お電話でのお問い合わせ

EDUBALでは、海外在住の生徒様ならではのお悩みと真摯に向き合い、指導させていただきます。

03-6756-8620

電話受付 平日10:00~19:00 (日本時間)

閉じる

EDUBALでは、海外在住の生徒様ならではのお悩みと真摯に向き合い、指導させていただきます。

03-6756-8620
電話受付 平日10:00~19:00 (日本時間)

IB入試とは?国内大学進学に有利?

https://www.edubal.net/prod/wp-content/uploads/2022/01/2.png

IB生のみなさん、どんな受験方法があるか探っている人も多いのではないでしょうか。
IB生はAO入試や帰国子女入試など様々な入試形態を選べる分、悩みますよね。
そんなみなさんにこちらの記事ではIB入試とは何か、そのメリット・デメリット、実施大学や体験談をご紹介させていただきます!ぜひ大学選びの参考にしてみてください。

目次

  1. IB入試とは?
  2. IB入試とAO入試・帰国子女入試との違いは?どちらがいい?
  3. IB入試を実施している大学
  4. 入学後のプログラム(学位)の種類
  5. IB入試のメリット・デメリット
  6. よくある疑問:IB入試と他の入試方法は併願できる?
  7. 過去の先輩のIB入試体験談

IB卒業生の筆者プロフィール

Writer Profile

Kanon

EDUBAL学生インターン&現役早稲田生。
国内公立校・インター両方の経験あり。英ロック好き。

IB入試とは?

IB入試(国際バカロレア入試)とは、IBDP(国際バカロレア)を修了した人を対象とした入試制度です。

IBDPとは、高校2・3年時の2年間に渡る、グローバル化に対応できる人材を育成するためのプログラムです。このプログラムを修了すると、IB Diploma(国際バカロレア資格)を取得することができます。

大学によって多少異なりますが、IB入試の一般的な選抜方法は、
・IBの最終試験(もしくはPredicted grade)のスコア
・小論文
・その他必要書類の提出
・面接
などです。

IBについて、詳しくは以下のサイトをご覧ください。

IB入試とAO入試・帰国子女入試との違いは?どちらがいい?

IB入試 vs. AO入試 / 総合型選抜入試

IB入試がIBDP資格を取得した人のみに限定されているのに対し、AO入試、総合型選抜入試はIBDP資格を取得しなくとも、国内外から受験できる点において大きく異なります。そのためIB入試に比べ、AO入試 / 総合型選抜入試のほうが倍率が高くなると言えるでしょう。しかし、IBDPを修了していればAO入試 / 総合型選抜入試も受験できるため、IBを履修するに越したことはないでしょう。

 

IB入試 vs. 帰国子女入試

帰国子女入試もAO入試と同じく、IBDPを取得しなくても受験できるため、IB入試より倍率が高くなると言えるでしょう。また、IBスコアを使って帰国子女入試を受験したい場合、海外の現地校、もしくは海外のインターでIBDPを取得する必要があります。国内の一条校やインターでIBDPを取得した場合、帰国子女入試の受験資格はありません。

IB入試を実施している大学

【2024年度版】IBスコアで出願できる国内大学7選

【2024年度版】IBスコアで出願できる!理系学部のある国内大学14選

医学部でIB(国際バカロレア)入試を実施している国内大学9選

入学後のプログラム(学位)の種類

入学後のプログラムとしては以下の3パターンが挙げられます。

 

日本語学位 英語学位
4月入学 ① 4月に入学し、
日本語で授業を受ける。
② 4月に入学し、
英語で授業を受ける。
9月入学 ③ 9月に入学し、
英語で授業を受ける。

 

大学によって入学後のプログラム(学位)は異なるため、どの学位を取得したいか、また、いつ入学したいかによって、大学選びをするのも重要です。

IB入試のメリット・デメリット

IB入試のメリットとデメリットをこちらでは紹介しています。(※いずれの項目も主観的な感想ですので、ご了承ください。)

メリット

入試の負担が軽減される

共通テストなどを受ける必要がなく、基本的にIBスコアと小論文、その他の書類などで完結するため、他の入試方法と比べると負担が軽いと言えるでしょう。

 

