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【IB生×日本の大学】帰国子女大学受験の提出書類を準備する際に気をつけるべきこと

海外でIBDPを取得中で、日本の大学を受験予定の皆様帰国子女入試の書類の準備は順調に進んでいますでしょうか?

両親の仕事の都合で海外に在住し、そこでIBを取得した場合、日本の大学に入るために受ける試験は基本的に帰国子女入試になります。(一部大学・学部によっては例外あり)

 

多くの大学において帰国子女大学入試は、
・書類選考
・学科試験(小論文、数学など)
・面接

の3つの審査を通じて、選考が行われます。

この中でも、書類選考はほとんどの大学の帰国子女入試の一次審査として行われており、ここで不備があると試験や面接を受けることすら叶いません

今回の記事では、書類選考に必要な書類と、不備なく集めるためのコツ、そして、その後の審査に大きく関わる志望理由書の書き方についてご説明します。

 

目次

  1. IB生が帰国子女入試を受ける時に必要な書類一覧
  2. 帰国子女入試の書類を集める時の注意点
  3. IB生が志望理由書を書く際のポイント

IB生が帰国子女入試を受ける時に必要な書類一覧

大学によって、必要な書類は若干異なりますが、多くの大学で必要となる書類は次の表の通りです:

書類 どこで用意するか 注意点
Transcript of grades
(IBの成績証明書)
大学・学部にもよりますが、主に下記の方法で用意することが求められています。
・IBOから大学に直送されるように依頼する。(※1)
・高校からTranscriptのコピー(原本証明済みのもの)を受け取り、受験生自身で大学に送付する。
・大学によって、Predicted Gradesが認められる大学と認められない大学があります。
・IBOから直送するのに時間がかかる場合(※2)があります。
高校3年間ないし4年間の成績証明書 高校に用意してもらいます。原本が必要です。 高校在籍中に転校をしている場合、過去に通っていた高校のものも必要となります。手配に時間がかかることもあリます。
卒業証書 高校に用意してもらいます。原本もしくはOfficial Copyが必要です。 特になし
TOEFL iBTもしくはIELTSの成績 各統一試験の公式サイトのマイページから、大学に直接送られるように手配します。 依頼してから大学に届くまで2ヶ月近くかかることがあるので、早めに手配しましょう。
大学によっては、試験を受ける期間を指定している場合があります
高校の教員の推薦状 受験生自身が高校の教員に頼みましょう。指定の用紙が用意されている場合が多いです。 出願する学部に関連のある科目の教員、一番得意な科目の教員、一番仲が良い教員のいずれかに頼むことをおすすめします。
具体的にどのようなことを書いて欲しいかを依頼するとより良いです。
志望理由書 受験生自身が各大学の指定の方法(web, 指定用紙など)で書きます。 その後の小論文や面接でもみられる非常に重要な書類です。詳しい書き方は後ほどご紹介します。

 

(※1)Final Examを受ける前に生徒自身もしくはIBコーディネーターがIBOに5校まで依頼することができます。また、Final scoreの成績開示後に、IBOに直接申請することもできます。
(※2)直送にかかる期間は、電子の場合最長で14日、郵送の場合は14日+郵送時間です。

※この表でご紹介している書類や注意点はあくまで一般化したものとなります。大学やによって細かく指定がありますので、必ず各大学・学部の募集要項をご確認ください
また、書類の準備をする前に募集要項はプリントアウトし、必要な書類にチェックをつけ、出願書類を提出するときは指差し確認をすることをおすすめします。

帰国子女入試の書類を集める時の注意点

IBDP2年目(12年生)が始まったら、早めにIBコーディネーターや進路カウンセラーに相談しておく

海外のIB認定校では、IB1年目の終わり、もしくはIB2年目の始め頃に、IBコーディネーターもしくは進路カウンセラーと面談をする機会があると思います。
その後のIB生活のスケジュールPredicted gradeから志望校を最終決定をしたり、アメリカやイギリスの大学に出願するための資料を作成したりするための時間です。高校卒業後の秋〜春にかけて日本の大学の入試を受ける場合、この時期に本格的な準備をするにはまだ早いですが、早い段階から学校側にいくつかの書類を厳封で用意する必要があるということは伝えておきましょう

