EDUBALでは、海外在住の生徒様ならではのお悩みと真摯に向き合い、指導させていただきます。
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首都圏で帰国子女を受け入れている学校に、EDUBALアンバサダーが母親目線で学校訪問をするプロジェクト。
今回は、国際バカロレアプログラムを中学生から学ぶことができるMYP(ミドルイヤーズプログラム)を導入している開智日本橋学園中学校・高等学校です。
日本のカリキュラムも継承しながら、受け身ではない、主体的な学びの場を提供している同校。
その魅力に迫ります。
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開智日本橋学園は神田沿いの下町情緒あふれる街「浅草橋」近くにあります。
JR総武線と都営地下鉄浅草線「浅草橋」駅から徒歩3分。
都営新宿線「馬喰横山駅」徒歩7分。「秋葉原駅」徒歩12分。
新旧様々な店が立ち並ぶ通りを歩いて行くと、カラフルな屋形船が浮かぶ神田川越しに学校が見えてきます。
外国人観光客で賑わう「浅草」「両国国技館」も近く、「秋葉原」までは徒歩圏内。
東京で味わうことのできる多様な日本文化が、すぐ手に届く距離にある魅力的な立地です。
地下1階地上8階建ての学内には2つの体育館、多目的ホール、屋上には人口芝生のフットサル&テニスコートがあり、都会のキャンパスで充分なアクティビティができる施設が揃っています。
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【近藤先生プロフィール】
開智日本橋学園中学校・高等学校 校長代理
国際バカロレア教育主任
留学フェローシップ理事
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私たちは「生徒が自分で学ぶ姿勢とスキルを身に付けて欲しい」と願っています。
IB(国際バカロレア)のプログラムは、自ら進んで考え、探究し、表現することを学ぶものです。
これはまさに本校の目指す教育と一致するため、IBの学びを取り入れています。
生徒達は1~4年生までのIBMYP(ミドルイヤーズプログラム)、5・6年生のIBDP(ディプロマプログラム)の一貫したIBプログラムを通して、「問い」と「探究」を繰り返しながら、先生に一方的に教わるのではなく、自らの意志で学ぶスキルを身に付けていきます。
私たちはIBという国際プログラムを導入しつつも、日本の良さを生かした学校でありたいと考えています。
日本の教育プログラムにも素晴らしいところは沢山あって、特に数学と理科で教える内容は世界的にみても非常にレベルが高いです。
本校では英語で学ぶイマージョン授業を行っていますが、国語は勿論のこと敢えて数学と理科は日本語で教えています。
せっかく日本で中等教育を受けるのですから、日本の良いところは取り入れて独自のカリキュラムを展開しています。
日本と海外のプログラムバランスが絶妙ですね。日本教育の理数の強みを活かしながら、ハイレベルな英語力を身に付けられるって理想的です。
✔DLC(Dual Language Course) 定員24名
・担任がバイリンガル教員
・英語ゼロレベルから受入れ
・一般入試のみ
・帰国生も在籍
・1年生の途中からHR、総合、美術、技術、英語、中3から社会を英語で学ぶ
✔GLC(Global Leading Course) 定員24名
・担任がネイティブ教員
・入学時の英語レベルはCEFR B2~C1(英検2級~準1級)
・帰国生入試と一般入試
・帰国生やインターナショナルスクール出身の生徒
・1年生からHR、総合、美術、技術、英語、社会を英語で学ぶ
DLC、GLCは単純に入学時の英語レベルに違いがあるだけで、学年が上がっていくにつれて徐々にその差は埋まっていきます。
英語と数学は両コース混在でレベル別の3クラスに分けて授業を展開しています。
帰国生の中でも、非英語圏や日本人学校出身で入学時にはまだ英語に自信がないお子さんは、一般入試にはなりますがDLCを選択されると良いと思います。
本校では、5年次(高2)進級時にIBDPクラスかそれ以外のクラスを選択します。
例えば、国内でDP入試のない医学部を志望する生徒は一般の大学受験に備えて医学部クラスを選ぶこともできます。
ただ、現状では7~8割がIBDPコースを希望していますね。
一般的にはIBDPは大変なプログラムだと思われがちですが、本校では1年生からずっとMYPで探究式学習を続けていますし、エッセイを書く事にもとても慣れている。
バカロレアプログラムの学び方が好きな生徒が多いです。
学校として海外大学を推し進めていることは全くないですね。IBDPスコア40点(45点満点、世界平均32.4点)を超える生徒も複数名出ています。
