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【帰国子女が解説】海外駐在中や帰国後はどんな苦労があった?アドバイスも併せてご紹介します!

海外駐在されるご家庭の多くが、子供が苦労しそうなこと・ぶつかりそうな壁を事前に知っておきたいとお考えになっているのではないでしょうか?

実際に、EDUBALが公開している帰国子女体験談はどれも多くの方にお読みいただいております。 

そこで本記事では、帰国子女の筆者海外駐在中や帰国後にどのような苦労をしたかに焦点を当てて解説していきます。アドバイスも併せてご紹介しますので、ぜひご覧ください!

 

目次

  1. 筆者の経歴
  2. 帰国子女が語る!【海外駐在中】の苦労は?
  3. 帰国子女が語る!【帰国後】の苦労は?
  4. 帰国子女の高校受験対策はEDUBALで!

1. 筆者の経歴

小学6年生・8月 渡米
小学6年生・9月 現地校(Middle School)に入学
中学3年生・6月 現地校を卒業
中学3年生・9月 日本人学校に転入
中学3年生・1月末〜2月中旬 日本にて帰国子女高校受験
中学3年生・3月 日本人学校を卒業し、本帰国
高校1年生・4月 日本の高校に入学

※学年は日本の学年を基準にしています

2. 帰国子女が語る!【海外駐在中】の苦労は?

現地での苦労① 現地校への適応

私自身が海外駐在の中で最も苦労したことが、現地校生活です。

私は両親に強く勧められ半ば強制的に現地校に通うことになりましたが、特に始めの1年間ほど本当に苦しい時間でした。

渡米したのは小学6年生の頃でしたが、当時は挨拶ができる程度の英語力しかなく、右も左も分からない状態で未知の世界へと放り込まれました。授業の内容はもちろん、何が宿題になっているかも分からず、毎晩のように両親の助けを借りていました。

また何よりも辛かったのが、友達作りです。始めは英語が話せない上に元々内向的な性格のため、友達作りには本当に苦労しました。始めの1ヶ月ほどは、現地校にいる時間全てが苦痛でした。しかし、両親が私を現地校のクラスメイトが多く在籍する町のサッカーチームに入れてくれたことで、彼らと徐々に仲を深めることができ、最終的には家に呼んで遊ぶほどの仲になりました。このように、スポーツや音楽などの自分が好きな分野でコミュニティを広げていくと、ストレスなく友達作りができるのではないでしょうか。

 

EDUBALの現地校コースでは、現地校の補習1対1の個別指導で進められます。教師は皆帰国子女であり、現地校出身者も多く在籍しておりますので、お子様と同じ境遇にいた“先輩教師”とマッチングいただけます。

 

現地での苦労② 受験に向けた情報収集・志望校選び

受験に向けた情報収集

インターネットやSNSが普及している今日でも、多くの帰国子女が受験に向けた情報収集に苦労します。

海外在留邦人が多いアメリカや中国などでは日本人コミュニティも多く、親同士での受験に関する情報交換もできますが、そうではない国や地域では自分と同じ境遇の仲間を見つけることが難しく、情報もなかなか手に入りません。

受験に関する情報が手に入らず困っている…という方は、ぜひEDUBALで毎月無料配信しているメルマガの登録や母親目線で情報発信を行うインスタグラムのフォローをしていただき、帰国子女受験に関する情報収集にご活用ください。

 

志望校選び

上述したように、帰国子女は受験に関する情報収集にすら苦労しますが、少ない情報から自分が合う学校・行きたいと思える学校を選ぶのにはその何倍も苦労します。

そこで、帰国子女高校受験経験者の私がお伝えできるアドバイスとしては、一時帰国の際に様々な学校を訪れることです。

実際に学校を訪れることで、ネット上では分からない学校全体の雰囲気を感じ取ることができたり、対面でしか開催されない学校説明会に参加できたりと、その学校にお子様が通うイメージがしやすくなるでしょう。

夏休みや冬休みなどの長期休み学校見学・説明の機会を設けている学校は多いです。一時帰国の際に少しでも興味のある学校を見学してみることで、お子様の志望校選びが容易になるのではないでしょうか。

 

現地での苦労③ 日本の学習のフォロー

帰国後に受験や編入を考えている帰国子女は、海外駐在中に日本の学習にも触れておく必要があります。

現地の日本人学校に通う場合は日本の教育課程に沿った教育を受けられるため心配はいりませんが、そうでない場合は自力で日本の学習を進めなければならず、現地の学校の勉強との両立に苦労する学生は多く見られます。

私の場合は現地校以外に、毎週土曜日に開校される補習校に通っていました。そこでは日本の国語・数学・社会の3科目を学べ、日本の学習から完全に離れてしまう事態は避けられました。

補習校は週に1度の授業のため日本の教科書の範囲を網羅することはできませんが、最低限は日本の学習に触れておきたいという方にはおすすめです。

補習校が近くに無い」「個別指導の方が良い」という方は、ぜひEDUBALのスタンダードコースを活用して日本の学習のフォローを行ってください!