日本人の卒業生・日本の大学に進んだ卒業生が少ない学校の場合、担当者や教員が入試の勝手を知らないことが多いので、特に注意が必要です。大学入試までのプロセスを高校と共有しておくと安心です。

 

必要より多めにもらっておく

日本の大学を受験するほとんどの受験生は、日本に帰国してから出願・受験をします。出願校を帰国してから変わることも十分あり得ます。また、出願書類は出願する学部ごとに必要となることが多いため、出願に必要な資料は多めにもらっておくと良いでしょう。

また、冒頭でもご紹介した通り、書類に不備があると不合格になってしまいます。書類を余分にもらい、中身を確認したり、学校の事務員と一緒に確認をしながら封をしたりすることをおすすめします。

 

厳封、原本の用意の仕方

厳封とは、書類を封筒に入れた上で、封に学校印や校長先生のサインが入ったものをいいます。この封筒に入っていることで、中に入っている書類が改ざんされていないということの証明になります。
成績証明書の原本を厳封状態で欲しい場合は、通っている高校に次のように頼みましょう:
“I need the official copy of my transcript in a sealed envelope.”

上記の表にも書かれている通り、帰国子女大学受験では多くの書類が必要となり、そのほとんどが厳封処理されたものになります。封筒には何も書かれていないことも多いので、どの封筒に何が入っているのかがわからなくならないように注意しましょう

 

日本語・英語以外の言語で書かれた証明書は自分で訳し、公的機関に証明をもらう

日本語もしくは英語以外の言語で書かれた証明書については、ほとんどの大学が和訳、もしくは英訳を求めています。
また、その際、大使館などの公的機関や、民間の翻訳会社などで、原本と訳文の内容が変わらないということの証明を受ける必要があります

日本語または英語以外の言語の証明書を提出する場合は、さらに早めの準備が必要になるということです

 

IB生が志望理由書を書く際のポイント

上記でもお伝えしている通り、志望理由書はその後の小論文や面接でも見られる、非常に重要な書類の一つです。出願の時点で、「なぜその大学に行きたいのか」「なぜその学問を学びたいのか」「その学問を学んで、そのあとどのようなことがしたいのか」ということを説得力のある、一貫性を保った形で固めておく必要があります

 

IB・海外生活の中でやったことの中で、志望学部の学問と通ずるところはないか?を考える

「なぜその学問を学びたいのか」ということを説得力を持って答えるためには、高校までの生活の中でどのようにその学問に能動的に関わってきたかということを示し、大学で学びたいこととその後の将来展望について書くという形式がおすすめです。
IB生であれば、Extended Essayや各教科のIA、CASなどの活動を通し、幅広い分野で深く知る経験をしているので、その中から将来やりたいこと・志望学部で学びたいことのヒントが得られると思います。

 

先生や親などの第三者に相談・添削してもらい、何度か書き直す

志望理由書はおおよそ400字〜500字で書かなければなりません。その中で自分のことをアピールするには、第三者による添削が欠かせません。志望理由を語るためのストーリーを何通りか用意し、自分のことをよく知る家族の人や、志望大学についてよく知っている先生などに見てもらうことをおすすめします。

 

5月にFinal Examを受ける人は、試験終了直後から準備し始める

海外の学校に通うIB生の場合、大半の人がが5月にIB Final Exam を受け、6月末ごろに卒業・帰国、7月ごろから出願というスケジュールをとることになります。
高校を卒業してから、早慶などの私立大学の出願期限まで1ヶ月ほどしか時間はありません。しかも、その期間の間に学科試験の準備や、面接の準備もする必要があります。
そのため、志望理由書は、IB Final Examが終わって時間に余裕ができる5月末ごろから準備をすることをおすすめします。

筆者も、高校卒業前にあらかた志望理由を考えておいたことで、余裕を持って志望理由を完成させることができました。

 

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まとめ:帰国子女大学受験の提出書類の準備は早め・多め・着実に!

帰国子女大学入試で提出する書類は、学校で準備するもの、受験生自身で用意しなければならないものなど、多くの種類がありますが、抜け漏れなどがあるとその時点で不合格になってしまいます。
早めに準備を初め、多めに手配し、何度も確認することで着実に必要な書類を全て提出できるようにしてください。

 

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