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高い進学実績か注目の新規開校か⁉ 帰国生におすすめの「東京にあるインターナショナルスクール」を学費と共にチェック

高い進学実績か注目の新規開校か⁉ 帰国生におすすめの「東京にあるインターナショナルスクール」を学費と共にチェック

帰国生が挑む中学受験や高校受験は、一条校の帰国生入試が一般的です。小学部まではインターナショナルスクール(以下インター)、中等部からは一条校に入学したいと中学受験をするご家庭もあるでしょう。
しかしながらここ数年、インターの中等部や高等部を視野に入れるパターンも増えてきました。海外大学を明確に志望していたり、完全なる英語環境で国際バカロレア(以下IB)を引き続き学びたいなど理由は様々ですが、選択肢の1つとなっています。帰国生向けの説明会に参加するインターが増えてきていることからも、この傾向は間違いないでしょう。
そこでこの記事では、「帰国生におすすめ」「中等部・高等部がある(開設予定も含む)」「東京のインター」をキーワードに、注目の4校をピックアップします。インターが気になるご家庭はご参考にしてください。
 

目次

  1. 海外大学も国内大学も可能!定評あるインター、それぞれの特徴と費用
  2. 都内に開校したばかりのIB採用予定のインター、それぞれの特徴と費用
  3. 中高でインターを進学先に選ぶ際の注意点
  4. インターの入試対策や入学後の補習って大変?

 

海外大学も国内大学も可能!定評あるインター、それぞれの特徴と費用

高い進学実績か注目の新規開校か⁉ 帰国生におすすめの「東京にあるインターナショナルスクール」を学費と共にチェック

アオバジャパン・インターナショナルスクール

1976年に設立されたインター。宗教的に中立で、当初は帰国生のためのスクールでした。2022年には文京区本駒込に高等部も開設し進化を続けています。理念は「国際人になるために生徒ひとりひとりの可能性、潜在能力を最大限に引き出すことを重視」「貪欲に学習し、絶えず変化する世の中において常に意欲的にチャレンジする姿勢を育成」です。

中等部までは新宿から約30分の緑豊かな練馬区光が丘キャンパス。高等部では、IBディプロマプログラム(以下IBDP)とアオバグローバルリーダーシップディプロマ(GLD)という、2つの国際的に認定された高校プログラムを採用。中等部では準備指導を行っています。

IB機構から、初等教育プログラム(以下PYP)、中等教育プログラム(以下MYP)、および前述のディプロマプログラム(以下DP)提供を認定されているだけでなく、インターナショナルスクール評議会(CIS)、ニューイングランドスクールアンドカレッジ協会(NEASC)の認定も。そのため高校卒業証書の授与が許可されています。

高等部でDPを取得した生徒たちは、日本の大学のみならず、世界中へと進学実績を伸ばしています。2022年度に、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(イギリス)やシカゴ大学(アメリカ)、東大や東工大など最難関大学へ進学した生徒がいました。学費は年間で250万円前後が目安ですが、その他もろもろの費用がかかるため確認しましょう。

参考:https://www.japaninternationalschool.com/ja/

 

ケイ・インターナショナルスクール

1997年に創立されたインター。特定の宗教を基盤とせず、帰国生のための学校でもあるとHPに記載があります。キャンパスは江東区の清澄白河駅から徒歩で1分以内という便利さ。PYP(3歳)からDP(18歳)までIBカリキュラムによる教育を一貫提供しています。

ミッションは「文化的社会的に多様な背景をもった学習意欲の高い子どもたちに、安全で人を支える環境の中で、質の高い教育を提供し、国際社会に有意義な貢献をする、学力的にも人格的にも優れた有能な若者を育成する」です。

インターナショナルスクール評議会(CIS)からの認定があるため、高等学校を卒業すれば日本の大学入学資格があると認められています。また、東京都より学校法人の認可も受けています。

日本にあるIBDPを提供する学校の中でトップの成績を収めていることで有名で、学力伸長に力を入れています。2022年には世界のIB上位100校(IB-Schools.com)の5位にランキングされました。そのため、進学実績が高く、インペリアル・カレッジ・ロンドン(イギリス)やコロンビア大学(アメリカ)、東京大学や名古屋大学などへ合格する生徒を輩出しています。学費は年間で250万円前後が目安ですが、その他もろもろの費用がかかるため確認しましょう。

