EDUBALでは、海外在住の生徒様ならではのお悩みと真摯に向き合い、指導させていただきます。
03-6756-8620
電話受付 平日10:00~19:00 (日本時間)
「帰国子女高校受験とは何?」という疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
この記事では、帰国子女高校受験の概要から一般受験との比較、そして帰国子女として受験するのにおすすめの高校まで、 実際に帰国子女として高校受験した筆者が徹底解説いたします。
当記事をぜひ帰国子女高校受験の入門ガイドとしてご利用ください!
.
帰国子女高校受験とは、高校受験の中でも、帰国子女の受け入れを目的に実施される受験制度です。
多様性が重要視されている近年、一般生だけでなく海外経験のある帰国子女を受け入れることで、学内の多様性の推進を図る高校は増加しています。
それほど、帰国子女が海外生活という異文化の中で培ったグローバルな視点や価値観は貴重だと言えるでしょう。
帰国子女の受け入れに積極的な青山学院高等部の募集要項には、「私たちが帰国生の皆さんに期待することは、海外での体験を通して培った広い視野と、公平にものを見ることができる眼、そして自分と異なった人々を受け入れ、その中で積極的にコミュニケーションをとることができる力です。」と書かれており、同校が帰国子女に大きな期待を寄せていることが分かります。
ではこの帰国子女を対象とした高校受験では、どのような受験条件があるのでしょうか?
また、一般生を対象とした高校受験と何が違うのでしょうか?
これらについて、以下で詳しく解説していきます。
.
帰国子女高校受験は、その名の通り帰国子女が受験できる入試制度です。
しかし帰国子女として受験するための条件が各高校で決められており、その条件の種類は様々です。
条件の中には、例えば「海外に◯年以上住んでいた者」と海外滞在期間を定めるものや「帰国から◯年以内に入学する者」と帰国時期を制限するもの、そして「帰国後に保護者のもとから通学できる者」と帰国後の保護者との同居を求めるものもあります。
帰国子女高校受験では、受験条件は本当に高校によって様々です。
そのため、受験される予定の高校の募集要項をチェックし、ご自身が受験条件を満たしているかどうか確認することを強くお勧めいたします。
【保存版】帰国子女が高校受験で課せられる条件を徹底解説!
帰国子女枠高校受験では、日本人学校出身でも受験資格はあるの?
.
帰国子女高校受験では、実は難関校ほど受かりやすいです。これは、高校受験では難関校は筆記試験や面接による実力勝負、中堅校は内申をもとにした事前相談の影響が大きい、という傾向があるからです。帰国子女は事前相談を受けられない場合が多いため、実力勝負となる難関校の方が受かりやすいのです。
さらに、帰国子女受験では受験科目が減ったり、点数が加点されたりなどの優遇措置が設けられている場合があります。
例えば東京学芸大学附属高等学校では、一般生として受験する場合は筆記試験で英語・数学・国語・理科・社会の5科目を受験する必要がありますが、帰国子女として受験する場合は英語・数学・国語の3科目のみでの受験になります。
このように、難関校ほど受験しやすく、また高校によっては優遇措置がある点は帰国子女として高校受験する大きなメリットの1つでしょう。
帰国子女受験は、一般受験よりも早い時期に行われることが多々あります。
したがって、たとえ帰国子女受験で失敗してしまっても、一般受験で再挑戦することができる場合があります。もちろん同じ問題が出題されることはありませんが、チャンスがもう一度貰えることは大きなメリットになります。
さらに、帰国子女受験が一般受験よりも早い時期に実施される特徴を活かし、早い段階で併願校を抑えにいくことができます。
第一志望校を受験する前に併願校から合格を貰えていれば、お子様・保護者様ともにプレッシャーはかなり軽減され、本命受験の際のパフォーマンスも上がると言えます。
高校受験で帰国子女として受験する際のデメリットとして、受験科目が自分に合わない場合があることが挙げられます。
前述した東京学芸大学附属高等学校を例にすると、同校では帰国子女の場合理科と社会を受験する必要がなく、英語・数学・国語の3科目での勝負となります。しかし、仮に理科や社会が得意で数学が苦手な場合、理科と社会で得点でき、かつ1科目(ここでは数学)の配点が減る一般受験を選択した方が良いと言えます。
また、帰国子女に高い英語力を求める高校もあります。その場合、帰国子女は受験科目が減る代わりに、一般生が解く英語の問題よりも難しい問題を解かされることがあります。
帰国子女が皆高い英語力を持っている訳ではありません。特に、日本人学校に通っていた方や英語圏ではない国に滞在していた方は尚更です。そのような方は、上記のような高校に無理に帰国子女として受験するのではなく、堂々と点数が取りやすい受験方法を選択してください。
.
