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大分県別府市に位置する「立命館アジア太平洋大学」。国内生と国際生の割合がおよそ半分ずつという特殊な環境が注目されている大学でもあります。
そんな国際色豊かで、オープンな校風を持つ大学に興味があるIB生も多いと思います。しかし、2021年度から以前の国内学生入試方式とは異なる制度に変わり、
「IB生はどの方式で出願できるのか?」
「IB入試で受ければ良いのか?」
と困惑している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このような方々のために、
新しい入試制度である「総合型選抜入試」と「国際バカロレア(IB)入試」の詳しい情報を現在APUに通う元IB生の私が、入試に合格するためのアドバイスとともにご紹介します。
※本ページの内容は2021年度入試の情報を元に書いています.
インタビュー記事|帰国子女・IB生にとって、立命館アジア太平洋大学(APU)の魅力とは?在校生&教員の方に聞きました!
2021年度より「AO入試」という名前から「総合型選抜」という名前に変わり、求められる条件や、出願方法も変更されました。
総合選抜は大きく分けて4つに分かれています。各入試方式に分けてご紹介していきます。
この入試は、APUが独自で作成している筆記試験を行う入試方式です。IBの学習でも重要視されている「読解力」「発想力「論理性」などを問う「ロジカル・フラワー・チャート」を用いた筆記試験です。新しい入試であり、APU独自の筆記試験のため不安があるかと思いますが、解説ポイント等を見て対策するようにしましょう。
選考内容 | 第1次選考:出願書類とロジカル・フラワー・チャート筆記試験(120分) 第2次選考:個人面接(15分) |
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言語基準 | 日本語基準 |
募集人数 | アジア太平洋学部10名 国際経営学部10名 |
APハウス(学生寮) | 優遇あり |
出願期間 | 第1回:2020年9月15日〜9月25日 第2回:2020年11月5日〜11月16日 |
この入試では、社会で起こっている問題に関する課題文に対して、90分間で小論文を書く入試方式です。公式ホームページにも例題は載っていますが、どのように勉強すればよいかわからず不安もあると思います。しかし、IBで培う構成能力や読解力といったスキルを存分に使える筆記試験ですので、事前に対策をきちんと行えば、安心して試験に取り組むことができると思います。
選考内容 | 第1次選考:出願書類と小論文筆記試験(90分) 第2次選考:個人面接(15分) |
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言語基準 | 日本語基準 |
募集人数 | アジア太平洋学部45名 国際経営学部25名 |
APハウス(学生寮) | 優遇なし |
出願期間 | 第1回:2020年9月15日〜9月25日 第2回:2020年11月5日〜11月16日 第3回:2021年2月10日〜2月19日 |
この入試方式では、中学卒業後から自身がアピールしたい様々な分野の活動実績、結果を評価されます。カテゴリーは2つに分かれているので、自分がアピールしたい項目を選ぶことができます。活動実績報告書は決まっている書式は特にありませんが、参加証明書等ではなく、きちんと成績・成果がわかるものを提出するよう求められています。活動実績の評価目安はAPUで定められているものがあるので、目を通して自分に合うものを見つけましょう。
選考内容 | カテゴリーA(英語能力・留学経験アピール):第1次選考:出願書類・活動実績報告書・エッセイ 第2次選考:個人面接(15分) カテゴリーB(言語・学芸・社会活動・スポーツ等 アピール):第1次選考:出願書類・活動実績報告書・エッセイ 第2次選考:個人面接(15分) |
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言語基準 | 日本語基準 英語基準(志望理由書とエッセイは英語で作成) |
募集人数 | アジア太平洋学部60名 国際経営学部35名 |
APハウス(学生寮) | 優遇なし |
出願期間 | 第1回:2020年9月15日〜9月28日 第2回:2020年10月29日〜11月9日 第3回:2020年12月4日〜12月14日 |
海外での経験や、帰国後日本での活動に対して評価される入試方式です。また、英語基準での入学を希望する場合には、基本の出願基準とは他に設定されている条件があるので、注意しましょう。
選考内容 | 第1次選考:出願書類 第2次選考:個人面接(30分) |
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言語基準 | 日本語基準 英語基準(出願書類とエッセイは英語で作成) |
募集人数 | アジア太平洋学部20名 国際経営学部10名 |
APハウス(学生寮) | 優遇なし |
出願期間 | 第1回:2020年9月1日〜9月28日 第2回:2020年10月22日〜11月23日 第3回:2020年11月26日〜12月11日 |
今年度の入試から新しく「国際バカロレア(IB)入試」が導入されました。ディプロマ資格取得者・取得見込み者であれば、応募できる方式です。
IB経験をアピールできる方式ですので、IB生におすすめな方式です。スコアの足切りとして、特にAPUから公表されているものはありません。しかし、取得見込み者として出願し、入学前までにディプロマ資格を取得できない場合は「入学取り消し」になりますので、注意してください。
第1次選考の出願書類では、Extended Essayの内容も評価の対象になっています。また、第2次選考の面接では、提出した出願書類に関して質問されます。EEの質問もされるかもしれませんので、きちんと内容や目的などを自分の中で明確にしておきましょう。
