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イギリスの大学受験において提出必須であるパーソナルステートメント。今回の記事では、イギリスの学部受験を考えている方へ、パーソナルステートメントを書き始める過程から細かいアドバイスまで徹底的なガイドをまとめました。
実際に日本で国際バカロレア(IB)を勉強し、イギリスの大学に進学した私の経験も踏まえていますのでぜひ参考にしてみてください。
現在高校生でイギリスへの大学への留学を考えている人やパーソナルステートメントの書き方がいまいちわからない人はまずこの記事を読んでみましょう。
EDUBALでは、イギリスの大学に精通したEDUBAL専属カウンセラーと、国内外の難関大学に在籍する大学生教師により、出願からIB・TOEFL・IELTSの勉強、志望理由書作成まで、大学留学をサポートいたします。
パーソナルステートメントとはイギリスの大学に受験する際に提出必須の書類の一つです。
IBやAPスコアなどの成績と共に合否の選考基準とされる肝心なエッセイであり、受験する大学の選考スタッフにコースの志望理由、その分野に対する情熱などを伝える唯一のチャンスでもあります。
パーソナルステートメントは最大4,000字で47行までという決まりがあります。ここで注意したいのは、この4000字には文字だけではなくスペースも含まれるということです。 文字数は厳しく取り締まられているので、特に目を配りましょう。
イギリスの大学受験は、全てUCASというオンラインシステムを通して行われており、パーソナルステートメントは受験する大学全て(基本的に5校)にまとめて一つしか提出できません! そのため、それぞれ受ける学部の分野をある程度絞っておくと、よりまとまったパーソナルステートメントが書けるでしょう。
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繰り返しになりますが、パーソナルステートメントは成績では伝えられない自分の個性や情熱などをアピールできる場所です。では、パーソナルステートメントとは具体的に何を書いたらいいのか?以下にまとめてみました。
受験をする学部また大学へ志望する理由や興味を持ったきっかけを伝えましょう。学部の紹介ページやその大学の学部でしかない売りなどを調べて理由づけると効果的です。2校以上に受ける際は一つの学校または学部に特化しすぎないようバランスを考えて書くことが大切です。
学部の分野に関連する趣味や活動なども取り込むとさらに学部に対する熱心さが伝わります。IB生は関連のあるCAS活動やExtended Essayがあればここでアピールしましょう。
パーソナルステートメントは成績とは別に自分の個性を表現できる場所です。
学部によって求められるスキルや人物像は様々です。 Teamwork(協同力)や Problem Solving Skills(問題解決力) など、どの学問においても必要とされるスキルです。学部のページで必要とされているスキルなどをよく調べて、過去の課外活動(IB生ならCAS活動)などを振り返り、そのスキルを活かした時を思い出してみましょう。
例えばIntitative(自ら率先する力)がその学部で学ぶ上で必要なスキルとして強調されていれば、ボランティア活動を始めたことやエッセイコンテストに応募したことなど、小さなことでもいいので具体的に伝えましょう。大事なことは、その経験から何を学んだか、そこからどのように成長したかを伝えることです。スキルを活かしていることだけではなく、振り返り(Reflective Thinking)が出来ることも読み手に伝わります。
大学を卒業した後の夢についての意気込みを書くことも、パーソナルステートメントを書く上で重要です。学んだことをどう活かしていきたいか、将来その分野でどう役立ちたいかなど具体的に書けるのであれば書きましょう。 その分野が現在向き合っている課題など、分野の現状を把握した上で書くとさらに効果的でしょう。
もちろん、将来のことを具体的にかけないという人も多いとは思いますが、漠然とした内容でも書いてみることをお勧めします。
日本人の皆さんはイギリスの大学に留学生として入学することになります。
留学は精神的にも経済的にも負担がかかる選択です。だからこそ、なぜ自国を離れ、なぜイギリスで大学に通うのかということを盛り込むとさらに個性的で印象に残るパーソナルステートメントになるはずです。
ここで、留学のきっかけや意気込みを書くことによりやる気があることが伝わるでしょう!
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パーソナルステートメントを書く上で気をつけたいポイントは5つあります。
1. 受験する学部のページから必要とされるスキルや資格をチェックする
2. 誠実に書く!
3. 唯一自己PRができる場所、悲観的になったり遠慮はしないこと
4.時間に余裕を持って早めに始める
5.クリティカルシンキングができる事をアピールする
それぞれ詳しくご説明します。
前述したように、受験する大学の学部のホームページなどをチェックし、その大学が入学する人に対して何を求めているのかを詳しく調べましょう。
どれだけその大学や学部について知っているかということも、選考の際にチェックされています。
自己アピールと言っても、嘘や過剰な表現をすることは避けましょう。 大学によっては受験の過程で面接があり、そこでパーソナルステートメントの内容に関してさらに追求される場合があります。誠実に書くだけではなく、詳しく振り返れることが出来るようにしましょう。
ありのままの自分を伝えることが大事ですが、悲観的になったり控えめになるのは避けましょう。
パーソナルステートメントは自分を売ることが鍵なので自信を持って積極的にアピールしていきましょう。謙虚な気持ちも捨てがたいですが、本当のことであれば情熱と誇りを持って伝えることが大事です。
パーソナルステートメントを提出する時期である10月あたりは、IB生やインター生にとってテストや課題提出の時期と重なることが多いでしょう。UCASの受験システムはパーソナルステートメント以外にも書く事項が多いので前もって準備に取りかかりましょう!
そして、文字数でけではなく文法や細かなミスも厳禁です。下書きから始め何度も念入りに訂正することを心がけ、英語や出願する分野に詳しい人に添削してもらうとさらに良いでしょう。
イギリスの大学だけに限りませんが、学びの基本においてクリティカルシンキング(批判的思考)は非常に尊重されています。
例えば、学部の分野のトピックの重大性やそれに関する自分の視点、または課外活動であればその活動の意味合いや自分がそれから何を学んだかなど様々な視点から物事を見ることが出来ることも見せましょう。
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パーソナルステートメントの要領を把握した所で実際にパーソナルステートメントの例を参考にみてみましょう。例でも分かる通り、パーソナルステートメントの内容から構成まで全然違います。参考にとらわれずに自分なりのパーソナルステートメントを書きましょう!
一つ目の例はビジネス関連の学部に受験した際のパーソナルステートメントです。映画関連の学部にも同時に受験している為、幅広く自己アピールがされています。
二つ目の例は生物医学工学という理系専門のパーソナルステートメントです。こちらは一つの学部に絞られている為、一つの分野に集中して深く追求されています。
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繰り返しになりますが、パーソナルステートメントは成績だけでは見れない課外活動や自分の個性を伝えることができる唯一の機会です。文法や文字数と厳しいところも多いですが、”パーソナル”なので個性のあるパーソナルステートメントを書くことが何よりも大事です!
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次の授業に備えての目標を毎回定めてくださったため、モチベーションが上がり、コツコツと効率よく進めることができました。さらに、質問に丁寧に答えてくださり、適切なアドバイスをいただけたので、しっかりと理解することができました。
短い間でしたが、無事IAを書き上げることができました。わかりやすいご指導で計画的に進めることができました。
IBテストに沿った対策が集中的にできてよかったです。歴史の苦手意識の改善をすることができました。ありがとうございました。