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GCSEの科目の内容は?どんな授業内容なの?GCSEを受講していたKさんにインタビュー!

本ページでは、GCSEカリキュラムで学び、優秀な成績を修めたKさんにインタビューを行い、GCSEの科目選択のアドバイスや各科目の授業内容についてお聞きしました。科目選択に関してお悩みの方、またGCSEではどんな授業をするのか知りたい、という方は、ぜひ参考にしてください!
GCSEとはそもそも何か、GCSEの科目選択のコツについて知りたい方は、こちらをご覧ください。

GCSEの科目、どんなものがあるの?GCSE科目の種類と科目選択のポイントを解説!

インタビューさせていただいたKさんのプロフィール

出身中学:アイランドスクール(Island School)
滞在国:香港
入学時期:Year10
選択した科目:数学、英語(world literature)、Global Studies、ビジネス、歴史、アート、物理

2歳の時にアメリカに引っ越し、6年間暮らしていたKさん。
その後帰国し、一般受験で女子学院中学校に入学。
中学二年生の時に今度は香港のインターナショナルスクールへ転校。最初の2年間(Year10~11)がGCSEカリキュラムだったそうです。

目次

  1. 入学の経緯・入学前の英語レベルについて
  2. GCSEの科目選択の方法
  3. GCSE各科目の授業内容:必修科目
  4. GCSE各科目の授業内容:選択科目
  5. 科目選択についてのアドバイス
  6. インター生、現地校生の方へ

入学の経緯・入学前の英語レベルについて

-アメリカに6年間住んでいたということですが、ではGCSEに入る前の英語レベルとしてはそこまで問題はありませんでしたか?
いえ、帰国してから6年間のブランクがあったので、入学した時はほとんど忘れてしまっていました。ただ、入学して比較的すぐにキャッチアップできたのは、その経験があったからかもしれません。

-いきなりYear10で入学することに不安はありましたか。
ありました。
GCSEのことは入学前は知りませんでした。なので、入学前はインターナショナルスクールに入る不安が大きかったです。
海外にいた時から時間が経っていたので、英語力の面だけではなく文化とか、笑いの基準などの違いが特に怖かったです。

-GCSE科目はどのように選択しましたか?
9月入学だったので、入ったらすぐに教科を選ぶように言われて。選択の基準などをあまりわからずに取ってしまいました。

GCSEの科目選択の方法

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数学、English language&literature/world literature、Global Studiesが必修科目でした。選択科目は、文系や理系の科目の中から好きに選ぶことができました。

教科を変更できる可能性も

学校によっては難しい場合もありますが、私の学校は1年目の教科を2年目に違う科目に変えることができました。
もしgcseで取った教科がつまらなかったり、他の教科に変えたい、と思っているなら、学校に相談してみたらいいかもしれません。

GCSE各科目の授業内容:必修科目

【必修科目】
数学、英語(English: world literature)、Global Studies

 

数学

【授業の特色】
内容としては、日本の学校に通って勉強していた人には簡単なものだと思います。
あと、計算機も使えるので計算も楽でした。

>3段階レベル別の数学
私の学校では、数学は3段階のレベル別に授業が分かれていて、これは成績順です。
そして、一番上のクラスでは、futher periodというアドバンスの数学をとることができました。

>レベル分けテストの罠
私は途中入学だったので、レベル分けのためのテストを受けました。ですがテストの問題が英語だったので問題文が理解できず、一番下のクラスに入れられてしまいました。
その後、二番目のクラスに上がることはできたのですが、いざ一番上のクラスに上がる、となった時に定員オーバーと言われて、結局テストが受けられませんでした。
なので、入学する時に一番上のクラスに行きたい時は学校側にそれを伝える、そしてテストを受ける前に最低限の数学用語は覚えておくことを強くおすすめします。
 

英語

【ESL】
入学当初は ESLの教室に入られましたが、実はESLの授業は一回しか出ていません。
というのは、最初の授業が手紙を書く授業だったのですが、アメリカで受けたのと同じ内容だったからです。もっとチャレンジがしたい、と伝えたらすぐに上のクラスに入れてもらえました。
ですが、やはり通常のクラスはレベルが高く、最初の方の授業はそもそも何を言ってるか全然理解できませんでした。

【English: world literature】
world literatureでは、様々なアプローチ法で文学を勉強します。本を読んでくるのが主な宿題でした。
例えば、『The Kite Runner』という小説を読み、授業中は映画化された映像を見ました。その中で、作中の場面がどんな風に表現されているのか、どんな技法が使われたのか分析しました。
ロミオとジュリエットを扱う授業もありました。一つの場面を読み、その内容を彫刻や絵など、何らかの方法で表現する大きなグループ課題でした。
 

Global Studies

【授業の特色】
必修ですが、そこまで重い科目ではないです。
世界の政治や環境問題、ニュースなどについてエッセイを書き、意見を語る授業です。
-エッセイが評価される
評価基準、推測ですが国際社会における自分の立場などの自己認識、どれだけ今起こっている時事問題をも知識がついているかが見られていると思います。
後は、自分の意見にどうやってたどり着いたのかを上手に表現できたかなど、エッセイの構成も見られていると思います。

GCSE各科目の授業内容:選択科目

【選択科目】
ビジネス、歴史、アート、物理

 

ビジネス(1年目)

