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アメリカをはじめとする海外の大学に進学するには、成績やSATのスコアはもちろん、エッセイや課外活動証明書など様々なものが必要です。海外大学進学/受験は日本の大学受験とは大きく異なるうえ、情報が限られていて何をしたら良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか?
今回は、アメリカのBrown大学に通うEDUBAL教師に、海外大学受験の対策法について伺いました。特に重要なSAT・エッセイ・課外活動の対策を中心にご紹介します。
インタビューした先生:K.S.先生所属大学:Brown University滞在国:アメリカ出身高校:アメリカのボーディングスクール
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もともと日本でバイリンガルスクールに通っていました。語彙力はあまりありませんでしたが、日常会話はできる程度の英語力を身に着けることができました。その後、日本の一般的な中高一貫校に進学しました。しかし、せっかく少し身についた英語をほとんど使うことがなくなってしまい、もったいないなと感じて、高校は海外に行くことを決めました。
ボーディングスクールでは、自主性が重んじられていて、様々な分野の勉強をすることができたのが一番良かったです。文系理系関わらず科目を選択できたり、たくさんのクラブ活動に参加したりすることができました。また、世界各地から学生が集まっていたため、グローバルな環境に刺激を受けました。
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アメリカの大学受験は、日本のような一発試験ではありません。たくさんの提出物があるので、早い段階から準備をしておく必要があります。
【アメリカの大学出願に必要な書類】・願書・SATスコア・TOEFL iBTスコア・高校の成績証明書・課外活動記録・エッセイ(自己アピール)・推薦状 など
・学校の成績(GPA)向上、キープ・SATのスコア取得・課外活動・エッセイ作成
などをしていました。アメリカの大学受験では、SATや成績(GPA)はあくまでもベースラインでしかないので、一定の点数があれば受かるという保障はありません。良いスコアや良い成績を取ることはもちろん必要ですが、エッセイや課外活動を特に重要視していました。
アメリカの大学に進学したい!TOEFLは何点必要?アメリカの大学に進学したい!SATの目安は?何点必要?
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SATとは、アメリカの大学に進学するために必要な学力をはかる試験です。出願に間に合えば、何度でも受験することができます。
【SAT Reasoning Testとは】大学進学に必要な基礎学力を測定するための試験
・Reading and Writingセクション:800点・Mathセクション:800点合計1600点満点
合計3回程受験しました。11年生の11月から勉強をはじめて、自分のレベルを把握するために、12月の試験をまず受けてみました。結果を受けて自己分析をして、苦手を克服するための勉強を冬休みに集中的に行いました。SATは長期的な勉強が必要だと思います。
【Reading】Readingパートでは読解力と語彙力が必要だと感じたので、語彙力を上げることに注力しました。単語を覚えるだけでつまずく頻度が減りスピードが上がるので、内容が頭に入ってきやすくなります。また、とにかく本を読むことを意識していました。英語に対する慣れは読むことでした得られないと感じたからです。練習問題を解くときは、答えに自信がない問題に印をつけるようにしていました。全体的に間違えを見直すとき、特に印がないのに間違えた問題を重点的に見直していました。なぜ自分が誤解していたのか、どこが間違っていたのかなどを詳細に復習していました。
【Writing and Language】Writing and Languageパートは短期的に伸ばすことができるパートだと思います。このパートで出題されるパターンをしっかりと覚えることが必要です。セミコロンの使い方など、日常ではあまり使わないようなものまで、文法書を徹底的に読んで勉強していました。
日本の中学に通っていたのであまり難しいとは感じませんでした。うっかりミスをなくすことが大切なので、量を解いて間違えを減らしていくという練習をひたすら行っていました。やり方がわからない問題があればその都度解説を見ながら復習をしていました。
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SATには、基礎学力をはかるためのReasoning Testのほかに、自分で科目を選択できるSubject Testがあります。
【SAT Subject Testが2021年6月を最後に廃止に】SATを主催しているCollege Boardは、科目別の学力を測る試験であるSAT Subject Testを2021年6月を最後に廃止することを発表しました。アメリカの高校では大学レベルの授業を高校で履修できるAPというプログラムで代用されていることから、重複するような内容のSubject Testを廃止し生徒への負担を軽減させる目的があるそうです。今後はAPを含む学校の成績やエッセイがさらに重要視される傾向が予測されます。
MathとPhysicsを受験しました。なお、今はアメリカの大学進学にSAT Subject Testが必要ない場合もあるので、志望校の要項をよく確認したほうが良いでしょう。
学校の授業を取り終えた後すぐに、その科目に対応したSubject Testを受験をするという方法を取っていました。例えば、私は9年生の時に物理の授業を取ったので、一年間の授業を終えた5月にSubjectのPhysicsを受験しました。受験前はSAT公式参考書の問題を解いて、問題形式に慣れる練習を行いました。学校で授業をとっていると、期末試験のために勉強をする必要があったので、特にSubject Testのための勉強はしていませんでした。
SAT subjectはアメリカの大学受験に必要?勉強法、難易度は?
