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帰国子女を受け入れている学校に、EDUBALアンバサダーが母親目線で学校訪問をするプロジェクト。今回は神戸市灘区にある「関西国際学園」の中高等部を中心に取材しました。幼稚園部から高等部まで少人数の手厚い教育を展開し、国際バカロレア(IB)教育が受けられる完全バイリンガルのインターナショナルスクールです。
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人工芝のグラウンドの様子
関西国際学園は、主に日本人のためのインターナショナルスクールで、日本語と日本人のアイデンティティを軸にしながら、英語力や異文化理解などのカリキュラムに力を入れ、完全バイリンガル教育を行っている学校です。昨年1月(2023年)に国際的なCISの認定を受けたため、海外の主要大学だけでなく、日本国内の高等学校卒業者と同様に日本の大学の受験資格も得ることができるようになりました。
また高等部は、国際バカロレアディプロマプログラム(IBDP)認定校となっており、2年間のカリキュラムを履修し、最終試験を経て所定の成績を収めると、国際的に認められている大学入学資格の取得が可能です。ヨーロッパやカナダ、オーストラリアをはじめとする世界中の国の大学へ挑戦できます。もちろんIB入試を行う日本の国立・私立大学も増えてきており、国内においても有利に入試を受けられる可能性があります。
関西国際学園へのアクセスは、阪神電車「大石」駅から徒歩10分、阪神電車「新在家」駅から徒歩12分です。車では阪神高速3号神戸線「摩耶」出口より5分。スクールバスも運行しています。
幼稚園部から中高等部まで一体感のあるキャンパスで、距離が近くアットホーム。内部生も留学生も帰国生も、混ざり合って馴染んでいる雰囲気を感じました
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【写真左/神戸校マネージャー 世良田ゆかり 先生】
日本人としての価値とグローバルな経験を積む教育に基づき、生徒の「自分を見つける」お手伝いをしたいと考えています。
【写真中央/高木裕子 校長先生】
日本でありながらオープンマインドという、帰国生には安心して自分を発見できる場所だと思っています!
【写真右/神戸校 中高等部 宮代忠夫 教頭先生】
本校は英語の能力を持つ日本人として活躍でき世界へ羽ばたける学校で、特に帰国生にはあたたかい居場所になるはずです。
世界を股にかけた学びの中で、日本人としてのアイデンティティを深めたい皆さんへ。神戸のIB一貫校である関西国際学園は、豊かな多文化環境で、完全日英バイリンガルでのカリキュラムが織り成す学びの場です。海外経験を活かし、グローバルな視野を拡げながらも、日本文化や価値観を大切にできる環境がここにあります。同じ志を持った心豊かな仲間たちとともに、自分のアイデンティティを尊重しながら成長して欲しいと願っています。海と山に囲まれた神戸の美しい風景と共に、未来への一歩を共に踏み出しませんか? 関西国際学園、通称KIAでの学びが、帰国生としてのあなたの強みを育てます。
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左:取材中に見学した英語での授業風景/右:アートの教室のホワイトボードには日本語も
今はIB校でありCIS認定のインターナショナルスクールで、幼稚園部から高等部まで展開していますが、設立のきっかけは母親たちが「自分の子どもを通わせたい学校がない」「ないなら作ればよいのではないか」とファウンダーとして動いた約20年前にさかのぼります。外国人にしたいわけではないけれど、日本の教育には疑問を持っているーーそんな大人たちが「日英バイリンガルの日本人として学問をきちんとやっていく学校を」と目指し続けた結果が、今に繋がっています。
教育理念は「日英バイリンガルの探究活動を通して、想像力と責任感を持って国際社会に貢献するリーダーの育成」です。そのために、初等部からは国際バカロレア初等プログラム(IBPYP)をバイリンガルで実践しています。続く中等部では現在、幼稚園部や初等部からの内部生のほか、入試を経て中等部から入学した生徒や帰国生もおり、各学年1クラス15名前後の少人数教育となっています。中高等部の生徒の一部は、他県から新幹線で新神戸駅まで来て、そこからスクールバスを利用して通学するという熱心な生徒もいます。
中高等部の生徒全員を先生方がきちんと把握しておられ、安心感がありました。また、英語はもちろん、日本語を重視しているのが新鮮に映りました!
