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【直前対策】経験者が語る!IB History(歴史) Paper 2・3のエッセイで7を取る対策方法を徹底解説!

IB History は全教科の中で一番難しいと言われている教科です。特にHistoryのエッセイに苦戦している方は多いのではないでしょうか?筆者もかなり苦戦しましたが、勉強方法やエッセイのコツを押さえることでHistory Paper 2・3の点数が飛躍的に上がり、最終的にはHistory Paper 2・3の点数が7になりました。本記事では筆者がした勉強法やエッセイを書く際に意識したコツをマークバンドとともに紹介していきます。

IB Historyの概要やIB History Paper 2・3の問題形式はこちらで紹介しているので参照ください:
IB(国際バカロレア)、History(歴史)の科目選択や勉強法、対策について

目次

  1. 勉強方法
  2. エッセイの全般的なコツ
  3. History Paper 2のコツ
  4. History Paper 3のコツ
  5. IB Historyの対策をしたい方へ

IB History Paper 2・3の勉強方法

ノートのまとめ方

Paper 2では出来事をまとめるのではなく、社会的・経済的・政治的などのカテゴリーでトピックをまとめましょう。Paper 3では反対に出来事を詳細にまとめるようにしましょう。こうすることで実際の質問に対応しやすくなります。

歴史家の意見(Historiography)もまとめる

歴史家の意見は高得点を取るのに必要な要素です。なので、各出来事の原因・経過・結果における歴史家の意見をまとめるようにしましょう。また歴史家はなぜそのような考えに至ったのか、具体例を用いて説明できるようにしましょう。マークバンドでは「歴史上の出来事を歴史的文脈に位置づけて論じており、歴史的概念に対する明確な理解も見られるに。」に対応してます。

他の人のエッセイを読む

他の人のエッセイを読むことでエッセイの書き方を学ぶことができます。他人のエッセイで良かったと思った点は取り入れ、読みにくいと感じた点は自分のエッセイで同じことをしていないか確認することができます。

過去問で練習する

History Paper 2・3の設問はパターン化されているので、どのような設問が問われるのか予想しやすく、対策もしやすいです。過去問を使って、よく問われている質問を練習すると実際のテストでも役立ちます。

IB History Paper 2・3エッセイの書き方

構成に時間をかける

構成はエッセイの肝となる部分です。なので、各エッセイ10分程度構成を考える時間を設けましょう。また、上記のように各段落で主張することを詳しくまとめることで一貫性のあるエッセイを書くことができます。構成に時間をかけることは、マークバンドでの「設問の趣旨に的確に沿って答案を作成」に対応しています。

本論の書き方

主張(トピックセンテンス)→エビデンス(事例)→エビデンスが何を示しているのか→小結論
上記のように書くことでより分析的にエッセイを書くことができます。これを意識するだけで点数が飛躍的に上げることができるのでぜひ試してみてください。本論の書き方を工夫するだけで、マークバンドの「主要点が根拠によって裏づけられており、議論 が結論へと論理的につながっている」に対応できます。

どの要素が重要だったのか示す

エッセイで高得点を取るには、相対的にみて「〇〇が重要だった・重要でなかった」ことを示す必要があります。一部のIBの先生はこれを重み付けと呼びます。方法としては、「全ての要素がそれぞれ関連しているため重要だった」や「ある出来事は引き金を引いたため重要であった」と重み付けできるので、エッセイによって使い分けましょう。重み付けは解答の正当性を主張するために重要な内容なので、忘れないようにしましょう。重み付けはマークバンドの「(設問にとって適切 な)比較や関連づけが効果的に行われている。」に対応しています。

歴史家の意見を活用

歴史家の意見を使うことで、多角的な視点をエッセイに加えることができます。ルーブリックによると6以上取るには歴史家の意見が必要とあるので積極的に取り入れましょう。また歴史家の名前は必要なく、「One historian states」と書けるので様々な意見に触れておくと役立つでしょう。また、歴史家の意見は伝統主義、修正主義、マルクス主義などで書くこともできますが、必ず各主義を歴史的文脈に位置付けて説明できるようにしましょう。マークバンドでは、歴史家の意見は「分析・評価を裏づけるための根拠として効果的に使われている」や「異なる視点に対する評価が行われている」に対応します。

IB History Paper 2 解答のコツ

質問の意図を理解

IB History Paper 2の設問は2つの個別事例を取り上げた上で、一つの結論に導かなくてはいけません。これは二つの事例を比較(Compare)して、そこで洗い出した共通点が結論となります。Paper 2の質問にはCompareのCommand Termが隠されていると思いましょう。質問の意図を理解することで、マークバンドの「設問が含意するところと その要求に対する高度な理解も見られる」に対応できます。

Command Termでお困りの方こちらも参照ください:
IB生必見!知らないと試験で差が出る「Command term (指示用語)」とは?

解答はセオリー

History Paper 2での解答は様々な事象に当てはめられる解答でなくてはいけません。結論は複数の事例をもとに、一般化された解答を導き出すように心がけましょう。解答をセオリーにすることで、マークバンドの「設問への関連性がある」に対応することができます。

IB History Paper3 解答のコツ

エッセイは具体的に

Paper3はPaper2と違い、設問がかなり具体的です。設問に対応するためには解答も同じ程度の具体性にする必要があります。例えば、「サラエボ事件の重要性を評価しなさい。」という設問が出題された場合、「サラエボ事件」と同じ具体性(出来事ベース)で論を発展し解答するとより高得点が狙えます。これはマークバンドで「分析・評価を裏づけるための根拠として効果的に使われている。」に対応します。

物語調にならないように

Paper3は具体的に書く必要があるため、余計な情報を入れてしまい物語調になってしまう傾向があります。読者は歴史に精通している人だと仮定して書くことで、物語調ではなく分析的なエッセイを書くことができます。分析的に書くことでマークバンドの「議論は明瞭で、一貫性もある。」に対応できます。

解答できる設問に答える

学校が指定するセクションからの設問でなくても回答することができます。セクションによってはPaper 1やPaper2の範囲として知識がある可能性があるので、学校の指定するセクション外を選択することもできます。

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    • IBコース
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    • IBコース
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    • 大阪府
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    • IBコース
    • 高1~3
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    • IBコース
    • 高1~3
    • 京都府