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経済的にもアカデミック的にも、アジア諸国の中で群を抜いて成長し続けているシンガポール。そんなシンガポールの国土が、東京23区ほどの広さしかないことを皆さんご存知ですか?
そしてそんなタイトな国土面積の中に、日本人小学校が2つもあることを知っている方はそう多くはないはず!
筆者自身も、在星中は3人の子供達をシンガポール日本人小学校に通わせていましたが、選択肢を与えられるとどちらが我が子に合っているのかと調べ始めるのはやはり親心。
・海外の日本人学校ってどんなものなのか。
・できれば現在通っている人からのリアルな情報が欲しい。
・チャンギ校とクレ校は何がどう違うの?
・ちょっとした噂を耳にするけど実際どうなのか。
などなど。
近々シンガポールへの赴任が決まっている。もしくはその可能性がある。という皆さんも同じような不安をお持ちではないでしょうか。
そこで今回は、シンガポールの東西にある日本人小学校チャンギ校とクレメンティ校の保護者(在籍中、卒業生含む)、それぞれ25名、合計50名にアンケート調査を行いました。
気になる回答を順にご紹介します!
この記事が、シンガポール渡航前の皆さんの一助となれば幸いです。
シンガポール在住歴14年、アメリカ国籍の主人と国際結婚。 3人を子育てしながら、通信制大学で心理学を専攻中。育児支援コミュニティKids Priority Cafe主宰。趣味は教育・海外生活について綴るnote執筆。好きな言葉は「始めれば始まる」。子どもたちの中高帰国子女受験を経験。
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シンガポールに初めて日本人の為の学校ができたのは、今を遡ること1912年。そこからさまざまな変革を経て、1976年4月に現在のクレメンティ校(*以下、クレ校)の前身である校舎が完成しました。1984年4月には小中学部の校舎を分離し、ウエストコーストに中学部校舎が新築・移転。
そして1995年4月に、小学部の児童数増加のため、チャンギ校舎が新築されました。
この沿革史からも分かるように、西のクレ校から始まり、東のチャンギ校は分校という立ち位置で造られたので、クレ校=老舗本校、チャンギ校=モダンな分校というイメージもあるようです。
確かに校舎や学校の施設などをみると、クレ校より、チャンギ校の方が広く新しい感じがします。
ちなみに、日本語の補習授業校は土曜日にクレ校で開講していて、チャンギ校では開講していません。そういった点でもルーツはクレ校という概念が今も受け継がれているのかもしれません。
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さて、ここからは両校の保護者の皆さんに質問した回答を、筆者の経験を踏まえてご紹介していきます。
どの回答も実の詰まった内容ばかり!
ぜひご自身に当てはめたり、どちらの校風がよりお子さんに合っているのか等を思い浮かべながらお読みください。
グラフから見て取れるように、その大半が学区に住んでいたからとの回答です。
ちなみに2024年11月現在で校区の境界線はTiong Baru(チョンバル)エリアでした。これからもその辺りが2校の分かれ目だと思われます。
他、回答の中にチャンギ校を選んだ理由は「中学受験を考えているため」「チャンギ学区の方が塾に近いため」と言うものがあり、クレ校を選んだ理由に「日本人中学校が近くにあるため」「主人の母校だったので」と言う回答がありました。
確かに数ある日系の塾のほとんどが、オーチャードと呼ばれるシンガポールで一番華やかな大通り周辺に集まっていますし、シンガポール日本人学校中学部はクレメンティ方面のクレ校の近くにあります。
小学校を卒業したあと、帰国中学受験を考えているか、そのままシンガポールの中学部に上がるかで、住むエリアを考える必要も出てくるようです。
次に学校を選ぶ際に何を参考にしたかを聞いてみると、上のグラフからも分かるようにご主人の会社の同僚/前任者からの情報、次にネット検索、口コミと続きます。これは駐在帯同が多いためだからだと思われます。
少数ながらも、実際に学校見学をされている方も数名いらっしゃるようで、皆さん何かしらのリサーチはされていたようです。
「校区のためにエリアを決めて引っ越された」と回答された方が34%。想像以上に多かったこの数字に筆者は驚きを隠せませんでした。
校区のためにエリアを決めて引っ越しするということは、慎重に下調べしていることが前提なので、約3分の1の方は仕事や通勤ではなく、子供の学校を基準にして住居を選ばれているということが分かります。
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次にそれぞれの学校の満足度とお勧めポイントをご紹介します!
