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聖光学院ってどんな学校?~帰国子女の母が行ってみた!~

聖光学院中学校・高等学校
首都圏で帰国子女を受け入れている学校に、EDUBALアンバサダーが母親目線で学校訪問をするプロジェクト第16回は、横浜市中区にある聖光学院中学校・高等学校です。国公立、私立問わず国内難関大学への進学実績が全国トップレベルなのは有名ですが、優秀な生徒たちを飽きさせない多種多様なカリキュラムに要注目です。
 
 

目次

  1. 聖光学院の基礎情報
  2. お話をうかがった先生紹介
  3. 聖光学院の特徴的なカリキュラム紹介
  4. 聖光学院の帰国子女フォロー体制、進路について
  5. 先生からのメッセージ
  6. 聖光学院中学校 入試情報
  7. アンバサダー感想
  8. 聖光学院中学校への入試対策はEDUBALにお任せください!

聖光学院の基礎情報

聖光学院中学校・高等学校1500人以上収容可能なラムネホール

聖光学院中学校・高等学校は、JR根岸線「山手駅」から徒歩8分程度の小高い住宅街に位置しています。「Be Gentlemen!」を掲げた中高一貫の男子校で、建学の精神は「カトリック的世界観にのっとり、人類普遍の価値を尊重する人格の形成、あわせて、高尚、かつ、有能なる社会の成員を育成する」。施設の特徴としては、本格的なコンサートホールのラムネホールをはじめ、特別教室の数々、中庭やルーフガーデン、メニュー豊富な食堂などがあります。人工芝グラウンドや野外プールなど、体育施設も充実。大学進学のための教育はもちろん、芸術や課外活動のためのファシリティに優れた環境です。

住宅街の一本道から見えてくる学校の外観も、足を踏み入れたときの校舎内や中庭も、とにかくキレイで洗練されている印象! ノーカラーのジャケットにグレーのタイという上品な制服を着た生徒さんが、明るく元気に挨拶してくれたのも心に残りました。

お話をうかがった先生紹介

工藤 誠一 校長先生

聖光学院中学校・高等学校

秘書室 広報ご担当 吉岡 敏子 様

聖光学院の特徴的なカリキュラム紹介

聖光学院中学校・高等学校広くて開放的な人工芝のグラウンド

国際教育の特徴やその他の特色を教えてください。

【オンライン英会話】
生徒のレベルに合ったテキストを選び、中学2年生からChromebookを使ってフィリピン人の先生と週に3回以上、25分のオンライン英会話があります。友人と話すような会話表現から、目上の人との会話表現までと幅広い英会話の実践の場です。

【SEIKO Study Camp】
中学3年生から高校2年生の生徒を対象に、英語を用いて社会問題を考えるイベントで、大学の先生や研究員の方をお招きしてクリティカルな思考を鍛えています。昨年度は、英語ネイティブ講師が指導する「English Course」、洗足学園と合同で昨年はジェンダーを、今年は認知バイアスをテーマに「Academic Course」が開催されました。

【ICT環境と探究・情報科教育】
中学1年生からChromebookを生徒全員に配布し、オンライン英会話、作文などでの共同編集作業、プログラミングの学習などに活用しています。各教室にプロジェクターがあるので、様々な教科で動画教材やプレゼンテーションを積極的に行っています。他にも理科の授業の実験で測定法やデータ分析を学んだり、情報の授業で統計の基礎や表計算をしたりします。

このほかにも独自のカリキュラムが豊富に用意されていて、優秀な生徒を飽きさせないよう工夫されていると感じました。中学3年生のときには希望者を対象に、夏休みはカナダ、春休みはニュージーランドでホームステイもあるようです。

聖光学院の帰国子女フォロー体制、進路について

聖光学院中学校・高等学校図書室の一角にある学習室「カルチエ・ラタン」

苦手科目の補習など、帰国生への特別なフォロー体制はありますか

帰国生だけの特別なものはありませんが、帰国生・一般生の区別なく補習制度が充実しています。定期試験後の補習、夏休みの講習、卒業生が指導してくれる「あすなろ塾」もあります。

帰国生の取り出し授業はいかがでしょうか。

英語は高校2年生まで取り出しの特別授業です。参加資格は帰国生入試で英語と算数を選択して合格しているか、英検準1級もしくは1級所持レベルで授業についていける英語力か判断しての参加となります。週に7時間の授業を担当する3人はネイティブ教員、バイリンガル教員です。内容はディスカッション、プレゼンテーション、アカデミックライティングなどで、毎時間刺激的と生徒からは評判です。友人同士、英語でジョークを言える貴重な時間でもあるようです。

★実際に英語の取り出し授業を動画で見てみましょう!