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自分が好きな「音楽」にフォーカスした活動をしていました。具体的には、コンクールに参加したり、地元の子どもたちに音楽を教えるボランティアをしたりしていました。
大学は、個性があり自分のやりたいことがわかっている人が欲しいと思っています。そのため、好きなことを見つけてそれに打ち込むことが大切です。私は無理にボランティアをするのではなく、自分のしたいことからどうやって世の中に貢献していくかを考えました。また、機会が与えられたときは積極的に受けるという、プロアクティブな姿勢が重要だと感じました。
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エッセイ作成にはかなり時間をかけました。成績や経歴ではなく、自身の性格や生い立ちなど、ほかの提出物ではアピールできない部分を書くことを重視しました。エッセイの冒頭には、1つ自身の経験からのエピソードを入れ、それを元に話を展開していく形をベースにしました。私が中国系日本人としてどう生きてきたのか、そこから生まれた視点やユニークさをアピールするような内容にしました。
自分のことを書くのは難しいです。いろいろな経験をしているからこそ、何が一番なのかがわからなくなってしまいます。私が指導するときは、生徒の人生について深く話を聞くところから始めます。自身で重要と思っていないことが、重要なポイントであることが多くあるからです。話の中からいくつかピックアップしたトピックについて、まずは書いてみるよう伝えます。書き進めてみて、一番書きやすいトピックを選びます。
また、とにかくたくさんの人に見せることも大切です。いろいろな反応を参考にし、自分の思い描いているイメージに一番近いエッセイを書き上げるようにしていました。
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大学はレベルだけで選ぶのではなく、自分にあっているかという面を重視してほしいです。就職するときに見られるのはどの大学を出たかではなく、何を学んで何を得たかというところです。ネームバリューだけに縛られず、自分が何年間か通う中で何を得られるかという質に注目してほしいです。
また、すべての対策を早めに始めることが大切だと感じました。本格的な勉強を始めるのはそこまで早い必要はありませんが、エッセイのトピックを思いついたときにメモしておいたり、SATの単語を毎日少しずつ勉強したり、常に意識をしておくようにしましょう。
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EDUBALは、国内外の難関大学に通う帰国子女の大学生教師と、家庭教師を探している帰国子女の生徒様をつなぐオンライン家庭教師サービスです。SATで高得点を取得した教師も多数在籍しております。また、オンラインビデオ通話を通じた指導ですので、世界中どこでも、いつでもご自宅で受講が可能です。「帰国大学受験や海外大学進学に向けてSAT対策をしたい!」「SAT対策とあわせてTOEFL対策もしたい!」といった様々なニーズに対応しております。
EDUBALではSAT対策として2つのコースをご用意しております。
1.SAT対策コース実際にSATを取得した教師が自身の経験に基づいて、生徒様一人一人に合った指導を行います。SAT Reasoning TestからSubject Testまで幅広いニーズに対応しております。「自分の持っているテキストを使用したい」「Math以外の科目の対策をしたい」「受験日まで時間に余裕がある」という方におすすめです。
2.SAT Math短期集中コースオリジナルテキストを用いて、SAT Reasoning TestのMathに特化した指導を行います。「初めてSATを受験する」「Mathで600~700点を目指している」「3ヶ月以内に点数を上げたい」「Mathに特化した勉強をしたい」という方におすすめです。
生徒様にあったコースをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
また、EDUBALでは当社オリジナルのSAT基礎力判定テストもご用意しております。まずはご自身の現状を把握するのが第一歩ですので、「自分のレベルがわからない」という方はこちらもご活用ください!
【SAT mathで600~700点を目指す方へ!】
EDUBALのSAT math短期集中コースは、オリジナルテキストを用いて豊富な演習量を確保。チェックテストで理解度を確認しながら進められます。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
毎度毎度授業が楽しみです。モチベーションが下がる時も元気をいただいております。
短時間かつ英語での授業だったので難しい点があったと思いますが、生徒のモチベーションを落とさずに効率的に指導していただいたと思います。ありがとうございました。
娘の要望を取り入れつつ、目標に向かって指導をすすめていただきました。人間としても指導者としても信頼できる先生でした。初めての家庭教師だったので不安があったのですが、真摯に娘に向き合ってくいる様子をみて、安心して任せることができました。
指導経験が豊富で生徒に寄り添った授業を進めていただけました。 短期間ではありましたが、テストスコアに直結した指導をしていただき、充実した10時間でした。
思春期女子の心を上手にキャッチして,モチベーションを高めながら指導していただきました。