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中学受験の帰国枠で英語エッセイが課される学校は多いです。渋幕や渋渋などがその一例です。
自分の考えていることを、人に伝わるような文章にするには、論理的な伝え方が必要となるため、日常会話やリスニングが完璧にできても、あまりライティングが得意ではない……という方もかなり多いと思います。
今回は、帰国子女中学受験の英語エッセイの書き方とオススメの練習方法をまとめてみました。
この記事は、エッセイを始めて書く方に向けた【基礎編】の記事です。より発展的な内容が知りたい方は、以下の【発展編】をご覧ください。
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試験の特色や重視されている力は学校によって様々ですが、中学受験の英語エッセイでは、主に次の3点が見られています。
①受験生の考え方 受験生がその中学校の校風に則した考え方をしているか、常識があるか、発想力があるかなどが見られています。
②英語力 英語をどれだけ正しく使え、どのくらいの表現力があるのかと言うことが見られています。
③文章構成力 人に伝わるだけの説得力を持たせて書けているか、エッセイの決まった構成に沿って書かれているかなどが見られています。
今回は、その中でも③文章構成力に焦点を当ててご説明します。
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英語のエッセイには必ず、Introductionと Body Paragraphと Conclusionがあります。
・Introductionは、日本語の文章でいう「はじめに(序論)」の部分。
・Body Paragraphは、日本の文章でいう「本論」の部分。
・Conclusionは、日本語の文章でいう「おわりに(結論)」の部分となります。
逆に、この3つがない文章は英語エッセイとは見なされなくなり、人気校になると大幅な減点対象に繋がるかもしれませんので、この3つは必ず書くようにしましょう。
Introductionでは、自分の主張をストレートに書き、その理由をいくつか軽く述べます。
例:Japanese school students should keep wearing school uniform because it enables students to have unity and focus on learning.
Body Paragraphには、Introductionで挙げた自分が主張したいことの理由をさらに詳しく書きます。
この時、①まず理由を述べ、②その説明をし、③例をあげるというステップを踏むと良いでしょう。
Body paragraphに書く根拠や例は、自分の経験や身近なことについて書けば、書きやすくなります。
例:School uniforms allow one to have unity with other students in the school. (①理由) The uniform allows students to know who attends the same school. If we know that we are in the same school, we would be less afraid to talk and have unity.(②説明) For example, when I was in an elementary school, there was a grade one student who looked confused at the station. Since she was wearing the same uniform, I was able to ask her concerns.(③経験に基づく例) Therefore, school uniforms bring students to have unity and care about each other.
Introductionで書いた自分の主張を改めて書き、Body Paragraphであげた理由を短く載せます。それまでに書いたことの短い要約と考えても良いでしょう。
例:In conclusion, school uniforms allow students to have unity and focus more in school learning. As the uniform enabled me to talk to a new student, the uniform brings unity and caring about each other. Also, students have to wear a certain uniform so they don’t have to waste time thinking about what to wear.
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英語エッセイを書くにあたって、帰国子女中学受験で気をつけたいことがいくつかあります。
・’don’t,’ ‘can’t,’ ‘won’t,’などはそれぞれ‘do not,’ ‘cannnot,’ ‘will not’などと省略せずに書きましょう。
・なるべく同じ単語や表現を使わず、幅広い単語の知識と表現力を見せるようにしましょう。
・自分の海外経験を振り返って、エッセイに書けそうだなと思うことは何通りか英語で書いておきましょう。
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・エッセイの構成案をたくさん作る
実際に英語エッセイを書くことも大切ですが、5 Paragraph Essayのフォーマットに従って書けるように、ワークシートなどを使って、自分の主張とその根拠を箇条書きにすることをお勧めします。
・英字新聞を読んで、記事の書写・要約
英語を書くことに慣れていないなら書写、慣れているなら要約にチャレンジしてみましょう。
英語が苦手という小学生にオススメなのは、The Japan Times alphaやThe Japan Newsなどといった日本の新聞社が出している、英語学習者向けの英字新聞です。
・英検やTOEFL、志望校以外の学校過去問を使った実践練習
構成を組み立てる練習をしたり、20-30分で一つの英語のエッセイを書ききるという練習をすることも有効です。しかし、中学校によっては全く形式が違うという場合がありますので、志望校の過去問をみて問題傾向が似ているもので解くことをオススメします。
・家庭教師をつける
子どもは第三者から英語エッセイの指導を受けると良いとされています。その理由としては、家族の時間と勉強の時間を区別することができるからです。子どもは家庭教師の先生といる時、勉強の時間であると認識し、長時間勉強に集中することが可能になります。英語のエッセイは一日で習得できるものではありません。早めから、対策したい内容(渋幕や渋渋の帰国子女の中学受験など)を詳しく知っている先生と準備をすることで、十分に対策することが可能になります。
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前述のとおり、家庭教師をつけることによって、英語エッセイをはじめとした帰国子女中学受験の対策を、効率的に行うことができます。
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とても熱心に指導していただきました。娘も説明がわかりやすいと言っておりました。
中学入試のための英語エッセイを英語で指導していただきました。小学生には難しいところを的確に指導していただき、エッセイの構成や内容が格段に向上しました。親しみやすい雰囲気で毎週レッスンが楽しみでした。
素晴らしい授業でした。毎回適切なワークシートの宿題を出して頂き、とても良かったです。指導内容も日本の受験に特化した形で教えていただけたので、注意されたところが息子にも受け入れやすかったようです。受験指導ということで短期間になってしまったので、とても残念です。足りないと思っていた部分を先生が補完してくださったことが、良い結果につながりました。
一貫した指導方法で、安心して授業を受けられました。問題点の洗い出し、またその解決策を具体的に提示してくださる一貫した方法で子供を合格へと導いて下さいました。またその分かりやすさは、勉強の面白さへとつながり、子供が授業を毎回楽しみにしている程でした。大変感謝しております。ありがとうございました。
ICT機器を上手く使って、息子に寄り添ってご指導下さりありがとうございます。