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イベントレポート:家庭教師と保護者が語る!首都圏の帰国中学受験座談会~人気校の傾向と英語試験対策編

2/19(土)に、「家庭教師と保護者が語る!首都圏の帰国中学受験座談会~人気校の傾向と英語試験対策編~を開催しました。このレポートは、本イベントでのパネルトークを簡単にまとめたものです。

  • 申し込みたかったけれど、締め切りが過ぎていた人
  • 当日参加できなかった人
  • 参加したけれど、もう一度内容を見返したい人

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目次

  1. 登壇者プロフィール
  2. 首都圏の帰国中学受験
  3. 2.1 – 近年の動向

    2.2 – 試験方式

    2.3 – 受験準備のポイント

    2.4 – 志望校(or 受験校)を調べる・選ぶポイント

  4. 受験の勉強やスケジュール
  5. 英語試験対策編
  6. 質問コーナー
  7. 最後に

1.0 登壇者

Yさん
(EDUBAL
家庭教師)
大学:早稲田大学2年生
出身校:洗足学園中学高等学校
EDUBALの指導歴:2年間、7名
主な指導内容:帰国中学試験対策や学校のフォローアップ
実際に指導をしたご家庭からは「帰国受験を経験されており、その経験から来る話や指導に説得力があり、子供のモチベーションも上がりました。」と称賛の声!
Bさん
(保護者)
お子様の学年:中学1年生
帰国中学受験年度:2020年度
海外滞在歴:シンガポール
海外滞在中のお子様の学校:インター
中学受験で苦労したこと:学校に関する情報集めとエッセイ・面接対策
情報の集め方1つとっても不安で大変な帰国子女受験。方法も答えも人それぞれですが、通う本人が楽しめていたら、それが1つの正解ではないかと思い始めています。

2.0 首都圏の帰国中学受験

【2.1 近年の動向】

大学受験改革の影響⇨出題傾向 または 入試問題への変化!

大学受験改革によって、思考力や判断力を問う問題が増え、中学入試の出題問題へも変化が反映されるようになりました。そのため、難易度の上昇に加えて、帰国生に人気の中学校の倍率が上昇している傾向にあります。

帰国生に人気の学校

・名門校:昔から多くの帰国子女の受け入れをしてきた伝統校

・注目校:新しい取り組みやユニークな教育を実施している新設校やIB校

 

EDUBALスタッフ:帰国中学受験を控えている方は、これらのユニークで国際的な特徴を備えている中学校は押さえておくと良いですね。

 

【2.2 試験方式】

英語重視型

・英語(+面接や作文)だけで受験可能

・英語が得意な帰国生に人気の試験方式

 

帰国生専用型

・帰国生向けの学科入試(算国英から2~3科目)

・算数・国語は一般入試より難易度が低い

・英語は一般入試より難易度が高い

 

【2.3 受験準備のポイント】

出願資格を確認する

・学校によって、海外在住年数や帰国後年数の制限がある。

自分に合った受験科目・試験方式を調べる

・算数・国語の試験対策は早めにする。

・英語は外部試験を利用して基礎力の向上を!

学校とその特徴を調べる。

・学校説明会を利用し、志望校を決める。

【2.4 志望校を調べる・選ぶポイント】

帰国生の受け入れ体制

・「国際」と謳っていても、第二外国語教育を取り入れていなかったり、短期留学などの課外学習がなかったりする学校もあります。そのため、帰国生に対して様々な工夫が施されている学校を選ぶことでお子様にとって、非常に過ごしやすい環境となります!

英語の授業形態

・最近では、帰国生向けにネイティブの先生の英語の授業や英語のレベル別クラスを設ける学校も増えてきています。ご自身の気になる学校がどのような授業を提供しているのか、調べてみましょう。

大学進学率や進学先の多様性

・海外の大学に進学を希望するお子様にとって、国内大学と海外大学の比率はとても大切です。海外大学に進学する比率が高い中学校であればあるほど、学校によるサポートの手厚さなどが変わってきます。

部活と勉強の両立

・学校によって、部活の種類は異なります。スポーツや美術など、文武両道を目指すお子様にとって、自分のやりたい部活があり、かつ勉強と同じレベルで両立できるかは重要なポイントの一つとなります。

EDUBALスタッフ:他にも学費や立地、制服など考えるべき点は多々ありますが、お子様、ご家族にとって様々な面でベストな学校を選ぶことが大切です!

