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帰国子女を受け入れている学校に、EDUBALアンバサダーが母親目線で学校訪問をするプロジェクト。今回は宮城県仙台市にある秀光中学校です。秀光中学校・仙台育英学園高等学校は、6年間を通して国際バカロレア(IB)を学ぶことができる日本国内でも数少ない中高一貫校です。高校の課程で秀光コースへ内部進学することでIBディプロマを取得できます。
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広々としたテニスコート/学校の前の銀杏並木
東京から新幹線はやぶさで約90分、仙台駅から仙台と石巻を繋ぐJR仙石線に乗り換え、学校の最寄り「宮城野原駅」までわずか4分。駅を降りると黄色く色づいた銀杏並木に校章をかたち取ったマークの入った大きな門、その奥にそびえ立つ赤煉瓦の建物が目を引きました。広々としたテニスコートを備えたブリティッシュ調の校舎は、まるで海外の学校のようでした。ここは宮城野キャンパスになり、他に多賀城キャンパスがあります。
駅を降りてからの学校の規模にはとても驚きました。こんな環境で学べるなんて羨ましい!
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【副校長 石澤 浩二 先生/秀光中学校・秀光コース】
子供たちのために取り入れるべき新しいカリキュラム導入を積極的に考えています。
【教頭 石田 真理子 先生/IBチーフコーディネーター】
IB教育のメリットを日本で、そして学校でどのように活用するかを考え教育現場に広めています。
【教諭 小林 祐喜 先生/入試広報部長】
学校の魅力を1人でも多くの受験生に知ってもらうための広報活動をしています。
【法人局国際副部長 椿 栄子 様/IB事務長】
学校事務に長く携わったご経験を持ち、細かい手続きなど事務の立場から子供たちをバックアップしています。
宮城県仙台市は伊達政宗公が築いた歴史と文化が残る東北で唯一の政令指定都市です。日本三景「松島」や「蔵王」がある大変風光明媚な土地であると共に、「学都仙台」として東北大学をはじめ私立大学も充実しています。更に地元でとれた四季折々の新鮮な食材が学食を彩ります。夏と冬の気温差が全国的にも小さく過ごしやすいここ仙台で中学校・高校の多感な6年間を我々と一緒にIB をベースとした勉強に、そして部活動に大いに励んでみませんか?
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上:スポーツチャレンジ(運動会)の様子 / 下:自習室にもなるオークルーム
中学入学後、高1までの4年間を要すカリキュラムMYPがスタートします。英語は習熟度別に3クラスにわかれ少人数できめ細やかな授業を進めています。また一般科目の数学、美術、音楽は英語でイマージョン授業を行っています。現在中1は56名2クラス編制です。
基本的には秀光中学の生徒は高校で秀光コースに進学しますが、希望に応じて内部選考を経て仙台育英学園高等学校の7つ全てのコースに進学が可能です。秀光コースには高校受験で入学する生徒や他コースから合流する生徒もいます。高校では1学年の生徒数が1200名ほどになります。
高1で秀光コースを選択する場合はMYPの集大成としてPP(Personal Project)に取り組みます。これは個人でテーマを決め成果物を作成し、最終的に振り返りのレポートを書き上げるものです。
高2からはIBを日本語と英語で学ぶDLDP*か、 言語B以外の全ての教科を英語で学ぶELDP*のどちらかを選択することができ、2年間でIBディプロマを取得へと進みます。
秀光中学校・秀光コースのカリキュラム
<高1からのコース>
MAP*(特別進学コース):医歯薬系大志望向け
*Medical Academic Programme
<高2からのコース>
DLDP*(秀光コース):国内海外大学向け
ELDP*(秀光コース):海外大学向け 現在は中国や韓国などの留学生が多く在籍
*Dual Language Diploma Programme
*English Language Diploma Programme
ELDPも選択できるなんて帰国生にとって嬉しいですね。来年度からはDLDPとELDPの2コースが同じ校舎になるので、交流が更に深まり相乗効果が期待できますね!