大学に入学しやすくなる

一概には言えないのですが、大学によっては一般入試よりもIB入試の方が入学しやすくなる場合があります。これは一発勝負の一般入試とは異なり、IB入試では最終試験のスコア以外にもPredicted grade(学内評価)やEE、CASなどをすべて考慮し、総合的な評価をするからです。

 

受験倍率が低くなることがある

IB入試を受験する人がそもそも多くないことから、大学によってはIB入試の倍率が1.0を下回ることもあります。しかし一方で、学部において、IB入試からの合格者の枠が限られている大学もあり、その場合、受験倍率は高くなるでしょう。

 

デメリット

受験できない大学/学部がある可能性がある

case 1: 足切りスコアのせいで受験できない
大学/学部によっては、総合スコア45点中〇〇点以上やこの科目は7点中〇点以上など、一定スコアを超えないと受験できないというところもあります。そのため、スコアによっては受験を諦めなければいけない大学も出てくる可能性があるといえるでしょう。

case 2: 取るべき科目を取っていなかった
また、そもそもこの科目を履修しないと、この学部を受験できないという条件を付けている大学も多いです。そのため、ある程度受験したい大学が決まっている場合は、その大学の受験条件に合わせて、IBの科目選択をすることをオススメします。

case 3: そもそもIB入試を行っていない
全ての大学・学部がIB入試を行っているわけではないため、IB入試だけ考えている場合、受験できる大学は限られてくるでしょう。自分の志望する大学がIB入試を行っているかどうか知りたい方はIB入試を実施している大学を要チェックです!

 

大学ごとに必要書類・入試形態が異なる

一概にIB入試と言っても、その入試形態必要書類必要なIBの科目、また入試時期は異なります。そのため、複数の大学を受験する場合はそれぞれの募集要項をよく読み込む必要があります。

 

入学後、授業のハードルが高いと感じることがある

特にIB入試で日本語学位に入学した方に多いのですが、日本語学位は全て日本語で授業を実施し、授業内容も日本の義務教育を終えた前提で組まれていることが多いため、IBカリキュラムとの差を感じる人もいるようです。IB入試で入学した後、実際に大学生活についていけるかどうかをオープンキャンパスなどを通して確認し、受験に臨むと良いでしょう。

よくある疑問:IB入試と他の入試方法は併願できる?

IB入試でよくある疑問として挙げられるのが、帰国子女入試などの他の入試方法と併願できるかどうかというもの。
これは大学によって大きく異なりますので、それぞれの募集要項をよく読み込む必要があります。

例えば、上智大学の場合、
『同日に入試を行う海外就学経験者(帰国生)入学試験または外国人入学試験との併願が可能です(同一学科併願、別学 科併願ともに可)』
というように、別の入試方法との併願が可能になっています。

過去の先輩のIB入試体験談

早稲田大学 基幹理工学部 (英語学位プログラム) 9月入学の先輩の体験談

Q. 出身校は?
国内のインターナショナルスクールです。
Q. 選択科目は?
A. Math AA HL / Physics HL / Chemistry HL / English B HL / Japanese Language and Literature SL / Business Manegement SLです。
Q. 最終スコアは?
38 / 45でした。
Q. 提出書類は?
全て “The Admissions Office” というポータルを通して提出しました。
・小論文(「なぜ早稲田に入りたいか?将来の夢は?」というようなテーマだった気がします。)
・IBの最終スコア
・高校の先生の推薦状
・英語能力試験の結果(TOEFL)
・高校時の成績表
Q. 出願時期は?
当時は書類提出の締切が2月中旬だった気がします。
Q. 入学後のプログラムは?IB時代との差を感じる?
入学したのが英語学位プログラムのため、周りの友達は外国から来た子が多く、授業も英語で受けるため、環境面においては、インター時代とさほど変わらない気がします。ただ、IB時代にあった活発なディスカッションなどはあまりありません。レクチャー型の授業が多いです。
Q. IB入試を受けてよかった?
私自身、ずっと日本で生まれ育ってきたので、入試形態の選択肢は、一般入試・IB入試・AO入試の3択でした。インターで日本の義務教育を受けなかった身として、一般入試の受験はとてもハードルが高く、またAO入試も近年倍率が高くなっていると聞きました。残されたIB入試で受験したのですが、私が行きたかった関東圏の大学はIB入試が導入されているところが多く、大学の選択肢も多かったですし、何より受験生をスコアだけでなく、課外活動やエッセイなどで総合的に評価してくれる点でIB入試はとても良かったと思います。勉強以上に自分をアピールできる力がある方にはIB入試はとてもオススメです!