参考:https://www.kist.ed.jp/ja

都内に開校したばかりのIB採用予定のインター、それぞれの特徴と費用

日本で開校ラッシュの英国系インターナショナルスクールという選択高い進学実績か注目の新規開校か⁉ 帰国生におすすめの「東京にあるインターナショナルスクール」を学費と共にチェック

キャピタル東京インターナショナルスクール

株式会社LITALICOの創業者で投資家の佐藤崇弘氏(同校理事長)が手がけるインター。理事長の人脈をフル活用して起業プレゼンなどを行う、生徒の問題解決型授業の実践的な学びは他にはない特徴です。現在、港区の南麻布に小学部が開設されており、また、中学部がIB候補校となっており、2024年度開設予定の幼稚部、2026年度開設予定の高校部ともに順次IB認定に向けた申請を行うようです。
伝統的なインターとは一線を画し、英語力の伸長はもちろん、日本人としてのアイデンティティと言語能力、中国語(マンダリン)教育も重視するキンダーから高等学校までの一貫教育のインターとなる予定です。

理事長の佐藤氏はHP上で「私は大学生の時に、起業しています。学生時代は、学校で教えられた勉強に真面目に取り組み、それなりの成績を残していました。しかし、実際に起業するとなると、今までに習ってきた『勉強』は、会社を作る上で活用出来ないものが多く、全く社会では太刀打ちできなかったのです。(中略)私は、今の時代、子どもの時から学んでいる勉強がどう社会で役に立つのかを伝えることが必要だと考えます」と語っています。

自らの経験と公立の学校からインターまで参考にした上で、「社会に繋がる一貫したキャリア教育ができる学校を作りたいという強い想い」から、立ち上げに至ったことが見て取れます。

「時代のニーズに応えるインターナショナルスクールとして、日本、そして世界から信頼され、必要とされる学校を目指して前進していきます」とのこと。これからの展開に要注目です。学費は年間で200万円前後が目安ですが、その他もろもろの費用がかかるため確認しましょう。

参考:https://www.capitaltokyo.com/

 

マルバーン・カレッジ東京

マルバーン・カレッジ・グループ10校目として、今年の8月に都心から約40分の小平市に開校したインター。マルバーンカレッジ成都、マルバーンカレッジ香港、マルバーンカレッジプリスクール香港の3校を運営している、バビロン・エデュケーション・グループと連携して東京校を運営しています。

本国のイギリス校は1865年設立で、ウスターシャー州マルバーンが本拠地の男女共学のボーディングスクール(寮制学校)およびデイスクール(全日制学校)です。IBプログラムの卒業生は、全ての科目で常に36点以上と、世界平均(29.9点)を上回る成績で、イギリス国内で優れたIB校と認識されています。

東京校の主なクラスは、全てIBのカリキュラムを採用する予定で、進学先も多種多様になると考えられます。グループ内だけで見ても、基準に達している上級生は、他の学校で学ぶ選択もできます。例えば、ザ・ダウンズ・マルバーン(7年生以上)、マルバーン・カレッジUK(9年生以上)、マルバーン・カレッジ香港、マルバーン・カレッジ成都、マルバーン・カレッジ・スイス(対象はIGCSE、Aレベル、IB)などです。また、AP科目の勉強を希望する生徒には、サポートも可能だそう。

さらに、カリキュラムのなかに日本語と日本文化も取り入れられており、全生徒を対象に初心者から上級者まで言語能力に応じたクラス分けをしており、毎日日本語の授業を展開しています。学費は年間で260万円前後が目安ですが、その他もろもろの費用がかかるため確認しましょう。

参考:https://www.malverncollegetokyo.jp/ja

中高でインターを進学先に選ぶ際の注意点

高い進学実績か注目の新規開校か⁉ 帰国生におすすめの「東京にあるインターナショナルスクール」を学費と共にチェック
ここまで注目の4校をピックアップしてきましたが、中学や高校からインターへの入学を検討する場合は、学費以外にも考慮したほうがよい点がありますので押さえておきましょう。英語力や国際的な素養など様々な利点があるインターですが、注意が必要なのは、ズバリ大学進学のことです。