【授業内容】
ビジネスモデル、ビジネスをするにあたってどんな人物と関わるのか、ビジネスと政府との関わりなどについて勉強しました。第1次産業、第2次産業、第3次産業についても勉強しました。
【ビジネスをとるならどんな人?】
ビジネスにとても興味がある、という人なら取ると楽しいと思います。
逆に、それほど興味がない人は別の教科を取った方がいいです。私個人の考えですが、今の時代、エンジニアになったとしてもビジネスは独学でできますし、私はあまり楽しくなくて、2年目から歴史の授業に変更しました。
【テスト形式・内容】
1年目だけとっていたので、mock試験の内容になりますが、
形式としてはエッセイ中心でした。ビジネスモデルが書いてあり、それを分析する問題が出題されました。
 

歴史(2年目)

【授業内容】
日本の歴史の授業との大きな違いは、歴史の流れを中心に勉強するところだと思います。単に年号や出来事を暗記するのではなく、『この出来事とこの出来事はどうつながっているのか』、『何が原因だったのか』を考えていく授業でした。
【歴史をとるならどんな人?】
歴史が好きな方はもちろん取った方がいいですし、日本の歴史の授業が嫌いという人も、授業の仕方がまったく違うので興味があれば取っても良いと思います。
歴史と一言で言っても、経済とか社会も含まれてくるので、勉強していくうちに世界の仕組みがわかってきます。
また、日本人の世界史においての立場もわかってきます。日本にいると日本人としての歴史の捉え方しか学べないので、インターナショナルスクールならではの、国際的な視点で歴史を見られるようになると思います。
【テスト形式・内容】
エッセイ中心でした。年号や日付はそこまで覚える必要がなく、出来事の流れを覚えてテストを受けました。
 

アート

【授業内容】
アートは、授業中に絵を描いたり、作品を作る授業でした。ですが単に絵を描くだけではなく、なぜその色を使ったのか、なぜその原料を使って描いたのかも考えて描かなければいけませんでした。
あとは、芸術家について調べてくる授業もありました。なぜこのようなアートのスタイルにたどり着いたのかを考えるために、その人の経歴やその人がどのように生まれ育ったのかを調べてくる授業でした。
【アートをとるならどんな人?】
基本的に楽しいです。結構課題量があるので、絵を描くのが好きな人、美術が好きな人は手応えがあると思います。
ですが、作品が完成するまで時間がかかるので、他の教科の勉強時間を削られてしまうこともありました。忙しい人には向いていないかもしれません。
【テスト形式・内容】
最終試験だけでなく、授業内で作っていくスケッチブックにも重みが置かれていました。
最終試験は1日試験で、その1日の間に作品を完成させ、それが評価されるものでした。
 

物理

【授業内容】
内容としては、インターナショナルスクールということもあり実験がほとんどでした。自分で手を動かして、記録をとることを繰り返す形式です。期末テストに加えて、範囲が終わるごとに毎回小テストがありました。
【テスト形式・内容】
期末テストでは、これまでした実験の内容や、授業で勉強したことが出題されました。ですが、内容的にもそんなに難しさは感じませんでしたし、日本の物理と比べ、暗記量はそこまでありません。暗記というよりかは実践的に授業でやってきたことを理解していることが重要だと思います。

科目選択についてのアドバイス

自分の「取りたい」科目を優先して取る

 まず一つ、自分にとって興味のある科目、将来の役に立つ科目をとってください。科目について情報収集する中で、『この科目大変だからやめたほうがいいよ』といった話をきくことがあるかもしれませんが、評価を鵜呑みにして諦めるのはもったいないです。結局、自分が勉強したいものであれば頑張れますし、内容が厳しくてもどうにかなることは多い、と私は思います。

どんな先生が教えているのかも大事

 もう一つ、GCSEを受けていて感じたのは、どんな先生が教えているかも調べておくべき、ということです。
海外のインターナショナルスクールの難しいところとして、先生によってだいぶ授業が内容が変わってきてしまうところがあります。やる気がない先生は1時間何にもしない、ということもありました。授業を取る前に、先生の評判を上級生などに聞いておくことをおすすめします。
 
以上です。Kさん、インタビューのご協力ありがとうございました!

インター生、現地校生の方へ

オンライン家庭教師EDUBALでは、GCSEの学校に通う生徒様に対して、日常学習のサポート、最終試験対策のコースを提供しております。
インターナショナルスクールに通い、GCSEを受講していた経験のある教師が指導しますので、生徒様の日常学習対策から試験の対策など、様々なご要望にお応えすることができます。
生徒様と同じインターナショナルスクール、現地校に通った経験のある家庭教師も在籍している場合がありますので、体験授業から是非お試しください!

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EDUBALへの声

下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。

  • 分かりやすい授業はもちろんのこと、保護者とも密にコミュニケーションを取ってくれます。

    • インター・現地校コース
    • 中1~3
    • イギリス
  • 息子はアメリカに移住してすぐ公立中学に馴染めず辛い思いをしてきました。先生にも同じ経験があるため、彼の心情をよく理解していただきました。学習指導も素晴らしくMAPテストでは上位20%に入る事ができました。また先生のメール対応などはプロ意識の高いとても丁寧なものでした。母子ともに途方に暮れていた私たちに希望の光をともしていただきました。本当に感謝しています。

    • インター・現地校コース
    • 中1~3
    • アメリカ
  • 一緒に問題に取り組みながら、子供に寄り添った授業をしていただいています。

    • インター・現地校コース
    • 中1~3
    • 東京都
  • 授業のおかげで、文法を前よりも理解できるようになり感動した。

    • インター・現地校コース
    • 小1~6
    • 東京都
  • 目標を設定し、状況に応じて計画的に授業を進めていただいています。

    • インター・現地校コース
    • 高1~3
    • アメリカ