日本語でIB取得可能?デュアルランゲージプログラム(日本語 DP)を取得できる日本国内の国際バカロレア認定校ランキング!
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様々なカリキュラムを用意していますが、その中でも探究学習として独自の教育プログラムの「ワールドピースゲーム」と「植物工場」の2つがあります。この他にも海外で行うグローバルリーダーシップ研修(中3)があります。
ワールドピースゲーム(中2) 写真左
2015年米国発祥の課題解決型シミュレーションゲーム。仮想の4つの国と、生徒たちはグループ内に設定した4つの仮想国家の内閣(首相や国防大臣など)と国際機関のリーダー(事務総長や世界銀行総裁など)の役割を担当して様々な交渉を試み、決断を下し、 複雑に絡み合う自らの国と世界の国々との課題解決を目指しました。このゲームは答えのない問いに向き合い解決を目指すことで、深い思考力、交渉力、決断力、協働する力など、これからの社会に必要とされるスキルを身につけることができるとされています。
植物工場にて農業体験(中2) 写真右
SDGs達成に関連する事業ESD(Education for Sustainable Development)の一環として東和蛍雪校舎に新たに「植物工場」を設けました。2023年度からはサステナブル農業教育プログラム(SAAP:Sustainable Agricultural Academic Program)の作物の栽培・探究活動をスタートしています。中2の生徒たちがサニーレタスの播種・収穫の作業を行いながら、その過程を探究します。また、せんだいまなびや(技能開発コース)の高校生が中心に、作物を取り扱う上で必要な衛生管理の手順とコツや鮮度を保ちながらの運搬方法も学びます。収穫したレタスは食堂で提供されます。
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左:秀光コース高3 IBカリキュラムを走り切った達成感のある笑顔
右:委員会活動ミーティングの様子
現状では各学年で数名になります。
MYPの認定も得たので今後は多くの帰国生を受け入れたいと考えています。
中学入学時の4月にテストを行い習熟度別の3クラスにわかれます。ネイティブの教員も指導に加わり、文法的な基礎力から応用力まで幅広いスキルを身につけます。クラスは1年間の固定ではなく定期テストでステップアップできるようにしています。高1でTOEFL Junior Standard770点、英検準2~2級、卒業時にはTOEFL60点以上、英検2級〜準1を目指します。
入学後、2週間程度個別授業にて対応しています。
チューター制度なども利用しながら、必要に応じて提携する外部機関をご紹介することもあります。
寮は学外にあります。部屋は全室冷暖房完備の個室で寮母さんが在中し、朝夕の食事の提供のほか、19時から21時までを「学習時間」とし、卒業生などが学生チューターとして学習のフォローをしています。寮生は全体の1割程度です。日曜・祝日の食事提供はなく、長期休みは閉寮になります。食費・水道光熱費込みで月額約8万円です。(2024年度予定)
寮があるので全国から生徒が集まるそうです。県内も14路線もの通学用シャトルバスが運行し宮城県の各所から通学しています。学校にいるだけで多様性がありますね!
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左上:ローズホール(食堂) / 右上:ゼルコバホール
左下:マスコットキャラクター / 右下:ホールの扉にも校章が!!
