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首都圏で帰国子女を受け入れている学校に、EDUBALアンバサダーが母親目線で学校訪問をするプロジェクト第3回は、東京都世田谷区用賀にある「三田国際学園中学校・高等学校」です。
2021年4月から高等学校は西オーストラリア州のデュアルディプロマプログラム(DDP)を導入し、日本の高校卒業資格だけでなく西オーストラリア州の高校卒業資格(WACE)も取得可能な日本で最初の学校となりました。
デュアルディプロマプログラム(DDP)って最近よく耳にするようになりました。
西オーストラリア州の高校卒業資格(WACE)が取得できるなんて、将来の夢が広がりますね!
EDUBALでは、EDUBAL編集部の帰国受験の経験者・海外教育の専門家で構成されたチームが作成した、三田国際学園中学校の国際生入試問題【英語】の分析レポートを記事として公開しています。三田国際学園中学校の入試英語の問題数や形式、難易度や対策方法など、ご興味のある方はぜひご覧ください。
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三田国際学園は東急田園都市線用賀駅から徒歩5分の緑豊かな閑静な住宅地の中にあります。
坂道を登り、正門を入り階段を登ると校舎が見えてきます。
学内は美しいグリーンの芝生の中庭を取り囲むように扇型に建てられた校舎が並ぶ、緑豊かなキャンパスです。
駅から徒歩5分で通学にも安心できますね。
【2023年度】三田国際学園中学校帰国子女入試情報
【2023年度】三田国際学園高校帰国子女入試情報
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【楢島先生プロフィール】
三田国際学園 教頭 英語科教諭
JAOS公認留学カウンセラー
国内大学卒業後、オーストラリアなどで現地校の教員として活躍。
海外の教育現場での経験を活かし、「日本の教育に風穴を開けたい!」という熱い想いを持って三田国際の立ち上げから尽力され、インター指導部長として国際教育全般のデザインを推進してこられました。
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2022年度よりプログラムが新しくなりました。
中学1年次はインターナショナルサイエンスクラス(以下ISC)とインターナショナルクラス(以下IC)の2つです。
中学1年生は6クラス(ISC4クラス、IC2クラス)で、1クラスはおよそ40名前後です。
【ISC】
✔担任は日本人、副担任はIT(International Teacher)。
✔英語の授業は、英語力により3つのレベルに分かれますが、帰国生などネイティブレベルの英語力のある生徒はAdvancedに所属します。
✔中学2年次より理数系や情報分野に意欲的な生徒は、メディカルサイエンステクノロジークラス(MSTC)を選択できる場合もあります。
【IC】
✔担任はIT、副担任は日本人。
✔約6割が帰国生です。
✔帰国生など英語を自由に使いこなせるAcademyグループと、これから英語を学び始めるImmersionグループに分かれます。Academyの生徒は英語・数学・理科・社会の授業をAll Englishで受け、英語をゼロから学ぶImmersionの生徒も中学3年生までに段階的にAll Englishへと移行します。
✔高校では2021年度より、本校の卒業資格だけでなく西オーストラリア州の高校卒業資格(WACE)も取得できるデュアルディプロマプログラム(Dual Diploma Program:DDP)を開始しました。
✔ICのGeneralグループ、ATARグループ共にWACEの取得が可能ですが、ATARグループはATAR(オーストラリア大学進学統一検定試験)で高いスコアを目指します。
留学を希望する生徒は、中学3年次からオーストラリアの3か月のターム留学、高校ではアメリカ、カナダ、イギリスの長期留学、アメリカへの短期留学の機会があり、毎年多くの学生が留学に出ています。
2021年度は258名卒業し約30名が海外大学に進学、約200名が国内大学に進学しました。
保護者や生徒向けに海外大進学セミナーを開催したり、奨学金情報などを頻繁に発信していますので、本校では海外大進学という選択肢をとても身近に感じていただけると思います。
将来的に生徒の半分ぐらいが海外大を目指して欲しいと考えています。
部活は最大週3回となっています。
新設された野球部、ラグビー部、サッカー部などは近隣の大きな公園などに行って練習することもあります。
陸上部、ポップダンス部、吹奏楽部などは数々の大会やコンクールで表彰されています。
文系が得意で英語がネイティブレベルの帰国生はISCとICどちらを受験すれば良いのかしら?日本語を強化したいと考えるならISC、All Englishで学んで英語を強化したいならICなのかしらね?
