お電話でのお問い合わせ

EDUBALでは、海外在住の生徒様ならではのお悩みと真摯に向き合い、指導させていただきます。

03-6756-8620

電話受付 平日10:00~19:00 (日本時間)

閉じる

EDUBALでは、海外在住の生徒様ならではのお悩みと真摯に向き合い、指導させていただきます。

03-6756-8620
電話受付 平日10:00~19:00 (日本時間)

Japanese A Literature Paper1 IBスコアを4→7まで上げる対策法・アドバイス8選!(国際バカロレア)

DSC_0041_00001

本記事では、Japanese A literature の本試験であるPaper1 についての対策をご紹介します!詩や散文などの文章を読み、コメンタリー(解説文)を書くことが問われるPaper 1。

ですが、コメンタリーってどんなもの…?なにを書けば良いのかわからない!という方も多いのではないでしょうか。実際に、私のJapanese A literatureのスコアの足を引っ張っていたpaper1のスコアを上げ、MOCK時点から最終試験にかけて4→7に挙げた方法が元になっていますので、ぜひ参考にしていただければと思います!

目次

  1. コメンタリーとはなにか【Japanese A Literature Paper 1】
  2. IBスコア別(4と7)試験への取り組み方【Japanese Literature A Paper1】
  3. 3つの対策・勉強法【Japanese A Literature Paper 1】
  4. 経験者の私からアドバイス【Japanese A Literature Paper 1】
  5. 本記事の効果をいち早く確認する方法【Japanese A Literature Paper 1】
  6. まとめ【Japanese A Literature Paper 1】

コメンタリーとはなにか

コメンタリーとは、文章の解説文を指します。具体的には、3つの重要な要素を盛り込んで書きます。

①作者の主題(伝えたいこと)
②その主題を伝えるために使われている技法(レトリック)なにか
③それらの技法がどのように主題を伝えるために活用されているのか

まとめると、コメンタリーとは「作者の主題を伝えるために使われている技法(レトリック)を説明する解説文」だと考えています。
この3つの要素を抑えたところで、具体的な対策方法をお伝えします!
※Japanese A SLでは1時間15分、HLでは2時間25分という試験時間が設けられています。

IBスコア別(4と7)試験への取り組み方【Japanese Literature A Paper1】

Japanese A は母国語である分、スコアを獲得しやすい傾向にあります。しかし、ケアレスミスや、対策方法を知らないことによって点数を落とすことは勿体無いです。IB生の皆さんが現在IBスコア4の受け方に入っているのか、7の方に入っているのか確認材料に使ってみてください!
*以下の表は、私がIBスコア4を取得した際と7を取得した際のテストの取り組み方の違いを記したものになっております。

【IBスコアが4の時(MOCK1)】
・何もせずただ毎回テストを受けていた
・構成をまとめずに見切り発車でエッセイを書き始めていた
・周りの人と差別化することをこだわりすぎて、画像や文章から無理に作者の主張へと繋げていた。
・内容がまとまっていないため、文章を何度も何度も斜線で消していた。

【IBスコアが7の時(最終試験)】
・テスト前に文章の構成をまとめたプリントを確認し、一貫性のある文章になるよう工夫した。
・テスト開始直後にアウトラインを端的にまとめた。

いかがだったでしょうか?Japanese A Literature Paper 1の対策を始めたばかりの生徒の皆さんの中には、IBスコア 4の方にあてはまっていた方も少なくはないと思います。

しかし、心配は無用です!以下に当時の私が行った対策法やアウトラインの構成などが記述されているので、是非最後までお読みください!

3つの対策・勉強法

フォーマットをきちんと覚えて練習する!

コメンタリーを書く上で重要なのが、フォーマットです。決まったフォーマットをもとになんども練習することによって、最終試験で時間短縮ができ、慌てることなく書き進めることができます。
ここで、例として実際に私が主に使っていたフォーマットをご紹介したいと思います!

① 作品の紹介
② 主題
③ 作者がこの主題を伝えるために使っている技法は〜と〜と〜です。技法の説明をします。
④ 〜ページの〜行目で「〜」とありますが、ここでは「技法名」が使われています。
⑤ この「技法名」が主題を伝えるためにこのような効果があります。
↓これを技法数分繰り返します。
⑥ 以上「技法名」…が技法として使われていて、主題をより〜するために用いられています。

一見、覚えることが多くてコメンタリーが書けるか不安だと思いますが、実際にはコメンタリーの3つの重要な要素を文章化したものです。一度覚えてしまえば、時間を気にすることなくコメンタリー書くことができるので、ぜひ何度も繰り返し練習してください!