どの回答からも海外にある日本人小学校という良さが感じられます。特に英語教育や異文化交流が盛んなのはグローバル教育を望まれる保護者にはかなり嬉しいポイントではないでしょうか。
グラフからも分かるように学校の満足度はどちらも高評価です。
そして『非常に満足』のトップ3の内容は両校共通していました。
①イマージョン教育が豊富(英語で授業を行うイマージョン水泳、イマージョン音楽があり英語の上達にも繋がる)
②習熟度別英語クラス、通年で水泳の授業がある。
③シンガポールの現地校や地元の方とのローカル交流がある。
※イマージョン教育とは母語と外国語の両方の語学力を伸ばすことを目的としたバイリンガル教育の一形態で、目標言語で教科を学ぶ教育方法です。
通年水泳授業があることについては「泳げなかったうちの子が泳げるようになったの!」と筆者も周りから度々聞いたことがありました。ちなみに我が子に水泳授業の話を聞くと、「ガチで泳がされるから授業のあとはクタクタ」だそうです。
常夏のシンガポール、ありとあらゆる場所にプールがあるため、水に慣れ、泳げるようになることはある意味命を守る必須項目でもあるかもしれません。
他にも「学校の施設が広い」「先生の質が高い」「子供が伸び伸びしている」という回答が両校にありました。
また、筆者が、これはシンガポールならでは!と思えた両校の回答が、
「転校生が大多数を占めるため、皆優しく受け入れてくれるところ」
「転入生を心良く受け入れてくれる」
「ほぼ皆が転校生なので馴染みやすい」
というものです。
約3〜4年の在星期間で日本に戻られる駐在家庭が多いので、転入生の受け入れに学校全体が慣れているんですね。筆者も一体何組の友達家族を見送ったことか…。
ちなみにチャンギ校のみの回答には「新しい」「プールが2つある」、クレ校には「自然が豊か」というものがありました。
満足度は両校ともに「非常に満足」が多く、「不満がある」はどちらもゼロでした。これには筆者自身も納得できますし、これから渡星する皆さんにもかなりの安心材料になるでしょう。
ダントツトップの回答は両校同じでイマージョン教育でした。
チャンギ校、クレ校ではイマージョン水泳、イマージョン音楽と、英語で水泳や音楽の授業をしています。
英語を学ぶのではなく、英語で学ぶイマージョン教育は、授業を受ける生徒達も、頭でなく体で英語を受け止めるのでスッと入りやすいのかもしれません。
続いても両校同じく習熟度別の英語の授業とあり、さすが海外の小学校というべく、英語力を培うのには抜群の環境です。
他にも「先生のモチベーションが高い」「ローカル交流が豊富」とほぼ同じ内容で続き、強いて両校の違いという点では、チャンギ校が「新しい校舎、広い、英語の授業が多い」というのに対し、クレ校は「自然豊か、南国を感じる、親も子も穏やか」という回答がありました。
こちらの回答の各校のトップ5は以下のように出ました。どちらも上位2位は同じくらいの人気ぶりです。
チャンギ校:
1位:音楽発表会
2位:運動会
3位:6年生修学旅行
4位:5年生シーキャンプ
5位:卒業式、謝恩会、2分の1成人式、校外学習
クレ校:
1位:クレっ子コンサート
2位:運動会
3位:水泳記録会
4位:修学旅行
5位:課外活動・校外学習
課外活動や校外学習では、中華系、マレー系、インド系など、シンガポールならではの多様な文化行事を体験したり、チャイナタウン、リトルインディア、アラブストリート等を、保護者がボランティアで付き添いながら探索する校外学習もあります。
他にも多民族・多宗教国家であるシンガポールの宗教関連の祝日前には、それぞれの国の民族衣装(旧正月であればチャイナ服、ディーパバリであればインド系の民族衣装、ハリラヤの時はマレー系の服)を着て登校する民族衣装デーがあります。
筆者も今振り返ると、その土地の文化を尊重し、多様性を身に付けられた素晴らしい経験をしていたと思います。
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さて、ここまではポジティブな面のみのご紹介でした。しかしながら、ネガティブな面も持ち合わせているのが世の常で…。
ここでは「両校の不満点」と、保護者としては是非とも知っておきたい「PTA」「入学前に知っておきたかった事」について聞いてみました。
アンケートの結果、両校に対する不満は一致していました!