帰国生の進路について教えてください。

英語だけが武器ではなく、強みは日本人としてのアイデンティティと考えている保護者や生徒が本校を受験されていると思われます。そのため、一般生と同じようなパーセンテージで東大などの国公立大、難関私立大学に進学していきます。
海外大学を目指す生徒は少数ですが、帰国生の何人かは東大受験準備と並行してハーバードやイェールなどの大学も出願します。サポートするのは、ネイティブ教員だけではなく海外大学を経験している英語教員です。出願エッセイ指導、TOEFLのライティング指導、アカデミックな大会出場支援、ボランティアの機会の提供などです。日米両トップレベルの大学に合格する生徒は、当然ながら自助努力もかなり必要であり、強い意志を持っています。

帰国生にとっての貴校の魅力を教えてください。

ハイレベルな英語の取り出し英語がありながら、日本の中高一貫スタイルでしっかり学ぶことができ、難関大学のサポートが受けられるなど面倒見の良いところだと思います。

聖光学院の別の魅力は、何といっても「ある程度のことは見守る教員の懐の深さ」。教員は卒業生も多いそうです。きっと良い信頼関係が築けているんですね。

先生方からのメッセージ

工藤 誠一 校長先生

本校は修道会がルーツですので、非常にオープンマインドで自由な雰囲気です。そのため帰国生は特に、居心地の良さを感じているかもしれないですね。帰国生の文化を尊重するのは当たり前、かつ、学校っていうものは楽しくないといけません。そう思って20年以上前からSTEAM教育を行っています。なかでもARTS(教養)やART(芸術)が重要。「聖光塾」というリベラルアーツ的な講座や英語ディベートの機会など、多様な経験ができるようにしています。また一例ですが、音楽に触れることも充実させています。「パッと楽器が弾ける」「音感が優れている」ということは、教養や文化度に繋がるもの。大人になって海外の人と交流するときなどに役立つ機会もあるはずです。授業の一環で第九のオーケストラに挑戦したり、「聖光コンサートプロジェクト」といって、生徒が個人で発表できる場など文化発信の場を設けたりもしています。
これから先の未来を生きる生徒には、断片的な知識や様々な経験を繋いで、最終的に新しいものを生み出すことが期待されます。そのためには「個の独立、群の創造」を本校で経験し、充実の6年を過ごしてほしい!と思っています。

秘書室 広報ご担当 吉岡 敏子 様

聖光学院は、共に励まし合い、尊敬できる友人に出会える学校です。帰国生であるからこその経験や個性を否定することなく、今後の日本を支えていく1人となるようにサポートや励ましを行っています。
それから、お父様やお母様の都合で再び海外へ、となっても、何年以内までに復学しなければならないなどといった制限は一切ありません。実はこれは、どんな理由であっても卒業させるという考えが校長にあるからなんです。進学実績を伸ばすだけでなく、生徒たちのかけがえのない青春時代の気持ちを大切にしていますので安心してくださいね。

工藤校長先生はとても生徒思いで、時代に合った教育とは何かを常に考えていらっしゃるんだと感じました。進学実績だけでなく、「学校教育とは」「これからの日本に、世界に生きる若者とは」という問いに真摯に取り組んでいらっしゃる雰囲気が、学校を体現されているようでした。

