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DP1年生のみなさん、EEで困っていることはありませんか?特に、EEをスタートするうえで一番重要になる科目選択。一度決めるとなかなか変えづらいことから、「どの科目でEEを書こうかな…」と悩んでいる人も多いと思います。
こちらの記事では、元IB生であるEDUBAL教師へのアンケートを元に、どの科目が一番良いのか、どんな基準で科目を選ぶべきか、また、各科目でどのようなRQを設定できるかなど、科目設定に関する全てのことをまとめました。EEの科目がなかなか決まらない・Research Question(議題)が思い浮かばないと悩んでいる皆さま、ぜひこのページをお役立てください!
EDUBAL学生インターン&現役早稲田生。
国内公立校・インター両方の経験あり。英ロック好き。
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IBO(International Baccalaureate Organization)によると、EE(Extended Essay)は独立した自己主導の研究であり、4000語の論文です。IBDP資格(国際バカロレア資格)取得ためには、この論文の提出が必須です。
生徒は、①1つの科目に基づいたアプローチ(a subject-focused approach)、または②2つの科目を総合したアプローチ(an interdisciplinary approach)を用いて、特定のトピックを深く掘り下げて研究します。①、②のいずれかを選択後、研究テーマ:リサーチクエスチョン(RQ)を設定したのち、研究を開始します。EEの研究と執筆の過程で、担当教員からアドバイスや報告を受けてサポートしてもらえるのも、EEの特徴です。
IBOはEEの目的を以下のように説明しています。
・大学入学後の学部研究のための実践的な準備をする
・学生が自分の関心のあるテーマを調査する機会の提供
EEの研究プロセスを通じて、学生は以下のスキルを身につけます。
・適切な研究質問の設定
・テーマに対する個人的な探求の実施
・アイデアの伝達
・論証の展開
すべてのEEは、IBによって任命された外部の審査員によって評価されます。評価は0から34のスケールで行われます。学生が受け取るスコアは評価区分に関連しています。評価区分は以下の通りです:
A – work of an excellent standard (優れた水準の作品)
B – work of a good standard (良好な水準の作品)
C – work of a satisfactory standard (妥当な水準の作品)
D – work of a mediocre standard (平凡な水準の作品)
E – work of an elementary standard (初歩的な水準の作品)
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以下では、IB卒業生28名を対象にEEについてのアンケートを元に調査したデータををまとめています。
※ 本アンケートはIBDPを取得した、現在、EDUBALで家庭教師をしている現役大学生を対象としております。回答者の出身高校は国内外のインターナショナルスクールや国内の一条校など様々です。
出身高校が国内一条校や海外インター、日本語DPや英語DPに関わらず、Japanese Aを取っているIB生であれば、JapaneseでEEを書く人が多いということがわかりました。また、Japaneseに次いで、Englishも多いことから、EEの科目に言語系科目を選ぶ人が多いとも言えるでしょう。
Othersには、ESS(Environmental Systems and Societies)やGeography、Global politicsなどがありました。
EEは4000文字(英語で書く場合)を超えるリサーチと説明が必要なため、やはり楽な科目よりも好きな科目を選んだほうが楽しみながら研究できますよね。またRQ(Research Question)を考えるうえでも、好きな科目だと自然と思いつきやすいので、自分が一番興味のある科目を選ぶことをおすすめします。
その他の理由としては、「行きたい学部と近い学問だったから」「日本語で書けるから」というものが挙げられました。
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こちらでは元IB生の先輩方のアドバイスをまとめたものです。以下の7点を踏まえたうえで、科目選びをすると、より満足度の高い科目選択になるでしょう。
・興味を持つ分野を選ぶ: 自分が情熱を感じる科目やトピックを選ぶことで、研究がより楽しくなるはずです!