しかし、結果的には海外大と国内大の進学者は半々といったところです。
国内大学も魅力的でDP入試等を実施している大学は増えてきました。海外大を目指す生徒には、海外大担当者と接する機会を作ったり、海外大に進学した先輩からサポートを受けたり、多数在籍する海外大出身教員のマンツーマン指導を受けたりと充分なサポート体制を準備していますが、進学先は生徒自身が自ら決めるものです。
国内外問わず大学のネームバリューなどには拘らず、生徒がやりたいことを実践できる学校への進学を教員は全力で支援しています。
【進路実績はこちらから】
中高6年間の主体的に学ぶIBプログラムを経て、生徒さんは自分の進路にも責任が持てるようになるのかもしれません。全力で応援して下さる先生がいるって、親としても心強いですよね。
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苦手教科のフォローについては過去に色々と試行錯誤を繰り返してきました。
結論として「日本語力を上げれば、他の教科は生徒自身の力で追いつける」ことが分かってきました。
本校ではGLCでは国語の他、数学と理科等を日本語で学びますので、入試で基礎的な日本語の運用能力は見ています。
その上で特別フォローが必要だと感じた生徒には1年生の1年間のみ国語の特別授業を行っています。
全教員の30%がバイリンガル及びネイティブ教員です。
アメリカ、カナダ、オーストラリア、シンガポール、南アフリカ、スペイン、インドからのネイティブ教員が在籍しており、
職員室でも教員同士の会話は英語が飛び交っています。
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一番の魅力は、日本の一条校とインター校の両方の良いとこ取りをしていることですね。
日本の教育の良いところは残しつつバイリンガル・ネイティブ教員の力を生かしながらIBプログラムを導入して補っています。
日本にいるからこそできることも沢山あります。
日本で学んだこと、そしてグローバルシティズンとしても、両方のアイデンティティを持って卒業して欲しいと願っています。
生意気でもいいんですよ!
内に秘めたものでも良いので「こうしたい」「何かしたいんだ!」というものを持っているお子さんに来て欲しいですね。
本校はルール(校則)も最低限で、生徒が自ら決めていっている学校なので、基本的に生徒がやりたいことがあれば教員は全面的に応援します。
生徒や教員も、国籍やバックグラウンドが色んな人たちがいるので、そのダイバーシティのある環境を楽しめるお子さんに入学して欲しいです。
大人しくてもいいんです。書く事でも人は表現することができます。
本校には哲学対話という授業があります。
「自分の意見を言ってもいいんだよ、人と違った意見でもいいんだよ」という思考を中学の3年間で徹底的に学びます。
他人から否定されることが無くなれば、生徒はみんな発言する自信が生まれます。
本校は「自分のまま」でいられる学校です。
何も心配することなく、安心して来てください。
本校に興味を持って下さる方は、是非一度足を運んで学校見学に来てください。
帰国生等の個別見学会は随時受け付けていますし、いつでも授業風景を見学することができます。
哲学対話の授業はとても興味深いですね、私も受けてみたい(笑)。海外組にとって学校見学のアポ取りは大変ですが、いつでも授業風景を見せてくださるのは本当に有難いですね。
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★英語エッセイ
時事問題(SDG’s関連など)の簡単な記事を読んで「あなたならどうする?」という問いに答える内容を400字で書く。
基礎的な英語の文法と自分の意見を書く力を見ます。
★国語、算数筆記試験(一般入試より難易度低め)
★面接
英語、日本語の運用能力を見る試験
入学後、日英での授業を理解できる語学力があるかを審査
国際バカロレアプログラムにどんな興味関心があるかを尋ねる
対策:開智日本橋のIBプログラムについて理解しておくこと
高校入試は設けていないが、編入試験は年3回実施
IBDPクラス希望者は中学3年生までに編入することが望ましい。空き状況などは個別で問合せてください。
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開智日本橋学園を訪問して率直に感じたのは「まだまだ知らない魅力的な学校があるんだな」ということ。
主要海外都市に出向いて説明会を開催したり、帰国生向け合同オンライン説明会などにはあまり参加されていない同校。
筆者が海外赴任中に必死で学校情報を検索していたあの頃に、この学校のことを知っていたら、娘の進路は変わっていたかも・・・?