●帰国子女の受け入れがあるおすすめの高校はこちら:
【首都圏】 帰国子女高校受験で人気の高校10選
【東京都】 帰国子女高校受験で人気の高校10選
【愛知県】 帰国子女高校受験で人気の高校5選
【関西圏】 帰国子女高校受験で人気の高校5選
●帰国子女の受け入れ高校一覧(都道府県別・偏差値順)はこちら:
.
Q) 志望する高校が帰国子女の受け入れを行っているかどうかはどのように確認できますか?
A) 志望されている高校の募集要項からご確認いただけます。
Q) 志望する高校が帰国子女の受け入れを行っていない場合、受験はできないのですか?
A) その場合、帰国子女としての受験はできませんが、受験条件を満たしていれば一般生として受験することが可能です。
Q) 帰国子女として受験資格がある場合でも、一般生として受験することは可能ですか?
A) 一般受験における受験条件を満たしていれば可能です。ぜひお子様に合った受験方法を選択してください。
Q) 帰国子女として高校受験した場合、入学後の高校からの対応の違いはありますか?
A) 入学後も帰国子女へのフォローがある学校は多いですが、どの学校も帰国子女を特別視するような対応はしないため、周りの一般生と馴染みやすい環境があると言えます。
Q) 高校受験では、一般生として受験するのと帰国子女として受験するのでは倍率は変わりますか?
A) 一概には言えませんが、変わる場合が多いです。しかし、一般的に帰国子女受験では募集人数・受験者数ともに一般受験より少ないため、倍率的にどちらの受験方式が有利かは年によって異なります。
Q) 帰国子女高校受験の対策には、塾と家庭教師のどちらが適していますか?
A) 塾と家庭教師の比較記事がありますので、ぜひこちらからご覧ください。
※上記以外の質問に関しては、よくあるご質問 をご覧いただくか、お問い合わせフォームまでお願い致します。
.
★海外子女・帰国子女向け家庭教師の登録数No.1!帰国子女高校受験対策ならEDUBAL
EDUBALは難関大学に通う帰国子女の大学生と、家庭教師を探している生徒様をつなぐオンライン家庭教師サービスです。
EDUBALでは、インターネットのビデオ通話を通して授業を行うため、世界中どこにいても、いつでもご自宅で手軽に指導を受けることができます。また、高校受験を経験している帰国子女の教師も多数在籍しています。
EDUBALなら、こういったご要望にお答えすることができます。
・志望校の帰国入試に向けた指導をしてほしい!
・編入試験の筆記試験/面接対策をしてほしい!
・苦手科目の対策をしたい!
・英検1級/準1級/2級の対策をしてほしい!
EDUBALでは、現在4000人近くの教師が在籍しております。多数の教師が登録しているからこそ、生徒様と境遇の近い教師を紹介することができます。
帰国子女はいつから準備するべき?帰国受験経験者が始める時期や準備について教えます!
高校でも英語で授業を受ける!英語に力を入れている高校5選
帰国子女の筆者が教える英検取得の3つのアドバイス!高校受験までのスケジュールお手本も含めて詳しく解説!
この記事のカテゴリー・タグ
下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
英検準二級に合格し、また苦手科目だった数学の点数が飛躍的に伸びました。結果が出ているので安心して任せられます。
生徒に寄り添って根気強く教えていただきました。また、普段から励ましや声掛けなど勉強以外のところでも心の支えになり、モチベーションを上げていただきました。試験に向けての励ましやお声がけもいただき、落ち着いて試験に臨むことが出来ました。本当にありがとうございました。
受験した高校は親子そろっての面接なので、子どもの面接の様子を間近で見ることができました。想像していたよりもずっと立派な受け答えができていたので先生の指導によるものと感謝しています。また英作文のほうも内容・構成ともにしっかりしたものが提出できたようです。この度はご指導いただきありがとうございました。。指導の内容のみならず、生き様や学問に向かう姿勢、ご相談に乗っていただいた内容が、きっとこれから何年もキャリア形成に役立っていくと信じています。本当にありがとうございます。
保護者とも綿密に連絡を取り合い、こちらからのリクエストにも快く応じて内容の濃い授業を続けてくださいました。英語の能力も申し分なく、優しく分かりやすい授業だったと息子も言っております。先生のサポートのおかげで、第一希望の高校入試に合格できました。海外生活が長く日本語に不安がある状態での高校受験でしたが、同じような環境で受験をされた先生だからこそ気持ちを分かっていただけたのだと思います。お力添え、本当にありがとうございました。
勉強に対するモチベーション維持が上手な先生です。 生徒のロールモデルとなって指導してくださいます。