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中学卒業程度の英語力が求められる英検3級。小学生のうちに取得しておくと、中学受験において優遇されることがあります。しかし、いきなり中学卒業程度と言われても「どのような問題が出題されるの?」「どうやって対策をすればよいのかわからない」と疑問やお悩みをお持ちなのではないでしょうか。
そこで今回は、帰国子女である筆者が、英検3級1次試験の試験内容と解き方のコツ・対策法についてご紹介します。
●英検3級2次試験(面接)対策はこちらをご覧ください英検3級2次試験練習と対策!帰国子女が伝授する小学生向け面接のコツと勉強法
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英検3級1次試験のリーディングセクションは3つの大問で構成されています。Part 1: ボキャブラリーPart 2: 会話文穴埋めPart 3: 長文読解
Part 1: ボキャブラリー(15問)
1問1~2文程度で、文中の空欄に適切な単語・熟語を選ぶパートです。日常レベルの単語やイディオム(慣用句)、簡単な文法について出題されます。
【ポイント】Part1では、テンポよく解いていくことが重要です。わからない単語があっても止まらずに、他に知っている単語はないかを見て、どうしてもわからない場合は印をつけて次の問題に進みましょう。難しい問題が出題されない分、できるだけこのパートでは点数をとっておきたいところです。「英検3級でる順パス単」を使って、できるだけ多くの単語を暗記し、点数を落とさないようにしましょう。
Part 2: 会話文穴埋め(5問)
ある2人の会話を読み、文中の空欄に適切なフレーズを選ぶパートです。家族や友人との会話、店員と客の会話など、日常的なシチュエーションに基づいて出題されます。
【ポイント】日常的なシチュエーションから出題されるため、日ごろから英語に触れて慣れておくことが大切です。また、Part 1同様、単語力も必要となりますので、こちらもしっかりと対策をしておきましょう。
Part 3: 長文読解(2問+3問+5問、計10問)
Part 3では、①掲示または案内②Eメールまたは手紙③説明文の3つの文章があり、それぞれの内容に関する問題が出題されます。
①掲示または案内(2問)100語程度のイベントのお知らせについての掲示や案内の内容について2問出題されます。箇条書きの部分が多く、内容もこのパートでは一番やさしいので、焦らず確実に解いていきましょう。
【ポイント】問題と選択肢を先に読み、それに対応する部分を文中から探して解いていきます。問題文と文中では同じ意味を表す別の言い方が使われていることがあるので、注意が必要です。例えば、イベントが複数日ある場合、最終日を文中では具体的な日付で書かれているのに対し、問題ではfinal dayと書かれていることがあります。
②Eメールまたは手紙(3問)2人のEメールのやり取りが3つ、合計270語程度あり、その内容について3問出題されます。
【ポイント】まずは宛名を見て、誰と誰のやり取りなのかを把握します。次に、問題を全て読んでから、Eメールを読んで問題に対応する部分を探していきましょう。また、メールでは、やり取りをしている2人とは別の人物が出てくることが多くあるので、こちらにも注意して読むようにしましょう。
③説明文(5問)260語程度の説明文の内容について5問出題されます。リーディングセクションで1番難しい問題なので、しっかりと時間をかけて解いていきましょう。
【ポイント】まずはタイトルから内容を推測します。次に問題を読み質問を把握してから文章を読んでいきます。問題は文章に出てくる順になっていることがほとんどです。そのため、1. 問題を1問読む2. 答えが出てくるまで文章を読む3. マークシートに答えを記入したら次の問題を読む4. 2の続きから文章を読むというように、1問ずつ解いていきましょう。しかし、最後の問題は、文章全体に関する事なので、文章を最後まで読んでから解くことをおすすめします。
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英検3級1次試験のライティングセクションでは、出題されるQUESTIONに対して、25~35語程度で自身の考えとその理由を2つ英文で書きます。
【例】Do you want to study abroad in the future?
【ポイント】質問に対する自分の答えや意見+理由①+理由②の順番で、最初に結論から述べ自身の意見や立場を明確にしておくことが重要です。難しい文法や単語を使うことが求められているわけではないので、自分の言葉で考えを書ければ大丈夫です。また、ライティングの練習をする際は、必ず誰かにチェックしてもらうようにしましょう。
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英検1級1次試験のリスニングセクションは3つの大問で構成されています。Part 1:会話の応答文選択Part 2:会話の内容一致選択Part 3:文の内容一致選択
Part 1:会話の応答文選択(10問)
問題冊子のイラストを見ながら2人の会話を聞き、それに続く応答を選択する問題です。回答の選択肢は3つで、音声のみで提示されます。
【ポイント】イラストには会話をしている2人とその状況が描かれています。あくまでもイラストから読み取れることに忠実に答えを選びましょう。また、会話および選択肢は一度しか流れないので、聞き逃さないよう注意が必要です。
Part 2:会話の内容一致選択(10問)、Part 3:文の内容一致選択(10問)
Part 2では2人の会話から、Part 3では短いパッセージから、その内容について問われます。回答の選択肢は問題冊子に書かれていて、会話またはパッセージと質問は音声のみで2度読まれます。
【ポイント】できるだけ音声が流れる前に選択肢に目を通しておきましょう。また、メモを取る際は「誰が」「いつ」「どこで」「何をする」を意識すると頭が整理され問題が解きやすいのでおすすめです。1度目の放送で内容を聞き回答を選択し、必要があれば2度目の放送で確認をすると良いでしょう。
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英検3級1次試験の内容や対策についてご紹介しましたがいかがでしたか?各セクションのポイントをおさえてしっかりと対策をして試験に臨みましょう。
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