進学先は文系理系様々な方面になります。当初は文系が多い傾向でしたが、近年理系の大学にも進学しやすいようなカリキュラムを追加しました。これにより、現在では1/3程度が理系選択になります。
指定校推薦が国内および海外大学を合わせ606校(国内261大学・海外345大学)からあり非常に充実しています。IBの正式なスコアがでるのが1月になるため、指定校に志望する大学があるのならば指定校推薦を利用しようという生徒が多いです。その他、IBスコアを利用した入試や総合型選抜で合格を掴む生徒もいます。また海外大学へ進学する生徒もいます。また海外2000大学以上からのスカウト制度も活用できます。
指定校推薦の多さ!この数は他に類を見ません。うまく活用して志望校への道を掴めることがわかります。
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高校野球の優勝の時はお祝いの胡蝶蘭で埋め尽くされたGPホール
★詳細は必ず学校ホームページや説明会等でご確認ください。
海外インターナショナルスクール及び現地校(日本人学校を除く)の場合は成績確認を行います。
必ず出願前に入試広報部までご相談ください。
・募集人数 第1学年 80名(通常入試での入学者を含む)
小学校6年生及び同等の志願者
・募集人数 第2、3学年 若干名(転・編入学)
中学生及び同等の志願者
<選考方法>
出願時提出の課題レポートについて口頭試問(本人)
志望動機など保護者同席面接
(英語又は日本語 オンライン又は秀光中学にて実施)
※出願時期が学年によって異なります。必ず入試要項をご確認ください。
適性検査型入試、秀光PA入試、教科型入試があります。
〜小林先生より総合問題対策について〜
適性検査型入試と秀光PA入試に課せられる総合問題は5教科(英語含む)の教科横断型になります。過去問は3年間分HPに掲載し、オープンキャンパスで配布もしています。市販のものを購入することも可能ですので試験対策にご利用ください。
中学受験だけでなく編入枠もあるし、それが通年選考だなんてとても助かりますね!
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仙台育英学園=野球のイメージを持っていました。今回の訪問でMYP・IB認定校であることを知り、充実した設備、敷地を存分に利用できる環境の素晴らしさに圧倒されました。
中高の自我が目覚める歳に寮に入ることで親元を離れ、学ぶことの楽しさを知るMYP・DPの6年間。IBの教育に「浸る」ことで子どもが心身ともに成長していく姿を見たいと、IB教育に対する先生方の熱い気持ちに触れながら思いました。「東京にない良さを感じながら、海外での学びをそのまま活かし子どもの自律を促す」そんな選択肢の1つとして学校を見学をしてみるのも良いかもしれません!
著者プロフィール
EDUBALアンバサダー
バンコク6年、シンガポール3年帯同。
帰国中学・大学、一般中学受験を経験。
駐在中の一番の悩みは進路!世界に羽ばたく子供達、それを支える保護者の「こんな情報あったらいいな」をカタチにしたいです。唯一の癒しはパンやお菓子作り。
EDUBALは帰国子女や元IB生の大学生と、家庭教師を探している生徒様をつなぐオンライン家庭教師サービスです。
約4,000人(2022年6月時点)の教師が在籍していますので、生徒様に合う教師を紹介することができます。
EDUBALなら、このようなご要望にお答えすることができます。
・秀光中学校の入試に向けた指導をしてほしい!
・受験に有利な英語資格の対策をお願いしたい!
EDUBALでは充実した内容の学習サポートサービスもご用意しています。
生徒様の目標達成のために、オリジナル教材の配布、エッセイ添削、EDUBALスタッフとの学習相談など、親御様もご安心いただけるサポートサービスです。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
英検準二級に合格し、また苦手科目だった数学の点数が飛躍的に伸びました。結果が出ているので安心して任せられます。
とても熱心に指導していただきました。娘も説明がわかりやすいと言っておりました。
生徒に寄り添って根気強く教えていただきました。また、普段から励ましや声掛けなど勉強以外のところでも心の支えになり、モチベーションを上げていただきました。試験に向けての励ましやお声がけもいただき、落ち着いて試験に臨むことが出来ました。本当にありがとうございました。
受験した高校は親子そろっての面接なので、子どもの面接の様子を間近で見ることができました。想像していたよりもずっと立派な受け答えができていたので先生の指導によるものと感謝しています。また英作文のほうも内容・構成ともにしっかりしたものが提出できたようです。この度はご指導いただきありがとうございました。。指導の内容のみならず、生き様や学問に向かう姿勢、ご相談に乗っていただいた内容が、きっとこれから何年もキャリア形成に役立っていくと信じています。本当にありがとうございます。
中学入試のための英語エッセイを英語で指導していただきました。小学生には難しいところを的確に指導していただき、エッセイの構成や内容が格段に向上しました。親しみやすい雰囲気で毎週レッスンが楽しみでした。