今回お話を伺った近藤校長代理のもとには、30年来、OB、OGが先生を慕って訪れるそうです。
「一緒に呑みに行ったり、旅行に行ったりすることもあります。転職や大学院進学の相談に乗ることも多いですね。本当に嬉しいし教師冥利に尽きる・・・。教え子が社会に出てどんな人生を歩んでいるのかを知ることは、今、目の前にいる生徒達への指導にとても役立ちます。」
IBDPスコア40点を超える生徒が複数名出ている同校ですが、「IBイコール海外大学」ではないと断言されていたのが印象的でした。
大学進学のみがゴールではない、子供たちの将来まで見据えた教育や指導が受けられる開智日本橋学園の魅力を発見できた訪問でした。
海外在住のみなさんも、一時帰国の際には個別見学に是非行ってみてくださいね!
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著者プロフィール
EDUBALアンバサダー
エアライン、外資系秘書、大学事務を経て夫のシンガポール駐在に帯同。
高校生と中学生の子育てをしながらEDUBALにてコラム執筆中。
三田国際学園中学校・高等学校 ~評判の学校に帰国子女の母が行ってみた!~
インターコース×共学化で大注目のサレジアン国際学園中学高等学校 ~評判の学校に帰国子女の母が行ってみた!~
EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生と、家庭教師を探している生徒様をつなぐオンライン家庭教師サービスです。
約4,000人(2022年6月時点)の教師が在籍していますので、生徒様と境遇の近い教師を紹介することができます。
元IB生が多数在籍するEDUBALなら、このようなご要望にお答えすることができます。
・開智日本橋学園の入試に向けた指導をしてほしい!
・受験に有利な英語資格の対策をお願いしたい!
・志望校入学後もIBプログラムのフォローをして欲しい!
EDUBALでは充実した内容の学習サポートサービスもご用意しています。
生徒様の目標達成のために、オリジナル教材の配布、エッセイ添削、EDUBALスタッフとの学習相談など、親御様もご安心いただけるサポートサービスです。
まずはお気軽にお問い合わせください。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
とても熱心に指導していただきました。娘も説明がわかりやすいと言っておりました。
中学入試のための英語エッセイを英語で指導していただきました。小学生には難しいところを的確に指導していただき、エッセイの構成や内容が格段に向上しました。親しみやすい雰囲気で毎週レッスンが楽しみでした。
素晴らしい授業でした。毎回適切なワークシートの宿題を出して頂き、とても良かったです。指導内容も日本の受験に特化した形で教えていただけたので、注意されたところが息子にも受け入れやすかったようです。受験指導ということで短期間になってしまったので、とても残念です。足りないと思っていた部分を先生が補完してくださったことが、良い結果につながりました。
一貫した指導方法で、安心して授業を受けられました。問題点の洗い出し、またその解決策を具体的に提示してくださる一貫した方法で子供を合格へと導いて下さいました。またその分かりやすさは、勉強の面白さへとつながり、子供が授業を毎回楽しみにしている程でした。大変感謝しております。ありがとうございました。
ICT機器を上手く使って、息子に寄り添ってご指導下さりありがとうございます。