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前回記事では、帰国生受験で入学した後に周りの友人達についていけるかどうか、英語についてお話しました。
「帰国生は英語でアドバンテージは確かにあるけれど、日本式の英語の学習と結びつけながら、更なる英語力向上を目指そう!」というのが結論。
今回は英語以外の科目について。 入学した後のことをあまり考えていなくて親子共に苦労した、筆者の反省も含めてご紹介します。
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筆者が子供を海外のインター校から帰国生中学受験を経て、学校(共学進学校)に通わせて感じたのは「受験勉強をしていない我が子に、理社は思っていた以上に大変。数学も噂通り進度が早く内容も難しい!」ということでした。
ここで声を大にして言いたいのが、受験が終わったらなるべく早くに、理社と数学の勉強をしよう!ということ。
受験が終わって羽を伸ばしたいところですが、英語のアドバンテージがあるうちに、他の科目についてキャッチアップしましょう!
英語のリードだけで6年間過ごすことはできません。何もしないでいると結局、本人のみならず親も苦労します。
まず、理社は一般受験で入ってきた友人達には全くかないません。学校の先生曰く、「中学の理社のカリキュラムは中学受験で勉強したこと」とのこと。かなわないのは当然でした。
インター校でScienceやHistory、Geographyは勉強してきましたが、それと日本の理社は似て非なるものだったので、試験前は英語のアドバンテージと引き換えに理社の暗記に追われています。
入学する前に一通りさらっておくべきだったというのが大きな反省点。
数学については、我が子は幸い数学が好きなので今はまだ苦労はしていませんが、進度は非常に速く、応用問題も相当扱っているようです。数学については噂通り、とても進度が速い!
学校のレベルが違ったとしても、どの学校もどんどん進むのは間違いなく、ぼやぼやしているとあっという間に置いていかれます。数学が分からなくなるととても苦しく、あとから慌てて個別の家庭教師をつける話もよく聞きます。
別のブログ記事でもご紹介しましたが、数学や算数は海外にいる時も勉強を続けることをお勧めします。
必ずしも難易度の高い受験用の問題である必要はありませんが、入学する予定の学校の過去問はトライしておくと良いでしょう。そのレベルの子供達が集まってきているということです。
理社は教科書ワーク等をやっておくだけでも大分楽になるでしょう。
【2022年度版】帰国子女枠受験でおすすめの中学校ランキング帰国子女枠受験ができる中学校一覧
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ただ、上記の話は学校によって全く違います。以下の例をご参考に。
①帰国生個々のレベルに合わせた習熟度クラスがある学校
②帰国生だけを集めた国際学級のある学校
③別途、主要科目についての取り出しの補習がある学校(任意or強制、有料or無料等様々です)
④特別なフォローはないけれど、評価を緩めに配慮してくれる学校
⑤一般生と同じ扱いの学校
いくつか挙げましたが、学校によってフォローの仕方も様々ですし、成績の付け方も様々です。
志望校を学校名や偏差値だけで決めないように。こんなはずじゃなかった、というのも情報が少ない帰国生入試ならでは。
帰国生の扱いについては事前によく調べたり、実際に通っている人から話を聞くことをお勧めします。
海外赴任者必見!本帰国から逆算して「帰国子女中高受験」に備えよう!
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「帰国生受験は有利だ」という話はよく聞きます。確かに昨今の中学受験は熾烈で、人気校の門は狭くなる一方。
そんな中、日本は英語が出来ることで優遇されるので、英語を軸にした帰国生受験の機会があるのは確かに有利。
しかし日本の学校に入るなら、どこかで集中して日本の教育に追いつく必要がある、というのが実感です。帰国生が有利なのは受験まで。入学後は必ずしも楽ではありません。
実際に学校が始まったら、主要科目以外の科目の勉強や、部活も入ってきて忙しくなります。他の科目の勉強に追われて、得意科目がおざなりになったら意味がありませんね。
そしてつくづく思うのが、中学生になったら必要なのは「分からないところや遅れている箇所については、先生にどんどん質問する姿勢」かもしれません。先生は生徒がアクションを起こすのを待っています!
最終的には、スケジューリングとタイムマネジメントが出来るようになれば理想的。早いうちに子供の自立を促しましょう!
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EDUBALの家庭教師の強みは、オーダーメイドの授業が出来ること。それが大手塾との大きな違い。
帰国子女の指導、英語に強いEDUBALですが、日本の科目の指導が出来る教師も多数在籍していますのでご安心ください。受験が終わったらすぐに生徒さんの新たなニーズに合わせた指導が可能です。
教師自身も帰国子女ですので、生徒さんの良きメンターとなるでしょう。
その他、学習相談やカウンセリングができるアドバイザーも在籍しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
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筆者プロフィール:ボランティアで交換留学生のサポートをする傍ら、小中学生の学習指導などにあたる。海外赴任に帯同後、大学3年、中学2年の姉弟はいずれも帰国生受験を経験。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
とても熱心に指導していただきました。娘も説明がわかりやすいと言っておりました。
素晴らしい授業でした。毎回適切なワークシートの宿題を出して頂き、とても良かったです。指導内容も日本の受験に特化した形で教えていただけたので、注意されたところが息子にも受け入れやすかったようです。受験指導ということで短期間になってしまったので、とても残念です。足りないと思っていた部分を先生が補完してくださったことが、良い結果につながりました。
一貫した指導方法で、安心して授業を受けられました。問題点の洗い出し、またその解決策を具体的に提示してくださる一貫した方法で子供を合格へと導いて下さいました。またその分かりやすさは、勉強の面白さへとつながり、子供が授業を毎回楽しみにしている程でした。大変感謝しております。ありがとうございました。
中学入試のための英語エッセイを英語で指導していただきました。小学生には難しいところを的確に指導していただき、エッセイの構成や内容が格段に向上しました。親しみやすい雰囲気で毎週レッスンが楽しみでした。
ICT機器を上手く使って、息子に寄り添ってご指導下さりありがとうございます。