選考内容 | 第1次選考:出願書類 第2次選考:個人面接(30分) |
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言語基準 | 日本語基準 英語基準(出願書類とエッセイは英語で作成) |
募集人数 | アジア太平洋学部:若干名 国際経営学部:若干名 |
APハウス(学生寮) | 優遇あり |
出願期間 | 第1回:2020年10月1日〜11月2日 第2回:2020年10月22日〜11月23日 |
IB生がDPスコアや経験を使って出願できる方式がたくさんあって「どれが自分に合うのか?」と悩まれる方も多いと思います。各方式を受けるメリット・デメリットを考えて、自分に合う方式を見つけてください。
例えば、IB生の自分にとって、自分の経験を存分に伝えることができるからIB方式がベストとは限りません。なぜなら、ディプロマ資格を取得することができない場合は入学が取り消しになってしまうからです。自分の得意なことやアピールしたいことも人によって様々だと思います。
ですので、自分に合う方式を見つけるという意味でも、各受験方式のメリット・デメリットを考えつつ出願方式を決めることをおすすめします。
APUに限らず、どの大学の出願時も「早めの準備」を心がけてほしいです。特に出願する書類を何度もチェックしてください。(※2021年度の新入試から、提出する書類は全てオンラインになりました。)私は英語基準で入学したため、志望理由やエッセイは全て英語での記入でした。文章構成や文法などは、IBの先生や友人にも見てもらっていました。何度も書き直すためにも、早めから準備をしていくことが大事です。また、面接で志望理由やエッセイで書いた内容を把握しておくことも重要ですので、作成し終わった後でも確認を何度もするように心がけましょう。
全ての入試方式には、2次試験である「面接」があります。書類に合格してから面接の準備を始めるという方も多いと思います。しかし、実際に合格してから面接日まであまり時間がありません。志望理由など面接でも質問される可能性が高いものは、合格する前から出願書類を作成する上でも必要なものですので、口に出して面接のように練習することをおすすめします。さらに、自分だけではなく、先生や友人に協力してもらうこともお願いしましょう。また、面接で志望理由やエッセイで書いた内容を把握しておくことも重要ですので、内容の確認を何度もするように心がけましょう。
●APUの総合型選抜を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
2021年度APU総合型選抜(旧AO入試)公式ホームページ
●APUの総合型選抜の出願書類を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
2021年度APU総合型選抜(旧AO入試)出願書類内容
ここまで、今年度より新しく変わった入試制度についてお伝えしてきました。
IBという特殊なバックグラウンドをアピールして、私もAPUに出願しました。実際に入学をして、生徒がそれぞれの個性を尊重し、共に学び合う環境がある校風が気に入っています。自分が学びたいことを好きなように学ぶことができる環境は、自主的な学びをしてきたIB生にもぴったりだと思います。
他の大学のAO入試とは少し違った入試方式に戸惑いもあるかと思いますが、きちんと準備をすることで自信を持って出願できるようになりますので、しっかりと目標を決めて対策しましょう!
EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生教師と、家庭教師を探している現役IB生やPre IB生をつなぐオンライン家庭教師サービスです。
EDUBALでは、インターネットのビデオ通話を通して授業を行うため、世界中どこにいても授業を受けることができます。また、帰国子女大学受験を経験している教師も多く在籍しています。
これまでにも、
・面接の練習や、試験(小論文やロジカル・フラワー・チャート)のサポートをしてほしい!
・立命館アジア太平洋大学の出願書類をサポートしてほしい!
・苦手科目対策をしたい!
などのお悩みを抱えた生徒さまに、IBを経験した大学生の教師をご紹介し、
オンライン家庭教師の指導によってIBの勉強のサポートをしてきました。
EDUBALには約600名のIB経験者の大学生が教師登録をしています。
実際にIBで高得点を取得した教師が、自らの経験に基づいてIBの勉強をサポートいたします。
東京大学や京都大学をはじめとする国内外の難関大学に通っている教師や、IBで40点以上を取得している教師も多く在籍しています。
実際に、EDUBALを受講した方からは、
「実際にIBを経験した方だったので、的確な指導をしてもらえた上に、日本語で教えていただけたことで今まで分からなかった点が理解できるようになりました。」
「担当の先生も過去に私と同じように英語力に悩んでいた経験があり、同じ悩みを抱えていた先生から指導を受けることができたのでとても参考になりました。」
といった声をいただいています。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
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とても真面目な先生に計画的に指導していただいています。 おかげでテストで高得点がとれました。
日本語で授業させていただいてますが、説明が分かりやすく質問にも丁寧に答えてくれています。授業科目以外の経験やアドバイスもシェアしていただいてるのでIB全体の参考になり助かっています。
とにかく数学が得意な先生に担当していただいています。どんな問題も、また進路の相談でも、なんでも即答していただけるので頼りになります。
指導のためのノートがとてもわかりやすく、見やすいです。そしてわからないところを図式化して教えてくれるのでてくれるので内容が理解しやすく、記憶に残りやすいです。
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