IB入試対策でお困りの方はEDUBALにご相談ください

EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生教師と、家庭教師を探している現役IB生やPre IB生をつなぐオンライン家庭教師サービスです。

EDUBALでは、インターネットのビデオ通話を通して授業を行うため、世界中どこにいても授業を受けることができます。また、帰国子女受験を経験している教師も多く在籍しています。

これまでにも、

・IBを経験した先輩にIB生活について相談したい!
・IBの勉強の仕方や進め方について教えてほしい!
・IBを使った受験対策をしてほしい!

などのお悩みを抱えた生徒さまに、IBを経験した大学生の教師をご紹介し、
オンライン家庭教師の指導によってIBが始まる前の勉強のサポートをしてきました。

EDUBALには約600名のIB経験者の大学生が教師登録をしています。

実際にIBで高得点を取得した教師が、自らの経験に基づいてIBに向けた準備をサポートいたします。
東京大学や京都大学をはじめとする国内外の難関大学に通っている教師や、IBで40点以上を取得している教師も多く在籍しています。

実際に、EDUBALを受講した方からは、

「実際にIBを経験した方だったので、的確な指導をしてもらえた上に、日本語で教えていただけたことで今まで分からなかった点が理解できるようになりました。」

「担当の先生も過去に私と同じように英語力に悩んでいた経験があり、同じ悩みを抱えていた先生から指導を受けることができたのでとても参考になりました。」

といった声をいただいています。

現在、無料体験授業も実施しておりますので、IBや国内外の大学進学でお困りの皆さま、まずはEDUBALにご相談ください!

 

SAT短期コースバナー

【先輩IB生の体験談も掲載!】
国際バカロレアって何?という方のための「IB丸わかりBook」を作成しました。
 IBって何を勉強するの?
 IBを取るべきか迷っている…。
 IBはどこで学べるの?
などの疑問にお答えします。
ダウンロードは無料です!

詳しくはこちら

 

 

 

この記事のカテゴリー・タグ

EDUBALへの声

下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。

  • とても真面目な先生に計画的に指導していただいています。 おかげでテストで高得点がとれました。

    • IBコース
    • 高1~3
    • ドイツ
  • 優しく教えていただいいる上、レッスンの内容が深みがあり、授業がとても楽しいです。先生に出会って志望大学へのモチベーションがますます高まりました。楽しいのはもちろんのこと、いつも程よい緊張感がある先生の授業が大好きです。

    • 帰国子女大学受験コース
    • 高1~3
    • 中国
  • 日本語で授業させていただいてますが、説明が分かりやすく質問にも丁寧に答えてくれています。授業科目以外の経験やアドバイスもシェアしていただいてるのでIB全体の参考になり助かっています。

    • IBコース
    • 高1~3
    • 大阪府
  • 楽しい授業をしていただいています。

    • 帰国子女大学受験コース
    • 高1~3
    • フィジー
  • 注意点を示す時に的確かつ簡潔に説明していただけてとてもありがたいです。質問にはすべて丁寧にいただき、帰国子女としての受験の実体験からも多くアドバイスしていただけます。自分の日本語力が周りより低い中、受験合格までの文法や言い回しを沢山指導していただきました。量をたくさんこなすよりも一つ一つのトピックを分析しながら話し合う先生の教え方が自分にすごく合っていると思っています。去年書いた小論文からは大きく成長していると感じ、面接でもだいぶ自信がついてきました

    • 帰国子女大学受験コース
    • 高1~3
    • アメリカ