能です。
TOEFL iBTを中学生が受験する際の難易度や平均点について知りたい方は、以下をご覧ください:
中学生でTOEFL iBTを受けたい!難易度や平均点、対策法などを解説!
まず、受験での利用を目的としている方は、志望校の要項を確認してください。高校受験の場合は、東京は洗足学園・郁文館グローバル・潤徳女子・富士見丘・武蔵野大学付属千代田・目白研心高校、大阪は清風南海学園高校で利用することができます。
受験に関してはまだ決めていない、とりあえず英語力をはかってみたいという方はどちらを受験するべきか迷ってしまいますよね。英語にあまり自信がないという方やTOEFL iBTのスコアがすぐに必要ではないという方は、いきなりTOEFL iBTを受験するよりも、まずはTOEFL Juniorを受験してみることをお勧めします。
TOEFL Juniorの公開テストは年に2回しか開催されていませんが、1回4320円とTOEFL iBTに比べ安く、気軽に受験することができるます。緊急性を要さない方は、まずはTOEFL Juniorから受験してみましょう。TOEFL Juniorで高得点を取得できれば、TOEFL iBTでも半分以上の点数は狙えます。英語力に自信があるという方は、TOEFL Juniorのホームページにあるサンプルテストを解いてみて、簡単だったという方はいきなりTOEFL iBTに挑戦してみても良いかもしれません。
ここまでTOEFL Juniorについて中学生向けに紹介してきましたが、いかがでしたか?世界的に利用されているTOEFLは、帰国子女であれば受験をしておいて損はありません。自分のレベルやニーズに合ったTOEFLを受験して、活用していきましょう。TOEFLのリーディング対策法について説明してきましたが、いかがでしたか?前もって準備をしていれば高得点が十分に狙える試験です。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
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いつもわからないところを噛み砕いて教えていただいており、感謝しています。
生徒の理解度を的確に把握し、理解を促すための指導が行き届いています。例えばWritingで必要な予備知識が補えるような資料・サイトの情報提供などをしていただいたことで、対策がしっかりとできました。目標達成のための指導だけでなく、英語を学習するための姿勢も身につけることができました。
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分かりやすく指導していただけたので、IELTSの目標点数に到達することができました。また、常にモチベーションを高めていただいたおかげで、最後まで頑張り続けることができました。
日頃の指導報告書、指導計画書なども事細かく丁寧に記されており、いつも親身になってご指導いただいていたことがよく分かりました。怠けがちな、なかなか一筋縄ではいかない生徒であったとは思いますが、最後まで根気よくご指導いただけたことに感謝いたします。保護者からの要望にもいつも快く応じていただき、メールの返信からも先生のお人柄やまじめさが伺え、とても好感を持っておりました。