3.0 受験の勉強やスケジュール

実際のスケジュールはどのような感じでしたか?

B(保護者)さん:小学校5年生の秋頃から学校調べを始めました。6年生の春頃になって、志望校を絞り、志望校のレベルに合わせた英語の対策用のオンライン家庭教師の授業を取り始めました。夏頃に日本に本帰国をし、隔離明けから学校見学をし、秋冬で受験という形でした。 

EDUBALスタッフ:小学6年生の夏休みまでの間に各科目での基礎学力の向上が重要になってきます。学校選びに関しては受験や出願資格についての問い合わせを完了させておきましょう。秋からは出願が始まり、各科目の過去問を始める時期になってきます。

コロナ禍でなにか困ったことはありましたか?

B(保護者)さん:滞在先での英検の開催が突然延期になったことです。試験結果が出願に間に合わないかもしれないと焦りましたが、学校が柔軟に対応してくださり、無事に結果を考慮してもらうことができました。他にも学校見学の定員増やオンラインのみの受験など、受験生に配慮してくれる学校がいくつもありました。不安なことは学校側に直接コンタクトを取ることが大切なのかなと思います。

今から始められる準備などはありますか?

4・5年生では早めの勉強習慣をつけることが大切です。学校と受験勉強を両立するため、勉強のルーティン化をおすすめしています。また、海外(現地)でしか出来ないことをたくさん経験しておくと、面接時に良いアピールポイントになると思います。

4.0 英語試験対策編

【英語試験のポイント①】

求められている英語のレベルの確認

  • 読解力:出題される読み物の種類をチェック
  • 文法の知識:文法力を問う設問の有無
  • 語彙力:上位校を目指すなら最低でも英検2級以上を目安に
  • ライティング:エッセイや自由記述の問題、長さや題材は学校によって様々
  • スピーキング:英語面接の有無や質問の内容

お子様の学校選びの際に英語のレベルはどのくらい考慮していましたか?

B(保護者)さん:初めは子供の英語のレベルを知りたいという理由で英検を受けさせましたが、学校選びを始めると、英語の資格で優遇措置を設けている学校が多いと分かり、目標設定して頑張りました。学校ごとに出願資格などをしっかり見ておくことが大切です。

【英語試験のポイント②】

帰国生入試の英語試験は学校によって多種多様

  • エッセイの題材がユニーク
  • 読解問題の文章の種類
  • 試験項目の確認
  • 英語の試験で数的分析力を問う学校もある

エッセイの題材について、傾向の変化はありますか?

Y(家庭教師)さん:フィクションのお題は毎年変化は少ないように見えます。その代わり、ノンフィクションでは、より問題解決能力などが問われているように見受けられます。例えば、ノンフィクションの問題では最近ではコロナについて自分の経験や考えなどを問うような問題が出題されました。

【英語試験のポイント③】

必要な対策を見極める

  • 帰国したタイミングで止まっている可能性がある語彙。
  • 帰国生は体感で英語を学ぶ傾向があるため、いざエッセイを書いてみると、あまり出来ていない可能性がある文法。

実際にどのような英語試験対策を行われていましたか?

B(保護者)さん:家庭教師の先生には志望校など複数校の過去問と同時進行で英検の問題を対策してもらっていました。英検では4技能を問われるので、リーディングは筆記試験、ライティングはエッセイなど受験対策でも応用できていました。また、エッセイをたくさん書くことで、自分の経験や考えを整理しておくことができ、これが面接の対策にも繋がったと感じています。

5.0 質問コーナー

英検○級以上が出願条件として必須なので、提出書類で英検を提出したいのだが、外国で英検を受けられない…その場合、TOEFLなど他の試験を代替案として使えますか?

EDUBALスタッフ:学校によって異なります。滞在国によって英検が受けられなかった場合や、受けられる級が限られている場合があるので、学校側に代わりに認められる試験を問い合わせてみてください。

滞在年数や帰国後の経過年数の制約はコロナウイルスの感染状態によって緩和されましたか?