 

いくつか技法を決めて、それらの技法の効果をリストアップする!

何度かコメンタリーを書く練習をしていると、「この技法については何度も書いているし、主に効果もこのようなものかもしれない…」というパターンが見つけられると思います。技法によっては、全く違う効果をもたらすものもありますが、ある程度事前にリストアップしておくと本試験でも焦らずに進めることができると思います。

例えば…

「象徴」
①象徴とはなにか
②象徴はなにを表しているか
③考えられる効果はなにか

このように、いくつかの技法をリストアップして、自分なりのまとめを作っていきます。本試験では、考えることより書くことに時間を使いたいので、技法を見つけた時はなるべくすぐに「技法の名前!表していること!効果!」とわかるように準備しておくことが大事です。

 

短い時間できちんとしたアウトラインを書けるように練習する!

アウトラインとは、文章の流れを決める構造のことを言います。本試験では、アウトラインを書かずにコメンタリーを書くことはあまりおすすめしません。計画を立てずに書き始めると、書いている途中に矛盾が生まれてしまう危険性あるからです。

だからこそ、コメンタリーを書く前にアウトラインを書くことで止まることなく書き続けることができます。15分〜20分の間に自分がわかりやすいアウトラインを書くことで、実際のコメンタリーを書く時間を十分に用意することができます。このように、短い時間で質の高いアウトラインを書くのには、練習が重要になってきます。

Japanese A HL 経験者の私からアドバイス

最初の15分〜20分でアウトラインを完成させて、コメンタリーを書き始めたらアウトラインに書いた内容を変えずに書き進める!

アウトラインを完成させた後に、「ここはこう変えた方がいいかも」とやり始めてしまうと全てのバランスが崩れてしまいますし、反対に時間がかかってしまいます。

だからこそ、濃いアウトラインを書くことも重要になってきます。ですが、あまりアウトラインに気を取られてしまうとコメンタリーを書く時間がなくなってしまいますので、時間を見て仕上げるようにしましょう!

無理に難しい内容にしようとはせず、簡単でシンプルなものでも大丈夫!

難しい内容ではないと、薄いと思われてしまうと不安になって難しい内容を書こうとすると時間もかかりますし、完成することができないかもしれません。シンプルで簡単な内容でも、きちんと論理的で主題を説明するための効果がかけていれば大丈夫です!

自分がわかりやすいように記号を決める

例えば、➡︎は「だから」を表しているなど、なるべく時間を短くできるように対策をしてみてください。
なるべく簡素にわかりやすくまとめる。

文章にしてしまうとコメンタリーを書いている最中に「読む時間」ができてしまいます。箇条書きや短い言葉で書くことがおすすめです。

アウトラインが描き終わったら作者の主題とあっているか毎回確認する

アウトラインが完成したからと言って安心することはできません!実際に書いている技法や効果が主題と噛み合っているか、きちんと理論的に説明できているかを確認しなければいけません。

また、時間内で作成したアウトラインを使ってコメンタリーを書いてみてください。書いてみると、ここが不十分だったと思うこともあるかと思います。次はそこに注目してアウトラインを書くようにすれば、自分にとって使いやすいアウトラインが短時間で書けるようになります。アウトラインはPaper 2でも使えるので、練習をしておくと便利だと思います!

自分の執筆した文章が斜線で埋め尽くされていない意識する

アウトラインを書き、斜線が多くある状態はあまり好ましくありません。これは、自身の執筆した内容が整理されていないまま執筆を続けていることを意味しています。そのため、斜線が多くあるときは、一度自身のアウトラインを試験後に見直してみましょう!アウトラインを常時修正し、思考を整理してみることをおすすめします。

本記事の効果をいち早く確認する方法【Japanese A Literature Paper 1】

ここまで読んだ生徒の皆さんの中に、このアウトラインを実践してみたい方や本当に効果があるのか疑問に思っている方も多いと思います。私も当時はネットサーフィンをしている中で、本当に効果があるものとないものの差が分からず、素通りにしていることが多かったです。

そんな中、私は「ピア・リーディング」を推奨します!