 

現地での苦労④ 受験に向けた英語学習

意外に思われる方も多いかもしれませんが、日本人学校や非英語圏の現地校に通う学生の多くが、海外駐在時の苦労として受験に向けた英語学習を挙げます。

英語圏の現地校やインターナショナルスクールではないのだから、英語の必要性は高くないのでは?と思われる方も多いと思います。

確かに、普段の生活ではその通りかもしれません。しかし、帰国子女受験の予定がある場合は異なります。

帰国子女として日本の学校を受験する場合、高い英語力が求められがちです。なぜならば、帰国子女受験では英語の問題が難しく作られているケースや、そもそも一定の英語力を証明する資格がないと受験できないケースが少なくないからです。

これらの理由から、英検取得に向けた勉強や入試での英語対策など、受験を見据えた英語学習に苦労する帰国子女は多く見られます。

 

英検対策をしたい方はこちら

3. 帰国子女が語る!【帰国後】の苦労は?

帰国後の苦労① 日本の学習のキャッチアップ

帰国子女が帰国後に苦労するポイントとして、日本の学習のキャッチアップが挙げられます。

特に、国語(漢字や古文)・理科・社会など、現地校やインターではあまり触れられない科目3科目受験時には使用しない科目に苦労する傾向が見られます。

実際に、現地校に通い受験でも3科目受験を選択した筆者は古文・理科・社会に苦手意識を持っていました。初めは高校での上記科目の定期テスト対策にかなり苦労しましたが、高校側の帰国子女へのフォローとして上記の3科目に関しては帰国子女専用の質問タイムが試験期間前に設けられていたため、何とか乗り越えることができました。

日本の学習にブランクがありキャッチアップできるか不安…という方は、入学後に帰国子女へどのようなフォローがあるか志望校選びの基準の1つにしてみることをおすすめします。

 

帰国後の苦労② 日本の文化・流行のインプット

これはいつ・どのくらい日本を離れていたかにもよりますが、日本国外で生活していると日本の文化を知らない・流行に取り残されてしまうといった問題が生じる可能性があります。

私自身の経験でいうと、日本の高校で入部した体育会系の部活動での上下関係に苦労しました。私は中学校3年間をアメリカで過ごしたため、日本では当たり前にある先輩・後輩の関係を持つのが初めてでした。私が所属していた部活動ではそこまで上下関係が厳しくなかったため、不自由だなぁと感じる程度でしたが、特に体育会系の部活動の強豪校などでは上下関係に苦労する帰国子女が多いと聞きます。

また帰国後の当時は、日本の流行についていけないことでも苦労した覚えがあります。私自身が当時あまり日本のファッションやドラマ、音楽などの話題にアンテナを張っていなかったことが原因かもしれませんが、流行に乗れていないなと痛感する場面が多々ありました。

 

帰国後の苦労③ 固定観念との闘い

帰国子女は英語が話せて当然?

多くの帰国子女を悩ませるものが、「帰国子女は英語がペラペラ」という固定観念です。

私はアメリカの現地校に通い英語が飛び交う環境にいたため、ある程度の英語力は身につけられましたが、それでも「英語話してみてよ!」「英語ペラペラで羨ましい」というノリや勝手な決めつけには良い思いをしませんでした。ましてやこれが日本人学校や非英語圏の現地校に通っていて英語を使う機会が全くない環境で育った学生の場合、彼らは上記のような固定観念にとても苦労するでしょう。

ただし、これは日本の学生たちが悪い訳ではありません。特に、帰国子女の受け入れが少なく一般生徒が帰国子女と接する機会が少ない学校では、彼らが帰国子女の定義を知らずに間違った固定観念を持ってしまってもおかしくありません。帰国子女についての間違った認識が皆に浸透してしまっていること自体が大きな問題ではないでしょうか。

しかし、この問題に真摯に向き合っている学校もあります。例えば私が高校受験の際に参加した集団面接では、「帰国子女は英語ができるという間違った認識をどう正していくか」というテーマについて、他の帰国子女の受験生たちと話し合いました。帰国子女の苦労や悩みを知っているからこそ、このようなディベートテーマが出題されたのだと思います。

 

筆者が印象に残った英語教師の言葉

私の高校の、ある英語教師がクラス全員に向けた言葉が印象的でした。

それは、「英語が話せるのは帰国子女だからじゃない。英語を話せるように努力したからだ。」という言葉でした。

当たり前のことを言っているように聞こえるかもしれませんが、当時の私にはとても刺さる言葉でした。

私の場合、アメリカにいた頃は毎日辛い思いをしながら英語を勉強していたため、英語が話せるようになった理由が「帰国子女だからで片付けられるのではなく、しっかりと当時の頑張りを認めてもらえた気がしてとても嬉しかった記憶があります。

このように、帰国子女に対する固定観念はまだまだ残っていますが、それを理解してくれる人も必ずいます。よって、無理に1人で抱え込まないことが大切です。

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    • インター・現地校コース
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    • インター・現地校コース
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    • 帰国子女高校受験コース
    • 中1~3
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