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成蹊中学・高等学校ってどんな学校?~帰国子女の母が行ってみた!~

成蹊中学・高等学校
首都圏で帰国子女を受け入れている学校に、EDUBALアンバサダーが母親目線で学校訪問をするプロジェクト第17回は、東京都武蔵野市にある成蹊中学・高等学校です。成蹊学園は、約27万m²という広大な敷地を持ち、小学校から大学までの充実した教育施設が整っています。成蹊大学への内部推薦を持ちながら外部受験も可能なのも特筆すべき点です。
 
 

 

目次

  1. 成蹊中学・高等学校の基礎情報
  2. 校長先生にお話を伺いました
  3. 成蹊中学・高等学校の特徴的なカリキュラム紹介
  4. 成蹊中学・高等学校の帰国生フォロー体制
  5. 成蹊中学・高等学校の学校PR
  6. 成蹊中学・高等学校の帰国生入試情報
  7. アンバサダー感想
  8. EDUBALで成蹊中学・高等学校の入試対策を!

 

成蹊中学・高等学校の基礎情報

成蹊中学・高等学校
成蹊中学・高等学校は、JR中央線・総武線「吉祥寺」「三鷹」駅からバスに乗車し徒歩10分程度。それ以外にも様々な通学経路があります。五日市街道から中高の門まで続く欅並木は「新東京百景」や「残したい日本の音風景100選」に選ばれており、武蔵野の緑いっぱいの環境は美しく、大変気持ちの良い立地です。人工芝のラグビー場を兼ねた400mトラックのある「けやきグラウンド」、テニスコートに野球場、資料豊富な理科館、16万冊を誇る図書館など恵まれた学習環境が特徴です。

成蹊中学・高等学校
ここは本当に東京? と思うほど、広くて空気の澄んだキャンパスです。海外の現地校やインターナショナルスクールを思い出しました。帰国生が好きになる環境でしょう!

 

 

校長先生にお話を伺いました

校長 仙田 直人 先生

成蹊中学・高等学校
【校長先生からのメッセージ】
実は本校の帰国生受け入れの歴史は、1935年からととても長いのです。その後、全国に先駆けて国際学級を設置した経緯もあり、学校として受け入れに慣れているためか、帰国生からは過ごしやすいという声をよく聞くので嬉しく思っています。私自身、成蹊で小中高を過ごしましたが、そのときも帰国生が特別視されるような環境ではなかったんですよ。とにかく昔から「個性が尊重」されていましたし、その文化は脈々と今も続いていますので安心してくださいね。
 
成蹊で学んでほしいのは「0 to 1(ゼロトゥワン)」の発想です。例えばAIは優れていますが、0からは何も生み出せません。しかし人間なら0を1にすることができます。つまり、解答のない社会で何かを生み出す力を、充実した探究や道徳などの授業で得てほしいと考えています。また、個々の個性を磨き、他者の個性を理解し尊重する「共感力」も育んでほしいと思っています。それに加え、成蹊大学との連携授業や多彩な留学プログラムも設けています。

成蹊中学・高等学校
仙田校長はとてもエネルギッシュで、生徒のことを大事に考えているのが伝わってきました。高校2年生の生徒全員と個別面談をして、そこから生徒が今何を求めているか掴むそうです。生徒の興味に合わせた課外活動を提案をすることもあるのだとか。校長先生自らが熱心なので、生徒のやる気もアップするでしょうね。

 

成蹊中学・高等学校の特徴的なカリキュラム紹介

成蹊中学・高等学校
Q:国際理解教育の特徴、特色のある取り組みを教えてください。

海外留学プログラム

中2から高3まで、2週間の短期留学から1年以上の長期留学まで、と様々なプログラムを用意しています。生徒のレベルや希望に合った留学プログラムが選べるので人気です。ハイレベルの長期留学なら、全米10スクールのセント・ポールズ校やチョート=ローズマリー=ホール校がおすすめ。留学経験者から、複数名の東大の推薦合格者が出ています。
 