聖光学院中学校 入試情報

聖光学院中学校・高等学校生徒たちの登校風景

▼日程、人数等の試験詳細は下記学校ホームページでご確認ください。
入試 学校説明サイト
帰国生募集要項

Q.帰国生入試の倍率や傾向を教えてください。
A.近年、合格者数は30~40名、倍率は4倍程度です。
Q.英語・国語の難易度はどの程度でしょうか。どちらを選ぶ生徒が多いですか。
A.英語は話し言葉の域を出ないインフォーマルな英語、大体分かるし大体通じるでは厳しいです。
英語圏で生活したことのある受験生が現地で体得するような、英語を実践的に運用する能力、英語を使って論理的に思考する力が必要です。
小学生でも理解できる内容の書物、雑誌、ウェブサイト、新聞、ニュースなどでフォーマルな英語を学んでください。
発信面では、自分の考えを羅列するだけに留まらず、誰が読んでも納得するよう論理的に意見を組み立てる練習をするなど、日頃からの意識的取り組みが大切です。
国語の難易度は、一般生入試のレベルと同じです。
Q.数学の難易度と対策を教えてください。
A.一般生入試の算数と難易度は変わりません。聖光の算数は手強いと評判です。
算数に苦手意識がある受験生は、センスをカバーするだけの粘り強さを持つこと。
算数が得意な受験生は、その場勝負の発想力やひらめきに溺れないよう、地道な労力を惜しまないことが重要だと思います。

聖光学院の紹介動画『校長GO!!』は、工藤校長先生自らが学校の様子を紹介する、聖光学院の魅力がたくさん詰まったYouTube。聖光学院を身近に感じることができます。必見ですよ!

アンバサダー感想

聖光学院中学校・高等学校工藤校長先生・秘書室吉岡様と記念撮影

聖光学院は、知的好奇心の強い生徒たちを満足させることができる数少ない学校だと実感しました。帰国生の特性を大事にしてくれ、英語力のキープ発展が可能なだけでなく、東大をはじめとした難関大学を目指すには最高の環境です。いわゆる学習塾なしで大学受験に挑める授業や夏期講座、そして「時代に合った教育を」と校長先生はじめ先生方が工夫されているのも素晴らしいです。しかも想像よりずっと自由な校風で、受験勉強ばかりではないのが驚きです。余裕のある生徒さんが多いのかもしれませんね。

著者プロフィール
EDUBALアンバサダー:小川のぞみ
ライター、コピーライターとして「教育」「住宅」をはじめ、多ジャンルで執筆。
夫のアメリカ・カリフォルニア駐在に3年半帯同し、娘と息子の帰国受験に奔走した経験を持つ。これからの日本の教育、帰国生教育、英語教育、海外大や院への進学情報に興味関心あり。

 

聖光学院中学校への入試対策はEDUBALにお任せください!

EDUBALは難関大学に通う帰国子女や元IB生の大学生と、家庭教師を探している生徒様をつなぐオンライン家庭教師サービスです。
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EDUBALなら、このようなご要望にお答えすることができます。
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EDUBALでは充実した内容の学習サポートサービスもご用意しています。
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EDUBALへの声

下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。

  • とても熱心に指導していただきました。娘も説明がわかりやすいと言っておりました。

    • 帰国子女中学受験コース
    • 小1~6
    • 兵庫県
  • 中学入試のための英語エッセイを英語で指導していただきました。小学生には難しいところを的確に指導していただき、エッセイの構成や内容が格段に向上しました。親しみやすい雰囲気で毎週レッスンが楽しみでした。

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  • 素晴らしい授業でした。毎回適切なワークシートの宿題を出して頂き、とても良かったです。指導内容も日本の受験に特化した形で教えていただけたので、注意されたところが息子にも受け入れやすかったようです。受験指導ということで短期間になってしまったので、とても残念です。足りないと思っていた部分を先生が補完してくださったことが、良い結果につながりました。

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  • 一貫した指導方法で、安心して授業を受けられました。問題点の洗い出し、またその解決策を具体的に提示してくださる一貫した方法で子供を合格へと導いて下さいました。またその分かりやすさは、勉強の面白さへとつながり、子供が授業を毎回楽しみにしている程でした。大変感謝しております。ありがとうございました。

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  • ICT機器を上手く使って、息子に寄り添ってご指導下さりありがとうございます。

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