インターのなかには、日本の学校教育法で定められていない学校がありますし、どこからも認定を受けていない場合があります。その場合は高等部を卒業しても国内大学の受験資格が得られないケースがあるので、受験前に必ず確認しましょう。卒業生がどのような大学へ、どういった方法で進学しているのかを調べておくことが重要です。

文部科学省のHPには、「国際的な評価団体(WASC、CIS、ACSI、NEASC)の認定を受けた教育施設の12年の課程を修了していれば大学への入学資格が認められます」とあります。志望するインターが認定を受けていれば、安心材料でしょう。

外国の大学入学資格であるIB、アビトゥア、バカロレア(フランス)、GCE Aレベルを保有している場合も、大学への入学資格が認められると文部科学省のHPに明記されています。

しかしながら念のため国内外の大学受験のことを視野に入れて、必ず志望するインター、文部科学省、志望するであろう大学に確認しておくことをおすすめします。今後変更がある場合も考えられますが、大学進学に関する現状を把握するよう努めつつ、インター入学を検討してみてはいかがでしょうか。

著者プロフィール
EDUBALアンバサダー:小川のぞみ
ライター、コピーライターとして「教育」「住宅」をはじめ、多ジャンルで執筆。夫のアメリカ・カリフォルニア駐在に3年半帯同し、娘と息子の帰国受験に奔走した経験を持つ。これからの日本の教育、帰国生教育、英語教育、海外大や院への進学情報に興味関心あり。

参考:https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shikaku/07111314.htm
   https://www.investtokyo.metro.tokyo.lg.jp/jp/oursupports/life/education.html

インターの入試対策や入学後の補習って大変?

高い進学実績か注目の新規開校か⁉ 帰国生におすすめの「東京にあるインターナショナルスクール」を学費と共にチェック
国内にあるインターであっても、入試形態や出願方法は日本の一条校とは異なります。お子様に合った学校が見つかったら入試対策と入学後の英語力アップに備えましょう。インター出身の教師が多数在籍しているオンライン家庭教師のEDUBALでは、国内インターへのご入学を検討されているご家庭に様々なサポートが可能です。
 

合否を大きく左右する面接の対策

インターのほとんどが行っている入学面接。生徒様が本番に緊張して満足に応えられなかった、ということがないよう事前に何度も練習をしておく必要があります。親御様の面接に関しては、志願書の内容を深く聞かれることが多いです。その対策として、EDUBALの教師が志願書の内容を確認した上で想定される質問を考えて行うことも可能です。
 

入学後の学校生活を見据えた英語力アップのレッスン!

EDUBALではインター受験準備の一環として、英語力を向上させるための英会話授業を行うことができます。これにより英語での入試や面接に備えられるだけでなく、入学後に学校により早く馴染むことができます。

EDUBALでは充実した内容の学習サポートサービスもご用意しています。
生徒様の目標達成のために、オリジナル教材の配布、エッセイ添削、EDUBALスタッフとの学習相談など、親御様もご安心いただけるサポートサービスです。

まずはお気軽にお問い合わせください。

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EDUBALへの声

下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。

  • 一緒に問題に取り組みながら、子供に寄り添った授業をしていただいています。

    • インター・現地校コース
    • 中1~3
    • 東京都
  • 分かりやすい授業はもちろんのこと、保護者とも密にコミュニケーションを取ってくれます。

    • インター・現地校コース
    • 中1~3
    • イギリス
  • 息子はアメリカに移住してすぐ公立中学に馴染めず辛い思いをしてきました。先生にも同じ経験があるため、彼の心情をよく理解していただきました。学習指導も素晴らしくMAPテストでは上位20%に入る事ができました。また先生のメール対応などはプロ意識の高いとても丁寧なものでした。母子ともに途方に暮れていた私たちに希望の光をともしていただきました。本当に感謝しています。

    • インター・現地校コース
    • 中1~3
    • アメリカ
  • 授業のおかげで、文法を前よりも理解できるようになり感動した。

    • インター・現地校コース
    • 小1~6
    • 東京都
  • 目標を設定し、状況に応じて計画的に授業を進めていただいています。

    • インター・現地校コース
    • 高1~3
    • アメリカ