アカデミック・アドバイザー

各種留学プログラム参加者、海外大学志望者を支援する専任教員「アカデミック・アドバイザー」。米コーネル大ほかで学んだマシュー=ライト先生が、海外で学ぶための準備講座の開講、学習計画や出願校の相談、エッセイのサポートを行っています。
 

ライティング・チューター

成蹊高等学校卒業後にUCデービス校へ進学経験がある卒業生が、進路相談室にあるライティング・ラボやオンラインでアカデミック・ライティングの指導をしてくれます。海外大学進学希望者、日本のグローバル系大学希望者に喜ばれています。
 

多様な進路を見出すきっかけになる学習機会

成蹊中学・高等学校
授業の実験や観察、行事などで体験を通した学習を重視しています。例として天体ドームにある屈折望遠鏡を使っての天体観測、トキなどの珍しい生物標本など「本物に触れる」ことを意識した物や機会を用意。生徒たちの琴線に触れるようにと多数設定しています。例えば、大正製薬との協働でマーケティング理論を学んだあとに商品のデザインを作成し、プレゼンを行うといった企業さんとのコラボ、LGBTQ問題へのディスカッション、修学旅行先を生徒がプレゼンしあう機会などもありました。

成蹊中学・高等学校
OB・OGの人脈やネットワークを活用したプロジェクトが多いようで、さすがだなと思いました。内部進学もOK、他大学進学もOK、海外大学進学もOKと、どんな道も応援してくれる懐の広さを感じました。

 

成蹊中学・高等学校の帰国生フォロー体制

成蹊中学・高等学校英語取り出し授業の様子

帰国生へのフォロー体制はありますか?

中1は全部で8クラスあるのですが、そのうちの1クラスを帰国生だけの国際学級としています。15人前後という少人数で(現在の中1は18人)、きめ細やかな指導をネイティブの先生が担任となり行っています。また、期間は中1の1年間だけなのが特徴で、中2以降は一般学級と合流します。成蹊小にいた帰国生、留学帰りの中高の生徒など多様性のある本校は、2年目からも居心地は良いようです。
 

帰国生取り出し授業はありますか?

中2以降は一般学級と合流するのですが、帰国生英語特設クラスという取り出し授業があります。中2では「GIVER」、中3では「1984」を原書で読み、ディスカッションやプレゼンテーションなどのアウトプット活動を豊富に行っています。高等学校では、新しく帰国生が10人前後入学してくるのですが、中学からの帰国生も英語が得意な一般生も含め、習熟度別の英語授業を受けます。また、上級TOEFL講座やSAT(米国の大学進学適性試験)講座も中2から高3まで開講しています。

成蹊中学・高等学校
国際学級が中1のみで2年からリリースされるのは、タイミングが絶妙だと思いました。海外経験のあるクラスメイトに囲まれる安心感は最初の1年間でしっかりと。中2からは一般生と混ざり合い視野を広げて、という感じが良いタイミングだと思いました!

成蹊中学・高等学校の帰国生向けの学校PR

進路について

近年は3割の生徒が内部推薦を希望し進学、7割の生徒が他大学を目指して受験しています。特に成績上位者には内部推薦の資格を持ちながら外部大学の受験が可能な「内推併願制度」もあります。特に帰国生に見られる傾向としましては、難関私立大学への進学者が多いということがあげられます。海外大学を希望する生徒は数名ですが、毎年一定数の進学者が出ています。
 

入試部長 家庭科教諭 坂井 史子 先生からのメッセージ

成蹊中学・高等学校
成蹊は、海外の現地校やインターナショナルスクールの雰囲気に似ているという感想を持つ生徒さんが多いです。武蔵野の自然や、校庭や校舎内が広いからかもしれませんね。海外にいたときの感覚で、居心地良く学習できるのは帰国生にとってプラスだと思います。英語をはじめとする授業の勉強に熱心なだけでなく、社会活動にも積極的なのは帰国生に特に見られますので、本校で大いに活躍してほしいと期待しています。

成蹊中学・高等学校
坂井先生は「帰国生の〇〇さんは……」と、生徒さんのことをよく把握しておられ、取材中にほっこりしました。また、帰国生かは分かりませんが、先生がおっしゃる通り、定期試験最終日に取材にうかがったというのに、職員室で先生に質問している生徒、図書館で自習している生徒がいて積極的で驚きました。