いずれにしても将来大学進学は、国内・海外どちらの大学も選択できそうで、楽しみだわ!
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国際生が個性を失わずに自然に馴染むことができる学校なので、そのままで来て欲しいです。
「自律した学習者」を育てたいという理念があるので、帰国生に向けた理科社会などの補習授業は特別設けていませんが、海外と日本では受けてきた教育の差があるので、インターナショナルサイエンスクラス(ISC)では習熟が遅れている生徒に向けた講習を実施しています。
【インターナショナルクラス(IC)】
✔英数理社はAll Englishですが、国語や実技科目などは日本語で行います。
✔国語は日本語に不安のある生徒向けに初級レベルの授業を行います。
✔ホームルームは全てネイティブ教員であるInternational Teacher(IT)による英語での進行ですが、国際生がメインのAcademyグループと英語ゼロからのImmersionグループの生徒が2~3人組のバディとなり、お互いの得意分野で他の弱点を補完しあう「BUDDY SYSTEM」を取り入れて効果をあげています。
帰国生であれば海外に行って苦労した経験や様々な体験をしているはずで、それがその生徒を形成している大事な要素です。
様々な背景を持つ生徒らが共に多様性を受け入れ合い学び合うことで、本校の目指す発想の自由人が育成されていきます。従って、帰国生の存在は学校として非常に重要だと考えています。
海外での経験や思考をそのまま持ってきてくれる帰国生に入学して欲しいです。
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本校の魅力のひとつは圧倒的なダイバーシティ(多様性)です。
帰国生を含む多様な国籍の国際生が3分の1を占めており様々な国籍、宗教、バックグラウンドの生徒がいるので、自然に多様性が生まれています。
生徒達は自分と違うことをお互いの個性として尊重し合っています。
特に国際生は自発的に生徒主体で外部のコンテスト出場やプロジェクトを立ち上げており、表現という形での行動力やアイデアを具現化する力が抜き出ています。
世界で何かが起こったときは、学内で誰かが募金活動を始めています。
SDGsという言葉ができる前から社会問題を意識している生徒が多く、Global Educationの授業ではグローバルな視点で社会的問題を考えてリサーチし、アクションすることを進めてきました。
本校は一条校ですが、日本と海外教育の両方の良さを生かしていくハイブリッド教育を行っており、2022年7月現在29名のITが在籍しています。
また、学校の3本の柱の1つである「サイエンス」にも力を入れています。
サイエンスは文系理系という枠組みではなく「これからの時代、誰もが身につけねばならない教養としてのサイエンス」と考えています。
中1では全生徒がサイエンスリテラシーの授業を通して、収集、分析、構築、表現という科学的アプローチのサイクルを学びます。
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三田国際学園の入試についてお尋ねしました。
2024年度の国際生募集要項はこちらをご参照下さい。
国際生入試は11月と12月に実施されます。
✔インターナショナルサイエンスクラス(ISC)が英語(リスニング含む)国語・算数、面接(英語・日本語 本人のみ)
✔インターナショナルクラス(IC)が英語(リスニング含む)と面接(英語・日本語 本人のみ)
国際生入試だけでなく、2月の一般入試でも「英語と面接のみ」の英語入試が2回ありますので、帰国生にとって英語だけで受験できるチャンスは多くあります!インターナショナルサイエンスクラスでは英語資格(準1級以上など)の優遇措置もあります。
*国際生入試の場合は、事前登録が必要ですので学校ホームページをチェックしてください。
面接では主に言語能力を確認していますが、筆記試験では英語力だけでなく思考力も見ています。
ご家庭では日頃からお子さんが考える習慣をつけるサポートをしておかれると良いと思います。
(例えば)
ニュースを見て気になることがあれば「一緒に調べてみようか?」と声掛けしてお子さんの好奇心を育てること。
親子の会話を増やしていくことが大切だと思います。