それはまさに「給食にして欲しい」という点。
毎日でなくても週2回でもいい、給食という文化(配膳など)に触れて欲しい!という声が上がっています。
学校には「買い弁」と呼ばれる、契約したお弁当屋さんのお弁当を学校で買えるシステムはありますが、基本は親の手作り弁当です。
筆者も在星中は毎朝お弁当を3つ作っておりました。そのため日本に帰国後の、次女の通う小学校の給食の存在はかなり有り難く助かっています。これも日本を出たからこそ分かる有り難みの一つですね。
他には「PTAの簡素化」「放課後スポーツなどの活動の開拓」「文房具を校内で購入できるようにして欲しい」「バスにGPSを付けて欲しい」などがありました。
文房具に関しては筆者も同感で、漢字ノートや5mm方眼など、日本人学校ならではのノートや文房具は、ドンキや伊勢丹、紀伊國屋書店などで購入できますが、遠方から時間をかけてわざわざ買いに行かなければならないご家庭もあったので、校内に購買部があったら便利だと感じていました。
また、裁縫セット、習字セット、ピアニカなどは紀伊國屋書店のみで販売されており、かつ日本に比べて値段が高いので、これからシンガポールへ赴任される方は、前持って購入される、もしくはアマゾンや楽天などの通販を利用されることをお勧めします。
PTA活動の大変さについては、両校で大きな違いが見られました。
クレ校に対して、チャンギ校の方が「大変だった」という回答が多く寄せられています。
恐らく保護者の皆さんの、一番の懸念材料ではないかと思われるPTAの比重の具合。その回答は以下のように出ています。
チャンギ校の「大変だった」「割と大変だった」が半数以上を占めるなか、クレ校は「大変だった」が3回答しかなく、「割と大変だった」と「普通」がほとんどを占めていました。
また、チャンギ校にはなかった「特に大変ではなかった」がクレ校には2回答あることから、PTA活動についてはチャンギ校の方が大変なようです。
チャンギ校、クレ校ともにスクールバスに関しての回答が多く、
「コンドミニアム前にスクールバスが停まるかどうか」「登下校のバスの乗降時間帯とルートを前もって知っているとよかった」という声がほとんどでした。
筆者も在星中は、スクールバスが目の前に止まるコンドミニアムに住んでいたので助かっていましたが、なかには隣のコンドミニアムまで行かないとスクールバスに乗れなかったり、高学年になっても保護者のお出迎えは必至というルールがあるバスストップもありました。この辺りも前もって知っておきたい情報ですね。
他、チャンギ校の回答の中には、
・選択肢がなかったので仕方ないが、あとからクレメンティは保護者の雰囲気が緩いと知ってびっくりした。
・PTA活動における親の負担が、日本のPTA活動以上に大変だった。
とあり、クレ校はというと、
・チャンギ校とクレメンティ校の行事が異なる事を知らなかったので、知っていたら子どもが喜ぶような行事がたくさんある学校に。と思ったかもしれないです。
・クレメンティ校とチャンギ校の違いや日本の学校と違う点
とありました。
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ここでは先生の印象やそれぞれの学校の雰囲気を聞いてみました。
施設やカリキュラムがどんなに充実していても、直接教えてくれる先生のモチベーションが伴わないとあまり意味を持ちません。それだけ先生の影響は大きく子供の成績に響きます。その点からもどんな学校でどんな先生から教えてもらうのかは知っておきたい情報です。
チャンギ校、クレ校、どちらも同じくらい先生の印象は良いもので、
「熱心でモチベーションの高い先生が多い」「手厚い」「保護者への連絡がこまめ」「真摯に向き合ってくれる」という回答が半数以上を占めていました。その一方、「熱心さに差がある」「先生によって当たり外れがある」「良い先生に当たった年は楽しかった」「日本とそこまで変わりない」という回答もありました。
他には「先生もシンガポール生活を楽しんでいらっしゃる」
「全国からいらしているので方言で授業されていたり、行ったことのない地域の話が聞けて面白い」「転入生へのフォローがしっかりしている」とありました。
筆者が印象的だった回答が2つずつあります。
チャンギ校:
・前向きに働いている先生ばかりだった。日本の公立小と比べると、低学年から専科の授業が多いからか、先生方に余裕があるように見えた。
・新しいことにチャレンジをする先生たちが多い印象。
クレ校:
・行事毎の仮装や装飾準備など生徒と一緒に先生たちも楽しんでいるように見えた。
