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帰国子女を受け入れている学校に、EDUBALアンバサダーが母親目線で学校訪問をするプロジェクト。今回は大阪府大阪市にあるOne World International School(以下OWIS)大阪校に行ってまいりました。2023年夏に開校したばかりの注目のインターナショナルスクールのレポートです!
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鮮やかな色でペイントされた校舎が目を引く
OWISは、シンガポールに本部を置くGlobal School Foundation(以下GSF)のメンバーです。GSFは10か国に38のキャンパスを有し、およそ70か国の国籍を持つ31,000人以上の生徒たちが世界中で学んでいます。GSFメンバーであるOWISはシンガポールに複数のキャンパスがあり、この度、日本で初めて大阪にOWIS大阪校を開校しました。2023年度はEarly Childhood(3歳)からGrade5(10歳)までの募集に留まり、2024年度はGrade6(11歳)からGrade8(13歳)、その後はGrade12(17歳)まで展開し、国際バカロレアディプロマプログラム(IBDP)を実施する計画です。※現在、IB校認定申請中
OWIS大阪校へのアクセスは、JR環状線寺田町駅から徒歩17分、JR大和路線東部市場前駅から徒歩16分程度。今後スクールバスを運行予定で、通学は便利になりそうです。
OWIS大阪校の校舎は廃校となった生野区の小学校をリノベーションして再生されたもの。OWISのシンボルカラーでもある鮮やかなブルーと明るい色調でデザインされた教室や廊下は、オープンでカジュアルなインターナショナルスクールそのもの。今後は、没入型リアリティ・スクリーン・ルーム、ブラックボックス・シアター、屋上スイミング・プールなどの施設が完成する予定です。
公立の小学校がこんなに明るく大変身!!外観を見るだけでワクワクするような建物です。今後の更なる施設拡充が楽しみですね。
OWIS大阪の入試情報
シンガポールのインターナショナルスクール探し!学校選びのポイントごとにおすすめのインターをご紹介
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【グレッグ・クロス校長】
カナダ生まれ
1989年よりカナダや日本でインターナショナルスクールの教員を歴任し、日本での教員歴は合計で14年。探究型教育に情熱を注ぎ、生徒たちへの手厚い指導を心掛けている。趣味は山登りとバイク!
“Welcome to the OWIS community. We promise that together we open the door that will take your children anywhere they want to go!!”
日本では、「なぜお子さんをインターナショナルスクールに入れたいのか?」と尋ねると、一番に「英語力を身につけるため」と答える親御さんが多いですが、インターナショナルスクールで学ぶ本質とは決して英語力の向上だけではありません。インターナショナルスクールや欧米の学校では広く探究型の教育が行われています。これは今に始まった話ではなく、私が育ったカナダの現地校でも昔から探究型教育が行われていました。
探究型教育とはシンプルに言うと「質問をすること・問いを立てること」です。残念ながら日本の教育現場では授業中に生徒が「Why?なぜ??」と発言することが、授業の邪魔をしたり先生に対して失礼だと思われる風潮があるように思います。多くのインターナショナルスクールでは探究型教育に代表される欧米の教育方針に基づいたカリキュラムが実施されていますので、英語習得という目標だけにとらわれず、教育方針やカリキュラムの魅力を是非みなさんに知っていただきたいと思います。
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ポップな壁紙が可愛い教室、白とブルーのコントラストが美しい
関東圏には既にたくさんのインターナショナルスクールがあります。伝統的なインターナショナルスクールは日本に住む外国人ファミリー向けでしたが、昨今では日本人にも門戸が開かれるようになってきました。ただ、大阪にはまだまだインターナショナルスクールの数は多くありません。そこで私たちは大阪に目を付け、世界10位の巨大都市であるここ大阪、そして大阪市のど真ん中にある生野区にOWIS大阪校を開校することにしたのです。大阪や関西エリアに住む人々も首都圏と同じように良質でユニークな教育の選択肢を求めています。
先日、大阪府と大阪市はカジノを含む統合型リゾートの誘致を決定しました。これによっておよそ7,000もの外国人ファミリーが赴任してくると予測されています。インターナショナルスクールの数がまだまだ少ない大阪において、私たちは間違いなくその受け皿になり得るでしょう。また、OWIS大阪校には関西全域のみなさんにも通っていただきたいと考えており、既に京都や奈良にお住まいのファミリーからお問い合わせをいただいています。遠方からの通学に備えてスクールバスのルートも拡大予定です。
取材中もグレッグ先生を尋ねて沢山の方が来校されていました。新しい学校が出来上がっていく高揚感が伝わってきました!