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上段:校内に飾られているミュージカルのポスターと実際のミュージカルの様子/下段:中高等部カリキュラム表
関西国際学園では一般的な日本の学校と同様に4月の入学で、3月の卒業となります。2020年1月より国際バカロレア(IB)ディプロマプログラム(DP)認定校、2023年5月にMYP認定校となり、PYP、MYP、DPの国際バカロレア一貫校として連続性を持った体系的なカリキュラムを構築しています。DPに必要なスキルとマインドをDPを開始する前の初等部や中等部段階で備わっているというのも大きな強みです。
特に中高等部では、すべての学習のベースとなる総合的な日本語力や国内外の難関大学に対応できる能力を身に付けるだけでなく、グローバル社会で活躍するリーダーに必要とされる理解力、判断力、論理的に考え表現する力、創造性を養うことにも力を入れています。文学作品を通して幅広い知識や教養を身につけるだけでなく、作者の背景や時代背景、その時代の人間観を探ることで、日本人としてのアイデンティティを確立することを目指しています。また、G9 (中学3年生)の9月から1年間は海外留学を必須としています。
特徴的なカリキュラムとして、Drama(演劇)とDesign & Technologyがあげられます。Drama(演劇)の授業では、演劇アクティビティを通して、生徒たちの自己表現力と芸術的な感性を高めることを目的としており、アクティビティを通して、演技力や舞台度胸を鍛え、自己を表現することに自信をつけていきます。また、年に一度の大きな舞台公演も上演されます。Design & Technologyの授業では、プログラミングやRobotics、グラフィックデザイン、ファッションデザイン、アニメーション、木工などあらゆるモノ作りの分野について学んでいきます。
G7(中学1年生)からG9(中学3年生)の夏まで国際バカロレアMYPカリキュラムを実施し、G9の9月から1年間の海外留学を必須のプログラムとしています。留学から帰国後から、G10(高校1年生)の3月までは、国際バカロレアDPの準備期間となっています。そして、G11(高校2年生)、G12(高校3年生)は、全生徒が国際バカロレアDPに挑戦します。
カリキュラムの詳細は、中高等部のHPをチェック。動画もあります!
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中高等部のスポーツデーの様子
中高等部では小学校を卒業または卒業見込みの者を20名程度募集していますが、帰国生特別枠を設けて帰国生を積極的に受け入れています。学費面でも帰国生に関しては、一般的な私立中学や高校と同程度の学費設定を行っています。
【帰国生特別枠学費(一部)ご紹介】
○一般生の入学金:100万⇒帰国生の入学金:27万円
○一般生の授業料:212万4千円⇒帰国生の授業料:91万2千円
また、帰国生の編入の受け入れも行っています。G7~G10 (中学1年~高校1年)までの若干名で、前期 (Term1)編入:4月8日、後期(Term2)編入:8月29日、冬休み明け編入:1月15日が可能です。
上記について詳しくは、帰国生の募集要項をご覧ください。海外帰国生入試の受験をお考えの方は、是非、お電話かホームページのお問合せフォームよりご相談ください。
帰国生大歓迎とのこと。特別に一般的な私立と同じぐらいの学費になっているため、インターをあきらめていたご家庭には朗報です
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IBの学習、TOKのエキシビジョンでの生徒たち
中高等部の入学試験(考査)および面接は以下となります。
○受験生面接試験(英語)
○保護者面接(保護者面接は言語をお選びいただけます)
○英語(学年相当のTOEFLテスト等英語検定試験の成績証明書の提出により免除)
○数学(英語および日本語/数学検定などの学年相当の標準学力テストの成績証明書の提出により免除)
○日本語(国語: 読解・作文)
*検定試験、標準学力テストの学年相当の基準については願書提出時にご相談ください
*入試の時点で海外在住の場合、オンラインにて実施可能
選考方法
提出書類(成績表・学習記録・個人報告書)、入学・編入考査(上記記載)、面接の総合評価によります。
1.オンライン学校説明会への参加
2.願書の申し込み
3.出願
4.受験
5.合格発表
※帰国生入試の受験や編入をお考えの方は、一度お電話かホームページからお問合せください
https://www.kansai-intlschool.jp/admission/elementary-secondary-inquiries
バイリンガルで対応で、HPから、メール、電話までの問合せ可能とのことです
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著者プロフィール
EDUBALアンバサダー:小川のぞみ
ライター、コピーライターとして「教育」「住宅」をはじめ、多ジャンルで執筆。夫のアメリカ・カリフォルニア駐在に3年半帯同し、娘と息子の帰国受験に奔走した経験を持つ。これからの日本の教育、帰国生教育、英語教育、海外大や院への進学情報に興味関心あり。
IB教育が受けられるだけでなく、CIS認定校のためIB以外での大学受験も可能、と幅が広い学校だと思いました。なにより、あたたかい先生方による少人数教育も魅力です。さらに特筆すべきは、いわゆるインターナショナルスクールのイメージとは異なり、英語教育と同じ比率で「日本語や日本人としてのアイデンティティ」を大切に考えているところです。
帰国生親子に優しい学費も嬉しいですね。関西圏に本帰国する方には、中学・高校の候補校として見学をおすすめいたします。
EDUBALは帰国子女や元IB生の大学生と、家庭教師を探している生徒様をつなぐオンライン家庭教師サービスです。
約4,000人(2022年6月時点)の教師が在籍していますので、生徒様に合う教師を紹介することができます。
EDUBALなら、このようなご要望にお答えすることができます。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
一緒に問題に取り組みながら、子供に寄り添った授業をしていただいています。
分かりやすい授業はもちろんのこと、保護者とも密にコミュニケーションを取ってくれます。
息子はアメリカに移住してすぐ公立中学に馴染めず辛い思いをしてきました。先生にも同じ経験があるため、彼の心情をよく理解していただきました。学習指導も素晴らしくMAPテストでは上位20%に入る事ができました。また先生のメール対応などはプロ意識の高いとても丁寧なものでした。母子ともに途方に暮れていた私たちに希望の光をともしていただきました。本当に感謝しています。
授業のおかげで、文法を前よりも理解できるようになり感動した。
目標を設定し、状況に応じて計画的に授業を進めていただいています。