・自ら海外で働くことを選んだ熱い先生たちが多く、先生方のやる気が素晴らしかった。ずっとみてもらいたかったくらいです。
先生自身に余裕があり、自分自身のライフも楽しまれていることが、余裕とモチベーションを生み、それが自然と授業や生徒とのコミュニケーションに繋がっているのだと感じます。
これまでの回答はチャンギ校・クレ校ともに似通っていましたが、学校の雰囲気についてはそれぞれのカラーが出る回答となりました。
まずチャンギ校は「広い」「開放的」「明るい」「校舎が綺麗」と並んだのに対し、クレ校は「のんびり」「おおらか」「のびのび」「南国らしい開放感」とありました。
また、チャンギ校で目を惹いた回答は、
・勉強が出来る子供が多い。
・低学年はのびのびしていると感じましたが、高学年になると、中学受験組とそうでない子どもたちのストレスレベルに大きな開きがあると感じます。
クレ校はというと、
・開放的で転出入が頻繁なので転入生を温かく迎え入れる風土があり、初日から沢山の友達に囲まれお世話していただけた。
・施設は豪華ではないが南国らしい開放感があります。
・歴史を感じる校風
・転入生に対してとても賑やかでフレンドリーに迎えてくれる学校だと思います。高学年でも4、5クラスあるので生徒数も適度に多く、赴任で海外を渡り歩いている子や、シンガポール育ち、国籍ミックスの子もいて、日本の小学校とは違う考え方をもつ友だちとたくさん知り合うことができます。
この回答結果からは、どちらかというとチャンギ校の方が中学受験を見据えた生徒が多く、勉強により熱心なイメージが受け取れ、クレ校は全体的にのんびり穏やかなイメージが浮かびます。
これも冒頭での「チャンギ校区の方が日系塾に通いやすい」というメリットからきた結果と言えるかもしれません。
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チャンギ校:
■とても素晴らしい学校です。保護者が任意で参加するボランティアや参観も多く、親子共に学生生活を楽しめます。クラスには色々な県からやってきている子やシンガポールで育った子、ミックスの子も多く、日本では出会えないお友達に出会えます。学習レベルが高く、本帰国した後も日本の生活にすぐに馴染めると思います。一方、日本の公立校にはない授業も多く、ローカル校との交流や現地での遠足を通じ海外生活も堪能できると思います。
■不安もあると思いますが、楽しい学校生活が送れると思います。大体は、公立小学校と持ち物も変わらないですから、過剰な心配はされなくて大丈夫かなと思います。
■中学受験する子も一定数いるので教育水準は高く、高学年は特に熱心な親御さんも多いです。子供がマイペースだったらそのペースを守れるように少し気を付けた方が良いかもしれません。
■日本人小学校は、日本の公立小とは全く別の学校です。習熟度別の英語クラスも低学年からあるので、無理なく英語を学ばせたい方にも最適です。日本語を維持する上で最適な学校だと思います。
■子ども達は楽しく素晴らしい学校だったと日本に帰ってきてからも言っています。PTAもどんどん変化しているので安心してください。
■先生やクラスなどは選べないですが、スクールバスを利用する場合、毎日朝晩の送り迎えが必要なので停車場所がコンドから近いかどうかは大事だと思います。
■先生たちは子供たちのために日々授業のブラッシュアップに励んでいます。質の高い教育を受けることができていると思います。宿題もきっちり見てくれて、やってこない子供に対して諦めずしっかりと指導しています。なので、安心して子供を学校に通わせることができると思っています。
■現在子どもたちはインターナショナルスクールに通っていますが、親も子も、色々な意味で負担やストレスは、日本人学校に比べると少ないと感じます。日本人学校は、規則が厳しく「やってはいけないこと」や「やらなくてはいけないこと」が多いので、親も子もストレスを感じることが多いと感じました。日本特有の規律正しさも大切だとは思いますが、もう少しフレキシブルに対応できるところは規則等を緩くして、雰囲気が良くなれば良いなと思います。
■転入・転出が多いため、生徒の皆さんは、出会いを大切に、困っている人がいれば生徒同士で積極的に助け合っている印象でした。保護者の方も素敵な方ばかりでしたし、生徒の皆さんも素直で優しくて、楽しい学校生活を過ごす事が出来ました。駐在の方だけでなく、現地が長い方もたくさんいらっしゃるので、わからないことがあれば、何でも聞いてみると良いと思います。シンガポールでの学校生活が楽しいものになりますように!!
