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まもなく今年度の帰国生入試が始まります。
第一志望を1月、2月に設定している方も11月、12月に併願校を受験されるのではないでしょうか。もちろん併願校だからといって対策しないと合格をいただけません。志望校によって受験方式がまちまちな帰国生入試、志望校に合わせてどのように対策すればいいか頭を悩ませることも多いのではないでしょうか。我が家の場合、最終的に塾+家庭教師で受験に臨み、志望校から合格をいただくことができました。
我が家は中学受験をしようと考え始めた頃、帰国後もインターで得られた英語力・国際感覚を維持し続けてほしい、と思い、現地での生活を存分に充実させようと考えていました。しかし、同時に、日本への帰国後のことを考えると日本の受験勉強をしておかないと帰国後に困ることになる、という危機感も芽生えてきました・・どちらもかなえられたら理想的ですが・・・
我が家の経験がみなさまのお役に立てれば幸いです。
約7年間のロシア、オーストリアでの海外生活を経て、4人の子どもの帰国大学受験、帰国高校受験、帰国中学受験を経験。 受験生ママの視点でも悩みに寄り添います。
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「帰国生入試」とひとことで言っても、全員一律の入試ではありません。滞在国、在外期間、海外での学齢、海外での学校種別もさまざまで、海外での学習状況もさまざまです。
では、帰国生入試にはどんな入試形態があるのか簡単にまとめたいと思います。
【帰国生入試形態】
①4教科型(国語・算数・理科・社会)
一般入試受験者と同程度の学力を求められます。一般受験と同日程。
②2教科型(国語・算数)
出題が基本問題中心の学校、一般入試と同じ試験問題の学校などさまざま。一般入試と別日程もしくは同日程。面接がある学校がほとんど。
③3教科型(国語・算数・英語)。
英語だけではなく国語・算数の教科試験を課す学校が増えています。
面接がある学校がほとんど。
④英語+α型
インターナショナルスクール、英語圏現地校に通っていた生徒に配慮した入試形態。
面接がある学校がほとんど。
⑤独自型
適性検査、作文・書類審査・面接のみなど学科試験を課さない入試形態。
我が子の場合、海外ではインターナショナルスクールに通っており、英語の習得・学校の勉強にも時間を割きたかったため、最初から理科・社会の受験対策はしませんでした。
我が家の駐在先は、同じ時期に日本の帰国受験をする人がほとんどいなく、日系塾もない地域でした。情報が少ない中、友人の勧めで国語・算数をオンライン集団塾で学習することにしました。
小5の夏休み前に日本に本帰国した後、しばらく一般受験塾に通いましたが、娘の志望校の変化もあり、比較的早く思い切って帰国子女専門英語塾+個別指導塾(近所)+家庭教師(オンライン、対面)に切り替えることにしました。
我が家は国語・算数の集団塾をやめるという選択をしましたが、塾にも家庭教師にも一長一短あったので、それぞれのメリット・デメリットについて振り返ります。
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最初の頃は家庭で勉強をサポートできたのですが、家庭での指導には限界があり、途中からところどころオンライン家庭教師の先生に見てもらうことにしました。積極的に質問するタイプのお子さんならば集団塾でもわからないことがあれば質問して解決していけるのですが、我が子は指名されないとほとんど発言しないタイプでした。授業ではわかった気になるのですが、テストになると答えられなかったり・・。とはいえ、集団塾に所属していたからこそ得られたものも大きいと思っています。
メリット | ・カリキュラムがしっかりしているため、学習計画や目標が立てやすい。 ・受験に必要な情報をたくさん持っているため、ほしい情報を得られる。 ・模試の結果で自分の実力・伸長を客観的に判断できる。 ・仲間がいるからがんばれる。 |
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デメリット | ・個々の理解度に合わせたカリキュラムではない。 ・他の生徒と比べてしまい、落ち込むこともある。 ・振替が難しい。 ・通塾に時間がかかることも多い。 |
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メリット | ・必要な教科のみ重点的に学べる。 ・一人一人に合わせたカリキュラムを組んでもらえる。 ・先生との距離が近い。先生が個人の理解度を気にかけてくれる。質問しやすい。 ・振替が出来る場合が多い。 |
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デメリット | ・個人の進捗に合わせすぎて、高い目標を達成しにくい。 ・ライバルがいないため、競争意識がわきにくい。 ・家庭教師と相性が悪いと苦痛。 ・費用が比較的高い。 |
帰国生入試は1で述べたようにさまざまな入試形態があり、志望校によってさまざまな対策が必要です。
だからこそ、対策したい科目を重点的に学べる家庭教師は帰国生入試ととても相性がいいと思いました!
