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日本の大学の中には、全ての授業を英語で受けることのできるプログラムがあり、帰国生やIB生の高校生には人気の選択肢です。京都にある立命館大学では、全部で5つもの「英語で学位を取得するプログラム」が用意されています。
今回は、そのうちの1つである国際関係学部グローバル・スタディーズ専攻(GS)の在学生へのインタビューを通じて、その魅力をお伝えします!
立命館大学
国際関係学部
グローバル・スタディーズ専攻4年生
畠 麻理奈さん
中学時代、地元に児童養護施設があり、学校生活を彼らと共に過ごす中で、身近な社会課題、特に教育や貧困問題に興味を持つようになりました。父が立命館大学出身だったこともあり、立命館の国際関係学部は多種多様な角度から国際社会について学びを深められるのではないか、と聞いていたので中学時代から進学先として意識していました。学部としての魅力は、法律や経済、アートに至るまで世界に関することを幅広く学べることです。私は高校時代から立命館大学の附属校に在籍し、卒業生の活躍する姿を見聞きしていたので、自分の将来像を描くときの参考にしていました。
国際関係学部の国際関係学科には、国際関係学専攻(IR)とグローバル・スタディーズ専攻(GS)があります。勉強する内容は同じですが、使用言語が日本語か英語かという違いがあります。
私は長い海外経験はありませんが、幼い頃から両親の影響でディズニーの英語教材などで英語に触れる機会が多くあり、「英語で学ぶ」ことに大学でチャレンジしたいと思いました。
それだけでなく、GSは20~30名の小規模クラスの授業が中心なので発言する機会が多く、学生同士のコミュニケーションも活発ということも魅力でした。自分の意思を自分の言葉で表現することを大切にする、という空気がGSの中にあると感じます。
私自身、幼少期はシャイな性格でしたが、英語に触れるようになってから英語の方が自分をスムーズに表現できる感覚がありました。大学でも英語で学ぶことで、より自分の価値観や可能性を広げられるだろうと思いましたし、またGSは学生数が一学年100名という規模であり、日本人と海外からの留学生が半々で構成されているので、小さいコミュニティの中で学ぶことにも魅力を感じました。
国際情勢や世界に関わること全般を学べるのが国際関係学部です。GSには政治・経済・メディアに精通している先生に加えて、国連で勤務経験のある先生もいらっしゃいます。いわゆる一般教養と呼ばれる授業は少なく、各学年で受講必須となっている一部の科目以外は、すべて自分の興味関心で科目選択していく形になります。知識の基礎作りとなる1年目は授業数が多く、2年目以降から専門性を高めていきます。
中高時代の興味に従って、はじめは貧困や平和学、紛争を中心に勉強しながら、ユニセフや国連での就職を目指すキャリア形成を考えていました。1年目から、多くのご縁と機会をいただき、課外活動にも多数参加したことで、さまざまな職業の方と接する機会がありました。2年生の最後にゼミを決める段階で、発展途上国という環境で実際に自分が働くことを想像できないと感じ、現場ではない別の側面からの支援を考えるようになりました。いまはゼミで国際経済を専攻しています。世界のさまざまな課題や政策について学んでいく中で、 大学生活における価値観を大きく変えてくれた起業家教育と言語教育を日本の教育にどのように組み込んでいくのかについて、リサーチを進めているところです。
入学前は出願に必要な語学要件の基準を満たすくらいで、余裕はありませんでした。1年目は大変でしたが、GSでは英語の基礎を固め、アカデミックな文章を書くトレーニングを行う科目も用意されているため、卒業論文に向けて書く分量が増えたいま、言語において負担を感じることはほとんどありません。多様なバックグラウンドを持つ教授や友人のおかげで、リスニング力やスピーキング力はもちろん、四技能がバランスよく磨かれてきた感覚はあります。
2年生になると、学部生が合同で履修する授業にGSG(Global Simulation Gaming)というものがあります。15回ある授業の中で、学生が国際機関や各国の代表に扮して、国際的な課題について模擬的に国際交渉を行います。そこで私は中国メディアのCEOとして参加し、複雑な利害関係の中で自国の利益を追求することの難しさを体験しました。国際関係学部らしい、とてもユニークな授業だと思います。
在学中はかなり課外活動に力を入れてきました。たくさんの失敗や苦難もありましたが、本当にすてきな出会いがたくさんありました。滋賀県の一般社団法人に所属し、SDGsや環境問題に関するプログラムのオーガナイズ等の経験を活かし、3年連続で環境系の国際学会に参加しました。実は立命館大学には、返済不要のチャレンジ奨学金があり、学生にきちんとしたプランがあれば、審査を通り、承認を得ることができます。この国際学会参加の際にも、この奨学金制度を利用しました。
現在は立命館大学がベンチャー・カフェ東京という組織と共同で行っているOIC CONNÉCTというプロジェクトに、学生アンバサダーとして参加しています。