■日本人中学校へそのまま進学する可能性があるなら、中学校のバスポイントを必ず確認したほうがいい。小学校とは違う。エリアによっては全くないところもある。また、新設の要望を出しても簡単には通らない。
クレ校:
■不安の多い海外生活ですが、安心して学校生活を送れる場です。英語も英語科、水泳、在校している現地スタッフとのやりとり等、無理のない範囲で吸収できる環境が揃っています。
■基本的に保護者の意識レベルも高く、賢い子が多い。そんな中で家庭の教育方針、帰国後の日本での進路等をきちんと明確にしておかないと流されてしまうかと思います。
■イベントがある時は、グラブタクシーで学校前は混雑します。バス停は一つ手前から乗ると座れます。学用品の販売も新学期ごろ?にあったと思います。入学式や、卒業式もかなりカジュアルな服装で大丈夫だったので楽でした。
■シンガポールでも学校で使用する物は買えるが高いので、日本で買ってくることをおすすめします。レインコートは高学年でも必須です。
■入学から卒業までお世話になりましたが、お世話になった先生方は年代も様々、個性も様々でしたが、どの先生もみな志しが高く、愛情たっぷり接して下さいました。帰国後も先生と連絡を取り合うほどです。
入れ代わりの激しい環境なので、仲良くなった友達が帰国やスライドする度に最初の頃は寂しい思いをしましたが、卒業する頃には世界中に仲良しの友達がいる!というグローバルな視点に子どもの考え方が変わっていました。親子共にかけがえのない友達にたくさん出会うことができました。
クレメンティ小学校で過ごした日々は宝物の時間でした!
■はじめはみんな不安や心配ばかりで入学しますが、自分が困った分、親切にいろいろ教えて下さって、すぐに親子共々お友達ができます。先生方も優しくやる気のある元気な先生ばかりで、娘は今でもクレ校が一番良かったと言ってます。英会話はレベル別少人数に分かれて、手厚い授業でした。副教科は英語での授業だったので、自然と英語を学べる環境でとても良かったです。
■インターに通う子達に比べたら英語力は足りないかもしれませんが、かなりレベルは高いと思いますし、うちの子はクレメンティのおかげで、英語が上達しています!
■日本人学校には日本全国、いろんな海外から集まってきた生徒で構成されているので、子どもの世界が広がります。我が子はとても刺激を受けたようで、日本にいた時より外交的になり、良い経験となりました。
■シンガポールを感じながら、日本の教育も受けられ、素晴らしい学校です。先生方も友達も皆やる気に満ちていて、この時期にシンガポールで生活ができる事は素敵なことだと思います。
■姉妹で通わせました。それぞれ在籍期間は違い、インター校へ転出しましたが、短い期間しか在籍しなかった姉(1学期間のみ)は本帰国後もクレ小の友達と会ったり、日本の大学で再会したりしています。短い期間でも友情を築くことができ、素晴らしい仲間に出会えた宝物のような時間でした。
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以上、シンガポールにある2つの日本人小学校、チャンギ校とクレメンティ校の実態調査をお伝えしました!
多少の違いはあるものの、どちらの学校も海外にある日本人学校の良さを引き出した素晴らしい施設とカリキュラムで、どちらの学校の保護者さんも満足してお子さんを通わせています。
筆者自身も2024年3月までの約10年間、長女、長男、次女の3人をシンガポールの日本人学校に通わせていました。
どの国のどんな学校にも一長一短はつきものです。
お子さんの学校生活が滞在中の海外生活を大きく左右すると言っても過言ではありません。
せっかくの海外生活をより楽しめるように、これからお子さんが通う予定の学校の下準備を、ぜひ時間をとってご家族で話し合ってみてください。
皆さんのシンガポール生活が、充実した実りあるものとなるよう、心より願っております。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
一緒に問題に取り組みながら、子供に寄り添った授業をしていただいています。
分かりやすい授業はもちろんのこと、保護者とも密にコミュニケーションを取ってくれます。
息子はアメリカに移住してすぐ公立中学に馴染めず辛い思いをしてきました。先生にも同じ経験があるため、彼の心情をよく理解していただきました。学習指導も素晴らしくMAPテストでは上位20%に入る事ができました。また先生のメール対応などはプロ意識の高いとても丁寧なものでした。母子ともに途方に暮れていた私たちに希望の光をともしていただきました。本当に感謝しています。
毎度毎度授業が楽しみです。モチベーションが下がる時も元気をいただいております。
主に英検の指導をしていただきましたが、まんべんなく出題範囲に触れ、かつ計画的に本番まで持っていっていただきました。 短い間でしたが、ご指導ありがとうございました!無事に英検一次をクリア致しました。本人も大変喜んでおり、今後も英語を勉強していく上でのモチベーションとなりました。