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来たる冬からの帰国生中学受験にむけて、受験生をお持ちのご家庭の一番の悩みが「併願校選び」。
夏が終わり、いよいよ秋の出願の時期となってもまだピンと来る併願校が見つからない…というご家庭も多いのではないでしょうか。
筆者も含め、周りの友人も皆がそうでした。第一志望は比較的すぐに決まります。「憧れのあの学校に行きたい!」という気持ちは受験勉強のモチベーションになっているはず。ですが第二志望以下の併願校選びは本当に迷いますよね。
「皆さん、どうやって併願校をお決めになったのでしょうか?」というご質問も沢山いただきます。
受験では、実は併願校選びこそが大事。今回は、「後悔しない併願校の選び方」を考えていきましょう。
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一般枠で中学受験をするお子さんの中で、第一志望の学校に合格するのは約3割。実際にはもっと少ないと言われていますね。
残念ながら涙を呑むお子さんの方が多いのは、帰国生受験も同じ。それに備えた準備が必要です。
英語力があるからこそ、皆が難関校を第一志望にするのが帰国生中学受験。難関校は数が限られてくるので、どうしても人気が集中します。
本命を目指して受験勉強を頑張れば頑張るほど、その想いが強くなって親子共に他の学校が目に入らなくなるもの。
第一志望がダメだった時でも、お子さんが楽しく通えそうな学校を早めにいくつか見つけましょう。これはとても大事です。
併願校を選択するときに考えて欲しいのが、以下の5つのポイントです。
お子さんのみならずご家庭の負担が少なくて済みます。帰国生受験は一概に偏差値で測れませんが、学校のレベルごとに数校ピックアップしましょう。
英語教育や国際教育は既にどの学校も謳っていますね。その中でご家庭の希望に合う学校を改めて挙げてみましょう。必ずしも第一志望と同じカリキュラム、校風である必要はありません。
先生方に共感できることは、お子さんを6年間通わせるうえで大きな判断材料になります。先生方の意欲が高い学校は、活気のある良い学校であることが多いです。良い先生にお子さんを安心して任せられることは、偏差値以上に価値があることかもしれません。
お子さんをよくご存じの塾や家庭教師のアドバイスは、とても貴重です。先生に勧められた学校は是非説明会に行っておいてください。思いがけず志望校に急浮上することがあります。
併願校を考える上で、日程も大事です。最初の結果次第でその後の併願スケジュールは変わってきます。しっかり日程を把握し、併願パターンをいくつか考えておきましょう。
併せて併願校を考えるときには、是非改めて学費も確認してください。第一志望を決めるときには度外視のことが多いですが、とても大切なこと。帰国生のニードを満たすカリキュラムを提供する学校は、学費も高額になることがあります。
以上は一例です。他にも様々な要素があると思いますので、ご家庭の優先順位を再確認してください。
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併願校については、偏差値だけにとらわれず選びたいもの。
その際に声を大にして言いたいのが、「中堅校や新設校にもいい学校が沢山あります!」ということです。
中堅校も上位校に劣らない、ユニークなカリキュラムを組んでいる学校が増えています。改革に力を入れている学校も多数。イマ-ジョン教育、ダブルディプロマにIBコースなどを導入する学校も増えています。
中堅校は帰国生の数は多くはないかもしれませんが、だからこそ学校が帰国生を大事に育ててくれるケースもよく聞きます。学力的に余裕を持って入学すると個性ややりたいことを伸ばす機会も多く、自己肯定感も上がるかもしれません。中堅校は比較的、帰国生へのフォローが手厚いことが多いようです。
大学の進学実績もチェックを。帰国生がどんな大学にどんな入試形態で進学しているか、学校にお尋ねしてみましょう。
新設校についても同じです。国際系の新設校は今後も増える予想。先生方の意欲も高く、後々の人気校になる可能性が高いです。
中堅校や新設校を併願校に考える場合は、英検の目安は3級から。そして2級を持っていると、国算が遅れていても受験者側が選べる学校が増えてきます。
英語受験ができる学校も多いです。言い方を換えると、英検を持っていれば受験のスタートが遅いご家庭でも大丈夫そうだといえますね。
入り易くて面倒見が良い中堅校や新設校は、難関校にはない、大きな魅力があります。早い時期に説明会などに是非お子さんと一緒に参加しておきましょう。
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帰国生受験と聞くと、有利そうな響きがありますね。確かにその側面もあるでしょう。
しかし!慣れない土地で情報収集をし、周りに同じ境遇の友人もいないまま、親子共にモチベーションを上げて受験勉強をするのは並大抵のことではありません。
日本で受験勉強をするわけでもないので、模試もなければライバルもいない。自分の成績や立ち位置が全く分からない帰国生受験の方が苦しいという話もよく聞きます。そこに面接や作文が入ると、ますます合格の基準が分からなくなります。大学のAO入試と同じで「その学校に縁があるかないか。相性次第」だといえるでしょう。
帰国子女は十人十色。お子さんの学力や性格に合った学習計画が必要になります。受験勉強も特殊なので、お子さんに良い先生且つメンターがいるといいですね。
同じように親御さんにも、学習状況を相談し学校選びのアドバイスをしたり、悩みを吐き出したりできる併走者がいるのが理想的ですね。親御さんのメンタルも大事です。
そもそも帰国生受験は、日本と同じ教育を受けられない海外在住の帰国子女を救済するためのもの。偏差値や世間体にこだわらなければ沢山の学校から縁がある学校を見つけることができる、貴重な受験の在り方です。第一志望だけしか見えなくなることを避け、お子さんが納得のいく併願校を見つけてその気にさせるのは親御さんの役目かもしれませんね。学校選びに迷ったら初心に立ち返って、ご家庭が学校に求めることやその価値観を再確認しましょう。
帰国子女のためのEDUBALオンライン家庭教師サービス徹底解説EDUBAL進路相談員にインタビュー!
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著者プロフィール
EDUBALアンバサダー
ボランティアで交換留学生のサポートをする傍ら、小中学生の学習指導などにあたる。海外赴任に帯同後、大学3年、中学2年の姉弟はいずれも帰国生受験を経験。
EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生と、家庭教師を探している生徒様をつなぐオンライン家庭教師サービス。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
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とても熱心に指導していただきました。娘も説明がわかりやすいと言っておりました。
中学入試のための英語エッセイを英語で指導していただきました。小学生には難しいところを的確に指導していただき、エッセイの構成や内容が格段に向上しました。親しみやすい雰囲気で毎週レッスンが楽しみでした。
素晴らしい授業でした。毎回適切なワークシートの宿題を出して頂き、とても良かったです。指導内容も日本の受験に特化した形で教えていただけたので、注意されたところが息子にも受け入れやすかったようです。受験指導ということで短期間になってしまったので、とても残念です。足りないと思っていた部分を先生が補完してくださったことが、良い結果につながりました。
一貫した指導方法で、安心して授業を受けられました。問題点の洗い出し、またその解決策を具体的に提示してくださる一貫した方法で子供を合格へと導いて下さいました。またその分かりやすさは、勉強の面白さへとつながり、子供が授業を毎回楽しみにしている程でした。大変感謝しております。ありがとうございました。
ICT機器を上手く使って、息子に寄り添ってご指導下さりありがとうございます。