最近の中学受験生の英語レベルは、インターナショナルクラス(IC)のAcademyグループだと英検2級より準1級レベルの生徒が多く、年々上昇傾向にあります。
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帰国生の母親として「帰国生の経験や思考をもったままそのまま来て欲しい、本校にはそれが受け入れられる環境がある」と仰っていた楢島教頭先生のお言葉に、安心して帰国生にお薦めできる学校だと思いました。
中学受験では思考力を見るとのこと、親子での会話が重要だと仰っていたのが印象的でした。
入学後もグローバル教育の中で多様なバックグラウンドの生徒とコラボレーションしイノベーションを起こす一方で自己理解をも深めることができると思います。
三田国際学園での6年間は進路が国内海外大学問わず、大学での専門分野への大切なステップとなり、将来のキャリアを形成する上で非常に重要な期間となるかと思います。
インタビューの中で楢島教頭先生は「教育という手段を通して日本を変えたい。」と仰っていました。
三田国際学園で学んだ生徒達は、将来グローバル社会の一員として企業に所属していようとなかろうと、今以上に社会問題を身近に捉え、周りを巻き込みながら自ら率先して解決していく大人に成長できるだろうと確信しました。
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筆者プロフィール:
山下 美奈
EDUBALアンバサダー
上海への赴任に0歳の娘と3年間帯同。
帰国後娘はインターナショナルスクールに編入。
自らも日系グローバル企業での勤務やPTA活動など海外と日本を繋ぐ架け橋となるべく活動中!?
子供の進路(日本または海外の大学?)が悩みの種…最近の関心事はホワイトニング!
EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生と、家庭教師を探している生徒様をつなぐオンライン家庭教師サービスです。
EDUBALでは、インターネットのビデオ通話を通して授業を行うため、世界中どこにいても、いつでもご自宅で手軽に指導を受けることができます。また、帰国子女中学・高校受験を経験している教師も多数在籍しています。
EDUBALなら、このようなご要望にお答えすることができます。
・三田国際学園の入試に向けた指導をしてほしい!
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生徒様の目標達成のために、オリジナル教材の配布、エッセイ添削、EDUBALスタッフとの学習相談など、親御様もご安心いただけるサポートサービスです。
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【2024年度版】帰国子女枠受験でおすすめの中学校ランキング10選
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
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英検準二級に合格し、また苦手科目だった数学の点数が飛躍的に伸びました。結果が出ているので安心して任せられます。
とても熱心に指導していただきました。娘も説明がわかりやすいと言っておりました。
生徒に寄り添って根気強く教えていただきました。また、普段から励ましや声掛けなど勉強以外のところでも心の支えになり、モチベーションを上げていただきました。試験に向けての励ましやお声がけもいただき、落ち着いて試験に臨むことが出来ました。本当にありがとうございました。
受験した高校は親子そろっての面接なので、子どもの面接の様子を間近で見ることができました。想像していたよりもずっと立派な受け答えができていたので先生の指導によるものと感謝しています。また英作文のほうも内容・構成ともにしっかりしたものが提出できたようです。この度はご指導いただきありがとうございました。。指導の内容のみならず、生き様や学問に向かう姿勢、ご相談に乗っていただいた内容が、きっとこれから何年もキャリア形成に役立っていくと信じています。本当にありがとうございます。
中学入試のための英語エッセイを英語で指導していただきました。小学生には難しいところを的確に指導していただき、エッセイの構成や内容が格段に向上しました。親しみやすい雰囲気で毎週レッスンが楽しみでした。