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体育館は地域コミュニティにも開かれている
OWIS大阪校では8月第3週に入学、7月初旬に卒業となります。2023年度は開校初年度ということもあり、Early Childhood(3歳)からGrade5(10歳)までを募集し現在約30人の生徒が入学しています。
OWIS大阪校の魅力は、充実したアカデミック英語準備プログラム、少人数制クラス(教室によっては20人以下)、経験豊富かつ国際色豊かな教師陣、Toddleアプリを通じた保護者と教師の明確なコミュニケーション、多国籍・多文化の生徒達、最先端のIT技術などが挙げられます。
Grade1(6歳)からGrade5(10歳)までの学年を国際バカロレア(以下IB)のカリキュラムに乗っ取ってPrimary Year Program(以下PYP)と呼び、OWISシンガポール校と同様のプログラムを導入しています。大阪校独自の特徴としては、日本ならではの科目として国語や社会(日本史)も取り入れています。また、入学時の英語テストにおいて英語力のレベルアップが必要だとみなされた生徒には、 Academic English Preparation(以下AEP)プログラムが用意されています。毎日2時間実施されるAEPでは、単に英語文法や単語を勉強するだけでなく、メインストリームの生徒と同じアカデミックな授業内容を英語学習に置き換えて学んでいきます。現在、全生徒の中でAEPを受講している生徒は全体の30%程度となっています。
なお、2024年度以降は段階的にG6(11歳)からG13(17歳)まで学べるプログラムを展開予定です。※現在、IB校認定申請中
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Early Childhoodの教室は楽しい仕掛けがいっぱい!
OWISといえばバジェットインターという印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。日本にあるインターナショナルスクールの学費は年間およそ300万円前後が相場と言われていますが、OWIS大阪校ではEarly Childhood 1, 2 と Kindergartenで年間約150万円、Primary Years Programme (G1 to G5)で年間約170万円(2023年10月現在)となっています。このようにリーズナブルな学費で質の高い教育を提供できる理由は、OWISが世界規模でインターナショナルスクールを展開しているGSFのメンバーであるため、IBカリキュラムを含めた様々なリソースを共有し有効活用できているからです。
高額な学費が理由でインターナショナルスクールへの入学を断念されるご家庭もあるはず。バジェットフレンドリーなインター校がどんどん増えて欲しいですね!
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正門の様子
OWIS大阪校は随時入学が可能なローリング入試を採用しています。入学試験はなく適性検査と面接のみとなります。面接では保護者様も同席し、インターナショナルスクールを選ばれた理由やOWIS大阪校に期待することなどお伺いし、入学後お子さまにどのようなケアが必要かなどの確認を行っています。また、面接はお子さまの英語レベルを測る機会にもなります。基本的にPYP(G5)までのお子さまについては英語力や学力レベルで入学をお断りすることはありません。
1.アドミッション担当者との1on1面談
2.出願費用支払い(30,000円)
3.適性検査(英語、算数、リスニング&スピーキング:全て英語)
4.書類提出(住民登録書類、推薦状、成績表、健康診断書など)
5.校長との面接
※出願の詳細はOWIS大阪校アドミッションオフィスまでお問い合わせください
https://owis.org/jp/admissions/
contact.osaka@owis.org
アドミッションオフィスの担当者はバイリンガルの日本人です。お問い合わせも日英両方で対応していただけるのでご安心を!
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グレッグ先生を囲んで記念撮影
筆者がシンガポール滞在中、2人の子供をOWIS Singapor校に通わせていました。当時、開校してまだ日が浅かったOWIS Singaporeも今では全校生徒1,500人の規模にまで成長しています。首都圏に比べて、大阪・関西圏にはインターナショナルスクールの数自体が少なくそのバリエーションも限られています。OWIS大阪校のようなユニークな学校が増え、インターナショナルスクールへ入学する理由が「英語を身につけるため」だけでなく、国際的なカリキュラム、人種や文化の多様性を求める学校選択のひとつになって欲しいと願います。
著者プロフィール
EDUBALアンバサダー
エアライン、外資系秘書、大学事務を経て夫のシンガポール駐在に帯同。
高校生の子育てをしながらEDUBALにてコラム執筆中。
EDUBALは帰国子女や元IB生の大学生と、家庭教師を探している生徒様をつなぐオンライン家庭教師サービスです。
約4,000人(2022年6月時点)の教師が在籍していますので、生徒様に合う教師を紹介することができます。
EDUBALなら、このようなご要望にお答えすることができます。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
一緒に問題に取り組みながら、子供に寄り添った授業をしていただいています。
分かりやすい授業はもちろんのこと、保護者とも密にコミュニケーションを取ってくれます。
息子はアメリカに移住してすぐ公立中学に馴染めず辛い思いをしてきました。先生にも同じ経験があるため、彼の心情をよく理解していただきました。学習指導も素晴らしくMAPテストでは上位20%に入る事ができました。また先生のメール対応などはプロ意識の高いとても丁寧なものでした。母子ともに途方に暮れていた私たちに希望の光をともしていただきました。本当に感謝しています。
目標を設定し、状況に応じて計画的に授業を進めていただいています。
指導方法も毎回工夫されており、子供が積極的に授業に参加したくなるように進めていただきました。おかげで英語力も上がりとても自信がついて、学校の授業への取り組みも驚くほど積極的になりました。