立命館大学は、学生のチャレンジを応援してくれる体制が非常に整っていると感じます。活発に課外活動を行っている学生が多い印象です。
卒業後は外資系のコンサルティング企業に就職予定です。大学入学前と現在とでは、興味や関心が変化しましたが、それを気づかせてくれたのはGSでの学びや環境だと思っています。今後もさまざまなセクターの方々とのつながりを大切にしながら、自身の成長を止めることなく、社会にどのような形で貢献していけるのか、少しずつ着実に模索していきたいと思います。
言語力や物事を批判的に論じる力など、授業で得たスキルはもちろんのこと、自分の意見をより伝わりやすく発信する力がついた大学生活でした。自分の持っているどんなビジョンも表現しなければ、何も始まりません。立命館では勉強だけではない、社会で活躍するための行動力や発信力をはじめ、生きていく上で大切にしたいライフレッスンをいくつも教わりました。
GSはボリュームのある課題を自分でスケジューリングして管理し、自分の意思を発表する力が必要とされる分、そういったスキルが自然と身についてくるように思います。さまざまな課題に対して、自分がどうしたいのか、自分はどう思うのかと問われ、自身のビジョンをじっくり考えられる授業もあります。これはどんな職業やフィールドでも、社会に出ていく中で生きてくるスキルなのではないかと思います。
GSには先入観をもってジャッジする人が非常に少ないと感じていて、オープンマインドである学生が多いと思います。また、自己表現が上手な人も多く、自分の魅力を最大限に引き出せる学生が多いのではないでしょうか。全体的に言えることは、新しいことに挑戦したり、学びへの好奇心が旺盛な学生にとっては、より成長を実感できる場所だと思います。
人はそれぞれにコンプレックスや弱点はあるものだと思います。そういった部分も少しずつ変えていけると、入学後に強く実感したことをいまでも覚えています。チャレンジするための第一歩も、人にとってはハードルが高いと感じることがあると思いますが、そんなハードルを感じることなくのびのびと学び、新しい環境に飛び込んでいける場所がGSだと思います。京都で、そしてさまざまな国から学生が集まるGSで学んできたことで、より日本人であることや日本で育ったことに誇りを感じています。GSは、あなたに新しい世界と価値観を確実に与えてくれると思います!
また、GSや国際関係学部に限らず、立命館の学生や卒業後の進路やキャリアが多岐に渡っています。「学生それぞれが、各々の存在意義を見出せる」というのが立命館の魅力ではないかと感じています。すてきな学生生活が送れますように応援しています。
立命館大学国際関係学部グローバル・スタディーズ専攻は、全ての授業・ガイダンスが英語で行われ、4年間、英語のみで国際関係学を学ぶことができる専攻です。日本にいながらにして海外で学んでいるような環境で多くの留学生と切磋琢磨しながら、4年間を過ごすことで、高度な英語運用能力が養えるほか、多様な文化や価値観に触れることで真の国際コミュニケーションや文化理解の機会を持つことができます。2024年4月現在、約30カ国・地域から集まった学生が学んでいます。
今回のインタビュー記事をきっかけに、もっと知りたい!という方や、入試プロセスも知りたいという方は、以下の公式サイトを訪れてみてください。
他にも、立命館大学には英語で学位取得が出来るプログラムがありますので、併せてチェックしてみてくださいね。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
優しく教えていただいいる上、レッスンの内容が深みがあり、授業がとても楽しいです。先生に出会って志望大学へのモチベーションがますます高まりました。楽しいのはもちろんのこと、いつも程よい緊張感がある先生の授業が大好きです。
楽しい授業をしていただいています。
注意点を示す時に的確かつ簡潔に説明していただけてとてもありがたいです。質問にはすべて丁寧にいただき、帰国子女としての受験の実体験からも多くアドバイスしていただけます。自分の日本語力が周りより低い中、受験合格までの文法や言い回しを沢山指導していただきました。量をたくさんこなすよりも一つ一つのトピックを分析しながら話し合う先生の教え方が自分にすごく合っていると思っています。去年書いた小論文からは大きく成長していると感じ、面接でもだいぶ自信がついてきました
とても上手に授業を進めてくださいました。回答をしたときに仮に間違った回答や趣旨から外れた回答をしてしまっても、決して否定せずに肯定的なアドバイスをくださり、時にはその解答を活かしたアドバイスなどをしていただけたことによって、「回答をすること」自体も楽しくなったようです。子供の考えを丁寧に聞いてくださるため、モチベーションが自然と上がっていきます。授業の内外関わらずコミュニケーションをとりやすく、モチベーションを維持することができました。
しっかり対話しながら授業を進めてくれます。 勉強に対するモチベーションが上がっていて、感謝しています。