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2024年11月時点で10年生(高校1年生)以下で「IBを始めようかな、、」とお考えのみなさん、速報です!
実はIBDP資格取得のためには欠かせないEE(Extended Essay)が2025年2月から大きく変わります。こちらの記事では、
「そもそもEEって何?」
「新しいEEは従来のEEと何が違う?」
という疑問にお答えしています!ぜひご参考にしてみてください!
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IBO(International Baccalaureate Organization)によると、EE(Extended Essay)は独立した自己主導の研究であり、4000語の論文です。IBDP資格(国際バカロレア資格)取得ためには、この論文の提出が必須です。
生徒は、①1つの科目に基づいたアプローチ(a subject-focused approach)、または②2つの科目を総合したアプローチ(an interdisciplinary approach)を用いて、特定のトピックを深く掘り下げて研究します。①、②のいずれかを選択後、研究テーマ:リサーチクエスチョン(RQ)を設定したのち、研究を開始します。EEの研究と執筆の過程で、担当教員からアドバイスや報告を受けてサポートしてもらえるのも、EEの特徴です。
IBOはEEの目的を以下のように説明しています。
・大学入学後の学部研究のための実践的な準備をする
・学生が自分の関心のあるテーマを調査する機会の提供
EEの研究プロセスを通じて、学生は以下のスキルを身につけます。
・適切な研究質問の設定
・テーマに対する個人的な探求の実施
・アイデアの伝達
・論証の展開
すべてのEEは、IBによって任命された外部の審査員によって評価されます。評価は0から34のスケールで行われます。学生が受け取るスコアは評価区分に関連しています。評価区分は以下の通りです:
A – work of an excellent standard (優れた水準の作品)
B – work of a good standard (良好な水準の作品)
C – work of a satisfactory standard (妥当な水準の作品)
D – work of a mediocre standard (平凡な水準の作品)
E – work of an elementary standard (初歩的な水準の作品)
現在のEEについてもっと詳しく知りたい方はこちら:
IB Extended Essay(課題論文): RQの例や対策法、スコアアップのコツ紹介
絶対失敗しない!EE科目選択 徹底ガイド
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現在のEEと最新版EEの大きな違いは以下の3点です。
① 2つの研究経路の明確化:a subject-focused approach と an interdisciplinary approach
② 言語A/言語Bにおけるカテゴリの削除
③ EEにおける反省理解の強調
以下でそれぞれのアップデートを詳しく解説しています。
従来のEEでは、多くの生徒が1科目に絞ってトピックを決める、subject-focused approachを選択していました。アップデートされたEEでは、生徒が2科目を統合させてトピックを決める、interdisciplinary approachを用いて、複雑な問題や質問に取り組むことをより強調しています。しかし、従来通り、1つの科目に集中して行うこともトピックの性質に応じて同様に有効な研究経路として認められています。生徒の興味関心に合わせた柔軟な科目選択がしやすくなるという点で、今までのEEとは大きく異なります。
従来のEEでは、言語Aまたは言語Bを選択した場合、3つのカテゴリ(文学作品について論じる作品論、文学作品の比較論、言語そのものを研究する言語研究)の中から1つを選択した後に、研究テーマを決める必要がありました。しかし、アップデートされたEEでは、このカテゴリの選択が不要になったことで、より言語系科目において、研究テーマを自由に選べるようになりました。
EEはリサーチしたことをまとめるだけでなく、エッセイの最後に、研究を通しての反省を書く必要があります。アップデートされたEEでは、この反省がより重視されるようになりました。特に、学びの過程で得られたスキルやそれが自分自身の成長にどのように影響を与えたかという点にフォーカスして反省することが求められるようになりました。
これらのアップデートはすべて2025年2月に導入されるため、初回の評価は2027年5月に行われます。2024年11月時点で、10年生(高校1年生)以下で2027年5月にIBの最終試験を受ける人からこのアップデートは適用されるため、要注意です!
IBOによる公式アナウンスを読みたい方はこちら:
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EEには科目決めからRQ決め、実際のリサーチ、レポート提出など段階的に様々なステップがあります。
過去の先輩はEEで苦戦した理由を、「課題や授業外の活動が多く、タイムマネジメントに苦戦していたから」としていました。課題や授業外の活動、予習・復習などとEEの両立に困難を感じていた方が多く見受けられました。
1人で計画的にEEを進めていくのは、決して簡単なことではありません。トピック選びが苦手な方や主体的にコツコツ継続してリサーチを行うことに対して不安がある方は、「オンライン家庭教師」をつけることをおすすめします。
先輩方の中でも学校外のサポートをつけていた人は実に4割もいます。中には43点や45点などハイスコアを取得した先輩方もサポートをつけていたことがわかりました。
オンライン家庭教師EDUBALでは、国内外問わずIB生の可能性を広げるために、オンラインでの指導を通して世界中のIB生の学習サポートを行なっています。教師は全員IB経験者であるため、IB DPで高得点を取るコツや、効率よく勉強する方法をお伝えすることができます。一人で計画的に勉強することが難しいIB DPだからこそ、家庭教師をご検討ください!
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【IB大学受験】DP取得だけでは足りない?30人に聞いた|2021年海外IB生調査
【IB科目選択】タイプ別おすすめの科目!30人に聞いた|2021年海外IB生調査
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
TOEFLまで時間が少なかったのですが、とても中身の濃い授業をしてくださったおかげで、高いスコアを取ることができました。こちらの要望にも柔軟に対応してくださり感謝しています。
どの範囲を学習したいのか細かく話をしていただき、本人のレベルをよく考えた課題を与えてくれたと思います。また今後の勉強方法などについても大変きめ細やかにご指導くださいました。
注意点を示す時に的確かつ簡潔に説明していただけてとてもありがたいです。質問にはすべて丁寧にいただき、帰国子女としての受験の実体験からも多くアドバイスしていただけます。自分の日本語力が周りより低い中、受験合格までの文法や言い回しを沢山指導していただきました。量をたくさんこなすよりも一つ一つのトピックを分析しながら話し合う先生の教え方が自分にすごく合っていると思っています。去年書いた小論文からは大きく成長していると感じ、面接でもだいぶ自信がついてきました
先生と私は年齢が近く考え方も似ていてため、とても話しやすかったです。授業の指導計画も毎回きちんとしていました。帰国子女受験経験した先生の存在が自分に対してのモチベーションになりました。先生に応援、指導していただけたからこそ頑張れました!先生は私に自信とモチベーションを与えてくれたので本当に感謝しています。
分かりやすい授業で、またエッセイの訂正の仕方が丁寧かつ的確で、安心してお任せできました。まだまだエッセイは書けるようになっておりませんが、論理的な書き方を教えていただき、最初の大きな一歩になったと思います。ありがとうございました。