・指導教員との相談: 選んだ科目の指導教員と話し合い、アドバイスをもらいましょう。RQ選びを手伝ってくれたり、またはあなたのパッションに合わせて、違う科目への変更をおすすめされる場合もあります。
・リソースの確認: 選ぶ科目に関連する資料や情報源が豊富かどうかを確認しましょう。
・研究の深さを考える: 表面的なテーマではなく、深く掘り下げられるトピックかどうか、これも指導教員などと相談しながら考えてみましょう。
・トピックの独自性: 他の生徒と差別化できる独自の視点やアプローチを持ったテーマを選ぶと良いでしょう。
・過去のEEを参考に: 先輩のEEの例を参考にし、どのようなテーマが良い結果を得ているかを調べましょう。
・柔軟性を持つ: 最初に選んだ科目が思ったより難しい場合、他の科目に変更することも考えましょう。
EEのテーマ決め、RQ決めについて具体的な先輩のアドバイスがほしい方は以下の記事が大変役に立ちます。ぜひご参考にしてみてください!
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こちらではEDUBALで家庭教師をしている元IB生の方のRQ(Research Question)一覧です。あくまでも先輩方の一例ですので、各科目でどんなRQが立てられるか感覚を掴んでもらえたら嬉しいです。
(RQのタイトルやアイデアの無断転載・コピーは禁止されています)
【Japanese A】
・「『キノの旅コロシアム』における暴力描写の効果」
・「三島作品における「美」は愛からくるのか、嫉妬からくるのか」
・「『源氏物語』の現代語訳の小説と、漫画版を比較し、媒体の違いは文学の表現をどう変化するか分析」
【History】
・「鎖国が本来の目的をどの程度達成できたかについての分析」
・「どの程度ワイマール憲法はヒトラーの独裁政権を可能にしたか」
【Economics】
・「航空機産業の外部不経済やEU ETSの取り組みについて」
【Chemistry】
・「Effects of humidity on Hyaluronic Acid」
【Mathematics AA】
・「How Does The Idea of “Self Reference” Shake The Foundation of Mathematics?」
RQについてさらに知りたい方は以下の記事をご参照ください。
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EEには科目決めからRQ決め、実際のリサーチ、レポート提出など段階的に様々なステップがあります。
過去の先輩はEEで苦戦した理由を、「課題や授業外の活動が多く、タイムマネジメントに苦戦していたから」としていました。課題や授業外の活動、予習・復習などとEEの両立に困難を感じていた方が多く見受けられました。
1人で計画的にEEを進めていくのは、決して簡単なことではありません。トピック選びが苦手な方や主体的にコツコツ継続してリサーチを行うことに対して不安がある方は、「オンライン家庭教師」をつけることをおすすめします。
先輩方の中でも学校外のサポートをつけていた人は実に4割もいます。中には43点や45点などハイスコアを取得した先輩方もサポートをつけていたことがわかりました。
オンライン家庭教師EDUBALでは、国内外問わずIB生の可能性を広げるために、オンラインでの指導を通して世界中のIB生の学習サポートを行なっています。教師は全員IB経験者であるため、IB DPで高得点を取るコツや、効率よく勉強する方法をお伝えすることができます。一人で計画的に勉強することが難しいIB DPだからこそ、家庭教師をご検討ください!
IB対策にEDUBALが選ばれる3つの理由
① IB経験のある教師に個別に指導をしてもらえるから
② オンライン受講で、世界中どこでも自宅から授業を受けることができるから
③ 日本語でも英語でも指導が可能だから
※無料体験授業も実施中・指導実績は400件以上
お問い合わせや指導内容についての詳しい情報は、以下のページをご覧ください。
【IB大学受験】DP取得だけでは足りない?30人に聞いた|2021年海外IB生調査
【IB科目選択】タイプ別おすすめの科目!30人に聞いた|2021年海外IB生調査
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
熱心に教えていただき、モチベーションアップに繋がりました。
指導は計画に沿って実施されていますが、内容はフレキシブルに対応頂き、成績も向上しております。進路に関しても色々と情報提供頂いておりこれも大変助かっています。
授業のおかげで、文法を前よりも理解できるようになり感動した。
先生ご自身もSAT、TOEFLの経験者だったこともあり、受験生目線でいろんなことを教えてくださいました。短い間でしたが、本当にありがとうございました。自己ベストを達成することができて、納得のいく結果を残せてよかったです。
生徒のモチベーションを上げてくれ、またロールモデルとなってくれる、指導が上手な先生でした。