しかし、塾でも家庭教師でも同じですが、家庭の要望と提供できるサービスが相違していたら効果半減です。
そこで、家庭教師にお願いする際に気を付けるポイントをまとめてみました。
【家庭教師依頼における注意点】
①帰国生入試に特化しているか。
②帰国生入試特有の情報を得られるか。
③作文・小論文、面接の対策はできるか。
④書類作成のサポートはあるか。
⑤家庭教師の変更は可能か。
⑥振替制度はあるか。
⑦面談など相談できる機会はあるか。面談の頻度はどのくらいか。
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我が家の帰国受験を振り返って、気づいたことが4点あります。
まず、帰国生入試を専門としている塾・家庭教師にお願いするといいということです。帰国生入試には教科試験の他に書類の作成や面接、時に作文の試験があったりして、一般入試対策の塾や家庭教師では的確な指導をしてもらえないことがあります。帰国生入試を専門としている塾や家庭教師だと、多岐にわたる情報を得られることは利点の一つでしょう。また、先生自身が元帰国生という場合だと、自身の経験をもとに指導してもらえるので、指導が的確で相談にも乗ってもらえて心強いですね。
次に、通塾時間の短縮です。海外では娘を一人歩きさせていなかったので、帰国後、遠くまで一人で通塾させることは不安でした。また、我が家は家族が多く、毎回の付き添いにも限界があり、自宅で受講できるオンライン家庭教師にお願いすることにしました。オンライン家庭教師だと通塾時間がなく、受験校に必要な科目をピンポイントで指導してもらえ、とても助けてもらいました。
3つ目は、塾と家庭教師の併用です。
塾は受験までのカリキュラムが明確にあるので学習計画が立てやすく、子どもの力を引き上げてくれます。知りたい情報を得られたり、周りにライバルがいるからこそがんばれるという利点があります。特に小学生のお子さんは一緒に取り組む仲間がいた方がモチベーションが上がるお子さんが多いのではないでしょうか。
でも、塾だけでは理解できていないことが放置されてしまうこともあり、課題を残したまま次の授業に出てどんどんわからなくなってしまうこともあるので、そこを家庭教師の先生にカバーしてもらう。そうすることで次の授業に自信を持って臨むことができ、正のスパイラルができるのだと思います。費用は多少かかりますが、わからないことをわからないままにしておく方がもったいないかなと思っています。
そして、一番大事なことは、親が軸をしっかり持つこと!!
家庭教師の先生にお願いするときは、「この学校に受かりたいからここを強化したい、受験に必要なこの分野の対策をしてほしい。」と軸を持ってお願いすることで期待する効果がより得られるのだと思います。
帰国生は誰一人として同じということはなく、不安なことも多いと思います。我が家も「これでいいのかな・・・」と常に悩みながら受験期を乗り越えてきました。
志望校、受験の方向性を早めに決め、親子で決めたその方向性を信じて突き進むことが合格への近道です。
がんばってください、応援しています!
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EDUBALは帰国子女や元IB生の大学生と、家庭教師を探している生徒様をつなぐオンライン家庭教師サービスです。
約5,500人(2024年7月時点)の教師が在籍していますので、生徒様に合う教師を紹介することができます。
EDUBALなら、このようなご要望にお答えすることができます。
・志望校の帰国入試に向けた指導をしてほしい!
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
毎度毎度授業が楽しみです。モチベーションが下がる時も元気をいただいております。
娘の要望を取り入れつつ、目標に向かって指導をすすめていただきました。人間としても指導者としても信頼できる先生でした。初めての家庭教師だったので不安があったのですが、真摯に娘に向き合ってくいる様子をみて、安心して任せることができました。
指導経験が豊富で生徒に寄り添った授業を進めていただけました。 短期間ではありましたが、テストスコアに直結した指導をしていただき、充実した10時間でした。
思春期女子の心を上手にキャッチして,モチベーションを高めながら指導していただきました。
次の授業に備えての目標を毎回定めてくださったため、モチベーションが上がり、コツコツと効率よく進めることができました。さらに、質問に丁寧に答えてくださり、適切なアドバイスをいただけたので、しっかりと理解することができました。