ピア・リーディングとは、友達同士でテストや課題のフィードバックを互いに行うことを指します。

皆さんの中にも、「新しい知識や理論、テンプレートなどを勉強に活用したいけど、効果的か心配」と感じたことがある方もいると思います。その際は、勇気を出して友達に互いにフィードバックをしてみることをおすすめします!

先生たちが忙しい時に活用!

もちろん、先生にフィードバックを受けることも大事だと思うのですが、先生は大抵何十人もの生徒を受け持っており、細部までの細かいフィードバックを毎回提供することは難しい時があります。そのような時に、友達と一緒に構成や簡単な誤字脱字、文章の伝わり方、画像や文章などを分析、確認することによって自分自身の考えを深めることができます!

相談できる相手がいなかったらAIツールを活用!

しかし、中にはテスト期間中で周りの友達が忙しいという方は、AIツールに着目してほしい観点(構成、誤字脱字、文章の分かりやすさなど、、)を条件で設定し、フィードバックを受け取るようにする方法があるので、本記事の対策法やアドバイスの効果をいち早く確認したい方は積極的に利用してみてください!

実際に点数を獲得している人を探している人はEDUBALを活用!

EDUBALでは、高いフィードバックだけではなく、Japanese A Literature で7を獲得した先生の実際に書いたエッセイやスコア獲得の詳細を親身になって教えます!高みを目指す方はぜひ検討してみてください!

Japanese Paper 1の対策はEDUBALにお任せください!

EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生教師と、家庭教師を探している現役IB生をつなぐオンライン家庭教師サービスです。

EDUBALでは、インターネットのビデオ通話を通して授業を行うため、世界中どこにいても授業を受けることができます。また、帰国子女大学受験を経験している教師も多く在籍しています。

これまでにも、
・Paperを書く練習や、のサポートをしてほしい!
・学校の授業で理解が追いつかなかった箇所をフォローして欲しい!
・他のIBの科目と合わせて指導して欲しい!

などのお悩みを抱えた生徒さまに、IBを経験した大学生の教師をご紹介し、
オンライン家庭教師の指導によってIBの勉強のサポートをしてきました。

EDUBALには約600名のIB経験者の大学生が教師登録をしています。
実際にIBで高得点を取得した教師が、自らの経験に基づいてIBの勉強をサポートいたします。
東京大学や京都大学をはじめとする国内外の難関大学に通っている教師や、IBで40点以上を取得している教師も多く在籍しています。

実際に、EDUBALを受講した方からは、

「実際にIBを経験した方だったので、的確な指導をしてもらえた上に、日本語で教えていただけたことで今まで分からなかった点が理解できるようになりました。」

「担当の先生も過去に私と同じように英語力に悩んでいた経験があり、同じ悩みを抱えていた先生から指導を受けることができたのでとても参考になりました。」

といった声をいただいています。

現在、無料体験授業も実施しておりますので、IBや国内外の大学進学でお困りの皆さま、まずはEDUBALにご相談ください!

 

この記事のカテゴリー・タグ

EDUBALへの声

下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。

  • とても真面目な先生に計画的に指導していただいています。 おかげでテストで高得点がとれました。

    • IBコース
    • 高1~3
    • ドイツ
  • 日本語で授業させていただいてますが、説明が分かりやすく質問にも丁寧に答えてくれています。授業科目以外の経験やアドバイスもシェアしていただいてるのでIB全体の参考になり助かっています。

    • IBコース
    • 高1~3
    • 大阪府
  • 生徒の能力、習熟度を把握しながら、生徒がわかるまで繰り返し丁寧に指導していただきました。最初の時に比べて息子の勉強に取り組む姿勢が変わりました。問題が解ける度に喜びを感じているようです。数字にも反映されている事に感謝しております。

    • IBコース
    • 高1~3
    • 京都府
  • しっかり準備をして授業に当たっておられ、非常にわかりやすくご指導していただいております。リベラルアーツに強い大学に在籍されていて、その幅広い教養が授業にも反映されており、非常に満足しております。

    • IBコース
    • 高1~3
    • アメリカ
  • 学校の授業に合わせた指導をしていただきとても助かっています。

    • IBコース
    • 高1~3
    • ドイツ