 

成蹊中学・高等学校の帰国生入試の概要

成蹊中学・高等学校
帰国生受験の詳細は学校ホームページ「帰国受験の方へ」をご覧ください。
【中学 国際学級入試】
要件:現地校・インター校に2年以上在籍
国算(小6までの基本問題)
英語(英検の級などは問わない)
面接(日本語)

【中学 一般入試(帰国生枠)】
要件:日本人学校・現地校・インター校に1年以上在籍
国算(一般入試の問題と同等レベルで応用問題も入る)
面接(日本語)

【高校 帰国生入試】
要件:受験生本人が帰国直前に連続して海外の学校に2年以上在籍
国語(古典は除く)
数学
英語
面接(日本語)

★帰国生に優しいポイント★
・豊富な編入制度
国際学級は中1の9月編入あり
帰国生枠は中2、高2の4月編入あり
・中高での再受け入れ制度
成蹊中高に1学期間以上在籍していれば、海外転勤等で転出した後、再受入れする制度。高3の2学期まで受入れがあり、合計3年まで可能。特別退学扱いとなるため転出中の学費は不要。
※本制度の詳細は必ず学校担当者にご確認ください。

成蹊中学・高等学校
長年、帰国生を受け入れてきた伝統校だけに、海外赴任族にとって有難い制度が充実しています。成蹊小学校には国際学級(4年次編入)もあります。兄弟姉妹がいるご家庭は要チェックです!

 

アンバサダー感想

成蹊中学・高等学校

成蹊の先生方は「帰国生が一般生にもたらす良い影響はたくさんあります。プレゼンが上手、活発にプロジェクトに参加するなどロールモデルとしても優秀です」とおっしゃっていて帰国生に期待してくれていたのが、母目線ではとても嬉しかったですね。
また、小4で編入がある国際学級、高等学校で帰国入試があるのも高ポイントです。編入試験と受験を合わせて、兄弟姉妹3人が一斉に試験に挑まれたご家族もあったようです! このエピソードのお子様方は、全員見事合格され、学校生活を満喫されているとか。楽しく温かいエピソードの多い、ゆとりを感じる学校でした。大学受験時の総合型選抜の入試にも強いようですので、どのような雰囲気の場所でどのようなカリキュラムがあるか、一度足を運んでぜひ確かめてみてください。

著者プロフィール
EDUBALアンバサダー:小川のぞみ
ライター、コピーライターとして「教育」「住宅」をはじめ、多ジャンルで執筆。夫のアメリカ・カリフォルニア駐在に3年半帯同し、娘と息子の帰国受験に奔走した経験を持つ。これからの日本の教育、帰国生教育、英語教育、海外大や院への進学情報に興味関心あり。

 

 

EDUBALで成蹊中学・高等学校の入試対策を!

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EDUBALへの声

下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。

  • とても熱心に指導していただきました。娘も説明がわかりやすいと言っておりました。

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  • 中学入試のための英語エッセイを英語で指導していただきました。小学生には難しいところを的確に指導していただき、エッセイの構成や内容が格段に向上しました。親しみやすい雰囲気で毎週レッスンが楽しみでした。

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  • 素晴らしい授業でした。毎回適切なワークシートの宿題を出して頂き、とても良かったです。指導内容も日本の受験に特化した形で教えていただけたので、注意されたところが息子にも受け入れやすかったようです。受験指導ということで短期間になってしまったので、とても残念です。足りないと思っていた部分を先生が補完してくださったことが、良い結果につながりました。

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  • 一貫した指導方法で、安心して授業を受けられました。問題点の洗い出し、またその解決策を具体的に提示してくださる一貫した方法で子供を合格へと導いて下さいました。またその分かりやすさは、勉強の面白さへとつながり、子供が授業を毎回楽しみにしている程でした。大変感謝しております。ありがとうございました。

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  • ICT機器を上手く使って、息子に寄り添ってご指導下さりありがとうございます。

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