B(保護者)さん: コロナ禍を考慮して、柔軟に対応してくれる学校も多いです。学校に問い合わせをすることをお勧めします。

算数や国語はどのような対策をしましたか?

EDUBALスタッフ:Yさんは、EDUBALの家庭教師をされていますが、ご自身も中学を帰国受験されていらっしゃいますよね?算数や国語はどのような対策をされていましたか?

Y(家庭教師)さん:そうですね、私は国語・算数は個別指導の塾で対策していました。帰国入試は、一般入試とは難易度や学習の範囲が少し違うので、帰国受験に対応している塾で、過去問の分析をしていました。親御さんや塾の先生と一緒に過去問分析をするのがオススメです。国語も早いうちから準備することが大切です。

エッセイはどのくらいの期間で書けるようになりますか?

Y(家庭教師)さん:個人差はありますが2、3ヶ月ぐらいで成長が見えてきます。良いエッセイの書き方のコツが身につくまで半年から一年くらいかかると思います。

習い事や学校でやっていた課外活動などはありますか?それらは入試に活かされましたか?オススメの習い事や課外活動はありますか?

B(保護者)さん: 珍しい活動や志望校が力を入れている活動をしていれば話題性はあるかもしれません。ただ、説明会や相談会で学校の先生方とお話をしていた中で感じたのは、「何を」したかよりも、何を「どれだけ頑張ったか」の方で、アピールをするとしたら「頑張ったこと」の方が大切なのではないかと思いました。

6.0 最後に

イベントレポートはいかがだったでしょうか?帰国中学受験はお子様にとっても、保護者様にとっても沢山の不安が募ります。EDUBALはそんな帰国受験やIBなどのお悩みに応えるため、元IB生帰国受験経験者の家庭教師が多数在籍しています。指導についての質問やお悩みがある方は、ぜひご気軽にご相談ください。

 

またEDUBALでは、本イベント以外にも、IBのお悩み・その後の進学・資格受験など、皆さまのニーズに合わせた多様なイベント定期的に開催しています。ぜひ以下のリンクから過去のイベントレポートを読んで、今後のイベントにご参加ください!

過去のイベントレポートはこちらから!
【キャンパスライフ座談会】英語学位プログラムや海外大学を完全解剖!現役生の語る大学生活のすべて
【好評イベント】IB生活に向けて、最高のスタートダッシュを切ろう!IB卒業生によるパネルトーク~IBにおけるタイムマネジメントと勉強方法~
【イベントレポート】IBDP授業紹介座談会!~入る前に知るべきDPの特徴とは?~

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EDUBALへの声

下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。

  • とても熱心に指導していただきました。娘も説明がわかりやすいと言っておりました。

    • 帰国子女中学受験コース
    • 小1~6
    • 兵庫県
  • 中学入試のための英語エッセイを英語で指導していただきました。小学生には難しいところを的確に指導していただき、エッセイの構成や内容が格段に向上しました。親しみやすい雰囲気で毎週レッスンが楽しみでした。

    • 帰国子女中学受験コース
    • 小1~6
    • アメリカ
  • 素晴らしい授業でした。毎回適切なワークシートの宿題を出して頂き、とても良かったです。指導内容も日本の受験に特化した形で教えていただけたので、注意されたところが息子にも受け入れやすかったようです。受験指導ということで短期間になってしまったので、とても残念です。足りないと思っていた部分を先生が補完してくださったことが、良い結果につながりました。

    • 帰国子女中学受験コース
    • 小1~6
    • ドイツ
  • 一貫した指導方法で、安心して授業を受けられました。問題点の洗い出し、またその解決策を具体的に提示してくださる一貫した方法で子供を合格へと導いて下さいました。またその分かりやすさは、勉強の面白さへとつながり、子供が授業を毎回楽しみにしている程でした。大変感謝しております。ありがとうございました。

    • 帰国子女中学受験コース
    • 小1~6
    • アメリカ
  • ICT機器を上手く使って、息子に寄り添ってご指導下さりありがとうございます。

    • 帰国子女中学受験コース
    • 中1~3
    • コロンビア